Japanese - Citrix Blogs https://www.citrix.com/blogs Official Citrix Blogs Wed, 15 May 2024 13:55:31 +0000 en-US hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.5 Citrix DaaSにてHybrid Azure AD Joinを検討する https://www.citrix.com/blogs/2023/03/09/hybrid-azure-ad-citrix-daas-jp/ Thu, 09 Mar 2023 22:00:45 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174259298 ブログにアクセスいただきありがとうございます。Citrixコンサルタントの二宮です。

現在多くの組織では、SaaS等のインターネット上のあらゆるサービスを利用されているかと思います。インターネット上のサービスを利用するため、ユーザーはサービスにさえアクセスできてしまえばネットワークやデバイスに依存することなく、認証が可能になります。そのため、情報漏洩等のセキュリティ観点から組織は認めたデバイスのみで認証させることが必要になるかと思います。本ブログでは従来のAD参加に加えAzure ADへ参加することで、組織が承認したデバイスからのみアクセスさせることができる「Hybrid Azure AD JoinをCitrix DaaSと検討する」をテーマにご紹介します。

Hybrid Azure AD Joinとは、仮想デスクトップ(VDI)をMicrosoftが提供しているAzure Active Directory(以下Azure AD)とActive Directory(以下AD)両方にドメイン参加する方式です。従来のAD参加だけでなく、Azure ADに参加させる要件として最も多いのはSaaSなどでAzure AD認証を利用する際に、ADに参加してるデバイスを所属の変更をせずに利用させたい場合です。例えば、AD参加のデバイスは、Azure AD認証する際にMulti Factor Authentication(MFA)の認証条件にHybrid Azure AD Joinを構成することで、ADおよびAzure ADに参加しているデバイスからのSaaSアクセスを許可することが可能です。

ここからは、Citrix DaaSにてHybrid Azure AD Joinを構成する際の考慮事項をご紹介したいと思います。

Hybrid Azure AD Joinを構成するためには、ADとAzure ADを同期させるために必要なAzure AD Connectが構成されていることが前提です。Azure AD ConnectとはADとAzure …

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ブログにアクセスいただきありがとうございます。Citrixコンサルタントの二宮です。

現在多くの組織では、SaaS等のインターネット上のあらゆるサービスを利用されているかと思います。インターネット上のサービスを利用するため、ユーザーはサービスにさえアクセスできてしまえばネットワークやデバイスに依存することなく、認証が可能になります。そのため、情報漏洩等のセキュリティ観点から組織は認めたデバイスのみで認証させることが必要になるかと思います。本ブログでは従来のAD参加に加えAzure ADへ参加することで、組織が承認したデバイスからのみアクセスさせることができる「Hybrid Azure AD JoinをCitrix DaaSと検討する」をテーマにご紹介します。

Hybrid Azure AD Joinとは、仮想デスクトップ(VDI)をMicrosoftが提供しているAzure Active Directory(以下Azure AD)とActive Directory(以下AD)両方にドメイン参加する方式です。従来のAD参加だけでなく、Azure ADに参加させる要件として最も多いのはSaaSなどでAzure AD認証を利用する際に、ADに参加してるデバイスを所属の変更をせずに利用させたい場合です。例えば、AD参加のデバイスは、Azure AD認証する際にMulti Factor Authentication(MFA)の認証条件にHybrid Azure AD Joinを構成することで、ADおよびAzure ADに参加しているデバイスからのSaaSアクセスを許可することが可能です。

ここからは、Citrix DaaSにてHybrid Azure AD Joinを構成する際の考慮事項をご紹介したいと思います。

Hybrid Azure AD Joinを構成するためには、ADとAzure ADを同期させるために必要なAzure AD Connectが構成されていることが前提です。Azure AD ConnectとはADとAzure …

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AWS環境でのNetScalerを考える https://www.citrix.com/blogs/2022/10/11/netscaler-aws-environment-jp/ Tue, 11 Oct 2022 12:00:05 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174258326 システムの耐障害性を検討する上でネットワーク機器の高可用性は必要不可欠です。このブログでは、AWS環境におけるNetScalerの冗長性を考えます。

始めにオンプレミス環境のNetScalerでは、2台のNetScalerでプライマリ/セカンダリの関係を確立するHigh Availability(以降HA)と、複数台のNetScalerをグルーピングしてトラフィックを捌くCluster、この2つの機能を使用することができます。シンプルにプライマリ/セカンダリで動くHAの方が馴染みあるかと思います。AWS環境においては、NetScalerのClusterがサポートされていません。また、HAも一部制約があり、オンプレミス環境同様に構成することができません。本稿では、AWS環境上でNetScalerの冗長構成を取るにはどのように構成したら良いか説明します。

NetScalerのHAは仮想IPアドレスをプライマリ/セカンダリで共有し、HAフェイルオーバーが発生した際にはGARPを使用することが一般的で、IPとMACアドレスのバインディングの更新を他のネットワークデバイスに通知します。

しかしながらここでまた制限があります。AWS環境ではGARPがサポートされていません。(AWS環境でNetScalerをご利用いただく際の制限はこちらです)

したがって、AWS環境でのNetScalerのHAの考え方はオンプレミス環境での動作の考え方/必要要件とは異なります。AWS環境の機能をうまく利用した別のARPテーブルの更新手段が必要です。

では、HAフェイルオーバー発生時にAWS環境でどのような処理が必要か下図をベースに説明していきます。
例としてAWS環境に構築されたCitrix Virtual Apps and Desktopsへの入り口として、NetScaler(Gateway)が動いています。オンプレミス環境のユーザーからのアクセスがTransit Gatewayを通過しAWSのVPCに到達、NetScaler#1がトラフィックを処理していて、HA切り替わりが発生する前の状態です。

Figure 1

次に、HAフェイルオーバーが発生します。

Figure 2

①NetScaler HAフェイルオーバーが発生

②NetScalerが以下のFQDNをDNSサーバーに名前解決

・ec2.ap-northeast-1.amazonaws.com(東京リージョンの場合)

・iam.amazonaws.com

③NetScalerに付与されたIAM権限をもってNetScalerがAWSコンソール(EC2、IAM)にアクセス

④NetScaler#1を指していた該当のルートをNetScalerが書き換える

Before: 宛先 <VIP address> Nexthop <NetScaler#1のENI ID>…

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システムの耐障害性を検討する上でネットワーク機器の高可用性は必要不可欠です。このブログでは、AWS環境におけるNetScalerの冗長性を考えます。

始めにオンプレミス環境のNetScalerでは、2台のNetScalerでプライマリ/セカンダリの関係を確立するHigh Availability(以降HA)と、複数台のNetScalerをグルーピングしてトラフィックを捌くCluster、この2つの機能を使用することができます。シンプルにプライマリ/セカンダリで動くHAの方が馴染みあるかと思います。AWS環境においては、NetScalerのClusterがサポートされていません。また、HAも一部制約があり、オンプレミス環境同様に構成することができません。本稿では、AWS環境上でNetScalerの冗長構成を取るにはどのように構成したら良いか説明します。

NetScalerのHAは仮想IPアドレスをプライマリ/セカンダリで共有し、HAフェイルオーバーが発生した際にはGARPを使用することが一般的で、IPとMACアドレスのバインディングの更新を他のネットワークデバイスに通知します。

しかしながらここでまた制限があります。AWS環境ではGARPがサポートされていません。(AWS環境でNetScalerをご利用いただく際の制限はこちらです)

したがって、AWS環境でのNetScalerのHAの考え方はオンプレミス環境での動作の考え方/必要要件とは異なります。AWS環境の機能をうまく利用した別のARPテーブルの更新手段が必要です。

では、HAフェイルオーバー発生時にAWS環境でどのような処理が必要か下図をベースに説明していきます。
例としてAWS環境に構築されたCitrix Virtual Apps and Desktopsへの入り口として、NetScaler(Gateway)が動いています。オンプレミス環境のユーザーからのアクセスがTransit Gatewayを通過しAWSのVPCに到達、NetScaler#1がトラフィックを処理していて、HA切り替わりが発生する前の状態です。

Figure 1

次に、HAフェイルオーバーが発生します。

Figure 2

①NetScaler HAフェイルオーバーが発生

②NetScalerが以下のFQDNをDNSサーバーに名前解決

・ec2.ap-northeast-1.amazonaws.com(東京リージョンの場合)

・iam.amazonaws.com

③NetScalerに付与されたIAM権限をもってNetScalerがAWSコンソール(EC2、IAM)にアクセス

④NetScaler#1を指していた該当のルートをNetScalerが書き換える

Before: 宛先 <VIP address> Nexthop <NetScaler#1のENI ID>…

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XenApp and XenDesktopまたはCitrix Virtual Apps and Desktopsのアップグレード・移行における考慮事項 https://www.citrix.com/blogs/2022/08/30/upgrade-migration-considerations-jp/ Tue, 30 Aug 2022 05:00:23 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174257892 現在多くのお客様に仮想アプリケーション/仮想デスクトップをご利用いただいており、その環境はオンプレミス (XenApp and XenDesktopやCitrix Virtual Apps and Desktops(以下CVAD))、クラウドサービス(以下 Citrix DaaS)のどちらかで構成されているかと思います。

このうちCitrix Virtual Apps and Desktopsについては、LTSR(長期サービスリリース)の最新版となる2203 LTSRが今年3月にリリースされ、この製品は2027年3月までサポートされます。また、今月15日(2022/8/15)には弊社XenApp and XenDesktop 7.15LTSRがEOL(製品終了)と大きな節目を迎えています。

本ブログではこれらの節目にあたりCitrix Virtual Apps and Desktops製品のアップグレード・移行を実施する際に必要となる考慮事項を以下の流れでまとめています

1.目的の明確化

2.移行先の選択(オンプレかクラウドか)

3.オンプレミス環境でのアップグレード方式との考慮点(2つの方式の違い)

4.追加要件の検討(移行のタイミングで実現したいこと)


  1. 目的の明確化

まずは、アップグレード・移行の目的を明確にすることが重要です。ほとんどの場合、製品のライフサイクルに合わせてサポータブルな状態を維持することに主眼を置くケースが多いと思います。

  • 弊社製品だけでなく、利用されているハードウェアのサポート終了時期が明確になった
  • 仮想リソースとして提供しているアプリケーション/サービスやOSのサポート終了時期が近くなった

これに加えてアップグレード・移行のタイミングで同時に実現したいことを整理/要件化することは非常に大事なことですし、絶好の機会となります。

この段階でアップグレード、要件追加などをまとめた目的を明確にしておかないと、将来のIT投資計画がずれてしまう恐れがあります。そのため、計画を明確にし、予算枠の確保/承認を取り付ける、そして会社を動かす目的でお客様社内の関係者みなさまのコンセンサスをとるためにも、このプロセスは非常に重要です。

2.移行先の選択

Citrix製品を引き続きご利用いただく場合、一言「移行先」と言っても大きく2通りあります。

  • クラウド構成

コントロールプレーンとしてCitrix DaaSを使用します。下図は構成例としてCitrix CloudのGateway …

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現在多くのお客様に仮想アプリケーション/仮想デスクトップをご利用いただいており、その環境はオンプレミス (XenApp and XenDesktopやCitrix Virtual Apps and Desktops(以下CVAD))、クラウドサービス(以下 Citrix DaaS)のどちらかで構成されているかと思います。

このうちCitrix Virtual Apps and Desktopsについては、LTSR(長期サービスリリース)の最新版となる2203 LTSRが今年3月にリリースされ、この製品は2027年3月までサポートされます。また、今月15日(2022/8/15)には弊社XenApp and XenDesktop 7.15LTSRがEOL(製品終了)と大きな節目を迎えています。

本ブログではこれらの節目にあたりCitrix Virtual Apps and Desktops製品のアップグレード・移行を実施する際に必要となる考慮事項を以下の流れでまとめています

1.目的の明確化

2.移行先の選択(オンプレかクラウドか)

3.オンプレミス環境でのアップグレード方式との考慮点(2つの方式の違い)

4.追加要件の検討(移行のタイミングで実現したいこと)


  1. 目的の明確化

まずは、アップグレード・移行の目的を明確にすることが重要です。ほとんどの場合、製品のライフサイクルに合わせてサポータブルな状態を維持することに主眼を置くケースが多いと思います。

  • 弊社製品だけでなく、利用されているハードウェアのサポート終了時期が明確になった
  • 仮想リソースとして提供しているアプリケーション/サービスやOSのサポート終了時期が近くなった

これに加えてアップグレード・移行のタイミングで同時に実現したいことを整理/要件化することは非常に大事なことですし、絶好の機会となります。

この段階でアップグレード、要件追加などをまとめた目的を明確にしておかないと、将来のIT投資計画がずれてしまう恐れがあります。そのため、計画を明確にし、予算枠の確保/承認を取り付ける、そして会社を動かす目的でお客様社内の関係者みなさまのコンセンサスをとるためにも、このプロセスは非常に重要です。

2.移行先の選択

Citrix製品を引き続きご利用いただく場合、一言「移行先」と言っても大きく2通りあります。

  • クラウド構成

コントロールプレーンとしてCitrix DaaSを使用します。下図は構成例としてCitrix CloudのGateway …

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Citrix、Microsoft Partner of the Year Awardのファイナリストに選出 https://www.citrix.com/blogs/2022/07/06/citrix-finalist-microsoft-partner-of-the-year-award-jp/ Wed, 06 Jul 2022 12:00:44 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174257496 Citrixは先日、開催されたMicrosoft InspireにてMicrosoft Partner of the Year Awardの2部門でファイナリスト(最終選考企業)に選出いただきました。

「Microsoft Partner of the Year Awards」は、Microsoft製品を基盤とした優れたアプリケーション、サービス、デバイスを開発および提供したMicrosoft社のパートナーを表彰するもので、今年は126の国/地域より3,900を超える応募の中から、カテゴリーごとに受賞者が選出されました。

Citrixは、DaaSソリューションによるAzureの利用促進における世界的リーダーであり、Azure Marketplaceプラットフォーム上のビジョナリーかつイノベーターとして、Windows 365との新たな統合を実現するサービスを拡大しており、これまで以上にMicrosoftの最も強力で信頼の置けるパートナーの1社として取り組んでいます。

Citrix DaaSは世界中のあらゆる規模の企業にとって、IT運用のモダナイズ、Microsoft Azureを使用したセキュアなハイブリッドワークの実現、柔軟な労働環境に対応するソリューションの容易な導入を実現します。Microsoftは、お客様のMicrosoft AzureやMicrosoft 365への効果的な移行を支援するCitrixに対し、これまで以上に期待を寄せています。

こうした理由からMicrosoftは、Microsoft Partner of the Year Awardにおいて、Global ISV Business ExcellenceとCommercial Marketplace Partner of the Yearの2部門でCitrixをファイナリストに選出しました。

Global ISV …

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Citrixは先日、開催されたMicrosoft InspireにてMicrosoft Partner of the Year Awardの2部門でファイナリスト(最終選考企業)に選出いただきました。

「Microsoft Partner of the Year Awards」は、Microsoft製品を基盤とした優れたアプリケーション、サービス、デバイスを開発および提供したMicrosoft社のパートナーを表彰するもので、今年は126の国/地域より3,900を超える応募の中から、カテゴリーごとに受賞者が選出されました。

Citrixは、DaaSソリューションによるAzureの利用促進における世界的リーダーであり、Azure Marketplaceプラットフォーム上のビジョナリーかつイノベーターとして、Windows 365との新たな統合を実現するサービスを拡大しており、これまで以上にMicrosoftの最も強力で信頼の置けるパートナーの1社として取り組んでいます。

Citrix DaaSは世界中のあらゆる規模の企業にとって、IT運用のモダナイズ、Microsoft Azureを使用したセキュアなハイブリッドワークの実現、柔軟な労働環境に対応するソリューションの容易な導入を実現します。Microsoftは、お客様のMicrosoft AzureやMicrosoft 365への効果的な移行を支援するCitrixに対し、これまで以上に期待を寄せています。

こうした理由からMicrosoftは、Microsoft Partner of the Year Awardにおいて、Global ISV Business ExcellenceとCommercial Marketplace Partner of the Yearの2部門でCitrixをファイナリストに選出しました。

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Citrix Secure Private Access  アダプティブ認証をご紹介します https://www.citrix.com/blogs/2022/06/16/citrix-secure-private-access-adaptive-authentication-jp/ Thu, 16 Jun 2022 10:00:33 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174257320 この 2 年間で人々の働き方が変化し、オフィスに戻る人も増えていますが、リモート、ハイブリッド、モバイルでの働き方は今後も積極的に続けられるでしょう。そして、このような様々な働き方を行うことにより、場所とデバイスが複雑に絡み合った状況が生まれ、IT部門はどこからでも、どのデバイスからでも、常に業務のデータにアクセスし、業務が可能な状態を維持することが強く求められるようになりました。

同時に、セキュリティ担当者は、会社にとって最も重要な業務データをサイバー犯罪者から保護する必要があります。さらに企業の合併や買収、年間を通して入・退職する従業員も考慮すると、セキュリティ、特に個人の識別とアクセス管理を徹底するのは膨大な作業になりかねません。

その一助として、CitrixCloudのWorkspaceサービスに対して高度な個人・個体識別とアクセス管理を一貫して行えるアダプティブ認証機能を2022年6月1日より提供を開始いたしました。アダプティブ認証はCitrix Secure Private Accessサービスに付属する機能となります。

下記の画面はCitrixCloud管理コンソールの「IDおよびアクセス管理」の設定画面ですが、その最下段にある「アダプティブ認証」が今回新たに追加した機能となります。

アダプティブ認証が実現するもの

アダプティブ認証は、Citrix DaaS(仮想デスクトップ・仮想アプリケーション)およびCitrix Secure Private Access(社内Webや外部のSaaSアプリケーション、さらに仮想化しない物理PC上のアプリケーション)を活用するアプリケーションに対して、ゼロトラストの個人・個体識別と各アプリケーションへのアクセスポリシーを一貫して管理できるようにするものです。

現在、多くのお客様でオンプレミス環境のActive DirectoryやOkta、RADIUS(Symantec VIP、RSA など)、デバイス証明書、さらにCitrix ADCを用いたOTP、SMS認証やSAML認証など、様々な認証ソリューションを組み合わせた強固な認証機能を利用されておられますが、このようなお客様のクラウド移行実現に対し非常に重要な機能となります。アダプティブ認証は、従来ADCで提供してきた様々な認証方式をすべてCitrixCloudのWorkspaceプラットフォームに統合しCitrixCloudのサービスとして提供します。そのため、お客様の導入作業や運用の負担を最小限にし、スムーズなクラウドへの移行を可能とします。

企業の合併や買収、また複数のIdPを利用している場合など、アダプティブ認証は様々な認証フローの管理負担を軽減し、利用者に対しても安全にご利用いただくための労力を大きく削減することができます。AD、AzureAD、Okta、SAML 2.0やOAuthベースの連携認証など、様々なIdPが利用でき、さらに複数の認証を利用することもできます。詳しくは、以下の動画をご覧ください。

また、アダプティブ認証は条件付き認証にも対応しており、接続元デバイスの状態や場所などに応じて、適切な認証方法に切り替えることができます。例えば、外出先では多要素認証、オフィス内ではIDとパスワードだけの認証とするといった自動切換えが可能です。

さらに、アダプティブ認証の重要なアクセス制御機能として、Citrix DaaS と Citrix Secure Private Access それぞれのアプリケーションへのアダプティブアクセス機能があります。これまでオンプレ環境のCitrix ADCとCitrix DaaS向けに提供してきたSmartAccess機能を強化し、特定の利用者が、特定のデバイス、場所、時間帯などの条件で、どの物理・仮想アプリケーションを利用できるのか、仮想デスクトップを利用できるのか、また利用を許容するが強いセキュリティ制限を付与するなどを自動制御します。例えば、会社所有ではないデバイスで認証に来た場合は、重要データを扱うアプリケーションの利用は禁止、その他アプリは透かしを挿入し操作を録画することができます。アダプティブ認証のデバイスポスチャーチェック(旧エンドポイント分析機能)は、会社端末とBYOデバイスを検出し、ファイアウォールが有効か、Updateが行われているか、ウィルス対策ソフトの各種スキャンはどうなっているかなど、様々なコンプライアンスチェックを行うことができます。

以下の画面は、デバイスの種類に応じて利用者に提供するアプリケーションが制限される様子を示します。

また、アダプティブ認証は、クリップボード、物理PC上のプリンタ、透かし、物理PCへのファイル転送といった物理・仮想PC間のデータの制御ができます。

アダプティブ認証の試用

アダプティブ認証は、Citrix DaaS Premium、Citrix DaaS …

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この 2 年間で人々の働き方が変化し、オフィスに戻る人も増えていますが、リモート、ハイブリッド、モバイルでの働き方は今後も積極的に続けられるでしょう。そして、このような様々な働き方を行うことにより、場所とデバイスが複雑に絡み合った状況が生まれ、IT部門はどこからでも、どのデバイスからでも、常に業務のデータにアクセスし、業務が可能な状態を維持することが強く求められるようになりました。

同時に、セキュリティ担当者は、会社にとって最も重要な業務データをサイバー犯罪者から保護する必要があります。さらに企業の合併や買収、年間を通して入・退職する従業員も考慮すると、セキュリティ、特に個人の識別とアクセス管理を徹底するのは膨大な作業になりかねません。

その一助として、CitrixCloudのWorkspaceサービスに対して高度な個人・個体識別とアクセス管理を一貫して行えるアダプティブ認証機能を2022年6月1日より提供を開始いたしました。アダプティブ認証はCitrix Secure Private Accessサービスに付属する機能となります。

下記の画面はCitrixCloud管理コンソールの「IDおよびアクセス管理」の設定画面ですが、その最下段にある「アダプティブ認証」が今回新たに追加した機能となります。

アダプティブ認証が実現するもの

アダプティブ認証は、Citrix DaaS(仮想デスクトップ・仮想アプリケーション)およびCitrix Secure Private Access(社内Webや外部のSaaSアプリケーション、さらに仮想化しない物理PC上のアプリケーション)を活用するアプリケーションに対して、ゼロトラストの個人・個体識別と各アプリケーションへのアクセスポリシーを一貫して管理できるようにするものです。

現在、多くのお客様でオンプレミス環境のActive DirectoryやOkta、RADIUS(Symantec VIP、RSA など)、デバイス証明書、さらにCitrix ADCを用いたOTP、SMS認証やSAML認証など、様々な認証ソリューションを組み合わせた強固な認証機能を利用されておられますが、このようなお客様のクラウド移行実現に対し非常に重要な機能となります。アダプティブ認証は、従来ADCで提供してきた様々な認証方式をすべてCitrixCloudのWorkspaceプラットフォームに統合しCitrixCloudのサービスとして提供します。そのため、お客様の導入作業や運用の負担を最小限にし、スムーズなクラウドへの移行を可能とします。

企業の合併や買収、また複数のIdPを利用している場合など、アダプティブ認証は様々な認証フローの管理負担を軽減し、利用者に対しても安全にご利用いただくための労力を大きく削減することができます。AD、AzureAD、Okta、SAML 2.0やOAuthベースの連携認証など、様々なIdPが利用でき、さらに複数の認証を利用することもできます。詳しくは、以下の動画をご覧ください。

また、アダプティブ認証は条件付き認証にも対応しており、接続元デバイスの状態や場所などに応じて、適切な認証方法に切り替えることができます。例えば、外出先では多要素認証、オフィス内ではIDとパスワードだけの認証とするといった自動切換えが可能です。

さらに、アダプティブ認証の重要なアクセス制御機能として、Citrix DaaS と Citrix Secure Private Access それぞれのアプリケーションへのアダプティブアクセス機能があります。これまでオンプレ環境のCitrix ADCとCitrix DaaS向けに提供してきたSmartAccess機能を強化し、特定の利用者が、特定のデバイス、場所、時間帯などの条件で、どの物理・仮想アプリケーションを利用できるのか、仮想デスクトップを利用できるのか、また利用を許容するが強いセキュリティ制限を付与するなどを自動制御します。例えば、会社所有ではないデバイスで認証に来た場合は、重要データを扱うアプリケーションの利用は禁止、その他アプリは透かしを挿入し操作を録画することができます。アダプティブ認証のデバイスポスチャーチェック(旧エンドポイント分析機能)は、会社端末とBYOデバイスを検出し、ファイアウォールが有効か、Updateが行われているか、ウィルス対策ソフトの各種スキャンはどうなっているかなど、様々なコンプライアンスチェックを行うことができます。

以下の画面は、デバイスの種類に応じて利用者に提供するアプリケーションが制限される様子を示します。

また、アダプティブ認証は、クリップボード、物理PC上のプリンタ、透かし、物理PCへのファイル転送といった物理・仮想PC間のデータの制御ができます。

アダプティブ認証の試用

アダプティブ認証は、Citrix DaaS Premium、Citrix DaaS …

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CitrixのPooled Licenseでハイブリットワークに対応可能な柔軟な運用を https://www.citrix.com/blogs/2022/05/17/citrix-adc-pooled-license-jp/ Tue, 17 May 2022 06:00:10 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174257112 Citrix ADCのライセンスは従来のパーペチュアルライセンスの他にPooled Licenseがあります。このPooled Licenseはライセンス(帯域)をプールさせて、使用したい Citrix ADCへの帯域割り当てを増減させる事ができます。どこにライセンスをプールさせるのかというと、Citrix Application Delivery Management (ADM)です。Citrix ADMにはクラウドサービス版(SaaS)とオンプレミス版があります。Citrix製品名の特徴として、Citrix ADM Serviceの様に製品名に”Service”が付く場合は基本的にCitrixが提供するクラウドサービスです。Citrix ADM Serviceの他にも、Citrix Gateway ServiceやWEM Serviceなどがあります。

Citrix ADMはHDX InsightやGateway Insight等の通信を分析する機能も有していますが、本ブログでは、Pooled License構成におけるライセンス管理の必要コンポーネントとしてCitrix ADMの紹介をさせていただきます。

ユースケースとして、例えばパブリッククラウドとデータセンターの両方に企業リソースを展開している環境で、その時々のユーザーのハイブリットワーク状況によってトラフィック流量が変化するなど、流動的な運用が必要な場合にPooled Licenseが有効です。なぜなら、帯域ライセンスをプールさせて必要なCitrix ADCに必要な場面でスペックを増減させることが可能になるからです。

弊社Docsより

https://docs.citrix.com/en-us/citrix-application-delivery-management-service/overview.html

Pooled License構成の各コンポーネントの大まかな動きを説明します。

Citrixから発行するPooled License自体はCitrix ADM Service上で有効にします。上図の様にパブリッククラウドやデータセンターなど、Citrix ADCが置かれた各リソースロケーションには仮想アプライアンスとしてCitrix ADM Agentを展開します。こちらも必須コンポーネントです。Citrix …

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Citrix ADCのライセンスは従来のパーペチュアルライセンスの他にPooled Licenseがあります。このPooled Licenseはライセンス(帯域)をプールさせて、使用したい Citrix ADCへの帯域割り当てを増減させる事ができます。どこにライセンスをプールさせるのかというと、Citrix Application Delivery Management (ADM)です。Citrix ADMにはクラウドサービス版(SaaS)とオンプレミス版があります。Citrix製品名の特徴として、Citrix ADM Serviceの様に製品名に”Service”が付く場合は基本的にCitrixが提供するクラウドサービスです。Citrix ADM Serviceの他にも、Citrix Gateway ServiceやWEM Serviceなどがあります。

Citrix ADMはHDX InsightやGateway Insight等の通信を分析する機能も有していますが、本ブログでは、Pooled License構成におけるライセンス管理の必要コンポーネントとしてCitrix ADMの紹介をさせていただきます。

ユースケースとして、例えばパブリッククラウドとデータセンターの両方に企業リソースを展開している環境で、その時々のユーザーのハイブリットワーク状況によってトラフィック流量が変化するなど、流動的な運用が必要な場合にPooled Licenseが有効です。なぜなら、帯域ライセンスをプールさせて必要なCitrix ADCに必要な場面でスペックを増減させることが可能になるからです。

弊社Docsより

https://docs.citrix.com/en-us/citrix-application-delivery-management-service/overview.html

Pooled License構成の各コンポーネントの大まかな動きを説明します。

Citrixから発行するPooled License自体はCitrix ADM Service上で有効にします。上図の様にパブリッククラウドやデータセンターなど、Citrix ADCが置かれた各リソースロケーションには仮想アプライアンスとしてCitrix ADM Agentを展開します。こちらも必須コンポーネントです。Citrix …

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「Citrix Partner Award2021表彰」発表 https://www.citrix.com/blogs/2022/03/01/citrix-partner-award-2021-jp/ Tue, 01 Mar 2022 15:59:12 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174256325 シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 パートナー営業本部の中桐です。

さて、本日は、シトリックスが主催するCitrix Aspire APJ Partner Conferenceにおいて「Citrix Japan Partner Award 2021表彰」を2月24日(木)に発表しましたのでお知らせ致します。

「Citrix Japan Partner Award 」は、シトリックスのパートナー制度である「Citrix Partner Program」に参加している国内パートナーを対象にした年次の表彰制度です。今年もコロナ禍の中、オンラインでの発表となりました。

「Citrix Japan Partner Award 」では、1)売上規模部門、2)大型案件部門、3)ソリューション部門、4)パートナー・プログラム部門、5)エデュケーション部門 6)アライアンス部門の6つの分野において15のアワードを用意致しました。クラウド化の推進、VDI/DaaS市場の拡大にあわせ2021年度のシトリックスビジネスに、多大な貢献をいただいた国内パートナー企業様を表彰させていただきました。

パートナー営業本部の小職はじめ、SI営業本部 部長 吉田 健讃、Distributor営業本部 部長 中村大介より、発表させていただきました。

プレゼンター:

執行役員 パートナー営業本部

リモートでのAward表彰の模様はこちらでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=1j-QjlC-b7Y

本部長 中桐 吾郎…

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シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 パートナー営業本部の中桐です。

さて、本日は、シトリックスが主催するCitrix Aspire APJ Partner Conferenceにおいて「Citrix Japan Partner Award 2021表彰」を2月24日(木)に発表しましたのでお知らせ致します。

「Citrix Japan Partner Award 」は、シトリックスのパートナー制度である「Citrix Partner Program」に参加している国内パートナーを対象にした年次の表彰制度です。今年もコロナ禍の中、オンラインでの発表となりました。

「Citrix Japan Partner Award 」では、1)売上規模部門、2)大型案件部門、3)ソリューション部門、4)パートナー・プログラム部門、5)エデュケーション部門 6)アライアンス部門の6つの分野において15のアワードを用意致しました。クラウド化の推進、VDI/DaaS市場の拡大にあわせ2021年度のシトリックスビジネスに、多大な貢献をいただいた国内パートナー企業様を表彰させていただきました。

パートナー営業本部の小職はじめ、SI営業本部 部長 吉田 健讃、Distributor営業本部 部長 中村大介より、発表させていただきました。

プレゼンター:

執行役員 パートナー営業本部

リモートでのAward表彰の模様はこちらでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=1j-QjlC-b7Y

本部長 中桐 吾郎…

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年頭所感 https://www.citrix.com/blogs/2022/01/05/boosting-innovation-digital-transformation-2022-jp/ Wed, 05 Jan 2022 06:00:16 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174255854 イノベーションを後押しする、デジタルトランスフォメーションの実現へ

2022年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は2020年に引き続き、私たちの生活がパンデミックにより変化を求められた一年でした。企業はこれまで以上に、ビジネスの持続性を追求し、どのように成長し続けるかという大きな課題に直面し、変革を求められています。

2021年、Citrixも一つの変革を遂げました。2021年3月、SaaS型ワークマネジメントで急速に成長し、リーダー企業としての地位を獲得したWrike(ライク)を買収しました。これにより、 Citrix はより柔軟でハイブリッドなワークモデルの実現が可能になりました。仕事の複雑さや、不要な情報を取り除き、一貫性のある安全で効率的なエクスペリエンスを通じて、従業員がどこにいても業務に集中して最高のパフォーマンスを発揮するための環境提供が可能になりました。

多くの企業が、このような環境の重要性を理解し、デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速しています。しかし、テクノロジーによる環境の提供だけでは、DXは実現しません。DXは、業務や職場のデジタル化ではなく、ビジネスモデルや、組織・文化・制度といった企業そのものを変革していく一連の取り組みであり、デジタルはそれを達成するためのツールにしかすぎません。

Citrixが行った調査では、多くの経営者がテレワークの普及によりDXが進んだことで、より多くのイノベーションが生まれると予測しています。そして、多くの革新的な変化が起こる、ハイパーイノベーションの時代が訪れると予測しています。しかし同時に、米国ではすでに人材の大量流出も懸念されています。コロナ収束後、人々はより働きやすい場所を求め転職を検討すると予測されています。

企業は優秀な人材を獲得し流出を阻止するために、従業員エクスペリエンス(EX)に注力する必要があります。そして、コラボレーションを促進するワークプレース(職場環境)で、イノベーションを促進し、企業価値を高めることが重要です。

Citrixは創業以来、仕事は働く場所や労働時間によって評価されるべきではなく、成果と達成度で評価されるべきものと信じてきました。そして、柔軟な働き方により従業員がどこにいても最高の仕事ができる環境を提供することをミッションとしています。2022年も、Citrixはお客様とその従業員のみなさまの可能性を最大限に引き出すことのできる環境提供のお手伝いに、社員一同取り組んでまいります。

新しい年が、皆様にとりまして素晴らしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

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イノベーションを後押しする、デジタルトランスフォメーションの実現へ

2022年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は2020年に引き続き、私たちの生活がパンデミックにより変化を求められた一年でした。企業はこれまで以上に、ビジネスの持続性を追求し、どのように成長し続けるかという大きな課題に直面し、変革を求められています。

2021年、Citrixも一つの変革を遂げました。2021年3月、SaaS型ワークマネジメントで急速に成長し、リーダー企業としての地位を獲得したWrike(ライク)を買収しました。これにより、 Citrix はより柔軟でハイブリッドなワークモデルの実現が可能になりました。仕事の複雑さや、不要な情報を取り除き、一貫性のある安全で効率的なエクスペリエンスを通じて、従業員がどこにいても業務に集中して最高のパフォーマンスを発揮するための環境提供が可能になりました。

多くの企業が、このような環境の重要性を理解し、デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速しています。しかし、テクノロジーによる環境の提供だけでは、DXは実現しません。DXは、業務や職場のデジタル化ではなく、ビジネスモデルや、組織・文化・制度といった企業そのものを変革していく一連の取り組みであり、デジタルはそれを達成するためのツールにしかすぎません。

Citrixが行った調査では、多くの経営者がテレワークの普及によりDXが進んだことで、より多くのイノベーションが生まれると予測しています。そして、多くの革新的な変化が起こる、ハイパーイノベーションの時代が訪れると予測しています。しかし同時に、米国ではすでに人材の大量流出も懸念されています。コロナ収束後、人々はより働きやすい場所を求め転職を検討すると予測されています。

企業は優秀な人材を獲得し流出を阻止するために、従業員エクスペリエンス(EX)に注力する必要があります。そして、コラボレーションを促進するワークプレース(職場環境)で、イノベーションを促進し、企業価値を高めることが重要です。

Citrixは創業以来、仕事は働く場所や労働時間によって評価されるべきではなく、成果と達成度で評価されるべきものと信じてきました。そして、柔軟な働き方により従業員がどこにいても最高の仕事ができる環境を提供することをミッションとしています。2022年も、Citrixはお客様とその従業員のみなさまの可能性を最大限に引き出すことのできる環境提供のお手伝いに、社員一同取り組んでまいります。

新しい年が、皆様にとりまして素晴らしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

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Chromebook with Citrix Virtual Apps and Desktops – ユースケース別デモビデオ https://www.citrix.com/blogs/2021/12/21/chromebook-with-citrix-virtual-apps-and-desktops-demo-video-jp/ Tue, 21 Dec 2021 06:00:49 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174255800 みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

以前のブログ記事で、「コストを抑えながら快適で安全なリモートワーク環境を素早く提供する」を目的に、Google 社の Chrome OS搭載デバイスであるChromebook と、当社の Citrix Virtual Apps and Desktops Service を利用したリモートワーク環境の例を紹介いたしました。

ご参考(以前の記事):Citrix CloudとChromebookで、安全で快適なリモートワーク環境を素早く導入する Part1 / Part2

この記事では、実際にChromebookからCitrixの仮想デスクトップ環境を利用する際のイメージをよりわかりやすくご紹介するべく、再びGoogle Chrome Enterprise カスタマー エンジニアの山本様に多大なご協力いただき、Chromebook with Citrix Virtual Apps and Desktopsのデモビデオを共同作成しました!様々なシチュエーションで活用できる情報が詰まっていますので、ぜひ全てのデモビデオをご覧いただければと思います。

◆ わずか数ステップの操作で、デバイスを利用可能な状態にする

ChromebookからCitrixの仮想環境を利用する際、デバイス側での複雑なキッティングは必要でしょうか?いいえ、わずか数ステップの操作で、Citrixのクライアントソフトが自動インストールされ、ユーザーがすぐ利用可能な状態にすることができます。

◆ Chrome OSへのログインを不要にし、1回の認証でCitrix仮想環境を利用可能にする

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みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

以前のブログ記事で、「コストを抑えながら快適で安全なリモートワーク環境を素早く提供する」を目的に、Google 社の Chrome OS搭載デバイスであるChromebook と、当社の Citrix Virtual Apps and Desktops Service を利用したリモートワーク環境の例を紹介いたしました。

ご参考(以前の記事):Citrix CloudとChromebookで、安全で快適なリモートワーク環境を素早く導入する Part1 / Part2

この記事では、実際にChromebookからCitrixの仮想デスクトップ環境を利用する際のイメージをよりわかりやすくご紹介するべく、再びGoogle Chrome Enterprise カスタマー エンジニアの山本様に多大なご協力いただき、Chromebook with Citrix Virtual Apps and Desktopsのデモビデオを共同作成しました!様々なシチュエーションで活用できる情報が詰まっていますので、ぜひ全てのデモビデオをご覧いただければと思います。

◆ わずか数ステップの操作で、デバイスを利用可能な状態にする

ChromebookからCitrixの仮想環境を利用する際、デバイス側での複雑なキッティングは必要でしょうか?いいえ、わずか数ステップの操作で、Citrixのクライアントソフトが自動インストールされ、ユーザーがすぐ利用可能な状態にすることができます。

◆ Chrome OSへのログインを不要にし、1回の認証でCitrix仮想環境を利用可能にする

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Citrix ADCのnFactor設定イメージ https://www.citrix.com/blogs/2021/12/16/citrix-adc-nfactor-configuration-jp/ Thu, 16 Dec 2021 07:00:54 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174255627 こんにちは、Citrixコンサルタントの滝澤です。

様々な要素を認証シーケンスに取り込んで多要素認証を構成する、Citrix ADCのnFactor機能を紹介します。

複雑な設定を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。今回は、nFactorの設定概念をできるだけシンプルにわかりやすく説明します。このブログがnFactorを触る方のまずは初めのとっかかりのお役に立てれば幸いです。

nFactorを実現する各認証要素の定義をPolicy Labelと言います。このPolicy Labelをつなぎ合わせることで、要素と要素を連結させて多要素認証が成り立ちます。

Policy Labelが全体構成の中のどこに位置するか、Citrix ADCの設定定義も含めて下図で見ていきましょう。Citrix Virtual Apps and Desktops環境にユーザーがアクセスする場合のCitrix Gatewayを構成例としています。

ユーザーは、Gateway Virtual Serverに紐づくAAA Virtual Serverで認証がなされます。

最初はAAA Virtual Serverに紐づくAuthentication Policy及びActionで認証が行われ、その認証をパスすると、ネクストファクターであるPolicy Label N2に遷移し第二要素の認証が始まります、そして第三要素に続いていきます、この流れが冒頭に触れた要素と要素をつなぎ合わせて多要素認証が成り立つ仕組みです。

本ブログでは、nFactorの基本的な構成について説明しますので、どのようなPolicyやActionがあるのかという事は深くは触れませんが、一例としてLDAP認証を取り上げます。

例えば第一要素でLDAP Actionを使用してAD連携から認証を行います。ユーザーが入力する画面イメージは下図になります。このログイン画面上でのユーザーの入力項目の構成をLogin Schemaと言います。

ユーザーによって入力された情報を元に、Citrix ADCはLDAPサーバーに問い合わせを行います。

では、このLogin Schemaは設定上どのように定義されるのか、見ていきます。

Login Schemaは、ユーザーが情報を入力する枠です。ユーザーが情報を入力するタイミング毎に入力情報の内容に適したLogin Schemaを紐づけます。

サンプルとして下図を説明します、ユーザーはCitrix GatewayにアクセスするとAAA Virtual …

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こんにちは、Citrixコンサルタントの滝澤です。

様々な要素を認証シーケンスに取り込んで多要素認証を構成する、Citrix ADCのnFactor機能を紹介します。

複雑な設定を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。今回は、nFactorの設定概念をできるだけシンプルにわかりやすく説明します。このブログがnFactorを触る方のまずは初めのとっかかりのお役に立てれば幸いです。

nFactorを実現する各認証要素の定義をPolicy Labelと言います。このPolicy Labelをつなぎ合わせることで、要素と要素を連結させて多要素認証が成り立ちます。

Policy Labelが全体構成の中のどこに位置するか、Citrix ADCの設定定義も含めて下図で見ていきましょう。Citrix Virtual Apps and Desktops環境にユーザーがアクセスする場合のCitrix Gatewayを構成例としています。

ユーザーは、Gateway Virtual Serverに紐づくAAA Virtual Serverで認証がなされます。

最初はAAA Virtual Serverに紐づくAuthentication Policy及びActionで認証が行われ、その認証をパスすると、ネクストファクターであるPolicy Label N2に遷移し第二要素の認証が始まります、そして第三要素に続いていきます、この流れが冒頭に触れた要素と要素をつなぎ合わせて多要素認証が成り立つ仕組みです。

本ブログでは、nFactorの基本的な構成について説明しますので、どのようなPolicyやActionがあるのかという事は深くは触れませんが、一例としてLDAP認証を取り上げます。

例えば第一要素でLDAP Actionを使用してAD連携から認証を行います。ユーザーが入力する画面イメージは下図になります。このログイン画面上でのユーザーの入力項目の構成をLogin Schemaと言います。

ユーザーによって入力された情報を元に、Citrix ADCはLDAPサーバーに問い合わせを行います。

では、このLogin Schemaは設定上どのように定義されるのか、見ていきます。

Login Schemaは、ユーザーが情報を入力する枠です。ユーザーが情報を入力するタイミング毎に入力情報の内容に適したLogin Schemaを紐づけます。

サンプルとして下図を説明します、ユーザーはCitrix GatewayにアクセスするとAAA Virtual …

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Citrix Content Collaborationで柔軟なワークスタイルをサポート https://www.citrix.com/blogs/2021/12/05/citrix-content-collaboration-flexible-work-jp/ Mon, 06 Dec 2021 03:00:18 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174255497 皆さんこんにちは。Citrixセールスエンジニアリング本部の片海 健太郎です。今回はCitrix Content Collaborationで実現する働き方について6つの観点でご紹介させていただきます。

デジタル化の進む従業員がテクノロジーに求めることは増えています。テクノロジーとの良好な相互作用とシームレスなデジタルコラボレーションエクスペリエンスは、従業員の生産性に直結します。エコノミスト誌の調査部門であるエコノミストインテリジェンスユニットの「The Experience of Work」調査によると、ポジティブな従業員エクスペリエンスを形作る最も重要な要素は、情報へのアクセスのしやすさと、どこからでも情報にアクセスできることでした。

セキュアなデジタルコラボレーションとは、単にドキュメントを編集して保存することではありません。日常業務を推進する人とプロセスとテクノロジーの調整を担う、数多くの組織のワークフローの中核をなすものです。Citrix Content Collaborationは、従業員が効率的に作業を行って付加価値を生み出すために必要な重要ビジネス情報への即時アクセスの提供を支援します。

イノベーションを停滞させない

Citrix Content Collaborationは、ファイル/同期/共有ツールであるCitrix ShareFileから、現在の企業が必要とするすべてのドキュメント中心のタスクとワークフローをサポートするプラットフォームへと進化したものです。Citrix WorkspaceにおけるCitrix Content Collaborationのシンプルでセキュアかつシームレスなアクセスは、セキュリティ、管理性、コンプライアンスに関する組織の要件を満たしながら、いつでも、どこでも、どのデバイスからでも、アプリケーションやファイルへのアクセスを可能にします。次の画像に示すように、従業員は、Citrix Workspace内で提供されるアプリケーションやインテリジェントアクションを使って、情報にアクセスしたり、ワークフローに従事したりします。

リモートワーカーに単一のアクセスポイントを提供する

Citrix Content Collaborationは、データの制御を回復し、モバイルのWork From Anywhereソリューションで規制要件を確保するための、単一のアクセスポイントを提供します。マッキンゼーグローバルインスティテュートの調査によると、従業員は勤務時間の20%を内部情報の検索に費やしています。アクセスや検索が難しいコンテンツがあると、従業員は、社外・社内両方のリソースでコラボレーションを行う際に、煩雑さに直面します。断片化されたエクスペリエンスを解消し、従業員がスピードや品質を犠牲にすることなく、いつでもどこからでもどのデバイスでも、検索、アクセス、コラボレーションが行えるようにする必要があります。Citrix Workspaceの一部としてのContent Collaborationは、関連するすべてのコンテンツ、データ、およびアプリケーションを統一されたエクスペリエンスに集約することにより、従業員が迅速かつ効率的に作業を行える単一エクスペリエンスを提供します。

Citrix Content …

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皆さんこんにちは。Citrixセールスエンジニアリング本部の片海 健太郎です。今回はCitrix Content Collaborationで実現する働き方について6つの観点でご紹介させていただきます。

デジタル化の進む従業員がテクノロジーに求めることは増えています。テクノロジーとの良好な相互作用とシームレスなデジタルコラボレーションエクスペリエンスは、従業員の生産性に直結します。エコノミスト誌の調査部門であるエコノミストインテリジェンスユニットの「The Experience of Work」調査によると、ポジティブな従業員エクスペリエンスを形作る最も重要な要素は、情報へのアクセスのしやすさと、どこからでも情報にアクセスできることでした。

セキュアなデジタルコラボレーションとは、単にドキュメントを編集して保存することではありません。日常業務を推進する人とプロセスとテクノロジーの調整を担う、数多くの組織のワークフローの中核をなすものです。Citrix Content Collaborationは、従業員が効率的に作業を行って付加価値を生み出すために必要な重要ビジネス情報への即時アクセスの提供を支援します。

イノベーションを停滞させない

Citrix Content Collaborationは、ファイル/同期/共有ツールであるCitrix ShareFileから、現在の企業が必要とするすべてのドキュメント中心のタスクとワークフローをサポートするプラットフォームへと進化したものです。Citrix WorkspaceにおけるCitrix Content Collaborationのシンプルでセキュアかつシームレスなアクセスは、セキュリティ、管理性、コンプライアンスに関する組織の要件を満たしながら、いつでも、どこでも、どのデバイスからでも、アプリケーションやファイルへのアクセスを可能にします。次の画像に示すように、従業員は、Citrix Workspace内で提供されるアプリケーションやインテリジェントアクションを使って、情報にアクセスしたり、ワークフローに従事したりします。

リモートワーカーに単一のアクセスポイントを提供する

Citrix Content Collaborationは、データの制御を回復し、モバイルのWork From Anywhereソリューションで規制要件を確保するための、単一のアクセスポイントを提供します。マッキンゼーグローバルインスティテュートの調査によると、従業員は勤務時間の20%を内部情報の検索に費やしています。アクセスや検索が難しいコンテンツがあると、従業員は、社外・社内両方のリソースでコラボレーションを行う際に、煩雑さに直面します。断片化されたエクスペリエンスを解消し、従業員がスピードや品質を犠牲にすることなく、いつでもどこからでもどのデバイスでも、検索、アクセス、コラボレーションが行えるようにする必要があります。Citrix Workspaceの一部としてのContent Collaborationは、関連するすべてのコンテンツ、データ、およびアプリケーションを統一されたエクスペリエンスに集約することにより、従業員が迅速かつ効率的に作業を行える単一エクスペリエンスを提供します。

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Citrix Content CollaborationとCitrix Workspaceの統合 https://www.citrix.com/blogs/2021/12/01/citrix-content-collaboration-citrix-workspace-csp-jp/ Thu, 02 Dec 2021 03:00:40 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174255490 皆さんこんにちは。Citrixセールスエンジニアリング本部の片海 健太郎です。今回はCitrix Content CollaborationとCitrix Workspaceとの統合についてご紹介をさせていただきます。

Citrix Service Provider(CSP)リファレンスアーキテクチャは、パートナーの皆様がシトリックスのテクノロジーを導入し、マルチテナント機能を活用してテナントの分離や規模の経済の実現に有効な組み込みのセキュリティによりお客様にサービスを提供できるよう支援します。クラウドベースのホスティングビジネスを展開中でも、またはこれから始めることをご検討中でも、リファレンスアーキテクチャはプロセスのあらゆるステップをサポートします。弊社では既存のCSPドキュメントに継続的に追加を行っており、新機能のリリースに応じて更新を実施しています。

最新のCSPリファレンスアーキテクチャでは、Content Collaboration with Citrix Workspaceと既存のマルチテナントCitrix Virtual Apps and Desktopsサービスを統合できるようになりました。この新しいワークフローにより、CSPの皆様は、1つの画面で、新規のお客様の迅速なオンボーディングや既存のお客様の管理とサービスの展開が可能になり、現在の競争の激しい市場で必要とされる俊敏性を得ることができます。

CSP Content Collaborationソリューションは、それぞれのお客様が必要とする固有の機能をCSPの皆様が提供できるようにします。

  • クラウドまたはオンプレミスのデータストレージの、ビジネスクラスのファイル共有と柔軟性
  • GoogleドライブやOneDrive for Businessなどのクラウドリポジトリへの統合アクセス
  • CSPのホステッドプラットフォーム上のファイル、および任意のデバイスへのアクセス

また、お客様の要件に合ったストレージゾーンオプションも提供します。

  • オンプレミス:CSPが管理するこれらのシングルまたはマルチテナントのストレージゾーンは、無制限のCSP Content Collaborationテナントによる共有が可能です。
  • クラウドストレージゾーン:CSPではなく複数のクラウドリージョンでシトリックスによって管理されるこのCSP向けサービスは、それぞれのContent Collaborationテナントに柔軟なストレージオプションを提供します。

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皆さんこんにちは。Citrixセールスエンジニアリング本部の片海 健太郎です。今回はCitrix Content CollaborationとCitrix Workspaceとの統合についてご紹介をさせていただきます。

Citrix Service Provider(CSP)リファレンスアーキテクチャは、パートナーの皆様がシトリックスのテクノロジーを導入し、マルチテナント機能を活用してテナントの分離や規模の経済の実現に有効な組み込みのセキュリティによりお客様にサービスを提供できるよう支援します。クラウドベースのホスティングビジネスを展開中でも、またはこれから始めることをご検討中でも、リファレンスアーキテクチャはプロセスのあらゆるステップをサポートします。弊社では既存のCSPドキュメントに継続的に追加を行っており、新機能のリリースに応じて更新を実施しています。

最新のCSPリファレンスアーキテクチャでは、Content Collaboration with Citrix Workspaceと既存のマルチテナントCitrix Virtual Apps and Desktopsサービスを統合できるようになりました。この新しいワークフローにより、CSPの皆様は、1つの画面で、新規のお客様の迅速なオンボーディングや既存のお客様の管理とサービスの展開が可能になり、現在の競争の激しい市場で必要とされる俊敏性を得ることができます。

CSP Content Collaborationソリューションは、それぞれのお客様が必要とする固有の機能をCSPの皆様が提供できるようにします。

  • クラウドまたはオンプレミスのデータストレージの、ビジネスクラスのファイル共有と柔軟性
  • GoogleドライブやOneDrive for Businessなどのクラウドリポジトリへの統合アクセス
  • CSPのホステッドプラットフォーム上のファイル、および任意のデバイスへのアクセス

また、お客様の要件に合ったストレージゾーンオプションも提供します。

  • オンプレミス:CSPが管理するこれらのシングルまたはマルチテナントのストレージゾーンは、無制限のCSP Content Collaborationテナントによる共有が可能です。
  • クラウドストレージゾーン:CSPではなく複数のクラウドリージョンでシトリックスによって管理されるこのCSP向けサービスは、それぞれのContent Collaborationテナントに柔軟なストレージオプションを提供します。

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「Citrix Virtual Apps and Desktops serviceにおいて、Azure Active Directory Domain Servicesを利用する」 https://www.citrix.com/blogs/2021/11/29/azure-active-directory-domain-service-citrix-virtual-apps-desktops-jp/ Tue, 30 Nov 2021 03:00:57 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174255460 みなさん、こんにちは。Citrixコンサルタントの二宮です。Citrixコンサルティングサービス部では、日々お客様の案件のご支援をしておりますが、案件の中で生まれたナレッジを部内で共有しております。詳しくは過去の「コンサルティングサービス部のご紹介」ブログをご参照下さい。本ブログでは過去にコンサルティングサービス部内で共有されたナレッジをピックアップし、ご紹介したいと思います。今回は、「Citrix Virtual Apps and Desktops Service with Azure Virtual Desktop環境でAzure Active Directory Domain Servicesを利用する」をテーマにご紹介します。

Citrix Virtual Apps and Desktops Service(以下CVADS)は従来オンプレ環境のCitrix Virtual Apps and Desktopsと同様にMicrosoft Active Directory(以下AD)が必須コンポーネントです。CVADSにてリソースロケーションとしてMicrosoft Azureを利用する場合には、Microsoft Azure Active Directory Domain Services(以下Azure AD DS)も利用可能です。Azure AD DSはAzure 上に展開されたマネージドドメインサービスで、ドメインコントローラーをデプロイすることなく、オンプレミスのADで利用していた、LDAP認証やKerberos認証、グループポリシーの管理を行うことが可能です。これらの機能はMicrosoft Azure …

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みなさん、こんにちは。Citrixコンサルタントの二宮です。Citrixコンサルティングサービス部では、日々お客様の案件のご支援をしておりますが、案件の中で生まれたナレッジを部内で共有しております。詳しくは過去の「コンサルティングサービス部のご紹介」ブログをご参照下さい。本ブログでは過去にコンサルティングサービス部内で共有されたナレッジをピックアップし、ご紹介したいと思います。今回は、「Citrix Virtual Apps and Desktops Service with Azure Virtual Desktop環境でAzure Active Directory Domain Servicesを利用する」をテーマにご紹介します。

Citrix Virtual Apps and Desktops Service(以下CVADS)は従来オンプレ環境のCitrix Virtual Apps and Desktopsと同様にMicrosoft Active Directory(以下AD)が必須コンポーネントです。CVADSにてリソースロケーションとしてMicrosoft Azureを利用する場合には、Microsoft Azure Active Directory Domain Services(以下Azure AD DS)も利用可能です。Azure AD DSはAzure 上に展開されたマネージドドメインサービスで、ドメインコントローラーをデプロイすることなく、オンプレミスのADで利用していた、LDAP認証やKerberos認証、グループポリシーの管理を行うことが可能です。これらの機能はMicrosoft Azure …

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Citrix Content Collaborationで契約書ワークフローを合理化する方法 https://www.citrix.com/blogs/2021/11/02/streamline-contract-workflows-citrix-content-collaboration-jp/ Wed, 03 Nov 2021 03:00:15 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174255246 皆さんこんにちは。Citrixセールスエンジニアリング本部の片海 健太郎です。今回はCitrix Content Collaborationの機能のひとつであるワークフローについてご紹介をさせていただきます。

Citrix Workspaceは、各工程でワークフローを統合できるという点が特徴的です。承認や重要な通知など、構造化された作業は、Citrix Workspaceに表示され、迅速に対応できます。

これまでに見た主要なユースケースの1つは、オンラインファイルへのセキュアなアクセスを提供し、データ共有を簡素化することによる、契約承認プロセスの高速化でした。これは、Citrix Workspaceエクスペリエンスに直接組み込まれたCitrix RightSignatureCitrix Content Collaborationの機能を介して行われています。統合デジタルワークスペースの一部として提供されるため、どこからでもドキュメントやデータに接続して、アクセスを制限することなくドキュメントのセキュリティを確保できます。同時に、セキュリティ、管理性、コンプライアンスに関する組織の要件を満たすことができます。

では実際にコラボレーティブワークフローのデジタル化手順を見ていきましょう。

商業建築業のABC社は、新規プロジェクトのために下請業者を採用しようとしています。流動的な部分やファイルのやりとりがたくさんある大仕事です。ABC社従業員のジョーさんは、両当事者による署名が必要な下請契約書を作成しました。ジョーさんがCitrix Workspaceで行った方法は次のとおりです。

ステップ1:法的拘束力のある文書署名で契約を締結する

ジョーさんはCitrix Workspace内で文書を選択し、署名のために送信することを選び、署名プロセスを開始します。

必要な署名者の名前とメールアドレスを追加します。既存のテンプレートを使用することも、数回のクリックで契約書にテキストフィールドを追加することも可能です。その後、事前に保存しておいた自分の署名で契約書にカウンターサイン(副署)します。

契約書を送信する前に、有効期限の追加、パスコードのオプション、署名者の順序付けなどの主要項目をカスタマイズできます。

契約書の準備ができたら、文書をABC社従業員のマイクさんと下請業者に送信します。社内の従業員にはCitrix Workspaceの通知フィードとメールで通知されます。社外の従業員はメールで通知を受け取ります。

ステップ2:ファイルをセキュアに回収する

契約が締結されたら、次はプロジェクトに関連する計画とドキュメントの共有です。ABC社は、最初に下請け業者からいくつかのファイルを入手する必要があります。これには2つの方法 – 面倒な方法とジョーさん方式(別名シトリックス方式!) – があります。では、ワークフローを続けましょう。

ジョーさんはCitrix Workspaceから、下請業者のカスタムブランドの双方向ファイル共有ポータルへのリンクをマイクさんに送信します。

マイクさんは、Citrix Content Collaborationを使用して、セキュアにファイルを建築業者のワークスペースに直接アップロードできます。…

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皆さんこんにちは。Citrixセールスエンジニアリング本部の片海 健太郎です。今回はCitrix Content Collaborationの機能のひとつであるワークフローについてご紹介をさせていただきます。

Citrix Workspaceは、各工程でワークフローを統合できるという点が特徴的です。承認や重要な通知など、構造化された作業は、Citrix Workspaceに表示され、迅速に対応できます。

これまでに見た主要なユースケースの1つは、オンラインファイルへのセキュアなアクセスを提供し、データ共有を簡素化することによる、契約承認プロセスの高速化でした。これは、Citrix Workspaceエクスペリエンスに直接組み込まれたCitrix RightSignatureCitrix Content Collaborationの機能を介して行われています。統合デジタルワークスペースの一部として提供されるため、どこからでもドキュメントやデータに接続して、アクセスを制限することなくドキュメントのセキュリティを確保できます。同時に、セキュリティ、管理性、コンプライアンスに関する組織の要件を満たすことができます。

では実際にコラボレーティブワークフローのデジタル化手順を見ていきましょう。

商業建築業のABC社は、新規プロジェクトのために下請業者を採用しようとしています。流動的な部分やファイルのやりとりがたくさんある大仕事です。ABC社従業員のジョーさんは、両当事者による署名が必要な下請契約書を作成しました。ジョーさんがCitrix Workspaceで行った方法は次のとおりです。

ステップ1:法的拘束力のある文書署名で契約を締結する

ジョーさんはCitrix Workspace内で文書を選択し、署名のために送信することを選び、署名プロセスを開始します。

必要な署名者の名前とメールアドレスを追加します。既存のテンプレートを使用することも、数回のクリックで契約書にテキストフィールドを追加することも可能です。その後、事前に保存しておいた自分の署名で契約書にカウンターサイン(副署)します。

契約書を送信する前に、有効期限の追加、パスコードのオプション、署名者の順序付けなどの主要項目をカスタマイズできます。

契約書の準備ができたら、文書をABC社従業員のマイクさんと下請業者に送信します。社内の従業員にはCitrix Workspaceの通知フィードとメールで通知されます。社外の従業員はメールで通知を受け取ります。

ステップ2:ファイルをセキュアに回収する

契約が締結されたら、次はプロジェクトに関連する計画とドキュメントの共有です。ABC社は、最初に下請け業者からいくつかのファイルを入手する必要があります。これには2つの方法 – 面倒な方法とジョーさん方式(別名シトリックス方式!) – があります。では、ワークフローを続けましょう。

ジョーさんはCitrix Workspaceから、下請業者のカスタムブランドの双方向ファイル共有ポータルへのリンクをマイクさんに送信します。

マイクさんは、Citrix Content Collaborationを使用して、セキュアにファイルを建築業者のワークスペースに直接アップロードできます。…

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Citrix Content Collaborationで承認ワークフローを改善する5つの方法 https://www.citrix.com/blogs/2021/10/27/5-ways-workflows-citrix-content-collaboration-jp/ Thu, 28 Oct 2021 03:00:43 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174255183 皆さんこんにちは。Citrixセールスエンジニアリング本部の片海 健太郎です。今回はCitrix Content Collaborationの承認ワークフローについてご紹介をさせていただきます。

フィードバック、承認、決裁署名が必要な膨大な量のドキュメントは、フラストレーションの元になります。マッキンゼー・グローバル・インスティテュートの調査によると、タスク完了のために内部情報を検索したり同僚を探し出したりするのに費やされる時間は、1週間の労働時間の約20%に上ります。

Citrix Workspace内では、1箇所からドキュメントの保管、電子署名、コラボレーションが行えます。電子署名機能の統合により、Citrix RightSignature(法的拘束力のある業界標準に準拠した署名)とCitrix Content Collaborationを連携させ、エンタープライズグレードのドキュメントセキュリティとワークフローを実現できます。

本稿では、法的拘束力のある電子署名など、ドキュメント承認ワークフローを改善する5つの方法を皆様に共有したいと思います。シトリックスがCitrix Content Collaborationの電子署名機能を使用してリモート採用プロセスをどのように合理化したか、その例を見ていきましょう。今回のユースケースでは、人事マネージャーのリサが採用マネージャーと協力して作業範囲記述書の契約書を作成しています。

1)コラボレーションアプリケーションへのセキュアなアクセス

電子署名はドキュメント承認の最終ステップかもしれませんが、そのプロセスを開始するにはドキュメント自体が必要です。簡単なタスクでも、Microsoft 365への別のログインクレデンシャルを覚えておかなければなりません。Citrix Workspace内では、シングルサインオンによってチームは接続済みです。アイコンをクリックするだけで、Microsoft Wordを起動し、リアルタイムで共同作業を行うことができます。機密データはCitrix Analyticsを介して追跡され、セキュアなブラウザからアクセスされるため、IT管理者も安心です。リサは、OneDrive for Businessへのセキュアな接続により、Citrix Workspaceのユーザーインターフェイス内でファイルを追跡します。次の画像は、Citrix Workspace内で署名を直接共有、編集、または送信するためのオプションを示しています。

2)承認の簡素化

文案の作成が完了したら、上司の承認が必要です。プロジェクトはコラボレーション段階を過ぎているため、リサは完成したドキュメントの決裁署名を求めています。複数のコメントや矛盾する方向性のメールの連鎖を何度経験すればいいのでしょうか。リサは、状況を追跡する必要のあるレビュー中のプロジェクトも複数抱えています。次のスクリーンショットに示すように、リサはCitrix Content Collaborationのフィードバック/承認ワークフローを使用して、ドキュメント内で直接、最終的な承認とコメントを収集します。このフォーマットで起草することにより、関係する項目にコメントを付けることができます。決裁署名はドキュメント上で直接追跡されるので、メールの中に埋もれることはありません。国際的な廃棄物処理リサイクル企業のデジタルワークフローへの切り替え促進の事例にフィードバック/承認機能が果たした役割をご覧ください。…

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皆さんこんにちは。Citrixセールスエンジニアリング本部の片海 健太郎です。今回はCitrix Content Collaborationの承認ワークフローについてご紹介をさせていただきます。

フィードバック、承認、決裁署名が必要な膨大な量のドキュメントは、フラストレーションの元になります。マッキンゼー・グローバル・インスティテュートの調査によると、タスク完了のために内部情報を検索したり同僚を探し出したりするのに費やされる時間は、1週間の労働時間の約20%に上ります。

Citrix Workspace内では、1箇所からドキュメントの保管、電子署名、コラボレーションが行えます。電子署名機能の統合により、Citrix RightSignature(法的拘束力のある業界標準に準拠した署名)とCitrix Content Collaborationを連携させ、エンタープライズグレードのドキュメントセキュリティとワークフローを実現できます。

本稿では、法的拘束力のある電子署名など、ドキュメント承認ワークフローを改善する5つの方法を皆様に共有したいと思います。シトリックスがCitrix Content Collaborationの電子署名機能を使用してリモート採用プロセスをどのように合理化したか、その例を見ていきましょう。今回のユースケースでは、人事マネージャーのリサが採用マネージャーと協力して作業範囲記述書の契約書を作成しています。

1)コラボレーションアプリケーションへのセキュアなアクセス

電子署名はドキュメント承認の最終ステップかもしれませんが、そのプロセスを開始するにはドキュメント自体が必要です。簡単なタスクでも、Microsoft 365への別のログインクレデンシャルを覚えておかなければなりません。Citrix Workspace内では、シングルサインオンによってチームは接続済みです。アイコンをクリックするだけで、Microsoft Wordを起動し、リアルタイムで共同作業を行うことができます。機密データはCitrix Analyticsを介して追跡され、セキュアなブラウザからアクセスされるため、IT管理者も安心です。リサは、OneDrive for Businessへのセキュアな接続により、Citrix Workspaceのユーザーインターフェイス内でファイルを追跡します。次の画像は、Citrix Workspace内で署名を直接共有、編集、または送信するためのオプションを示しています。

2)承認の簡素化

文案の作成が完了したら、上司の承認が必要です。プロジェクトはコラボレーション段階を過ぎているため、リサは完成したドキュメントの決裁署名を求めています。複数のコメントや矛盾する方向性のメールの連鎖を何度経験すればいいのでしょうか。リサは、状況を追跡する必要のあるレビュー中のプロジェクトも複数抱えています。次のスクリーンショットに示すように、リサはCitrix Content Collaborationのフィードバック/承認ワークフローを使用して、ドキュメント内で直接、最終的な承認とコメントを収集します。このフォーマットで起草することにより、関係する項目にコメントを付けることができます。決裁署名はドキュメント上で直接追跡されるので、メールの中に埋もれることはありません。国際的な廃棄物処理リサイクル企業のデジタルワークフローへの切り替え促進の事例にフィードバック/承認機能が果たした役割をご覧ください。…

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Azure Virtual Desktopに対するCitrixのベネフィット ~パート2~ https://www.citrix.com/blogs/2021/10/19/azure-virtual-desktop-benefits-citrix-part-2-jp/ Wed, 20 Oct 2021 03:00:52 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174255018 CitrixはMicrosoft社との長年のパートナーシップを通じて、様々な価値をお客様に提供してきました。このシリーズでは、Cloud VDIの代名詞でもあり、VDIのCloud化を加速する、Microsoft Azure Virtual Desktopに対するCitrixのベネフィットを紹介します。

今回のテーマは「TCOの削減」に寄与する、新しくなったAutoscale機能について紹介します。

Autoscaleとは

Autoscaleは、Citrix Virtual Apps and Desktopsサービスで最も活用されている機能の一つです。Autoscaleは、仮想マシンの電源を高度に管理し、クラウドやオンプレミス&クラウドでのハイブリッド展開において、仮想マシンのコストを最大約70%削減します。さっそく強化されたAutoscaleの機能を見ていきましょう。

ドレイン機能

Autoscaleの最新機能を理解する前に知ってきたいキーワードがあります。それは「ドレイン機能」になります。

このドレイン機能とは、セッションの数が最小であるマシン、すなわちユーザーが一番少ない仮想マシン上に振られる特別なフラグです。このフラグの立った仮想マシンを「ドレイン状態の仮想マシン」と言います。ドレイン状態のマシンは、新規セッションを受け付けなくなり、既存のセッションがログオフされるまで待機し、仮想マシンからすべてのユーザーがログオフすると仮想マシンの電源を落とします。

飛行機の便に例えると、ドレイン機能のメリットの概念をイメージしやすいと思います。A地点とB地点の間を結ぶ航空会社が3社数あるとします。繁忙時のそれぞれの航空会社の搭乗率は100%に近いですが、閑散時の搭乗率はそれぞれ10%に満たないです。空席の多い飛行機を運行するほどコスト的に非効率なことはありません。そこで3社は協議し、閑散時だけコードシャアでし、1機の飛行機を共同運航することにしました。閑散期に空席が多い状態で3機の飛行機を運行するよりも、コードシャアを行い1機にして搭乗率をあげて運行する方が経済的なメリットが大きいのは明白です。仮想ホストも多くのホストにユーザーが分散してしまうと、稼働するマシンが増えその分コストがかかります。

ドレイン機能の有効無効について、下の図で説明すると、例えば、最大50人のユーザーをホストする環境用に、5台のWindows 10 マルチセッションの仮想マシンが用意されている環境があるとします。朝の一斉同時ログオンで各マシンには10人がログオンしている状態で、10台すべてのマシンが稼働しています。ただ終業時間になるにつれ、外出ユーザーなども増え、一台当たりのユーザー数が減少し、定時後は、先程の飛行機の閑散期のように、各仮想マシンにユーザーが分散してしまっている状態、すなわちユーザーが希薄化した状態になります。このような状態は仮想マシンリソース消費の観点からは非効率な状況です。

Autoscaleによってドレイン機能が有効になると、ユーザー数が一番少ない仮想マシンでは新規ログオンを受け付けなくなり、ユーザーは稼働中の別のマシンに誘われます。ドレイン状態のマシンの電源は最後のユーザーのログオフをトリガーに電源がOFFになります。この為より少ない仮想マシンでユーザーをホストしやすい状態になります。すなわちユーザーのログオフ、再接続の頻度が上がるほど、ユーザーの希薄化が解消されます。今回強化されたAutoscaleはユーザーエクスペリエンスに配慮しながら、ドレイン状態の仮想マシン上のユーザーやアイドルユーザーのログオフを促進する機能が実装されましたので、ここから詳しく説明してゆきます。

より少ない仮想マシンで更なる節約~強制ログオフ~

一般的に始業時は多くのユーザーが仮想マシンにアクセスする為、多くの仮想ホストが必要で、それぞれでのホスト上で多くのユーザーが業務を行います。そして就業時間などオフピーク時間に近づくほどユーザーログオフし、多くの仮想マシンで僅なユーザーが業務を行います。これは先程の閑散期の飛行機のように、少ない乗客で多くの飛行機を運行するのと同じ状況です。全体的に少ないユーザーで多くの仮想マシンを稼働し続けなければならない状態になり、その分のコストがかかります。

新しいAutoscaleの強制ログオフ機能ではピーク時、オフピーク時に、それぞれ異なる猶予期間を設け、ユーザーを強制的にログオフさせることができるようになりました。強制ログオフの対象は先程紹介した「ドレイン状態の仮想マシン」になります。

強制的と言っても、いきなりログオフさせるのではなく、強制ログオフまでの猶予期間を設定したs上で、事前にユーザーログオフを促す通知ができるようになっています。通知の内容はカスタマイズ可能です。一度強制的にログオフされたユーザーが再接続を行うと、負荷を考慮した形でドレイン状態以外の仮想マシンに誘われます。これによって、より円滑に全体的な仮想マシンの稼働台数を削減することができます。

図:ピーク時、オフピーク時それぞれ猶予期間が設定できる他、ユーザーへの事前通知内容をカスタマイズすることができます。

参考までに水平負荷分散型のロードバランス機能を使うと、ユーザーが分散されて、各仮想マシンの負荷限界の許容度の高い運用が可能ですが、ユーザーが多くのサーバーに分散します。更に時間経過と共に全体的なユーザー数が少なくなると、各サーバーにユーザーが希薄化してしまいします。このような水平分散型のロードバランス環境で運用している場合もAutoscaleの強制ログオフ機能は効果を発揮します。

図:水平負荷分散と垂直負荷分散の設定

ダイナミックセッションタイムアウト

こちらも同じくユーザーエクスペリエンスに配慮しながら、ユーザーのドレイン、すなわちログオフを促進する機能です。非アクティブなユーザーセッションに対して、ピーク時とオフピーク時それぞれ異なるタイマーでアイドルユーザー(非アクティブなユーザー)のログオフ時間を設定することができますが、例えば、全体的なユーザー影響が少ないオフピーク時のログオフまでの時間を短くすることで、「ドレイン状態→電源OFF」を促進し、より短時間で全体的な仮想マシンの稼働台数を減らすことができます。

図:ダイナミックセッションタイムアウト機能の設定画面

注意点として、同様のセッションタイムアウト設定がGPO(グループポリシー)やCitrix Policyにもありますが、設定が競合する場合にはより短い時間が優先されます。

図:Citrix Policyのタイマー設定

クラウドバースト機能

この新しい機能はタグを利用してAutoscaleの対象を特定のマシンに限定することができます。Autoscale対象の仮想マシンは「ドレイン状態→OFF」が促進されます。この機能を使うと、例えばオンプレミスとクラウドでのハイブリッド展開している場合に、優先的にオンプレの仮想マシンでユーザーをホストし、それらのマシンがバーストした際にはクラウドリソースを使用するといった使い方が可能です。またオンプレの仮想マシン同様に、24時間の稼働を前提とした価格の安いリザーブド・インスタンス契約の仮想マシンで優先的にユーザーをホストすることも可能で、リザーブド・インスタンス契約の仮想マシンの負荷限界に近付いた場合にはAutoscaleの有効な従量課金のマシンで新規ユーザーをホストします。

どれだけ使っても料金の変わらないオンプレミスのインスタンスやリザーブド・インスタンスのマシンで優先的にユーザーをホストして、それらのマシンが枯渇した場合に従量課金の仮想マシンを使います。このようなユースケースの場合に更なるコスト削減が期待できます。

図:タグを使いAutoscaleの対象となるマシン限定します。

よりきめ細かいスケジュール設定

新しいAutoscaleではCitrix …

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CitrixはMicrosoft社との長年のパートナーシップを通じて、様々な価値をお客様に提供してきました。このシリーズでは、Cloud VDIの代名詞でもあり、VDIのCloud化を加速する、Microsoft Azure Virtual Desktopに対するCitrixのベネフィットを紹介します。

今回のテーマは「TCOの削減」に寄与する、新しくなったAutoscale機能について紹介します。

Autoscaleとは

Autoscaleは、Citrix Virtual Apps and Desktopsサービスで最も活用されている機能の一つです。Autoscaleは、仮想マシンの電源を高度に管理し、クラウドやオンプレミス&クラウドでのハイブリッド展開において、仮想マシンのコストを最大約70%削減します。さっそく強化されたAutoscaleの機能を見ていきましょう。

ドレイン機能

Autoscaleの最新機能を理解する前に知ってきたいキーワードがあります。それは「ドレイン機能」になります。

このドレイン機能とは、セッションの数が最小であるマシン、すなわちユーザーが一番少ない仮想マシン上に振られる特別なフラグです。このフラグの立った仮想マシンを「ドレイン状態の仮想マシン」と言います。ドレイン状態のマシンは、新規セッションを受け付けなくなり、既存のセッションがログオフされるまで待機し、仮想マシンからすべてのユーザーがログオフすると仮想マシンの電源を落とします。

飛行機の便に例えると、ドレイン機能のメリットの概念をイメージしやすいと思います。A地点とB地点の間を結ぶ航空会社が3社数あるとします。繁忙時のそれぞれの航空会社の搭乗率は100%に近いですが、閑散時の搭乗率はそれぞれ10%に満たないです。空席の多い飛行機を運行するほどコスト的に非効率なことはありません。そこで3社は協議し、閑散時だけコードシャアでし、1機の飛行機を共同運航することにしました。閑散期に空席が多い状態で3機の飛行機を運行するよりも、コードシャアを行い1機にして搭乗率をあげて運行する方が経済的なメリットが大きいのは明白です。仮想ホストも多くのホストにユーザーが分散してしまうと、稼働するマシンが増えその分コストがかかります。

ドレイン機能の有効無効について、下の図で説明すると、例えば、最大50人のユーザーをホストする環境用に、5台のWindows 10 マルチセッションの仮想マシンが用意されている環境があるとします。朝の一斉同時ログオンで各マシンには10人がログオンしている状態で、10台すべてのマシンが稼働しています。ただ終業時間になるにつれ、外出ユーザーなども増え、一台当たりのユーザー数が減少し、定時後は、先程の飛行機の閑散期のように、各仮想マシンにユーザーが分散してしまっている状態、すなわちユーザーが希薄化した状態になります。このような状態は仮想マシンリソース消費の観点からは非効率な状況です。

Autoscaleによってドレイン機能が有効になると、ユーザー数が一番少ない仮想マシンでは新規ログオンを受け付けなくなり、ユーザーは稼働中の別のマシンに誘われます。ドレイン状態のマシンの電源は最後のユーザーのログオフをトリガーに電源がOFFになります。この為より少ない仮想マシンでユーザーをホストしやすい状態になります。すなわちユーザーのログオフ、再接続の頻度が上がるほど、ユーザーの希薄化が解消されます。今回強化されたAutoscaleはユーザーエクスペリエンスに配慮しながら、ドレイン状態の仮想マシン上のユーザーやアイドルユーザーのログオフを促進する機能が実装されましたので、ここから詳しく説明してゆきます。

より少ない仮想マシンで更なる節約~強制ログオフ~

一般的に始業時は多くのユーザーが仮想マシンにアクセスする為、多くの仮想ホストが必要で、それぞれでのホスト上で多くのユーザーが業務を行います。そして就業時間などオフピーク時間に近づくほどユーザーログオフし、多くの仮想マシンで僅なユーザーが業務を行います。これは先程の閑散期の飛行機のように、少ない乗客で多くの飛行機を運行するのと同じ状況です。全体的に少ないユーザーで多くの仮想マシンを稼働し続けなければならない状態になり、その分のコストがかかります。

新しいAutoscaleの強制ログオフ機能ではピーク時、オフピーク時に、それぞれ異なる猶予期間を設け、ユーザーを強制的にログオフさせることができるようになりました。強制ログオフの対象は先程紹介した「ドレイン状態の仮想マシン」になります。

強制的と言っても、いきなりログオフさせるのではなく、強制ログオフまでの猶予期間を設定したs上で、事前にユーザーログオフを促す通知ができるようになっています。通知の内容はカスタマイズ可能です。一度強制的にログオフされたユーザーが再接続を行うと、負荷を考慮した形でドレイン状態以外の仮想マシンに誘われます。これによって、より円滑に全体的な仮想マシンの稼働台数を削減することができます。

図:ピーク時、オフピーク時それぞれ猶予期間が設定できる他、ユーザーへの事前通知内容をカスタマイズすることができます。

参考までに水平負荷分散型のロードバランス機能を使うと、ユーザーが分散されて、各仮想マシンの負荷限界の許容度の高い運用が可能ですが、ユーザーが多くのサーバーに分散します。更に時間経過と共に全体的なユーザー数が少なくなると、各サーバーにユーザーが希薄化してしまいします。このような水平分散型のロードバランス環境で運用している場合もAutoscaleの強制ログオフ機能は効果を発揮します。

図:水平負荷分散と垂直負荷分散の設定

ダイナミックセッションタイムアウト

こちらも同じくユーザーエクスペリエンスに配慮しながら、ユーザーのドレイン、すなわちログオフを促進する機能です。非アクティブなユーザーセッションに対して、ピーク時とオフピーク時それぞれ異なるタイマーでアイドルユーザー(非アクティブなユーザー)のログオフ時間を設定することができますが、例えば、全体的なユーザー影響が少ないオフピーク時のログオフまでの時間を短くすることで、「ドレイン状態→電源OFF」を促進し、より短時間で全体的な仮想マシンの稼働台数を減らすことができます。

図:ダイナミックセッションタイムアウト機能の設定画面

注意点として、同様のセッションタイムアウト設定がGPO(グループポリシー)やCitrix Policyにもありますが、設定が競合する場合にはより短い時間が優先されます。

図:Citrix Policyのタイマー設定

クラウドバースト機能

この新しい機能はタグを利用してAutoscaleの対象を特定のマシンに限定することができます。Autoscale対象の仮想マシンは「ドレイン状態→OFF」が促進されます。この機能を使うと、例えばオンプレミスとクラウドでのハイブリッド展開している場合に、優先的にオンプレの仮想マシンでユーザーをホストし、それらのマシンがバーストした際にはクラウドリソースを使用するといった使い方が可能です。またオンプレの仮想マシン同様に、24時間の稼働を前提とした価格の安いリザーブド・インスタンス契約の仮想マシンで優先的にユーザーをホストすることも可能で、リザーブド・インスタンス契約の仮想マシンの負荷限界に近付いた場合にはAutoscaleの有効な従量課金のマシンで新規ユーザーをホストします。

どれだけ使っても料金の変わらないオンプレミスのインスタンスやリザーブド・インスタンスのマシンで優先的にユーザーをホストして、それらのマシンが枯渇した場合に従量課金の仮想マシンを使います。このようなユースケースの場合に更なるコスト削減が期待できます。

図:タグを使いAutoscaleの対象となるマシン限定します。

よりきめ細かいスケジュール設定

新しいAutoscaleではCitrix …

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大切なデータを保護するCitrix ShareFileの新しいマルウェア検出機能 https://www.citrix.com/blogs/2021/10/13/citrix-sharefile-malware-detection-jp/ Thu, 14 Oct 2021 03:00:45 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174254907 皆さんこんにちは。Citrixセールスエンジニアリング本部の片海 健太郎です。
最近、注目を集めている弊社のCitrix ShareFileですが、Citrixの海外チームが記述してくれているBlogで参考になるものが複数ございましたので、いくつか厳選し日本語訳したものを数回に分けてご紹介したいと思います。

今回はCitrix ShareFileのマルウェア検出機能についてご紹介させて頂きます。

近年リモートワークやオフィスと在宅のハイブリッドが一般的になりつつありますが、このような働き方ではデータセキュリティが疎かにならないように注意が必要です。実際にCOVID-19によるパンデミックが発生して以来、急激なマルウェア攻撃の増加を示す統計がいくつもあります。たとえば、米国マカフィー社によるレポートによると、研究者たちは毎分648件の新しいマルウェア攻撃を2020年第4四半期に観測しています。

企業の従業員は自宅のネットワークを通じて個人のPCやモバイルデバイスを使ったデータのアクセス、共有、そして共同編集などを行なうようになりましたが、公共のシェアオフィス空間や自宅のネットワークからアクセスする際のセキュリティ環境も2021年には大きく変化しています。サイバーセキュリティの専門家はCOVID-19に関連して、フィッシング行為によるなりすましが667%増加していることを報告しています。

しかし、セキュリティのためにユーザーがファイルに効率よくアクセスできなくなってしまうと、業務が止まってしまいます – 受発注が滞り、開発・生産も進まなくなり、ビジネス機能が麻痺します。Citrix のソリューションなら、生産性を犠牲にすることなくデータを攻撃から保護できます。私達のテクノロジーは、ユーザーにスムーズでセキュアなファイルアクセスを提供し、システム管理者にはデジタル資産を保護するために必要なさまざまな設定とモニタリング機能を提供します。

私達シトリックスでは、お客様のデータの安全性を考慮してマルウェアの速やかな検出と拡散防止の機能を強化しました。Citrix ShareFile および Citrix Content Collaboration では、いままでのマルウェアのブロックだけではなく、検出されたマルウェアの検疫機能も搭載しました。マルウェアだと認識されたファイルは拡散を防ぐために自動的にユーザーフォルダーから削除され、操作不能になります。詳細な機能や設定オプションについてはこちらのオンラインドキュメントをご参照ください。

高速なファイルスキャン

お客様はマルウェアの心配をすることなく、あらゆるタイプやサイズのファイルをアップロードすることができます。Citrix ShareFile / Citrix Content Collaboration にアップロードされるファイルは、すべて業界最速のスピードでマルウェアスキャンされます。

マルウェアリスクの排除と拡散防止

マルウェアが埋め込まれたファイルやデータの拡散を防止するために、シトリックス製品ではそのようなファイルを自動的に検疫フォルダに移動します。該当するファイルのダウンロードや共有機能は禁止されます。アップロード後スキャン中のドキュメントを操作しようとすると、下記のような画面が表示されます。

もしスキャンの結果マルウェアが検出された場合は、ファイルをブロックしてアップロードを防止する、ユーザーに警告を表示してマルウェア付きのファイルを管理者の検疫フォルダに移動する、などの対策が自動で実施されます。
下の画面ではマルウェア検出機能テスト用のファイル EICAR がブロックされています。

システム管理者へのアラートと、検疫ファイルの確認

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皆さんこんにちは。Citrixセールスエンジニアリング本部の片海 健太郎です。
最近、注目を集めている弊社のCitrix ShareFileですが、Citrixの海外チームが記述してくれているBlogで参考になるものが複数ございましたので、いくつか厳選し日本語訳したものを数回に分けてご紹介したいと思います。

今回はCitrix ShareFileのマルウェア検出機能についてご紹介させて頂きます。

近年リモートワークやオフィスと在宅のハイブリッドが一般的になりつつありますが、このような働き方ではデータセキュリティが疎かにならないように注意が必要です。実際にCOVID-19によるパンデミックが発生して以来、急激なマルウェア攻撃の増加を示す統計がいくつもあります。たとえば、米国マカフィー社によるレポートによると、研究者たちは毎分648件の新しいマルウェア攻撃を2020年第4四半期に観測しています。

企業の従業員は自宅のネットワークを通じて個人のPCやモバイルデバイスを使ったデータのアクセス、共有、そして共同編集などを行なうようになりましたが、公共のシェアオフィス空間や自宅のネットワークからアクセスする際のセキュリティ環境も2021年には大きく変化しています。サイバーセキュリティの専門家はCOVID-19に関連して、フィッシング行為によるなりすましが667%増加していることを報告しています。

しかし、セキュリティのためにユーザーがファイルに効率よくアクセスできなくなってしまうと、業務が止まってしまいます – 受発注が滞り、開発・生産も進まなくなり、ビジネス機能が麻痺します。Citrix のソリューションなら、生産性を犠牲にすることなくデータを攻撃から保護できます。私達のテクノロジーは、ユーザーにスムーズでセキュアなファイルアクセスを提供し、システム管理者にはデジタル資産を保護するために必要なさまざまな設定とモニタリング機能を提供します。

私達シトリックスでは、お客様のデータの安全性を考慮してマルウェアの速やかな検出と拡散防止の機能を強化しました。Citrix ShareFile および Citrix Content Collaboration では、いままでのマルウェアのブロックだけではなく、検出されたマルウェアの検疫機能も搭載しました。マルウェアだと認識されたファイルは拡散を防ぐために自動的にユーザーフォルダーから削除され、操作不能になります。詳細な機能や設定オプションについてはこちらのオンラインドキュメントをご参照ください。

高速なファイルスキャン

お客様はマルウェアの心配をすることなく、あらゆるタイプやサイズのファイルをアップロードすることができます。Citrix ShareFile / Citrix Content Collaboration にアップロードされるファイルは、すべて業界最速のスピードでマルウェアスキャンされます。

マルウェアリスクの排除と拡散防止

マルウェアが埋め込まれたファイルやデータの拡散を防止するために、シトリックス製品ではそのようなファイルを自動的に検疫フォルダに移動します。該当するファイルのダウンロードや共有機能は禁止されます。アップロード後スキャン中のドキュメントを操作しようとすると、下記のような画面が表示されます。

もしスキャンの結果マルウェアが検出された場合は、ファイルをブロックしてアップロードを防止する、ユーザーに警告を表示してマルウェア付きのファイルを管理者の検疫フォルダに移動する、などの対策が自動で実施されます。
下の画面ではマルウェア検出機能テスト用のファイル EICAR がブロックされています。

システム管理者へのアラートと、検疫ファイルの確認

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Citrixのファイル共有サービス、ShareFileの電子署名を作成して、送ってみた (シリーズ2) https://www.citrix.com/blogs/2021/10/10/digital-signature-sharefile-part-2-jp/ Mon, 11 Oct 2021 03:00:35 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174254742 2021年入社し、インダストリー営業本部で法人営業をしている竹村陽太です。前回、同僚のインダストリー営業本部の山崎が、ShareFileの署名者の承認の仕方を紹介しましたが、承認申請のプロセスを使ってみましたので紹介したいと思います。

■はじめに 電子署名・関連法

前回も紹介しましたが、再度繰り返します。電子署名法に基づき、本人による一定の要件を満たす電子署名が行われた電子文書等は、真正に成立したもの(本人の意思に基づき作成されたもの)と推定されます。また、電子署名法の施行により、認証業務のうち一定の基準を満たすもの(特定認証業務)は国の認定を受けることができる制度が導入されました。

出典:デジタル庁 電子署名制度より

https://www.digital.go.jp/policies/posts/digitalsign

■Citrix社内での利用や活用

Citrixの従業員にとって電子署名は身近です。毎四半期ごとの連結財務諸表に関連しての署名行為、コンプライアンストレーニング受講に伴う署名など様々な場面で利用しています。Citrixのライセンスの新規調達の際にお客様登録(MyAccount)の情報入力、署名という一連の流れやネットワーク機器の貸出しの際に電子ファイルで署名することがあります。

■ShareFileの電子署名の申請を使ってみた

ShareFile ServiceのPremium Editionに含まれる電子署名機能を用いてどのような手順で電子署名を作成して送付できるのか、実際の画面遷移をご案内します。ご一緒にみてください。

1. ShareFile Webにログインします。

2. ShareFile上でサインが必要な文書を選択します。 (事前にサインが必要な文書をShareFileにアップロードします。) 該当するファイルを右クリックして、”署名の送信”を選択します。

3. “ドキュメントを準備“をクリックします。

4. 次の画面で、サインのリクエストを送る人を選びます。 ‟別の署名者を追加”をクリックします。 複数名に署名を送ることができます。

5. 必要な署名者を追加したら“次へフィールドを配置“をクリックします。

6. サインをもらうフィールドを追加します。右のメニューの”署名フィールド”をクリックしてから、左の文書のサインをしてもらう場所にフィールドをおいていきます

7. 日付やその他のテキスト等のフィールドが必要な場合は、右の”テキスト”や”日付フィールド”をクリックし、左の文書の上に設置していきます。

8. それぞれの署名, テキストフィールドについて、誰がサイン、記載するかをしてします。フィールドをクリックすると下記メニューが出てくるので、サイン、記載する人をプルダウンメニューから選びます。すべてのフィールドについて設定していきます。

9. それぞれのフィールドの設定が完了したら、“次へ確認”で次へ。

10. …

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2021年入社し、インダストリー営業本部で法人営業をしている竹村陽太です。前回、同僚のインダストリー営業本部の山崎が、ShareFileの署名者の承認の仕方を紹介しましたが、承認申請のプロセスを使ってみましたので紹介したいと思います。

■はじめに 電子署名・関連法

前回も紹介しましたが、再度繰り返します。電子署名法に基づき、本人による一定の要件を満たす電子署名が行われた電子文書等は、真正に成立したもの(本人の意思に基づき作成されたもの)と推定されます。また、電子署名法の施行により、認証業務のうち一定の基準を満たすもの(特定認証業務)は国の認定を受けることができる制度が導入されました。

出典:デジタル庁 電子署名制度より

https://www.digital.go.jp/policies/posts/digitalsign

■Citrix社内での利用や活用

Citrixの従業員にとって電子署名は身近です。毎四半期ごとの連結財務諸表に関連しての署名行為、コンプライアンストレーニング受講に伴う署名など様々な場面で利用しています。Citrixのライセンスの新規調達の際にお客様登録(MyAccount)の情報入力、署名という一連の流れやネットワーク機器の貸出しの際に電子ファイルで署名することがあります。

■ShareFileの電子署名の申請を使ってみた

ShareFile ServiceのPremium Editionに含まれる電子署名機能を用いてどのような手順で電子署名を作成して送付できるのか、実際の画面遷移をご案内します。ご一緒にみてください。

1. ShareFile Webにログインします。

2. ShareFile上でサインが必要な文書を選択します。 (事前にサインが必要な文書をShareFileにアップロードします。) 該当するファイルを右クリックして、”署名の送信”を選択します。

3. “ドキュメントを準備“をクリックします。

4. 次の画面で、サインのリクエストを送る人を選びます。 ‟別の署名者を追加”をクリックします。 複数名に署名を送ることができます。

5. 必要な署名者を追加したら“次へフィールドを配置“をクリックします。

6. サインをもらうフィールドを追加します。右のメニューの”署名フィールド”をクリックしてから、左の文書のサインをしてもらう場所にフィールドをおいていきます

7. 日付やその他のテキスト等のフィールドが必要な場合は、右の”テキスト”や”日付フィールド”をクリックし、左の文書の上に設置していきます。

8. それぞれの署名, テキストフィールドについて、誰がサイン、記載するかをしてします。フィールドをクリックすると下記メニューが出てくるので、サイン、記載する人をプルダウンメニューから選びます。すべてのフィールドについて設定していきます。

9. それぞれのフィールドの設定が完了したら、“次へ確認”で次へ。

10. …

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Citrixのファイル共有サービス、ShareFileの電子署名使ってみた https://www.citrix.com/blogs/2021/09/29/digital-signature-sharefile-jp/ Thu, 30 Sep 2021 03:45:52 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174254599 Citrixへ2016年入社しインダストリー営業本部で東日本のお客様担当営業をしている山崎 晴幸が本ブログを執筆します。

 Citrixのファイル共有サービスは大手の監査法人やアメリカの官公庁、金融機関で積極的に利用されています。そのファイル共有サービス ShareFile Serviceの上位エディションであるPremium Editionに含まれる電子署名機能を用いてどのような手順で電子署名が進むか実際の画面遷移をご案内します。

■はじめに 電子署名・関連法

電子署名法に基づき、本人による一定の要件を満たす電子署名が行われた電子文書等は、真正に成立したもの(本人の意思に基づき作成されたもの)と推定されます。また、電子署名法の施行により、認証業務のうち一定の基準を満たすもの(特定認証業務)は国の認定を受けることができる制度が導入されました。

出典:デジタル庁 電子署名制度より

https://www.digital.go.jp/policies/posts/digitalsign

■Citrix社内での利用や活用

Citrixの社員にとって電子署名は身近です。毎四半期ごとの連結財務諸表に関連しての署名行為、コンプライアンストレーニング受講に伴う署名など様々な場面で利用しています。

Citrixのライセンスの新規調達の際にお客様登録(MyAccount)の情報入力、署名という一連の流れやネットワーク機器の貸出しの際に電子ファイルで署名頂くことがあります。

■ShareFileの電子署名使い方を解説します

  • 署名者に届くメール

署名者の方へは以下のメールが届きます。国際的な電子署名の規格に準拠しており英語でメールが届きます。メールの前半部に日本語で補足コメントを入れることが出来て、英語が苦手な方に個別に案内できます。

  • REVIEW & SCAN DOCUMENTボタンをクリックすると予め設定しておいた入力画面へ移ります。署名及び必要な情報の入力画面(テキスト・日付・署名・チェックボックスなど)が柔軟に設定可能です。

  • 直接手書きの署名を入力可能

  • 入力と署名が完了したら右下に表示される『署名の送信』をクリック

  • プライバシーポリシー・電子署名による同意について確認し『送信』を行う。

  • 署名後にはそのデータをダウンロードや共有することも可能 以下の画面へ遷移

  • いつ誰がどんなOS、ブラウザ、IPアドレスから署名したか証跡が残る

  • 署名したデータの末尾にはSIGNATURE CERTIFICATEと呼ばれる証跡データが合わせて保存される。

■まとめ

署名の入力、必要情報の入力設定が柔軟に行えます。また証跡管理がしっかりしています。

署名データの保存もクラウドへ自動保存されます。ShareFile ServiceのPremium Editionの導入により紙での署名や回覧、捺印のわずらわしさにお困りの方は生産性向上につながるのではと考えています。ご一考ください。

CitrixのShareFile, Content Collaborationには上記以外にも様々な利用方法、ユーザー利便性を高める機能がありますので、是非一度お問合せの上、ご検討頂ければと思います!

Content Collaboration:…

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Citrixへ2016年入社しインダストリー営業本部で東日本のお客様担当営業をしている山崎 晴幸が本ブログを執筆します。

 Citrixのファイル共有サービスは大手の監査法人やアメリカの官公庁、金融機関で積極的に利用されています。そのファイル共有サービス ShareFile Serviceの上位エディションであるPremium Editionに含まれる電子署名機能を用いてどのような手順で電子署名が進むか実際の画面遷移をご案内します。

■はじめに 電子署名・関連法

電子署名法に基づき、本人による一定の要件を満たす電子署名が行われた電子文書等は、真正に成立したもの(本人の意思に基づき作成されたもの)と推定されます。また、電子署名法の施行により、認証業務のうち一定の基準を満たすもの(特定認証業務)は国の認定を受けることができる制度が導入されました。

出典:デジタル庁 電子署名制度より

https://www.digital.go.jp/policies/posts/digitalsign

■Citrix社内での利用や活用

Citrixの社員にとって電子署名は身近です。毎四半期ごとの連結財務諸表に関連しての署名行為、コンプライアンストレーニング受講に伴う署名など様々な場面で利用しています。

Citrixのライセンスの新規調達の際にお客様登録(MyAccount)の情報入力、署名という一連の流れやネットワーク機器の貸出しの際に電子ファイルで署名頂くことがあります。

■ShareFileの電子署名使い方を解説します

  • 署名者に届くメール

署名者の方へは以下のメールが届きます。国際的な電子署名の規格に準拠しており英語でメールが届きます。メールの前半部に日本語で補足コメントを入れることが出来て、英語が苦手な方に個別に案内できます。

  • REVIEW & SCAN DOCUMENTボタンをクリックすると予め設定しておいた入力画面へ移ります。署名及び必要な情報の入力画面(テキスト・日付・署名・チェックボックスなど)が柔軟に設定可能です。

  • 直接手書きの署名を入力可能

  • 入力と署名が完了したら右下に表示される『署名の送信』をクリック

  • プライバシーポリシー・電子署名による同意について確認し『送信』を行う。

  • 署名後にはそのデータをダウンロードや共有することも可能 以下の画面へ遷移

  • いつ誰がどんなOS、ブラウザ、IPアドレスから署名したか証跡が残る

  • 署名したデータの末尾にはSIGNATURE CERTIFICATEと呼ばれる証跡データが合わせて保存される。

■まとめ

署名の入力、必要情報の入力設定が柔軟に行えます。また証跡管理がしっかりしています。

署名データの保存もクラウドへ自動保存されます。ShareFile ServiceのPremium Editionの導入により紙での署名や回覧、捺印のわずらわしさにお困りの方は生産性向上につながるのではと考えています。ご一考ください。

CitrixのShareFile, Content Collaborationには上記以外にも様々な利用方法、ユーザー利便性を高める機能がありますので、是非一度お問合せの上、ご検討頂ければと思います!

Content Collaboration:…

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「2021 1st Half Citrix Partner Award個人表彰」発表 https://www.citrix.com/blogs/2021/09/12/2021-1st-half-citrix-partner-awards-jp/ Mon, 13 Sep 2021 03:00:31 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174254302 シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 パートナー営業本部の中桐です。

さて、本日は、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下シトリックス)が主催するPartner Xchangeにおいて「2021 1st Half Citrix Partner Award個人表彰」を9月9日(木)に発表しましたのでお知らせ致します。

クラウド化の推進、及びデジタルトランスフォーメーションの加速にあたり、2021年度上半期のシトリックスビジネスに、多大な貢献をいただいた国内パートナー様の営業・エンジニアの方々を表彰させていただきました。
パートナー営業部門は小職より、またパートナーエンジニア部門、パートナーエンジニアグループ部門におきましては、セールス・エンジニアリング本部 常務執行役員 統括本部長 永長 純より発表させていただきました。

プレゼンター:
執行役員 パートナー営業本部 本部長 中桐 吾郎

■ 営業部門 ■
Citrix Best Partner Sales (18名)
2021年度上半期において大きな実績をとげられビジネスに貢献頂きました。

アセンテック株式会社 第1営業本部 第1営業部 課長 佐藤 優様

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 エンタープライズビジネス企画室
プロダクトビジネス推進部 マーコム・ベンダーリレーション第3課  …

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シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 パートナー営業本部の中桐です。

さて、本日は、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下シトリックス)が主催するPartner Xchangeにおいて「2021 1st Half Citrix Partner Award個人表彰」を9月9日(木)に発表しましたのでお知らせ致します。

クラウド化の推進、及びデジタルトランスフォーメーションの加速にあたり、2021年度上半期のシトリックスビジネスに、多大な貢献をいただいた国内パートナー様の営業・エンジニアの方々を表彰させていただきました。
パートナー営業部門は小職より、またパートナーエンジニア部門、パートナーエンジニアグループ部門におきましては、セールス・エンジニアリング本部 常務執行役員 統括本部長 永長 純より発表させていただきました。

プレゼンター:
執行役員 パートナー営業本部 本部長 中桐 吾郎

■ 営業部門 ■
Citrix Best Partner Sales (18名)
2021年度上半期において大きな実績をとげられビジネスに貢献頂きました。

アセンテック株式会社 第1営業本部 第1営業部 課長 佐藤 優様

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 エンタープライズビジネス企画室
プロダクトビジネス推進部 マーコム・ベンダーリレーション第3課  …

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Citrix環境導入の理想と現実、ベストプラクティス https://www.citrix.com/blogs/2021/09/01/citrix-environment-best-practices-jp/ Thu, 02 Sep 2021 03:15:13 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174254189 こんにちは。Citrixコンサルタントの田中です。

旧来のオンプレミスCitrix Virtual Apps and Desktops環境、またはCitrix Workspaceを導入する現場では、計画段階からカットオーバーまでの長い道程の中で、成功を阻む様々な障壁があります。そこで、プロジェクトの各段階での失敗例や陥りやすい罠を、具体的な事例を元にシリーズで解説します。

※本記事は、過去に弊社ホームページに掲載されていた記事を元に、加筆・修正したものです。

Citrix環境導入の理想と現実

データセンター内にDelivery ControllerなどのCitrix Virtual Apps and Desktops管理コンポーネントを構築し、ユーザー数分の仮想PCを用意して、VDA(Virtual Desktop Agent)をインストールすれば、即、仮想デスクトップ環境を実現できるのでしょうか。またはCitrix Workspaceの場合、管理コンポーネントの構築に関わる負担は大部分が軽減されますが、サブスクリプションを契約して、クライアントアプリケーションであるCitrix Workspace appをクライアント端末にインストールすれば、即、Citrix Workspaceの導入を実現できるのでしょうか。答えはノーです。Citrix環境に対するニーズは、組織の上層部、利用するユーザーおよびセキュリティ部門など、部門により異なります。それを無視してIT部門などの特定部門だけで環境構築をしようとすると、必ずと言って良いほど失敗します。どのような環境がユーザーから必要とされているか、現状の問題点は何か、Citrix環境を導入する上で組織が何を期待しているか、また何がリスクとなり得るか、それらを見極め、適切にデザインすることが何よりも重要です。

第一回:陥りがちな失敗パターン「”計画”の現実」

 無計画に構築したCitrix環境は、多くの場合、当初の理想とは遠く離れたものになってしまいます。何が原因でそのような結果になってしまうのか、そもそもなぜ無計画にスタートしてしまうのか、具体例を挙げて説明します。

ケース1「短い期限」

状況

Citrix環境の全社導入することを決めたものの具体的に何をしたら良いかわからない。従って、タスクボリュームが予測出来ない。さらに現在の使用状況を把握できていない。その状態でいつまでに実現するかを決めざるを得ない。この場合、必ずと言っていいほど実際に必要とされるよりも短い期限が提示されます。

結果

ユーザーが現在どのようにPCやモバイルデバイスを使用していて、どのようなニーズがあるか把握していないため、組織にとって本当に望ましいCitrix環境の実現方式が決められません。Citrix環境を導入した経験やノウハウも無いため、導入により顕在化する問題を推測できません。期間が短いため、順序立てて方式の検討を行うこともできません。

組織にとって最適な構成を見極めることができないため、全てのユーザーニーズを満たし得るが、オーバースペック且つオーバーコストな構成(図Aを参照。ユーザーカバー率のみを重視すると、一人あたりの導入コストは上がります。)か、または、全てのユーザーニーズを満たすことができない中途半端な構成を採用してしまいます。(図Bを参照。導入コストのみに注視した場合、ユーザーカバー率は犠牲になり、不満足なユーザーに我慢を強いることになります。)

図A 図B

ケース2「まずハードウェア構成」

状況

この事例は、特に仮想デスクトップ/仮想アプリケーション環境の導入に当てはまります。ハードウェア構成は物販コストの算出、予算取りおよび調達スケジュールに直結するため、比較的早めに検討されます。この場合、精緻なサイジングは行われず、ユーザー数などから機械的に算出した数値に頼らざるを得ません。

また、ハードウェア構成決定の際、ベンダーからサイジング情報が提供され、全体の構成が描かれますが、ハードウェアの最新機能に過度の期待がかけられてしまうことが多くあります。ベンダーから提供されるサイジング情報は特定のテクノロジーを前提とした過去の事例にもとづいていることも多いです。仮想デスクトップ/仮想アプリケーション環境に対する要件は各社様々であるためそのまま鵜呑みにすることはできません。

なお、Citrix Workspaceの場合、リソースロケーション以外の管理コンポーネントはハードウェア構成に依存せずに導入可能ですが、リソースロケーションに対するオーバースペックな構成がコストに直結することに変わりはなく、計画を精緻化するに越したことはありません。

結果

かけたコストに反して、本当にユーザーニーズに合う構成とはかけ離れたサイジング前提となってしまいます。それにより予算超過した場合は、後から要件が発覚し、より付加価値のあるテクノロジーを採用するにしてもリソースの確保が困難になります。

ケース3「根拠なきプロジェクト予算」

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こんにちは。Citrixコンサルタントの田中です。

旧来のオンプレミスCitrix Virtual Apps and Desktops環境、またはCitrix Workspaceを導入する現場では、計画段階からカットオーバーまでの長い道程の中で、成功を阻む様々な障壁があります。そこで、プロジェクトの各段階での失敗例や陥りやすい罠を、具体的な事例を元にシリーズで解説します。

※本記事は、過去に弊社ホームページに掲載されていた記事を元に、加筆・修正したものです。

Citrix環境導入の理想と現実

データセンター内にDelivery ControllerなどのCitrix Virtual Apps and Desktops管理コンポーネントを構築し、ユーザー数分の仮想PCを用意して、VDA(Virtual Desktop Agent)をインストールすれば、即、仮想デスクトップ環境を実現できるのでしょうか。またはCitrix Workspaceの場合、管理コンポーネントの構築に関わる負担は大部分が軽減されますが、サブスクリプションを契約して、クライアントアプリケーションであるCitrix Workspace appをクライアント端末にインストールすれば、即、Citrix Workspaceの導入を実現できるのでしょうか。答えはノーです。Citrix環境に対するニーズは、組織の上層部、利用するユーザーおよびセキュリティ部門など、部門により異なります。それを無視してIT部門などの特定部門だけで環境構築をしようとすると、必ずと言って良いほど失敗します。どのような環境がユーザーから必要とされているか、現状の問題点は何か、Citrix環境を導入する上で組織が何を期待しているか、また何がリスクとなり得るか、それらを見極め、適切にデザインすることが何よりも重要です。

第一回:陥りがちな失敗パターン「”計画”の現実」

 無計画に構築したCitrix環境は、多くの場合、当初の理想とは遠く離れたものになってしまいます。何が原因でそのような結果になってしまうのか、そもそもなぜ無計画にスタートしてしまうのか、具体例を挙げて説明します。

ケース1「短い期限」

状況

Citrix環境の全社導入することを決めたものの具体的に何をしたら良いかわからない。従って、タスクボリュームが予測出来ない。さらに現在の使用状況を把握できていない。その状態でいつまでに実現するかを決めざるを得ない。この場合、必ずと言っていいほど実際に必要とされるよりも短い期限が提示されます。

結果

ユーザーが現在どのようにPCやモバイルデバイスを使用していて、どのようなニーズがあるか把握していないため、組織にとって本当に望ましいCitrix環境の実現方式が決められません。Citrix環境を導入した経験やノウハウも無いため、導入により顕在化する問題を推測できません。期間が短いため、順序立てて方式の検討を行うこともできません。

組織にとって最適な構成を見極めることができないため、全てのユーザーニーズを満たし得るが、オーバースペック且つオーバーコストな構成(図Aを参照。ユーザーカバー率のみを重視すると、一人あたりの導入コストは上がります。)か、または、全てのユーザーニーズを満たすことができない中途半端な構成を採用してしまいます。(図Bを参照。導入コストのみに注視した場合、ユーザーカバー率は犠牲になり、不満足なユーザーに我慢を強いることになります。)

図A 図B

ケース2「まずハードウェア構成」

状況

この事例は、特に仮想デスクトップ/仮想アプリケーション環境の導入に当てはまります。ハードウェア構成は物販コストの算出、予算取りおよび調達スケジュールに直結するため、比較的早めに検討されます。この場合、精緻なサイジングは行われず、ユーザー数などから機械的に算出した数値に頼らざるを得ません。

また、ハードウェア構成決定の際、ベンダーからサイジング情報が提供され、全体の構成が描かれますが、ハードウェアの最新機能に過度の期待がかけられてしまうことが多くあります。ベンダーから提供されるサイジング情報は特定のテクノロジーを前提とした過去の事例にもとづいていることも多いです。仮想デスクトップ/仮想アプリケーション環境に対する要件は各社様々であるためそのまま鵜呑みにすることはできません。

なお、Citrix Workspaceの場合、リソースロケーション以外の管理コンポーネントはハードウェア構成に依存せずに導入可能ですが、リソースロケーションに対するオーバースペックな構成がコストに直結することに変わりはなく、計画を精緻化するに越したことはありません。

結果

かけたコストに反して、本当にユーザーニーズに合う構成とはかけ離れたサイジング前提となってしまいます。それにより予算超過した場合は、後から要件が発覚し、より付加価値のあるテクノロジーを採用するにしてもリソースの確保が困難になります。

ケース3「根拠なきプロジェクト予算」

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Azure Virtual Desktopに対するCitrixのコアバリュー ~パート1~ https://www.citrix.com/blogs/2021/05/13/windows-virtual-desktop-core-values-jp/ Fri, 14 May 2021 01:00:51 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174252175 DXの推進とコモディティ化するVDIへの対応

経産省によればITの人材不足や旧来のシステムがネックとなり、2025年から30年までに、年間で最大約12兆円の経済的な損失が生じる可能性があるといっています。DXを推進することができれば、2030年で約130兆円のGNP上乗せが期待できるともいわれています。

パンデミックによるロックダウンの影響で多くの企業が打撃を受けました。その中でも飲食業も深刻な打撃を受けた業界の一つですが、アメリカの企業をみると、これまでDXをすすめデジタル技術を活用し、組織やビジネスモデルを変革し続けてきた企業は、このような状況にも素早く対応し業績を維持、拡大してきました。

また世界的に展開する、有名なアメリカのカフェチェーンの創業者は後任のCEOに、「コーヒーの専門家」ではなく、世界的なIT企業のエンジニア出身の人物を任命しています。今後の企業成長戦略にとって、いかにテクノロジーが重要なのかが伺え知れます。

コモディティ化しつつあるVDIに対しても、ITの人的リソースやコストをできるだけ抑え、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)に多くの資源を投入することは重要です。既存のVDIのクラウドやDaaSへの移行はその転換点になります。

このシリーズでは、Cloud VDIの代名詞でもあるMicrosoft Azure Virtual Desktop(以下Azure Virtual Desktop)に対するCitrixのコアバリューを紹介してゆきます。

Azure Virtual Desktopに対するCitrixのコアバリューは大きく5つあります。

  • ユーザーエンゲージメントと生産性の向上
  • セキュリティの強化
  • ITのコスト削減
  • IT部門の負荷を軽減
  • ユーザーエクスペリエンスを向上

Part1ではITコストの削減、ユーザーエクスペリエンス向上の観点で、Azure Virtual Desktopに対するバリューの一つであるCitrix Workspace Environment Management Serviceを紹介します。

特に大規模なCloud VDIプロジェクトにおいて、リソースを最大限に活用することが重要です。言い換えると、仮想アプリとデスクトップのワークロードの場合、できるだけコンピューティングコストを抑えながら、最高のユーザーエクスペリエンスを提供することを意味します。

これは従来のオンプレミス環境に当てはまりますが、特に従量課金型のパブリッククラウド環境ではユーザーの集約度を上げるためのソリューションや垂直型の負荷分散運用は重要ポイントです。

Citrix Workspace Environment Management Service(以下WEM)はその為のCitrixソリューションの一つです。

言い換えれば、WEMを使用すれば、従業員の生産性を向上し、不要な追加ITリソースに対するコストを削減できる可能性があります。

WEMは、Windowsアプリとデスクトップセッションの動作を完全に御してVDIのリソースをインテリジェントに最適化するソリューションです。

WEMに対して、弊社のエンジニアリングチームがさまざまなAzure …

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DXの推進とコモディティ化するVDIへの対応

経産省によればITの人材不足や旧来のシステムがネックとなり、2025年から30年までに、年間で最大約12兆円の経済的な損失が生じる可能性があるといっています。DXを推進することができれば、2030年で約130兆円のGNP上乗せが期待できるともいわれています。

パンデミックによるロックダウンの影響で多くの企業が打撃を受けました。その中でも飲食業も深刻な打撃を受けた業界の一つですが、アメリカの企業をみると、これまでDXをすすめデジタル技術を活用し、組織やビジネスモデルを変革し続けてきた企業は、このような状況にも素早く対応し業績を維持、拡大してきました。

また世界的に展開する、有名なアメリカのカフェチェーンの創業者は後任のCEOに、「コーヒーの専門家」ではなく、世界的なIT企業のエンジニア出身の人物を任命しています。今後の企業成長戦略にとって、いかにテクノロジーが重要なのかが伺え知れます。

コモディティ化しつつあるVDIに対しても、ITの人的リソースやコストをできるだけ抑え、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)に多くの資源を投入することは重要です。既存のVDIのクラウドやDaaSへの移行はその転換点になります。

このシリーズでは、Cloud VDIの代名詞でもあるMicrosoft Azure Virtual Desktop(以下Azure Virtual Desktop)に対するCitrixのコアバリューを紹介してゆきます。

Azure Virtual Desktopに対するCitrixのコアバリューは大きく5つあります。

  • ユーザーエンゲージメントと生産性の向上
  • セキュリティの強化
  • ITのコスト削減
  • IT部門の負荷を軽減
  • ユーザーエクスペリエンスを向上

Part1ではITコストの削減、ユーザーエクスペリエンス向上の観点で、Azure Virtual Desktopに対するバリューの一つであるCitrix Workspace Environment Management Serviceを紹介します。

特に大規模なCloud VDIプロジェクトにおいて、リソースを最大限に活用することが重要です。言い換えると、仮想アプリとデスクトップのワークロードの場合、できるだけコンピューティングコストを抑えながら、最高のユーザーエクスペリエンスを提供することを意味します。

これは従来のオンプレミス環境に当てはまりますが、特に従量課金型のパブリッククラウド環境ではユーザーの集約度を上げるためのソリューションや垂直型の負荷分散運用は重要ポイントです。

Citrix Workspace Environment Management Service(以下WEM)はその為のCitrixソリューションの一つです。

言い換えれば、WEMを使用すれば、従業員の生産性を向上し、不要な追加ITリソースに対するコストを削減できる可能性があります。

WEMは、Windowsアプリとデスクトップセッションの動作を完全に御してVDIのリソースをインテリジェントに最適化するソリューションです。

WEMに対して、弊社のエンジニアリングチームがさまざまなAzure …

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Citrix Workspace: SAML2.0による認証統合 https://www.citrix.com/blogs/2021/04/14/enhanced-authentication-security-jp/ Thu, 15 Apr 2021 02:00:13 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174251959 ゼロトラストの要。高度な認証とアクセス管理ソリューションとの連携 ~SAML2.0を使用したIDP統合~

Citrix Workspaceと認証

多くの企業や組織は自社のゼロトラストセキュリティ基盤をベースに、高度な認証とアクセス管理ソリューションを導入しています。

Citrix Workspaceは Azure Active DirectoryやOkta、またCitrix GatewayやStoreFrontを介してSAMLやRADIUSなどに対応する認証ソリューションと認証統合することができます。

Citrix CloudネイティブでのSAMP2.0サポート

今回の注目ポイントはCitrix CloudネイティブでSAML2.0をサポートしたことです(2021年3月末現在Tech Preview)。これまで必要だったCitrix GatewayやStoreFrontなど追加コンポーネントが不要になり、よりシンプルにSAML2.0対応の認証ソリューションと認証統合ができるようになりました。

図:SAM2.0 IDPとCitrix Cloud上のアイデンティティマイクロサービスを介して連携

百聞は一見にしかず、動作の様子を見てみましょう。

このデモではSAML2.0のIDPとしてGoogle Identity Platformを使います。更にWindows仮想デスクトップに対してSSOを実現するためにCitrix Federated Authentication Service(以下FAS)を有効にしています。

1. Citrix Workspaceにアクセスします。

2. IDPにリダイレクトされるので、IDPのアカウントで認証します。

3. 仮想デスクトップを起動します。

4. FASが有効な為、仮想デスクトップにシングルサインオンします。

参考までにWindows版Workspace Appのから認証する場合はこのような動きになります。

1. Citrix …

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ゼロトラストの要。高度な認証とアクセス管理ソリューションとの連携 ~SAML2.0を使用したIDP統合~

Citrix Workspaceと認証

多くの企業や組織は自社のゼロトラストセキュリティ基盤をベースに、高度な認証とアクセス管理ソリューションを導入しています。

Citrix Workspaceは Azure Active DirectoryやOkta、またCitrix GatewayやStoreFrontを介してSAMLやRADIUSなどに対応する認証ソリューションと認証統合することができます。

Citrix CloudネイティブでのSAMP2.0サポート

今回の注目ポイントはCitrix CloudネイティブでSAML2.0をサポートしたことです(2021年3月末現在Tech Preview)。これまで必要だったCitrix GatewayやStoreFrontなど追加コンポーネントが不要になり、よりシンプルにSAML2.0対応の認証ソリューションと認証統合ができるようになりました。

図:SAM2.0 IDPとCitrix Cloud上のアイデンティティマイクロサービスを介して連携

百聞は一見にしかず、動作の様子を見てみましょう。

このデモではSAML2.0のIDPとしてGoogle Identity Platformを使います。更にWindows仮想デスクトップに対してSSOを実現するためにCitrix Federated Authentication Service(以下FAS)を有効にしています。

1. Citrix Workspaceにアクセスします。

2. IDPにリダイレクトされるので、IDPのアカウントで認証します。

3. 仮想デスクトップを起動します。

4. FASが有効な為、仮想デスクトップにシングルサインオンします。

参考までにWindows版Workspace Appのから認証する場合はこのような動きになります。

1. Citrix …

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Citrix ADCによるSMS-OTP認証 https://www.citrix.com/blogs/2021/03/29/sms-otp-authentication-with-citrix-adc-jp/ Tue, 30 Mar 2021 01:00:47 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174251741 こんにちは、Citrixコンサルタントの滝澤です。

働き方が変化している昨今、増加するリモートアクセス需要にシンプルに対応することが可能な二要素認証のご紹介です。

セキュリティ強化の為に当たり前になりつつある二要素認証、様々なSaaSアプリを利用する上で何がしかの認証を求められたことがある方が多いかと思います。一要素目でID/パスワードを入力し、一要素目と異なる二要素目の情報を合わせて入力することで、より高いセキュリティを担保します。

一言に二要素認証と言っても、生体認証、ハードウェアトークンやスマートフォンのauthenticatorアプリを利用したOTP認証、または”秘密の質問”に回答する知識認証など、多様な方法が利用可能であるためそれぞれの特徴を理解して要件に見合う実現方法を選択することが重要です。

今回ご紹介させていただくのはCitrix ADC (Citrix Gateway)とSMS送信サービスをAPI連携させるSMS-OTP (ワンタイムパスワード)認証です。

Citrix ADCを使用したSMS-OTP認証の特徴は以下です。

・Citrix ADCがOTPを生成する

・スマートフォン、携帯電話にてSMSを受信できれば利用可能

・ユーザーのスマートフォン等にOTP用アプリのインストールが不要 (MDMの考慮も必要なし)

・必要なコンポーネントが少ないため比較的短期間で導入可能

・API連携可能なSMS送信サービスの準備が必要

Citrix Virtual Apps and Desktopsへのリモートアクセス時の認証を説明します。

  1. ユーザーがCitrix ADC (Citrix Gateway)にアクセスしユーザー名とPWを入力します。
  2. Citrix ADCはActive Directory (AD)にLDAP認証を試みます。資格情報を検証するとともに、mobile属性からユーザーの携帯電話番号(SMS送信先)の取得を試みます。説明ではオンプレミスのADを想定していますが、Azure Active Directory及びAzure AD Domain Servicesを使用したLDAP認証と電話番号取得も可能です。いずれの認証においても予め電話番号を登録しておくことが必要になります。
  3. LDAP認証に成功すると、ADは電話番号をCitrix ADCに連携します。

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こんにちは、Citrixコンサルタントの滝澤です。

働き方が変化している昨今、増加するリモートアクセス需要にシンプルに対応することが可能な二要素認証のご紹介です。

セキュリティ強化の為に当たり前になりつつある二要素認証、様々なSaaSアプリを利用する上で何がしかの認証を求められたことがある方が多いかと思います。一要素目でID/パスワードを入力し、一要素目と異なる二要素目の情報を合わせて入力することで、より高いセキュリティを担保します。

一言に二要素認証と言っても、生体認証、ハードウェアトークンやスマートフォンのauthenticatorアプリを利用したOTP認証、または”秘密の質問”に回答する知識認証など、多様な方法が利用可能であるためそれぞれの特徴を理解して要件に見合う実現方法を選択することが重要です。

今回ご紹介させていただくのはCitrix ADC (Citrix Gateway)とSMS送信サービスをAPI連携させるSMS-OTP (ワンタイムパスワード)認証です。

Citrix ADCを使用したSMS-OTP認証の特徴は以下です。

・Citrix ADCがOTPを生成する

・スマートフォン、携帯電話にてSMSを受信できれば利用可能

・ユーザーのスマートフォン等にOTP用アプリのインストールが不要 (MDMの考慮も必要なし)

・必要なコンポーネントが少ないため比較的短期間で導入可能

・API連携可能なSMS送信サービスの準備が必要

Citrix Virtual Apps and Desktopsへのリモートアクセス時の認証を説明します。

  1. ユーザーがCitrix ADC (Citrix Gateway)にアクセスしユーザー名とPWを入力します。
  2. Citrix ADCはActive Directory (AD)にLDAP認証を試みます。資格情報を検証するとともに、mobile属性からユーザーの携帯電話番号(SMS送信先)の取得を試みます。説明ではオンプレミスのADを想定していますが、Azure Active Directory及びAzure AD Domain Servicesを使用したLDAP認証と電話番号取得も可能です。いずれの認証においても予め電話番号を登録しておくことが必要になります。
  3. LDAP認証に成功すると、ADは電話番号をCitrix ADCに連携します。

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その面倒なPPAP、やめませんか? https://www.citrix.com/blogs/2021/03/15/citrix-content-collaboration-ppap-jp/ Tue, 16 Mar 2021 02:00:45 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174251472 みなさん、こんにちは。シトリックスのハイタッチSEの片海です。
昨今話題の”PPAP“。今回はその対策として弊社のクラウドストレージであるCitrix Content Collaborationをご紹介させていただきます。

◆ PPAPとは?
昨年末から、“PPAP”というワードが各種メディア上で話題になりました。私自身は「また?いまさら?」と思いました。しかし、PPAPを検索してみると「中央省庁 廃止」「危険」「禁止」といったワードが並んでいる。〇〇太郎が危険?禁止…?

実はこのPPAPは、よくあるメールのやり取りを表した略称でした。皆さんも業務上、下記のようなメールを送った事があるかと思います。

この様な方法で暗号化(Angouka)をし、メールを送る手法(Protocol)のことを、赤字頭文字をとって、PPAPと呼んでいます。

【参考】https://www.jaipa.or.jp/event/isp_mtg/asahikawa_190912-13/190913-3.pdf

◆PPAPは何が問題なのか
このPPAP、企業間ではスタンダードなやり取りなっており当たり前に使っていますよね。しかし、このPPAPには以下の様なデメリット・問題点があります。この方法でメールを送受信している皆さんも思いたる節があるのではないでしょうか。

1. 別々の送信に意味がない(盗聴リスク)
送ったメールに対して「全員に返信」でパスワードを送付しているケースが代表的ですが、これでは別々に送付する意味がありません。また、仮にメールを盗聴されてしまっている場合はどちらのメールも受信できてしまう可能性が高く、セキュリティレベルが低いと言えるのではないでしょうか。

2. Zipの暗号化によりファイルに対するセキュリティ対策がされない
添付ファイルがZip暗号化されていることにより、中のファイルにはセキュリティチェックがかからず、受信BOXにウイルスが残ってしまうというリスクがあります。また、ZIPファイルを危険と判断している企業では、ZIPファイルの受信を弾く設定をしている事があり、このケースの場合ではコミュニケーションロスになってしまいます。

3. パスワードクラックされる可能性がある
システム的に複雑なパスワードをかけているのではあればまだしも、「会社名+日付」といった簡易的なパスワードを設定しているケースは意外と多いですよね。いずれにしろ、パスワード解析ソフト等で突破されるリスクがあります。

4. 送信者および受信者の生産性が低下

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みなさん、こんにちは。シトリックスのハイタッチSEの片海です。
昨今話題の”PPAP“。今回はその対策として弊社のクラウドストレージであるCitrix Content Collaborationをご紹介させていただきます。

◆ PPAPとは?
昨年末から、“PPAP”というワードが各種メディア上で話題になりました。私自身は「また?いまさら?」と思いました。しかし、PPAPを検索してみると「中央省庁 廃止」「危険」「禁止」といったワードが並んでいる。〇〇太郎が危険?禁止…?

実はこのPPAPは、よくあるメールのやり取りを表した略称でした。皆さんも業務上、下記のようなメールを送った事があるかと思います。

この様な方法で暗号化(Angouka)をし、メールを送る手法(Protocol)のことを、赤字頭文字をとって、PPAPと呼んでいます。

【参考】https://www.jaipa.or.jp/event/isp_mtg/asahikawa_190912-13/190913-3.pdf

◆PPAPは何が問題なのか
このPPAP、企業間ではスタンダードなやり取りなっており当たり前に使っていますよね。しかし、このPPAPには以下の様なデメリット・問題点があります。この方法でメールを送受信している皆さんも思いたる節があるのではないでしょうか。

1. 別々の送信に意味がない(盗聴リスク)
送ったメールに対して「全員に返信」でパスワードを送付しているケースが代表的ですが、これでは別々に送付する意味がありません。また、仮にメールを盗聴されてしまっている場合はどちらのメールも受信できてしまう可能性が高く、セキュリティレベルが低いと言えるのではないでしょうか。

2. Zipの暗号化によりファイルに対するセキュリティ対策がされない
添付ファイルがZip暗号化されていることにより、中のファイルにはセキュリティチェックがかからず、受信BOXにウイルスが残ってしまうというリスクがあります。また、ZIPファイルを危険と判断している企業では、ZIPファイルの受信を弾く設定をしている事があり、このケースの場合ではコミュニケーションロスになってしまいます。

3. パスワードクラックされる可能性がある
システム的に複雑なパスワードをかけているのではあればまだしも、「会社名+日付」といった簡易的なパスワードを設定しているケースは意外と多いですよね。いずれにしろ、パスワード解析ソフト等で突破されるリスクがあります。

4. 送信者および受信者の生産性が低下

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「Citrix Japan Partner Award 2020」発表 https://www.citrix.com/blogs/2021/03/03/citrix-japan-partner-award-2020-jp/ Thu, 04 Mar 2021 03:00:58 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174251191 シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 パートナー営業本部の本田です。

さて、本日は、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下シトリックス)が主催する「Citrix Japan Partner Award」を2月19日(金)に発表しましたのでお知らせ致します。

「Citrix Japan Partner Award 」は、シトリックスのパートナー制度である「Citrix Partner Program」に参加している国内パートナーを対象にした年次の表彰制度です。今年はコロナ禍の中、オンラインでの発表となりました。
「Citrix Japan Partner Award 」では、1)売上規模部門、2)大型案件部門、3)フォーカス・ソリューション部門、4)パートナー・プログラム部門、5)エデュケーション部門 6)アライアンス部門の6つの分野において15のアワードを用意し、以下のパートナー様の功績を称え、以下の通りに表彰させていただきました。

■ 売上規模部門 ■ (11社)
Distributor Sales of the Year
株式会社ネットワールド
受賞理由:ディストリビュータ部門におけるトップセールスとして多大な貢献を頂きました。

SI Sales of the Year
富士通株式会社
受賞理由:SI部門におけるトップセールスとして多大に貢献頂きました。

CSA Sales of

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シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 パートナー営業本部の本田です。

さて、本日は、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下シトリックス)が主催する「Citrix Japan Partner Award」を2月19日(金)に発表しましたのでお知らせ致します。

「Citrix Japan Partner Award 」は、シトリックスのパートナー制度である「Citrix Partner Program」に参加している国内パートナーを対象にした年次の表彰制度です。今年はコロナ禍の中、オンラインでの発表となりました。
「Citrix Japan Partner Award 」では、1)売上規模部門、2)大型案件部門、3)フォーカス・ソリューション部門、4)パートナー・プログラム部門、5)エデュケーション部門 6)アライアンス部門の6つの分野において15のアワードを用意し、以下のパートナー様の功績を称え、以下の通りに表彰させていただきました。

■ 売上規模部門 ■ (11社)
Distributor Sales of the Year
株式会社ネットワールド
受賞理由:ディストリビュータ部門におけるトップセールスとして多大な貢献を頂きました。

SI Sales of the Year
富士通株式会社
受賞理由:SI部門におけるトップセールスとして多大に貢献頂きました。

CSA Sales of

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「2020 2nd Half Partner Award個人表彰」発表 https://www.citrix.com/blogs/2021/03/03/2020-second-half-partner-awards-jp/ Thu, 04 Mar 2021 03:00:14 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174251232 シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 パートナー営業本部の本田です。

現在の状況下においてビジネスの環境、やり方などが大きく変わった今、クラウド化を推進しデジタルトランスフォーメーションを加速させパートナー様とともにビジネスを推進しております。

この度、Citrix Partner Programに参加している国内パートナー様の中から2020年度下半期のビジネスに多大な貢献をいただいたSE・営業の方を2月19日のPartner Xchangeの中で表彰させていただきました。

パートナーエンジニア部門におきましては、常務執行役員 セールス・エンジニアリング本部 本部長 永長 純より発表させていただきました。特にテクノロジーを支えつつCitrixビジネス推進をしてくれたエンジニアの皆様の功績を称え、感謝を込めて2つのアワード受賞者をそれぞれ紹介させていただきました。


常務執行役員 セールス・エンジニアリング本部 本部長 永長 純

■エンジニア部門■

Citrix Best Partner Engineer (11名)
2020年度下半期においてビジネスの実績に大きく貢献頂きました。

株式会社アシスト ビジネスインフラ技術本部 アクセスインフラ技術統括部  技術2部3課
川東 健吾様

株式会社ネットワールド   SI技術本部 統合基盤技術部 プラットフォームソリューション課
課長代理 諌山 卓生様

日商エレクトロニクス株式会社 プラットフォーム本部第二プラットフォーム部
セールスプロモーション二課 …

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シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 パートナー営業本部の本田です。

現在の状況下においてビジネスの環境、やり方などが大きく変わった今、クラウド化を推進しデジタルトランスフォーメーションを加速させパートナー様とともにビジネスを推進しております。

この度、Citrix Partner Programに参加している国内パートナー様の中から2020年度下半期のビジネスに多大な貢献をいただいたSE・営業の方を2月19日のPartner Xchangeの中で表彰させていただきました。

パートナーエンジニア部門におきましては、常務執行役員 セールス・エンジニアリング本部 本部長 永長 純より発表させていただきました。特にテクノロジーを支えつつCitrixビジネス推進をしてくれたエンジニアの皆様の功績を称え、感謝を込めて2つのアワード受賞者をそれぞれ紹介させていただきました。


常務執行役員 セールス・エンジニアリング本部 本部長 永長 純

■エンジニア部門■

Citrix Best Partner Engineer (11名)
2020年度下半期においてビジネスの実績に大きく貢献頂きました。

株式会社アシスト ビジネスインフラ技術本部 アクセスインフラ技術統括部  技術2部3課
川東 健吾様

株式会社ネットワールド   SI技術本部 統合基盤技術部 プラットフォームソリューション課
課長代理 諌山 卓生様

日商エレクトロニクス株式会社 プラットフォーム本部第二プラットフォーム部
セールスプロモーション二課 …

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Citrix CloudとChromebookで、安全で快適なリモートワーク環境を素早く導入する Part2 https://www.citrix.com/blogs/2021/02/16/citrix-cloud-chromebook-part2-jp/ Wed, 17 Feb 2021 03:00:00 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174250985 みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

今回は前回のPart1に続き、Google 社の Chromebook と、当社の Citrix Virtual Apps and Desktops Standard for Azure を利用し、コストを抑えながら快適で安全なリモートワーク環境をユーザーに提供するため、その構成方法、ノウハウなどをお伝えしたいと思います。

Part2では実際にこちらの構成を導入するためのステップ、導入のノウハウなどを紹介していきます。

◆ 低コストかつ短期間で導入可能な使いやすいリモートワーク環境の構成(前回のおさらい)

前回のPart1でもご紹介しましたが、この構成のポイントは接続先が既存の物理PCであるため、いつもと同じ業務環境にリモートからアクセスできることです。リモートワーク用に新しく仮想デスクトップ環境を構成するといったコスト、時間を節約することができ、ユーザーも自分がいつも利用していたPC環境を利用できるため使いやすく、リモートワーク移行時にありがちな業務効率性の低下を減らす効果が期待できます。

また、接続元のデバイスにセキュリティ、可用性、コストパフォーマンスに優れたデバイスChromebookを用いることで、高セキュリティかつ快適なリモートワーク環境をユーザーに提供できます。

リモートワーク環境の構成例

実践!リモート環境を構成するためのステップ

前提条件の確認

環境を構成する前に前提条件や必要なコンポーネント、サブスクリプションを確認しましょう。

・Active Directory環境

・Cloud ConnectorをインストールするWindowsサーバー(物理でも仮想でもOKです)×2台以上

・Citrix Virtual Apps and Desktops …

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みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

今回は前回のPart1に続き、Google 社の Chromebook と、当社の Citrix Virtual Apps and Desktops Standard for Azure を利用し、コストを抑えながら快適で安全なリモートワーク環境をユーザーに提供するため、その構成方法、ノウハウなどをお伝えしたいと思います。

Part2では実際にこちらの構成を導入するためのステップ、導入のノウハウなどを紹介していきます。

◆ 低コストかつ短期間で導入可能な使いやすいリモートワーク環境の構成(前回のおさらい)

前回のPart1でもご紹介しましたが、この構成のポイントは接続先が既存の物理PCであるため、いつもと同じ業務環境にリモートからアクセスできることです。リモートワーク用に新しく仮想デスクトップ環境を構成するといったコスト、時間を節約することができ、ユーザーも自分がいつも利用していたPC環境を利用できるため使いやすく、リモートワーク移行時にありがちな業務効率性の低下を減らす効果が期待できます。

また、接続元のデバイスにセキュリティ、可用性、コストパフォーマンスに優れたデバイスChromebookを用いることで、高セキュリティかつ快適なリモートワーク環境をユーザーに提供できます。

リモートワーク環境の構成例

実践!リモート環境を構成するためのステップ

前提条件の確認

環境を構成する前に前提条件や必要なコンポーネント、サブスクリプションを確認しましょう。

・Active Directory環境

・Cloud ConnectorをインストールするWindowsサーバー(物理でも仮想でもOKです)×2台以上

・Citrix Virtual Apps and Desktops …

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Citrix CloudとChromebookで、安全で快適なリモートワーク環境を素早く導入する Part1 https://www.citrix.com/blogs/2021/02/07/citrix-cloud-chromebook-part1-jp/ Mon, 08 Feb 2021 03:00:25 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174250766 みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

2021年2月の執筆当時、依然として収束の気配がない新型コロナウィルスの拡大に伴い、業務継続のためのリモートワーク環境の重要性がさらに高まっています。これからリモートワーク環境の導入を検討している企業・団体では、コストやセキュリティに関しての懸念事項があり、導入に二の足を踏んでいる、というケースがあります。また、既にリモートワーク用の何らかのシステムを利用している場合でも、エンドユーザー部門の「実際に使ってみたけど、動作が重かったり、制限が多かったりで使いづらい」といった意見があります。

今回はPar1、Part2の2回に分け、前回のブログでもご紹介した Google 社の Chromebook と、当社の Citrix Virtual Apps and Desktops Standard for Azure を利用した、コストを抑えながら快適で安全なリモートワーク環境を素早く提供するための構成、導入ステップ、ノウハウなどをお伝えしたいと思います。

このPart1では、リモートワーク環境の導入における課題の再確認と、Citrixの仮想化ソリューションとChromebook で構成するリモートワーク環境の全体像、メリット、ユーザーの利用イメージなどをご紹介します。

今回もGoogle Chrome Enterprise カスタマー エンジニアの山本様にご協力いただき、共同検証した内容を元にお伝えしたいと思います!

◆ リモートワーク導入の落とし穴?

実際にリモートワーク環境を導入するにあたり、重要なファクターはいくつかありますが、その中でも重要なのはコスト、導入までの期間、セキュリティ、利用者の快適さ(利便性、ユーザーエクスペリエンス)ではないでしょうか。

例えばリモートワーク環境の導入においてよく利用されるVPN接続がありますが、こちらは会社のネットワークと社外(自宅)にあるパソコンを仮想的なネットワークで接続してしまうため、ユーザーが利用するデバイス側からウィルスやマルウェアが社内リソースに侵入するリスクがありますし、社内の情報を故意に漏洩・窃取する不正行為のリスクがあります。そしてこれらのリスクを低減するためのセキュリティ対策に、費用や管理工数、導入のための期間が予想よりもかかっている、といったIT管理者の悩みがあると思います。

また、事業部門からのリモートワークの導入要請に対し、とりあえずツールを導入したものの、導入後にエンドユーザーである事業部門から「…

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みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

2021年2月の執筆当時、依然として収束の気配がない新型コロナウィルスの拡大に伴い、業務継続のためのリモートワーク環境の重要性がさらに高まっています。これからリモートワーク環境の導入を検討している企業・団体では、コストやセキュリティに関しての懸念事項があり、導入に二の足を踏んでいる、というケースがあります。また、既にリモートワーク用の何らかのシステムを利用している場合でも、エンドユーザー部門の「実際に使ってみたけど、動作が重かったり、制限が多かったりで使いづらい」といった意見があります。

今回はPar1、Part2の2回に分け、前回のブログでもご紹介した Google 社の Chromebook と、当社の Citrix Virtual Apps and Desktops Standard for Azure を利用した、コストを抑えながら快適で安全なリモートワーク環境を素早く提供するための構成、導入ステップ、ノウハウなどをお伝えしたいと思います。

このPart1では、リモートワーク環境の導入における課題の再確認と、Citrixの仮想化ソリューションとChromebook で構成するリモートワーク環境の全体像、メリット、ユーザーの利用イメージなどをご紹介します。

今回もGoogle Chrome Enterprise カスタマー エンジニアの山本様にご協力いただき、共同検証した内容を元にお伝えしたいと思います!

◆ リモートワーク導入の落とし穴?

実際にリモートワーク環境を導入するにあたり、重要なファクターはいくつかありますが、その中でも重要なのはコスト、導入までの期間、セキュリティ、利用者の快適さ(利便性、ユーザーエクスペリエンス)ではないでしょうか。

例えばリモートワーク環境の導入においてよく利用されるVPN接続がありますが、こちらは会社のネットワークと社外(自宅)にあるパソコンを仮想的なネットワークで接続してしまうため、ユーザーが利用するデバイス側からウィルスやマルウェアが社内リソースに侵入するリスクがありますし、社内の情報を故意に漏洩・窃取する不正行為のリスクがあります。そしてこれらのリスクを低減するためのセキュリティ対策に、費用や管理工数、導入のための期間が予想よりもかかっている、といったIT管理者の悩みがあると思います。

また、事業部門からのリモートワークの導入要請に対し、とりあえずツールを導入したものの、導入後にエンドユーザーである事業部門から「…

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年頭所感 https://www.citrix.com/blogs/2021/01/06/looking-forward-2021-jp/ Thu, 07 Jan 2021 03:00:35 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174250185 2021年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2020年は世界中の人々が新型コロナウイルスという一つの脅威に直面する困難な年でした。そして、私たちの最優先するべきは、「家族、従業員、コミュニティの安全を守ること」という大原則を思い出させてくれました。

今、ビジネスに求められていることは、どのような状況でも、従業員を守りながらビジネスを継続できる柔軟で機敏な組織づくりです。

多くの企業がパンデミックをきっかけに、業務だけでなくビジネス戦略、それらをサポートするためのITを再考しはじめています。そして、様々な調査や、お客様との対話のなかで見えてきたのは、ゼロトラストベースのセキュリティを強化しつつクラウドに迅速に移行し、需要が高まるリモートワークに柔軟に対応することが重要であるということです。

現在の危機的状況が終わったとしても、一旦広まった新しい柔軟性のある働き方が完全に元の形に戻ることはありません。調査会社ITRの「デジタルビジネス動向調査」によると、コロナ対策の最重要課題は「ビジネスのニューノーマル化への対応」と感じている企業が多く、その対策の一つとして「テックネイティブ指向へのシフト」が挙げられています。

同調査では、アフター・ウィズコロナの時代には、デジタル技術を駆使したビジネス変革が重要課題となり、デジタルトランスフォメーション(DX)への経営者のコミットメントが最たる成功要因とされています。

経済の低迷に反して多くの企業がITへの投資を拡大するなか、2021年には政府も税制優遇策の概要を固め、企業のDXを支援します。その重要な要件の一つがセキュリティ対策です。シトリックスは、Citrix Cloudのコントロールプレーンを日本に設置したCitrix Cloud Japanを展開し、日本のお客様に安心してご利用いただくために、よりセキュアで安定したクラウド環境を整えました。

私たちは、創業以来仕事は場所ではないと信じてきました。仕事とは、机に向かっている時間の長さではなく、成果と達成度で評価されるべきものです。そして、「柔軟な働き方」とは、従業員がどこにいても最高の仕事ができる環境を提供することです。いまこそ、従業員エクスペリエンスが重視される時ではないでしょうか。

シトリックスは企業の変革をあらゆる側面からサポートするパートナーとして、社員一同取り組んでまいります。

新しい年が、皆様にとりまして素晴らしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

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2021年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2020年は世界中の人々が新型コロナウイルスという一つの脅威に直面する困難な年でした。そして、私たちの最優先するべきは、「家族、従業員、コミュニティの安全を守ること」という大原則を思い出させてくれました。

今、ビジネスに求められていることは、どのような状況でも、従業員を守りながらビジネスを継続できる柔軟で機敏な組織づくりです。

多くの企業がパンデミックをきっかけに、業務だけでなくビジネス戦略、それらをサポートするためのITを再考しはじめています。そして、様々な調査や、お客様との対話のなかで見えてきたのは、ゼロトラストベースのセキュリティを強化しつつクラウドに迅速に移行し、需要が高まるリモートワークに柔軟に対応することが重要であるということです。

現在の危機的状況が終わったとしても、一旦広まった新しい柔軟性のある働き方が完全に元の形に戻ることはありません。調査会社ITRの「デジタルビジネス動向調査」によると、コロナ対策の最重要課題は「ビジネスのニューノーマル化への対応」と感じている企業が多く、その対策の一つとして「テックネイティブ指向へのシフト」が挙げられています。

同調査では、アフター・ウィズコロナの時代には、デジタル技術を駆使したビジネス変革が重要課題となり、デジタルトランスフォメーション(DX)への経営者のコミットメントが最たる成功要因とされています。

経済の低迷に反して多くの企業がITへの投資を拡大するなか、2021年には政府も税制優遇策の概要を固め、企業のDXを支援します。その重要な要件の一つがセキュリティ対策です。シトリックスは、Citrix Cloudのコントロールプレーンを日本に設置したCitrix Cloud Japanを展開し、日本のお客様に安心してご利用いただくために、よりセキュアで安定したクラウド環境を整えました。

私たちは、創業以来仕事は場所ではないと信じてきました。仕事とは、机に向かっている時間の長さではなく、成果と達成度で評価されるべきものです。そして、「柔軟な働き方」とは、従業員がどこにいても最高の仕事ができる環境を提供することです。いまこそ、従業員エクスペリエンスが重視される時ではないでしょうか。

シトリックスは企業の変革をあらゆる側面からサポートするパートナーとして、社員一同取り組んでまいります。

新しい年が、皆様にとりまして素晴らしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

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デジタルワークスペースから始まる、SASEへの統一されたアプローチ https://www.citrix.com/blogs/2021/01/04/unified-approach-to-sase-digital-workspace-jp/ Tue, 05 Jan 2021 04:00:14 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174250187 アプリケーションの進化の中で、Citrixでは、データセンターやパブリッククラウドからCitrix Workspaceを提供し、ITチームの俊敏性を高めてきました。これにより、ダウンタイム削減のみならずセキュリティも強化され、従来のデスクトップ導入に伴う多くの課題を解決できるようになりました。

しかし、ITが克服しなければならない課題はまだあります。自宅やオフィスで仕事をしながらでも、悪意のある攻撃者からユーザーを保護し、企業データの盗み見から守りながら、どこからでも会社や個人のアプリケーションにアクセスできる柔軟性を提供することです。IoTの波が押し寄せている今、より多くのデバイスがクラウド上のサービスにアクセスしており、企業は一貫したセキュリティを提供する必要があります。

ハブ・アンド・スポーク・ネットワーキングとセキュリティ・アーキテクチャの制約

データセンターを中心に設計された既存のハブ・アンド・スポーク・ネットワーキングとセキュリティ・アーキテクチャにはさまざまな制約があるため、現在のビジネス要件を満たすことが難しくなっています。

• 細分化されたサービスチェーン型のソリューションでは、別の設定を「壊す」ことなくポリシーを変更することが困難
• 利用状況の変化に対応してスケールするには、物理アプライアンスの容量制限をアップグレードする必要があり、新しいデジタル・サービスを提供するまでに数週間を要する
• セキュリティとネットワークのために、別途、手動でポリシーを設定する際にダウンタイムが発生し、そのたびにビジネスがリスクにさらされる
• すべての内部トラフィックをデータセンター経由でルーティングすると、クラウド・サービスやSaaSが広く分散している場合、遅延やリスクが発生する可能性があります。

これらの課題に対応するCitrix の新しいサービス、Citrix Secure Internet Access(SIA)は、現代の企業のセキュリティ要件に完全に対応する包括的なグローバル・セキュリティクラウドサービスです。 このサービスには、セキュアウェブゲートウェイ、次世代ファイアウォール、CASB (Cloud Access Security Broker) 10個以上のエンジンによる、リアルタイムの脅威インテリジェンスを備えたAI駆動のフォレンジックが含まれています。

SIAクラウドアーキテクチャのメリット

• 世界に100以上配備されたPoP (Point of Presence)が、すべてのユーザーに一貫した保護と低遅延を提供し、より良い従業員体験を提供します。集中型ハブやデータセンターへのバックホーリングは必要ありません。
• お客様ごとにデータを分けることで、クラウド上でのプライバシーを確保します。
• トラフィック量の増加に応じてオンデマンドでのスケールを可能にする自動スケールを搭載しています。
• シングルパスデータ処理は、複雑さやレイテンシ、断片化されたポリシープロビジョニングを追加するサービスチェーンアーキテクチャと比較して、より高いパフォーマンスと低いレイテンシを提供します。…

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アプリケーションの進化の中で、Citrixでは、データセンターやパブリッククラウドからCitrix Workspaceを提供し、ITチームの俊敏性を高めてきました。これにより、ダウンタイム削減のみならずセキュリティも強化され、従来のデスクトップ導入に伴う多くの課題を解決できるようになりました。

しかし、ITが克服しなければならない課題はまだあります。自宅やオフィスで仕事をしながらでも、悪意のある攻撃者からユーザーを保護し、企業データの盗み見から守りながら、どこからでも会社や個人のアプリケーションにアクセスできる柔軟性を提供することです。IoTの波が押し寄せている今、より多くのデバイスがクラウド上のサービスにアクセスしており、企業は一貫したセキュリティを提供する必要があります。

ハブ・アンド・スポーク・ネットワーキングとセキュリティ・アーキテクチャの制約

データセンターを中心に設計された既存のハブ・アンド・スポーク・ネットワーキングとセキュリティ・アーキテクチャにはさまざまな制約があるため、現在のビジネス要件を満たすことが難しくなっています。

• 細分化されたサービスチェーン型のソリューションでは、別の設定を「壊す」ことなくポリシーを変更することが困難
• 利用状況の変化に対応してスケールするには、物理アプライアンスの容量制限をアップグレードする必要があり、新しいデジタル・サービスを提供するまでに数週間を要する
• セキュリティとネットワークのために、別途、手動でポリシーを設定する際にダウンタイムが発生し、そのたびにビジネスがリスクにさらされる
• すべての内部トラフィックをデータセンター経由でルーティングすると、クラウド・サービスやSaaSが広く分散している場合、遅延やリスクが発生する可能性があります。

これらの課題に対応するCitrix の新しいサービス、Citrix Secure Internet Access(SIA)は、現代の企業のセキュリティ要件に完全に対応する包括的なグローバル・セキュリティクラウドサービスです。 このサービスには、セキュアウェブゲートウェイ、次世代ファイアウォール、CASB (Cloud Access Security Broker) 10個以上のエンジンによる、リアルタイムの脅威インテリジェンスを備えたAI駆動のフォレンジックが含まれています。

SIAクラウドアーキテクチャのメリット

• 世界に100以上配備されたPoP (Point of Presence)が、すべてのユーザーに一貫した保護と低遅延を提供し、より良い従業員体験を提供します。集中型ハブやデータセンターへのバックホーリングは必要ありません。
• お客様ごとにデータを分けることで、クラウド上でのプライバシーを確保します。
• トラフィック量の増加に応じてオンデマンドでのスケールを可能にする自動スケールを搭載しています。
• シングルパスデータ処理は、複雑さやレイテンシ、断片化されたポリシープロビジョニングを追加するサービスチェーンアーキテクチャと比較して、より高いパフォーマンスと低いレイテンシを提供します。…

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コンサルティングサービス部のご紹介 https://www.citrix.com/blogs/2020/12/20/introducing-citrix-consulting-service-jp/ Mon, 21 Dec 2020 04:00:08 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174250099 みなさん、こんにちは。Citrixコンサルティングサービス部の鈴木です。

年末になりましたが、今年はコロナ禍の影響で出社制限やリモートワークでの対応はみなさまの会社でも継続的に実施されているかと思います。

またコロナ禍をきっかけに否応なしに突入したニューノーマルの時代でも多くのお客様に弊社の製品をご利用いただいていることもあるかと思います。

弊社は単に製品やサービスを販売するだけでなく、それらをお客様環境で100%フルにそして快適にご利用いただくべく、ご支援をさせていただくコンサルティングサービスも提供しています。

本日はコンサルティングサービスを提供する私も属しているコンサルティングサービス部を紹介させていただければと思います。

コンサルティングサービス部の位置づけ・ミッション

コンサルティングサービス部は、リージョンをまたいで組織されるカスタマーサクセス部門に属しています。Citrixのコンサルタントは全世界で200名以上、日本では15名在席しています。

カスタマーサクセス部門はお客様の成功(Citrix製品をご利用いただくことでのROIの最大化)を支援する部隊であり、われわれコンサルタントも、単にCitrix製品技術に長けることだけを目的としておらず、お客様に快適にかつ最適にご利用いただくための努力を惜しまない姿勢を大事にしています。

対応フェーズ

弊社コンサルティングサービスは下図、プロジェクトライフサイクルにおける全フェーズでご支援可能です。

これまでの対応実績として弊社サービスをご利用いただくケースが多いご支援内容は以下となります。

・概要計画/要件定義

・各種アセスメント

・基本設計

・ヘルスチェック

・各フェーズでのレビュー・技術支援

ここからCitrixコンサルタントが、いつでもどんな時でもお客様から信頼・評価をいただける状態をどのようにして維持できているか舞台裏を紹介したいと思います。

Citrixコンサルタントの誕生

Citrixコンサルタントとして入社すると、新人コンサルタントは以下のタスクを最初の任務として概ね3か月でクリアすることを求められます。

・最上位のCitrix認定資格の取得

・仮想顧客のRFPをベースとした概要設計書の作成/プレゼンテーションの実施(デザインワークショップと呼んでいます)

メーカーのコンサルタントとして必要となる製品知識の習得だけではなく、デザインワークショップを通じて資料作成やプレゼンテーションを実施することで、1人のコンサルタントとしてドキュメンテーションやお客様と円滑にコミュニケーションするための必要なスキルも求められます。

さらには、これら最初の関門を突破するために新人コンサルタントには入社後まもなくして1人につき1環境自由に触れるラボ環境を与えられます。

ラボ環境では自社製品を自由に利用できますので、製品のインストール・設定を経て動作確認等を実施することを体の髄まで叩き込みます。

この2つの関門をクリアするとはれて実案件デビューとなり、さらにOJTを重ねていくことで最終的にはコンサルタントとして独り立ちできるまでに成長していきます。

案件対応

コンサルティングサービスをお客様に提供するにあたり、設計内容について技術的な質問を受けるケースは日常的に発生します。

「webで調べて回答」や「自身のナレッジ」を組み合わせて対応できるものはそのまま回答しますが、  われわれコンサルタントは、少しでも迷いや新しいアイデアがあるときは「まず実機で動作を確認する」ことを優先しています。

このブログの前段「Citrixコンサルタントの誕生」でも触れた、上流工程でもラボ環境を利用して構築してみる/動作を確認するプロセスはCitrixコンサルタントの礎となって実案件でも取り入れて対応しているのです。

このラボ検証を通して、お客様環境への導入や導入後の運用で顕在化する新たな問題点を洗い出せることも少なくなく、結果的にサービスイン後の重大インシデント発生やサポートへの問い合わせ回数を最小化できるようなサービス展開を可能としています。

また我々コンサルタントは、海外の構築事例について他国のコンサルタントへ直接の問い合わせや、Citrixがワールドワイドで蓄積しているナレッジにいつでもアクセスが可能ですので、日本国内に事例がない製品やソリューションを展開する際にも、不確定要素・リスクを最小限とすることが可能なのです。

技術力/製品スキルの維持

すでにお気づきかとは思いますが、自身のラボ環境での構築確認・動作検証の実施は我々コンサルタントでは日常茶飯事となります。また「未経験の製品」「新バージョンがリリースされた」「○○を実現したい」「○○なことってCitrixで実現できるんだっけ?」など、いろいろな興味や新しいアイデアが浮かんだ際には「まず実機で確認みる」の精神でラボ環境を利用しています。

このような実機検証結果や案件を通して得られたナレッジは、個人のナレッジに留まらないよう日々部内で共有しています。

さらにはコンサルティング部内でも定期的に勉強会を開催しています。

通常年2回の海外合宿(ワールドワイドまたはアジアパシフィック地域のコンサルタントが集合します)がありましたが、今年は国内合宿をリモート併用で開催しました。

これに加えてリモート勤務体制に移行してからは、週1回の朝勉強会も開催しています。勉強会では案件対応実績の共有、新製品のフィードバック、よろず相談などテーマはさまざまですが、ここでもコンサルタント間のコミュケーション、情報共有は非常に活発です。

メンバー間の信頼と尊敬

コンサルティングサービス部の構成メンバーは経歴/年齢/趣味/嗜好さまざまですが、ひとことで言うと「仲がいい」チームでもあります。…

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みなさん、こんにちは。Citrixコンサルティングサービス部の鈴木です。

年末になりましたが、今年はコロナ禍の影響で出社制限やリモートワークでの対応はみなさまの会社でも継続的に実施されているかと思います。

またコロナ禍をきっかけに否応なしに突入したニューノーマルの時代でも多くのお客様に弊社の製品をご利用いただいていることもあるかと思います。

弊社は単に製品やサービスを販売するだけでなく、それらをお客様環境で100%フルにそして快適にご利用いただくべく、ご支援をさせていただくコンサルティングサービスも提供しています。

本日はコンサルティングサービスを提供する私も属しているコンサルティングサービス部を紹介させていただければと思います。

コンサルティングサービス部の位置づけ・ミッション

コンサルティングサービス部は、リージョンをまたいで組織されるカスタマーサクセス部門に属しています。Citrixのコンサルタントは全世界で200名以上、日本では15名在席しています。

カスタマーサクセス部門はお客様の成功(Citrix製品をご利用いただくことでのROIの最大化)を支援する部隊であり、われわれコンサルタントも、単にCitrix製品技術に長けることだけを目的としておらず、お客様に快適にかつ最適にご利用いただくための努力を惜しまない姿勢を大事にしています。

対応フェーズ

弊社コンサルティングサービスは下図、プロジェクトライフサイクルにおける全フェーズでご支援可能です。

これまでの対応実績として弊社サービスをご利用いただくケースが多いご支援内容は以下となります。

・概要計画/要件定義

・各種アセスメント

・基本設計

・ヘルスチェック

・各フェーズでのレビュー・技術支援

ここからCitrixコンサルタントが、いつでもどんな時でもお客様から信頼・評価をいただける状態をどのようにして維持できているか舞台裏を紹介したいと思います。

Citrixコンサルタントの誕生

Citrixコンサルタントとして入社すると、新人コンサルタントは以下のタスクを最初の任務として概ね3か月でクリアすることを求められます。

・最上位のCitrix認定資格の取得

・仮想顧客のRFPをベースとした概要設計書の作成/プレゼンテーションの実施(デザインワークショップと呼んでいます)

メーカーのコンサルタントとして必要となる製品知識の習得だけではなく、デザインワークショップを通じて資料作成やプレゼンテーションを実施することで、1人のコンサルタントとしてドキュメンテーションやお客様と円滑にコミュニケーションするための必要なスキルも求められます。

さらには、これら最初の関門を突破するために新人コンサルタントには入社後まもなくして1人につき1環境自由に触れるラボ環境を与えられます。

ラボ環境では自社製品を自由に利用できますので、製品のインストール・設定を経て動作確認等を実施することを体の髄まで叩き込みます。

この2つの関門をクリアするとはれて実案件デビューとなり、さらにOJTを重ねていくことで最終的にはコンサルタントとして独り立ちできるまでに成長していきます。

案件対応

コンサルティングサービスをお客様に提供するにあたり、設計内容について技術的な質問を受けるケースは日常的に発生します。

「webで調べて回答」や「自身のナレッジ」を組み合わせて対応できるものはそのまま回答しますが、  われわれコンサルタントは、少しでも迷いや新しいアイデアがあるときは「まず実機で動作を確認する」ことを優先しています。

このブログの前段「Citrixコンサルタントの誕生」でも触れた、上流工程でもラボ環境を利用して構築してみる/動作を確認するプロセスはCitrixコンサルタントの礎となって実案件でも取り入れて対応しているのです。

このラボ検証を通して、お客様環境への導入や導入後の運用で顕在化する新たな問題点を洗い出せることも少なくなく、結果的にサービスイン後の重大インシデント発生やサポートへの問い合わせ回数を最小化できるようなサービス展開を可能としています。

また我々コンサルタントは、海外の構築事例について他国のコンサルタントへ直接の問い合わせや、Citrixがワールドワイドで蓄積しているナレッジにいつでもアクセスが可能ですので、日本国内に事例がない製品やソリューションを展開する際にも、不確定要素・リスクを最小限とすることが可能なのです。

技術力/製品スキルの維持

すでにお気づきかとは思いますが、自身のラボ環境での構築確認・動作検証の実施は我々コンサルタントでは日常茶飯事となります。また「未経験の製品」「新バージョンがリリースされた」「○○を実現したい」「○○なことってCitrixで実現できるんだっけ?」など、いろいろな興味や新しいアイデアが浮かんだ際には「まず実機で確認みる」の精神でラボ環境を利用しています。

このような実機検証結果や案件を通して得られたナレッジは、個人のナレッジに留まらないよう日々部内で共有しています。

さらにはコンサルティング部内でも定期的に勉強会を開催しています。

通常年2回の海外合宿(ワールドワイドまたはアジアパシフィック地域のコンサルタントが集合します)がありましたが、今年は国内合宿をリモート併用で開催しました。

これに加えてリモート勤務体制に移行してからは、週1回の朝勉強会も開催しています。勉強会では案件対応実績の共有、新製品のフィードバック、よろず相談などテーマはさまざまですが、ここでもコンサルタント間のコミュケーション、情報共有は非常に活発です。

メンバー間の信頼と尊敬

コンサルティングサービス部の構成メンバーは経歴/年齢/趣味/嗜好さまざまですが、ひとことで言うと「仲がいい」チームでもあります。…

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Citrixのクラウド型WAF/API Protectionサービス https://www.citrix.com/blogs/2020/12/14/citrix-cloud-waf-api-protection-service-jp/ Tue, 15 Dec 2020 03:00:48 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174249933 CitrixはCitrix® Web App and API Protection™サービスを新たに発表いたしました。この新しいクラウドサービスを利用することで、企業はサイバー攻撃から包括的に保護され、マルチクラウド環境においても一貫したセキュリティ体制を確立できます。

Citrix Web App and API Protectionサービスの優れた特徴は以下のとおりです。
• 包括的、階層的な保護
• 展開と管理の容易さ
• 予測可能なサブスクリプションモデル
• マルチクラウド環境でのコンプライアンスとガバナンスを実現する一貫したセキュリティ体制

包括的、全体的、階層的な保護をサービスとして提供
Citrix Web App Firewallは長年にわたり多くのお客様にご利用いただいています。Citrixには、同製品を通じて蓄積されたアプリケーション セキュリティの実績があります。Citrix Web App and API Protectionはこの経験を基盤とし、包括的なアプリケーションセキュリティをクラウド上のサービスとして提供します。

Citrix Web App and API Protectionサービスに搭載された、ポジティブとネガティブの両方のセキュリティモデルを持つ完全機能のWAFにより、OWASP …

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CitrixはCitrix® Web App and API Protection™サービスを新たに発表いたしました。この新しいクラウドサービスを利用することで、企業はサイバー攻撃から包括的に保護され、マルチクラウド環境においても一貫したセキュリティ体制を確立できます。

Citrix Web App and API Protectionサービスの優れた特徴は以下のとおりです。
• 包括的、階層的な保護
• 展開と管理の容易さ
• 予測可能なサブスクリプションモデル
• マルチクラウド環境でのコンプライアンスとガバナンスを実現する一貫したセキュリティ体制

包括的、全体的、階層的な保護をサービスとして提供
Citrix Web App Firewallは長年にわたり多くのお客様にご利用いただいています。Citrixには、同製品を通じて蓄積されたアプリケーション セキュリティの実績があります。Citrix Web App and API Protectionはこの経験を基盤とし、包括的なアプリケーションセキュリティをクラウド上のサービスとして提供します。

Citrix Web App and API Protectionサービスに搭載された、ポジティブとネガティブの両方のセキュリティモデルを持つ完全機能のWAFにより、OWASP …

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ワークスペースの安全を確保し、従業員を守る https://www.citrix.com/blogs/2020/11/12/keep-workplace-safe-protect-employees-jp/ Fri, 13 Nov 2020 03:00:14 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174249343 10月29日にCitrix Security Summitが開催されました。バーチャルイベントとして開催された今回のサミットでは様々は発表があり、今回のブログではCitrix Security Summitで公開されたCitrixのクラウド戦略について、ご説明します。

Citrixは、従業員が生産性を高めるために必要なアプリケーションを安全かつ一貫して提供するためのパートナーとして、長い間信頼されてきました。しかし、従業員とアプリケーションの両方を保護することは容易ではありません。まず、CitrixのCEO、David Henshallによるセキュリティの概要を説明するセッションでは、お客様の組織に最適な方法で従業員とアプリケーションのセキュリティを確保するために、Citrixがどのようにイノベーションを行っているかを紹介しています。

Citrixのセキュリティ戦略:概要
過去10年の間に、企業がセキュリティを確保したいアプリケーションの種類は、データセンターやデスクトップ上で実行されるものから、モバイルアプリケーション、ウェブアプリケーション、SaaSアプリケーション、その他のサードパーティのサービスにまで広がってきました。

新しいワークモデルは機会を生み出し、攻撃の対象となる可能性を高めています。しかし、個々のアプリやデバイスを保護するために設計されたツールの導入と統合は、一貫性のないセキュリティポリシー、コストと複雑さの増大、ユーザーエクスペリエンスの低下をもたらしています。

Citrixは、ワークスペースを保護することでユーザーを保護し、統合されたアクセスセキュリティとアプリ制御を備えた安全なコンテナを提供することで、データの漏洩を防ぎ、エンドポイントの脅威からユーザーを保護します。ユーザーやアプリケーションにおいて、何も信用しないというゼロトラストの理念に基づき、ユーザーがより多くの有効な検証を提示すればするほど、信頼度が高まり、より多くのアクセスを与えることができる環境を実現しています。

これは、一度侵入すればすべてにアクセスが可能なVPNのアプローチとは異なります。ゼロトラストモデルでは、相応なタイミングでそのアプリケーションに適切なアクセスを提供するために、ユーザーやデバイスの信頼性を継続的にリスクベースで分析し、評価することができます。

しかし、ゼロトラストを単独で行うことはできません。そのためには、包括的なパートナーエコシステムが必要です。たとえば、Citrix Ready Workspace Security Programでは、アプリケーションとネットワークセキュリティ、分析と可視性、データとデバイスのセキュリティなど、さまざまな統合の互換性に対応しています。

Secure Workspace AccessCitrix Endpoint ManagementCitrix Analytics for Securityと統合されたゼロトラスト原則を用いたパートナーソリューションで、このプログラムを拡大することを発表できることを嬉しく思います。これにより、お客様は既存の投資を活用してゼロトラストの成果を実現しながら、セキュリティベンダーの選択を簡易化することができます。

私たちは、CiscoGoogle Cloud、…

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10月29日にCitrix Security Summitが開催されました。バーチャルイベントとして開催された今回のサミットでは様々は発表があり、今回のブログではCitrix Security Summitで公開されたCitrixのクラウド戦略について、ご説明します。

Citrixは、従業員が生産性を高めるために必要なアプリケーションを安全かつ一貫して提供するためのパートナーとして、長い間信頼されてきました。しかし、従業員とアプリケーションの両方を保護することは容易ではありません。まず、CitrixのCEO、David Henshallによるセキュリティの概要を説明するセッションでは、お客様の組織に最適な方法で従業員とアプリケーションのセキュリティを確保するために、Citrixがどのようにイノベーションを行っているかを紹介しています。

Citrixのセキュリティ戦略:概要
過去10年の間に、企業がセキュリティを確保したいアプリケーションの種類は、データセンターやデスクトップ上で実行されるものから、モバイルアプリケーション、ウェブアプリケーション、SaaSアプリケーション、その他のサードパーティのサービスにまで広がってきました。

新しいワークモデルは機会を生み出し、攻撃の対象となる可能性を高めています。しかし、個々のアプリやデバイスを保護するために設計されたツールの導入と統合は、一貫性のないセキュリティポリシー、コストと複雑さの増大、ユーザーエクスペリエンスの低下をもたらしています。

Citrixは、ワークスペースを保護することでユーザーを保護し、統合されたアクセスセキュリティとアプリ制御を備えた安全なコンテナを提供することで、データの漏洩を防ぎ、エンドポイントの脅威からユーザーを保護します。ユーザーやアプリケーションにおいて、何も信用しないというゼロトラストの理念に基づき、ユーザーがより多くの有効な検証を提示すればするほど、信頼度が高まり、より多くのアクセスを与えることができる環境を実現しています。

これは、一度侵入すればすべてにアクセスが可能なVPNのアプローチとは異なります。ゼロトラストモデルでは、相応なタイミングでそのアプリケーションに適切なアクセスを提供するために、ユーザーやデバイスの信頼性を継続的にリスクベースで分析し、評価することができます。

しかし、ゼロトラストを単独で行うことはできません。そのためには、包括的なパートナーエコシステムが必要です。たとえば、Citrix Ready Workspace Security Programでは、アプリケーションとネットワークセキュリティ、分析と可視性、データとデバイスのセキュリティなど、さまざまな統合の互換性に対応しています。

Secure Workspace AccessCitrix Endpoint ManagementCitrix Analytics for Securityと統合されたゼロトラスト原則を用いたパートナーソリューションで、このプログラムを拡大することを発表できることを嬉しく思います。これにより、お客様は既存の投資を活用してゼロトラストの成果を実現しながら、セキュリティベンダーの選択を簡易化することができます。

私たちは、CiscoGoogle Cloud、…

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Citrix Workspace:従業員が最高の仕事をするための支援 https://www.citrix.com/blogs/2020/11/11/citrix-workspace-helping-employees-best-work-jp/ Thu, 12 Nov 2020 04:00:05 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174249345 10月22日にCitrix Workspace Summitが開催されました。バーチャルイベントとして開催された今回のサミットでは様々は発表があり、今回のブログではCitrix Workspace Summitで公開されたCitrixのWorkspaceの戦略について、ご説明します。

テクノロジーは、ほとんどの従業員にとって仕事を複雑にしています。日々の業務ではアプリケーションが多すぎて、仕事をこなすための適切なリソースを見つけるのに苦労しています。このような状況を改善し従業員エクスペリエンスを向上すること、とセキュリティの両立という課題だけでなく、場所を問わず安全で信頼性の高い働く環境の提供することが重要になっています。

Citrix Workspaceは、従業員が生産性を高めるために必要なすべてのもの(アプリケーション、コンテンツ、ビジネスサービスなど)を統一して提供することで、組織に競争力を提供し、同時にIT部門がより効率的に、かつ安全なWorkspace体験を設計・管理できるようにします。Citrix Workspace Summitでは、Citrix CEOのDavid Henshallが概要を説明し、Citrix Workspaceがアプリケーションを安全に配信するポータルとして、従業員が最高の仕事をするためのソリューションであり続けるために、どのような革新を行っているかをご紹介しました。

Citrix Workspace Platform
私たちは Citrix Workspace を開発し、アプリケーションを安全で管理が容易な統合コンテナにまとめ、従業員が通常なら探し回る必要のあるバラバラのアプリケーションを一箇所にまとめることを可能にしました。また、アプリケーションだけでなくコンテンツやファイルも追加することで、エンドポイントやインフラストラクチャを統一して利用できるようにしました。

革新を続ける中で、Citrixは2つのことに焦点を当ててきました。

すべてのアプリケーションタイプ、すべてのデバイスタイプに対応
Citrix Workspaceは、従業員が必要とするアプリケーションやサービスに安全にアクセスするための唯一の場所であり、使用しているデバイスに関係なく、組織が求めるセキュリティとパフォーマンスを実現します。

従業員エクスペリエンスをサポートし向上する
Citrix Workspace のインテリジェントな機能は複雑さを軽減し、従業員は、場所やデバイスに関係なく、目の前のタスクに集中し、最高の仕事をすることができます。

Citrix Workspaceは組織の価値を高めるために、従業員がカスタムワークフローやビジネスアプリケーションにアクセスするための場所として設計されています。もちろん、Citrix Workspace には、現代のビジネスを推進するすべての標準アプリケーションが含まれていますが、企業が競争に勝つために重要なのは、カスタムワークフローとプロセスです。

また、これらのアプリケーションは、一貫して安全な方法で、すべてのデバイスにおいて利用できるようにしなければなりません。Citrix Workspaceは、Workspaceの拡張、カスタマイズ、パーソナライズができる機能を兼ね備えています。

Citrixでは、最も広く使用されているアプリや記録システムのための統合機能をプラットフォームに組み込み、すぐに利用できるようにしています。Citrixのプロビジョニングサービスは、サードパーティが仮想、Web、SaaS、ローカルのいずれのアプリケーションであっても、新しいアプリケーションを簡単に構築できるようにします。

また、Citrixの独自アクセスセキュリティにより、アプリケーションをWorkspaceに完全に統合して、他者からのアクセスを制御し、シングルサインオンなどのシンプルなサービスを提供することができまき、一貫して保たれます。IT部門は、セキュリティとパフォーマンスを保証した上で、必要とされる監視を保ち、従業員に必要な既存アプリケーションや新しいアプリケーションを配信の配信を可能にします。…

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10月22日にCitrix Workspace Summitが開催されました。バーチャルイベントとして開催された今回のサミットでは様々は発表があり、今回のブログではCitrix Workspace Summitで公開されたCitrixのWorkspaceの戦略について、ご説明します。

テクノロジーは、ほとんどの従業員にとって仕事を複雑にしています。日々の業務ではアプリケーションが多すぎて、仕事をこなすための適切なリソースを見つけるのに苦労しています。このような状況を改善し従業員エクスペリエンスを向上すること、とセキュリティの両立という課題だけでなく、場所を問わず安全で信頼性の高い働く環境の提供することが重要になっています。

Citrix Workspaceは、従業員が生産性を高めるために必要なすべてのもの(アプリケーション、コンテンツ、ビジネスサービスなど)を統一して提供することで、組織に競争力を提供し、同時にIT部門がより効率的に、かつ安全なWorkspace体験を設計・管理できるようにします。Citrix Workspace Summitでは、Citrix CEOのDavid Henshallが概要を説明し、Citrix Workspaceがアプリケーションを安全に配信するポータルとして、従業員が最高の仕事をするためのソリューションであり続けるために、どのような革新を行っているかをご紹介しました。

Citrix Workspace Platform
私たちは Citrix Workspace を開発し、アプリケーションを安全で管理が容易な統合コンテナにまとめ、従業員が通常なら探し回る必要のあるバラバラのアプリケーションを一箇所にまとめることを可能にしました。また、アプリケーションだけでなくコンテンツやファイルも追加することで、エンドポイントやインフラストラクチャを統一して利用できるようにしました。

革新を続ける中で、Citrixは2つのことに焦点を当ててきました。

すべてのアプリケーションタイプ、すべてのデバイスタイプに対応
Citrix Workspaceは、従業員が必要とするアプリケーションやサービスに安全にアクセスするための唯一の場所であり、使用しているデバイスに関係なく、組織が求めるセキュリティとパフォーマンスを実現します。

従業員エクスペリエンスをサポートし向上する
Citrix Workspace のインテリジェントな機能は複雑さを軽減し、従業員は、場所やデバイスに関係なく、目の前のタスクに集中し、最高の仕事をすることができます。

Citrix Workspaceは組織の価値を高めるために、従業員がカスタムワークフローやビジネスアプリケーションにアクセスするための場所として設計されています。もちろん、Citrix Workspace には、現代のビジネスを推進するすべての標準アプリケーションが含まれていますが、企業が競争に勝つために重要なのは、カスタムワークフローとプロセスです。

また、これらのアプリケーションは、一貫して安全な方法で、すべてのデバイスにおいて利用できるようにしなければなりません。Citrix Workspaceは、Workspaceの拡張、カスタマイズ、パーソナライズができる機能を兼ね備えています。

Citrixでは、最も広く使用されているアプリや記録システムのための統合機能をプラットフォームに組み込み、すぐに利用できるようにしています。Citrixのプロビジョニングサービスは、サードパーティが仮想、Web、SaaS、ローカルのいずれのアプリケーションであっても、新しいアプリケーションを簡単に構築できるようにします。

また、Citrixの独自アクセスセキュリティにより、アプリケーションをWorkspaceに完全に統合して、他者からのアクセスを制御し、シングルサインオンなどのシンプルなサービスを提供することができまき、一貫して保たれます。IT部門は、セキュリティとパフォーマンスを保証した上で、必要とされる監視を保ち、従業員に必要な既存アプリケーションや新しいアプリケーションを配信の配信を可能にします。…

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クラウドを利用した自動化と最適化 https://www.citrix.com/blogs/2020/11/03/cloud-based-automation-optimization-jp/ Tue, 03 Nov 2020 06:00:07 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174249039 10月8日にCitrix Cloud Summitが開催されました。バーチャルイベントとして開催された今回のSummitでは、Citrixの今後のクラウドへの取り組みをご紹介しました。

今回のブログではCitrix Cloud Summitでも語られた、お客様が自信を持って、独自のクラウド戦略を追求することを可能にするために、Citrixは何を支援できるのかについてご紹介します。

ここ半年でクラウドやテレワークへの移行が急速に進んでいます。そんな中、多くのIT担当者が、使用している端末やネットワークの可視性、エンドユーザーの体験を把握できないことが多く、予測不可能な環境への対応を迫られてきました。高まるニーズに応じて、クラウドのリソースを調整しながら、コストを最適化することに時間を費やしていると思います。

オンプレミスでもクラウドであっても、お客様のCitrix環境を理解し、ユーザーエクスペリエンスやトレンドをしっかりと可視化することで、意思決定を手助けし、インフラストラクチャ管理の自動化やコスト削減を可能にする、Citrixのツールをご紹介します。

Citrix Analytics
Citrix Analyticsは2つの分野でCitrixインフラストラクチャの自動化と最適化に役立ちます。

Citrix Analytics for Performanceは、ユーザー体験に問題が生じているユーザーやグループを特定することができます。ユーザーエクスペリエンススコアは、ユーザーレベルでパフォーマンス品質を示すことができます。さまざまなデータをドリルダウンし、問題の根本的な原因を特定できるだけでなく、ユーザーベース全体に問題が発生する前に、Citrix Analyticsで緩和措置を推奨することもできます。機械学習を活用して、Citrix Analytics for Performanceでインフラストラクチャのパターンを特定することができ、管理者は通知を受けて環境に異常が現れ始めたことを正確に把握することができます。

これまで以上に多くの社員がテレワークをしている中、管理者にユーザーのパフォーマンスが可視化されることで、最もパフォーマンスが必要とされるときに、常時高いエンドユーザー体験を提供することができます。そして、Citrix Analytics for Performanceのもう1つ優れた点は、クラウドとオンプレミス両方で活用できることです。クラウド環境とオンプレミス環境の両方で利用でき、移行作業もサポートします。

Citrix Analytics for Securityは、このデータを利用して、各ユーザーのリスクスコアを生成します。個々のユーザーに異常な行動はないか、短期間に多くのダウンロードが行われていないか、心当たりのない地域から、アクセスはないかなど、Citrix Analytics for Securityを使用すると、トラブルが発生する前に、リアルタイムで環境を保護することができます。

Autoscale
Citrix Analyticsが、優れたユーザーエクスペリエンスを提供し、環境のセキュリティを維持するために必要な洞察を提供するのに対し、Citrix CloudのAutoscaleは、あらゆるインフラプラットフォームを使用していても、単一のユーザーインターフェースからCitrixのフットプリントを簡単に管理することができます。また、Citrixは、端末の電源とその可用性を管理する方法もより柔軟になります。…

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10月8日にCitrix Cloud Summitが開催されました。バーチャルイベントとして開催された今回のSummitでは、Citrixの今後のクラウドへの取り組みをご紹介しました。

今回のブログではCitrix Cloud Summitでも語られた、お客様が自信を持って、独自のクラウド戦略を追求することを可能にするために、Citrixは何を支援できるのかについてご紹介します。

ここ半年でクラウドやテレワークへの移行が急速に進んでいます。そんな中、多くのIT担当者が、使用している端末やネットワークの可視性、エンドユーザーの体験を把握できないことが多く、予測不可能な環境への対応を迫られてきました。高まるニーズに応じて、クラウドのリソースを調整しながら、コストを最適化することに時間を費やしていると思います。

オンプレミスでもクラウドであっても、お客様のCitrix環境を理解し、ユーザーエクスペリエンスやトレンドをしっかりと可視化することで、意思決定を手助けし、インフラストラクチャ管理の自動化やコスト削減を可能にする、Citrixのツールをご紹介します。

Citrix Analytics
Citrix Analyticsは2つの分野でCitrixインフラストラクチャの自動化と最適化に役立ちます。

Citrix Analytics for Performanceは、ユーザー体験に問題が生じているユーザーやグループを特定することができます。ユーザーエクスペリエンススコアは、ユーザーレベルでパフォーマンス品質を示すことができます。さまざまなデータをドリルダウンし、問題の根本的な原因を特定できるだけでなく、ユーザーベース全体に問題が発生する前に、Citrix Analyticsで緩和措置を推奨することもできます。機械学習を活用して、Citrix Analytics for Performanceでインフラストラクチャのパターンを特定することができ、管理者は通知を受けて環境に異常が現れ始めたことを正確に把握することができます。

これまで以上に多くの社員がテレワークをしている中、管理者にユーザーのパフォーマンスが可視化されることで、最もパフォーマンスが必要とされるときに、常時高いエンドユーザー体験を提供することができます。そして、Citrix Analytics for Performanceのもう1つ優れた点は、クラウドとオンプレミス両方で活用できることです。クラウド環境とオンプレミス環境の両方で利用でき、移行作業もサポートします。

Citrix Analytics for Securityは、このデータを利用して、各ユーザーのリスクスコアを生成します。個々のユーザーに異常な行動はないか、短期間に多くのダウンロードが行われていないか、心当たりのない地域から、アクセスはないかなど、Citrix Analytics for Securityを使用すると、トラブルが発生する前に、リアルタイムで環境を保護することができます。

Autoscale
Citrix Analyticsが、優れたユーザーエクスペリエンスを提供し、環境のセキュリティを維持するために必要な洞察を提供するのに対し、Citrix CloudのAutoscaleは、あらゆるインフラプラットフォームを使用していても、単一のユーザーインターフェースからCitrixのフットプリントを簡単に管理することができます。また、Citrixは、端末の電源とその可用性を管理する方法もより柔軟になります。…

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Citrixを通じて独自のクラウド戦略を追求する https://www.citrix.com/blogs/2020/11/02/pursue-cloud-strategy-citrix-jp/ Mon, 02 Nov 2020 06:00:49 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174249036 10月8日にCitrix Cloud Summitが開催されました。バーチャルイベントとして開催された今回のサミットでは様々は発表があり、今回のブログではCitrix Cloud Summitで公開されたCitrixのクラウド戦略について、ご説明します。

Citrix Cloud SummitではCitrixのデイビッド・ヘンシェル(David Henshall)CEOからハイブリッド、マルチクラウド環境におけるイノベーションの概要をお伝えし、企業が業務を安全に、また一貫して進めるのに必要な手段を提供する、ハイブリッドおよびマルチクラウドモデルに対するCitrixのサポートをご紹介しました。

クラウド戦略に欠かせない「移行」「自動化」「最適化」これらの3つ分野でのCitrixによる新たなイノベーションやパートナーシップへの投資により、お客様が安心して独自のクラウド戦略を追求できるようになります。

お客様のクラウド移行を加速する

企業のIT部門は過去数年にわたり、拡張性、柔軟性、およびコスト削減を目的として、アプリケーションのワークロードのクラウド移行に取り組んできました。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、状況は一変しました。クラウドは働くすべての人にとって重要なものとなりました。

コロナ禍、クラウド化への加速に拍車がかかり、クラウド移行に必要な時間は数か月、場合によっては数週間にまで短縮されました。オンプレミスだけで業務を行っている企業にとって、これは安全ネットが無い「綱渡り」のようにも感じられます。しかしハイブリッド型クラウドのインフラストラクチャを持つ企業は、単にオンプレミスに置かれているものをクラウドに移行するだけでクラウド化に対応できました。

Citrixのソリューションの下では、企業にはオンプレミス環境で業務を行い、それを自社のペースに合わせてクラウドへ拡大することができます。
Citrixの戦略の詳細と、お客様がクラウドへの移行を加速するためにできることについてはCitrix Cloud Summit ページで Citrix Sridhar Mullapudiの講演、Accelerate your cloud journey (クラウドへの移行を加速させる方法)をご覧ください。

どの主要クラウドへの移行にも対応

Citrixはお客様が自社独自の戦略を容易に、また安心して進めることを支援するため、Citrix独自のものと主要なクラウドサービスプロバイダーとの共同によるものの両方に対して大規模な投資を行ってきました。

具体的には、Citrixはお客様が(ひとつまたは複数の)クラウドを選択し、迅速に移行し、あらゆる場所とあらゆるインフラストラクチャにおいてワークロードを管理し、またオンプレミスのリソースを最大限に活用できるよう拡張性に注力してきました。またクラウド環境にもオンプレミスと同様な安全を確保するためセキュリティを最優先しています。さらにエンドユーザーに優れた使用エクスペリエンスを提供するため、信頼性とパフォーマンスも重視しています。

さらに、Citrixはお客様に最大限の選択肢を提供することを常に行動規範としてきました。Citrixのソリューションではワークロードの一部をオンプレミスで、一部をAWSかGoogleで、またさらに一部はAzure上で実行できるようにすることで、お客様のニーズに合わせ柔軟な対応が可能です。

Google
Citrixは共有される仮想プライベートクラウドと自動化された移行ツールを含め、Google Cloudのための新しい機能を提供しています。これらの新しい機能によって仮想アプリケーションとデスクトップワークロードのGoogle Cloudへの移行やインスタンス起動が容易に行えるようになり、またそれらのコントロールとセキュリティ機能の最大限の活用が可能となります。

AWS
先日発表されたVMware

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10月8日にCitrix Cloud Summitが開催されました。バーチャルイベントとして開催された今回のサミットでは様々は発表があり、今回のブログではCitrix Cloud Summitで公開されたCitrixのクラウド戦略について、ご説明します。

Citrix Cloud SummitではCitrixのデイビッド・ヘンシェル(David Henshall)CEOからハイブリッド、マルチクラウド環境におけるイノベーションの概要をお伝えし、企業が業務を安全に、また一貫して進めるのに必要な手段を提供する、ハイブリッドおよびマルチクラウドモデルに対するCitrixのサポートをご紹介しました。

クラウド戦略に欠かせない「移行」「自動化」「最適化」これらの3つ分野でのCitrixによる新たなイノベーションやパートナーシップへの投資により、お客様が安心して独自のクラウド戦略を追求できるようになります。

お客様のクラウド移行を加速する

企業のIT部門は過去数年にわたり、拡張性、柔軟性、およびコスト削減を目的として、アプリケーションのワークロードのクラウド移行に取り組んできました。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、状況は一変しました。クラウドは働くすべての人にとって重要なものとなりました。

コロナ禍、クラウド化への加速に拍車がかかり、クラウド移行に必要な時間は数か月、場合によっては数週間にまで短縮されました。オンプレミスだけで業務を行っている企業にとって、これは安全ネットが無い「綱渡り」のようにも感じられます。しかしハイブリッド型クラウドのインフラストラクチャを持つ企業は、単にオンプレミスに置かれているものをクラウドに移行するだけでクラウド化に対応できました。

Citrixのソリューションの下では、企業にはオンプレミス環境で業務を行い、それを自社のペースに合わせてクラウドへ拡大することができます。
Citrixの戦略の詳細と、お客様がクラウドへの移行を加速するためにできることについてはCitrix Cloud Summit ページで Citrix Sridhar Mullapudiの講演、Accelerate your cloud journey (クラウドへの移行を加速させる方法)をご覧ください。

どの主要クラウドへの移行にも対応

Citrixはお客様が自社独自の戦略を容易に、また安心して進めることを支援するため、Citrix独自のものと主要なクラウドサービスプロバイダーとの共同によるものの両方に対して大規模な投資を行ってきました。

具体的には、Citrixはお客様が(ひとつまたは複数の)クラウドを選択し、迅速に移行し、あらゆる場所とあらゆるインフラストラクチャにおいてワークロードを管理し、またオンプレミスのリソースを最大限に活用できるよう拡張性に注力してきました。またクラウド環境にもオンプレミスと同様な安全を確保するためセキュリティを最優先しています。さらにエンドユーザーに優れた使用エクスペリエンスを提供するため、信頼性とパフォーマンスも重視しています。

さらに、Citrixはお客様に最大限の選択肢を提供することを常に行動規範としてきました。Citrixのソリューションではワークロードの一部をオンプレミスで、一部をAWSかGoogleで、またさらに一部はAzure上で実行できるようにすることで、お客様のニーズに合わせ柔軟な対応が可能です。

Google
Citrixは共有される仮想プライベートクラウドと自動化された移行ツールを含め、Google Cloudのための新しい機能を提供しています。これらの新しい機能によって仮想アプリケーションとデスクトップワークロードのGoogle Cloudへの移行やインスタンス起動が容易に行えるようになり、またそれらのコントロールとセキュリティ機能の最大限の活用が可能となります。

AWS
先日発表されたVMware

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AIを活用し、セキュリティリスクを 可視化する!Citrix Analytics for Security https://www.citrix.com/blogs/2020/10/22/visualize-security-risks-citrix-analytics-for-security-jp/ Fri, 23 Oct 2020 03:00:37 +0000 /blogs/?p=174248461 みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

複雑化するIT環境を利用する現代において、外部からの高度な攻撃や内部不正による情報漏洩リスクに対し、IT管理者には既存のセキュリティ対策から一歩進んだ対策をすることが求められています。

この記事では当社が提供するCitrix Analytics Serviceから、セキュリティ対策にフォーカスしたCitrix Analytics for Securityのご紹介をしたいと思います。今回の記事を作成にあたり、日本のCitrix ディストリビューターの株式会社ネットワールド様と共同検証を行い、その検証結果をもとにした情報をご提供させていただきます。

◆ なぜ、セキュリティ対策にCitrix Analytics が必要なのか?

リモートワークの活用が増える昨今、会社以外の環境で従業員が仕事をするようになったことで、管理者の目が届きにくくなるという意見が出ています。また、従業員が利用するリソースも、従来では社内にあるサーバーのアプリケーションやデータが中心でしたが、今ではクラウドストレージによるファイル共有や、SaaSアプリケーションの利用など、社外のリソースをインターネット経由で利用することが当たり前になってきています。従来のCitrixユーザーにおいても例外ではなく、オンプレミスに構築した仮想デスクトップ環境だけではなく、パブリッククラウド上の環境を併用して利用する、ハイブリット環境で運用するユーザーが最近増えています。

つまり様々なロケーションに分散するアプリケーションやデータを、様々な場所から、様々なデバイスでアクセスする状況において、外部からの攻撃や内部ユーザーの不正などのセキュリティリスクを発見、対策していくには従来の方法だけでは難しく、仮に実現できたとしてもコスト・時間がかかりすぎて現実的ではありません。

Citrix Analyticsソリューションを使うことで、企業や組織は、潜在的な脅威を検出して回避できるようになるほか、内部不正によるセキュリティインシデントが発生する前や、従業員が「仮想デスクトップの動作が遅い!」のようにパフォーマンスの問題をヘルプデスクに申告する前に、問題を察知して迅速に対処できるようになります。

◆ Citrix Analytics for Security のアーキテクチャと動作概要

Analytics for Securityは様々なCitrix製品(および一部のサードパーティ製品)から収集したログをもとに、ユーザーの行動を学習・分析、ポリシーに基づきリスクにつながる行動をしたユーザーに対し、自動アクションを実行します。

以下は製品のアーキテクチャと動作概要を示した図ですが、主要な要素について簡単に解説していきます。

データソース:

Citrix Analyticsが分析するデータ(ログ)を供給するクラウド及びオンプレミスの製品/サービスを指します。例えば仮想クライアント管理サービスのCitrix Virtual Apps and Desktops サービスや、クラウドストレージサービスのContent Collaboration、オンプレミス環境に配置したCitrix Gatewayなどがこれに該当します。

リスクインジケータ:

疑わしいと思われる、または組織にセキュリティ上の脅威をもたらす可能性のあるユーザーアクティビティを検知する指標・基準です。インジケータには定義済みの「デフォルトインジケータ」と、管理者が条件式を使用して作成する「カスタムインジケータ」があります。以下はカスタムインジケータの設定画面(一部)です。

ポリシー:

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みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

複雑化するIT環境を利用する現代において、外部からの高度な攻撃や内部不正による情報漏洩リスクに対し、IT管理者には既存のセキュリティ対策から一歩進んだ対策をすることが求められています。

この記事では当社が提供するCitrix Analytics Serviceから、セキュリティ対策にフォーカスしたCitrix Analytics for Securityのご紹介をしたいと思います。今回の記事を作成にあたり、日本のCitrix ディストリビューターの株式会社ネットワールド様と共同検証を行い、その検証結果をもとにした情報をご提供させていただきます。

◆ なぜ、セキュリティ対策にCitrix Analytics が必要なのか?

リモートワークの活用が増える昨今、会社以外の環境で従業員が仕事をするようになったことで、管理者の目が届きにくくなるという意見が出ています。また、従業員が利用するリソースも、従来では社内にあるサーバーのアプリケーションやデータが中心でしたが、今ではクラウドストレージによるファイル共有や、SaaSアプリケーションの利用など、社外のリソースをインターネット経由で利用することが当たり前になってきています。従来のCitrixユーザーにおいても例外ではなく、オンプレミスに構築した仮想デスクトップ環境だけではなく、パブリッククラウド上の環境を併用して利用する、ハイブリット環境で運用するユーザーが最近増えています。

つまり様々なロケーションに分散するアプリケーションやデータを、様々な場所から、様々なデバイスでアクセスする状況において、外部からの攻撃や内部ユーザーの不正などのセキュリティリスクを発見、対策していくには従来の方法だけでは難しく、仮に実現できたとしてもコスト・時間がかかりすぎて現実的ではありません。

Citrix Analyticsソリューションを使うことで、企業や組織は、潜在的な脅威を検出して回避できるようになるほか、内部不正によるセキュリティインシデントが発生する前や、従業員が「仮想デスクトップの動作が遅い!」のようにパフォーマンスの問題をヘルプデスクに申告する前に、問題を察知して迅速に対処できるようになります。

◆ Citrix Analytics for Security のアーキテクチャと動作概要

Analytics for Securityは様々なCitrix製品(および一部のサードパーティ製品)から収集したログをもとに、ユーザーの行動を学習・分析、ポリシーに基づきリスクにつながる行動をしたユーザーに対し、自動アクションを実行します。

以下は製品のアーキテクチャと動作概要を示した図ですが、主要な要素について簡単に解説していきます。

データソース:

Citrix Analyticsが分析するデータ(ログ)を供給するクラウド及びオンプレミスの製品/サービスを指します。例えば仮想クライアント管理サービスのCitrix Virtual Apps and Desktops サービスや、クラウドストレージサービスのContent Collaboration、オンプレミス環境に配置したCitrix Gatewayなどがこれに該当します。

リスクインジケータ:

疑わしいと思われる、または組織にセキュリティ上の脅威をもたらす可能性のあるユーザーアクティビティを検知する指標・基準です。インジケータには定義済みの「デフォルトインジケータ」と、管理者が条件式を使用して作成する「カスタムインジケータ」があります。以下はカスタムインジケータの設定画面(一部)です。

ポリシー:

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ランニングコストでVMwareを凌駕する、Citrix on Azure for WVDのワークロード https://www.citrix.com/blogs/2020/10/11/citrix-azure-wvd-workloads-jp/ Mon, 12 Oct 2020 03:00:16 +0000 /blogs/?p=174248395 ランニングコストを甘く見てはいけない!

クラウド型のVDIソリューションの選択において、イニシャルコストだけでなくランニングコストに注目することは大切です。このブログでは代表的なクラウド型のVDIソリューションである Citrix Virtual Apps and Desktops™[1] と  VMware Horizon on AzureでのAzureにかかるランニングコストの違いについて解説します。

VMware Horizonと比較してワークロードのコストを43%削減

内部のベンチマークテスト結果から、Azure 上の Citrix Virtual Apps and Desktops™[1] は Azure 上の VMware Horizon on Azureと比較した場合、ワークロードの月額のランニングコストを最大 43% 削減できることが分かりました。同様のテストは2019 年 7 月にも実施していますが、今回のテストでも前回と同様の結果を得ることができました。前回のテスト結果はこちらになります。

Citrix Virtual Apps and Desktopsを使用して …

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ランニングコストを甘く見てはいけない!

クラウド型のVDIソリューションの選択において、イニシャルコストだけでなくランニングコストに注目することは大切です。このブログでは代表的なクラウド型のVDIソリューションである Citrix Virtual Apps and Desktops™[1] と  VMware Horizon on AzureでのAzureにかかるランニングコストの違いについて解説します。

VMware Horizonと比較してワークロードのコストを43%削減

内部のベンチマークテスト結果から、Azure 上の Citrix Virtual Apps and Desktops™[1] は Azure 上の VMware Horizon on Azureと比較した場合、ワークロードの月額のランニングコストを最大 43% 削減できることが分かりました。同様のテストは2019 年 7 月にも実施していますが、今回のテストでも前回と同様の結果を得ることができました。前回のテスト結果はこちらになります。

Citrix Virtual Apps and Desktopsを使用して …

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Citrix SD-WANセキュリティ機能の中身は? https://www.citrix.com/blogs/2020/09/15/citrix-sd-wan-security-functions-jp/ Wed, 16 Sep 2020 03:00:26 +0000 /blogs/?p=174248056 以前、当ブログにてCitrix SD-WAN Advanced Editionのリリースを紹介させて頂きました。今回は、Advanced Editionによって付加されるの3つのセキュリティ機能である「IDS/IPS」、「URLフィルタリング」、「対マルウェア防御」の中身を具体的に紹介いたします。

本家ブログとあわせて、ブランチ側にインターネットへの出入口をつくり必要十分なセキュリティ実装をする事で、快適なアプリケーションパフォーマンスの実現にお役立てください。


昨今、企業の業務システムやアプリケーション配信基盤がオンプレミスだけでなくパブリッククラウドやSaaSへと拡大しており、アプリケーションのネットワーク最適化としてSD-WANを使用して拠点から直接パブリッククラウドやSaaSへアクセスすることが進んでいます。ネットワークの快適な利用環境はもちろんですが、ITインフラに対する一番の懸念事項はセキュリティです。

Citrix SD-WAN Advanced Editionが、特定のCitrix SD-WANプラットフォームで利用できるようになりました。

Citrix SD-WAN Advanced EditionはIDS/IPS、ウェブフィルタリング、およびマルウェア防御などの一体型エッジセキュリティ機能により、拠点オフィスのセキュリティを確保します。これによって拠点ユーザーもセキュリティを犠牲にすることなく、インターネットやSaaSアプリケーションに直接アクセスし、従来は得られなかったアプリケーションの使用エクスペリエンスが得られるようになりました。また脅威をその侵入箇所でブロック可能なため、拠点から拠点への、あるいは拠点内での脅威拡大を防止することができます。

SaaSアプリケーション、クラウドプラットフォーム、およびその他のクラウドベースのサービスの登場により、アプリケーションのデリバリー手段も変化してきています。このようなパラダイムの変化に伴い、セキュリティ機能のあるデータセンターへとトラフィックをバックホールする従来の手法ではレイテンシーが発生し、ユーザーエクスペリエンスが損なわれるようになりました。

拠点のユーザーと機器がインターネットとSaaSアプリケーションに直接アクセスできるようになれば、拠点間のリンクに生じる負荷を軽減できるだけでなく、アプリケーションの使用エクスペリエンスも改善します。しかしこれにより拠点はあらゆるタイプのインターネットトラフィックに曝され、ネットワークエッジのアタックサーフェスが拡大するため高度化の進む攻撃からのリスクが拡大します。脅威はまた拠点から拠点へと水平方向にも拡大し、企業ネットワーク全体がその影響を受けるようになります。

Citrix SD-WAN Advanced EditionはWANエッジに完全に一体化されたエッジセキュリティ機能を提供し、このような攻撃に対抗すると共に、IDS/IPS、ウェブフィルタリング、マルウェア防御などによってネットワークの周辺部を保護します。このエッジセキュリティスタックはビジネスに悪影響を及ぼす、またインターネットやクラウドから発生し得るセキュリティ攻撃から企業全体を守ります。また拠点から拠点へ脅威が水平方向に拡大することも防止します。

IDS/IPS

シグネチャーベースのIPSにより、高度な攻撃による影響を軽減

  • 34,000以上のシグネチャーによりさまざまな攻撃を検出
  • 新しい攻撃シグネチャーが自動的に追加される
  • 自動化されたシグネチャー更新により最新の攻撃にも対応

URLフィルタリング

ウェブからのマルウェアや帯域幅悪用に対して防御

  • 45以上の言語にわたり、79のカテゴリー、7億5,000万以上のドメイン、および320億以上のURLを分類した、この種のものとして最大のURLデータベース。さらに600万の危険なIPをURLと関連付け
  • ネットワークの使用(悪用)状況を伝えるレポートとイベントログ

対マルウェア防御

ゼロデイ攻撃、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、ボットネット、未知のマルウェア防御、および新たな感染から防御

  • HTTP、FTP、およびSMTPを含むすべてのインターネットトラフィックに対して保護

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以前、当ブログにてCitrix SD-WAN Advanced Editionのリリースを紹介させて頂きました。今回は、Advanced Editionによって付加されるの3つのセキュリティ機能である「IDS/IPS」、「URLフィルタリング」、「対マルウェア防御」の中身を具体的に紹介いたします。

本家ブログとあわせて、ブランチ側にインターネットへの出入口をつくり必要十分なセキュリティ実装をする事で、快適なアプリケーションパフォーマンスの実現にお役立てください。


昨今、企業の業務システムやアプリケーション配信基盤がオンプレミスだけでなくパブリッククラウドやSaaSへと拡大しており、アプリケーションのネットワーク最適化としてSD-WANを使用して拠点から直接パブリッククラウドやSaaSへアクセスすることが進んでいます。ネットワークの快適な利用環境はもちろんですが、ITインフラに対する一番の懸念事項はセキュリティです。

Citrix SD-WAN Advanced Editionが、特定のCitrix SD-WANプラットフォームで利用できるようになりました。

Citrix SD-WAN Advanced EditionはIDS/IPS、ウェブフィルタリング、およびマルウェア防御などの一体型エッジセキュリティ機能により、拠点オフィスのセキュリティを確保します。これによって拠点ユーザーもセキュリティを犠牲にすることなく、インターネットやSaaSアプリケーションに直接アクセスし、従来は得られなかったアプリケーションの使用エクスペリエンスが得られるようになりました。また脅威をその侵入箇所でブロック可能なため、拠点から拠点への、あるいは拠点内での脅威拡大を防止することができます。

SaaSアプリケーション、クラウドプラットフォーム、およびその他のクラウドベースのサービスの登場により、アプリケーションのデリバリー手段も変化してきています。このようなパラダイムの変化に伴い、セキュリティ機能のあるデータセンターへとトラフィックをバックホールする従来の手法ではレイテンシーが発生し、ユーザーエクスペリエンスが損なわれるようになりました。

拠点のユーザーと機器がインターネットとSaaSアプリケーションに直接アクセスできるようになれば、拠点間のリンクに生じる負荷を軽減できるだけでなく、アプリケーションの使用エクスペリエンスも改善します。しかしこれにより拠点はあらゆるタイプのインターネットトラフィックに曝され、ネットワークエッジのアタックサーフェスが拡大するため高度化の進む攻撃からのリスクが拡大します。脅威はまた拠点から拠点へと水平方向にも拡大し、企業ネットワーク全体がその影響を受けるようになります。

Citrix SD-WAN Advanced EditionはWANエッジに完全に一体化されたエッジセキュリティ機能を提供し、このような攻撃に対抗すると共に、IDS/IPS、ウェブフィルタリング、マルウェア防御などによってネットワークの周辺部を保護します。このエッジセキュリティスタックはビジネスに悪影響を及ぼす、またインターネットやクラウドから発生し得るセキュリティ攻撃から企業全体を守ります。また拠点から拠点へ脅威が水平方向に拡大することも防止します。

IDS/IPS

シグネチャーベースのIPSにより、高度な攻撃による影響を軽減

  • 34,000以上のシグネチャーによりさまざまな攻撃を検出
  • 新しい攻撃シグネチャーが自動的に追加される
  • 自動化されたシグネチャー更新により最新の攻撃にも対応

URLフィルタリング

ウェブからのマルウェアや帯域幅悪用に対して防御

  • 45以上の言語にわたり、79のカテゴリー、7億5,000万以上のドメイン、および320億以上のURLを分類した、この種のものとして最大のURLデータベース。さらに600万の危険なIPをURLと関連付け
  • ネットワークの使用(悪用)状況を伝えるレポートとイベントログ

対マルウェア防御

ゼロデイ攻撃、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、ボットネット、未知のマルウェア防御、および新たな感染から防御

  • HTTP、FTP、およびSMTPを含むすべてのインターネットトラフィックに対して保護

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新しいコーポレートアイデンティティを発表 https://www.citrix.com/blogs/2020/09/15/the-new-citrix-is-here-jp/ Tue, 15 Sep 2020 11:59:52 +0000 /blogs/?p=174248116 今から30年前、Citrixは、仕事はオフィスに縛られる必要はなく、適切なテクノロジーがあれば、人々はどこからでも仕事をすることができるという画期的なアイデアを打ち出しました。

その後、私たちの仕事は変化し、働く場所や働く時間は、常に変化してきました。しかし、1つだけ一貫していることは、どのような場所においても、従業員が、最高のパフォーマンスを発揮できるよう優れた体験を提供する必要性です。

今日、ポスト・ウィズコロナの世界において、従業員体験を中心とする考え方と、それをサポートする新しいブランド・アイデンティティを発表しました。私たちは、どこからでも安全にアクセスできるだけではなく、人々が最高の仕事をするために必要な従業員体験を組織が提供できるように事業を変革しています。

Citrixの新しいブランドアイデンティティは、人々が最高の仕事をするために必要なスペースを持つことで広がる可能性を称えています。

現在は、非常に厳しい時代ではありますが、テレワークなどの新しい働き方を可能にすることが、この新しい時代に適応するだけでなく、成功するために不可欠であることを証明してきました。しかし、私たちはこれで終わりではありません。

仕事の世界が常に変化している今、優れた従業員体験を提供することが、人間の潜在能力を引き出し、組織の革新を支援する鍵であると、これまで以上に確信しています。アプリやデータへの安全なアクセスを提供するだけでは、もはや十分ではありません。私たちは、変化し続ける世界において、お客様に優れた従業員体験を提供できるようにしなければなりません。

優れたユーザー体験は集中を可能にします。従業員がツールに縛られるのではなく、使用するツールによって力を与えられていると感じれば、従業員は集中し、革新的で価値ある仕事をすることができます。

Citrixのブランドの変革は、クラウドのサブスクリプションモデルへの移行を加速させ、業界初となったインテリジェントなWorkspaceの展開等を含め、何ヶ月にもわたって慎重に進められてきました。Citrix Workspace は、複雑なユーザー体験を、よりシンプルな働き方に置き換え、イノベーションを解き放ち、従業員を巻き込み、ビジネスの成果を向上させます。

COVID-19による変化は、私たちがすでに注力していたトレンドを加速させており、従業員体験におけるテクノロジーの役割に関しては、その傾向が顕著に現れています。それは人々に最高の仕事をするための精神的、感情的なスペースを与える必要性を強調しています。

しかし、私たちの新しいブランドの立ち上げは始まりに過ぎません。私たちは革新を止めず、先を見据えることをやめません。

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今から30年前、Citrixは、仕事はオフィスに縛られる必要はなく、適切なテクノロジーがあれば、人々はどこからでも仕事をすることができるという画期的なアイデアを打ち出しました。

その後、私たちの仕事は変化し、働く場所や働く時間は、常に変化してきました。しかし、1つだけ一貫していることは、どのような場所においても、従業員が、最高のパフォーマンスを発揮できるよう優れた体験を提供する必要性です。

今日、ポスト・ウィズコロナの世界において、従業員体験を中心とする考え方と、それをサポートする新しいブランド・アイデンティティを発表しました。私たちは、どこからでも安全にアクセスできるだけではなく、人々が最高の仕事をするために必要な従業員体験を組織が提供できるように事業を変革しています。

Citrixの新しいブランドアイデンティティは、人々が最高の仕事をするために必要なスペースを持つことで広がる可能性を称えています。

現在は、非常に厳しい時代ではありますが、テレワークなどの新しい働き方を可能にすることが、この新しい時代に適応するだけでなく、成功するために不可欠であることを証明してきました。しかし、私たちはこれで終わりではありません。

仕事の世界が常に変化している今、優れた従業員体験を提供することが、人間の潜在能力を引き出し、組織の革新を支援する鍵であると、これまで以上に確信しています。アプリやデータへの安全なアクセスを提供するだけでは、もはや十分ではありません。私たちは、変化し続ける世界において、お客様に優れた従業員体験を提供できるようにしなければなりません。

優れたユーザー体験は集中を可能にします。従業員がツールに縛られるのではなく、使用するツールによって力を与えられていると感じれば、従業員は集中し、革新的で価値ある仕事をすることができます。

Citrixのブランドの変革は、クラウドのサブスクリプションモデルへの移行を加速させ、業界初となったインテリジェントなWorkspaceの展開等を含め、何ヶ月にもわたって慎重に進められてきました。Citrix Workspace は、複雑なユーザー体験を、よりシンプルな働き方に置き換え、イノベーションを解き放ち、従業員を巻き込み、ビジネスの成果を向上させます。

COVID-19による変化は、私たちがすでに注力していたトレンドを加速させており、従業員体験におけるテクノロジーの役割に関しては、その傾向が顕著に現れています。それは人々に最高の仕事をするための精神的、感情的なスペースを与える必要性を強調しています。

しかし、私たちの新しいブランドの立ち上げは始まりに過ぎません。私たちは革新を止めず、先を見据えることをやめません。

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クラウド技術で癌治療に革命を起こす https://www.citrix.com/blogs/2020/09/03/revolutionizing-cancer-treatment-cloud-technology-jp/ Thu, 03 Sep 2020 04:30:15 +0000 /blogs/?p=174248005 世界各国で新型コロナウイルスと戦う医療機関を支援するため、さまざまな企業がITツールの無償化や低コストでの提供を開始しました。日本でもオンライン診療が解禁されるなど、医療現場の負担を減らすため、医療のIT化が急ピッチでスタートしています。

新型コロナウイルスだけではなく、迅速で正確な対応が求められる医療機関は、AIを活用した医療 データマイニングや、解析技術を用いた画像診断などデジタルトランスフォメーションの恩恵を大きく受ける業界の1つです。特に、患者数も多い癌治療の研究開発現場は、IT技術への期待がおおきく、ベンチャー企業も参入している分野です。

癌サンプルをスキャンし、治療薬をアドバイス
厚生労働省は1月、2016年に99万人が新たに癌の診断を受けたと発表しました。癌患者は増え続け、日本人は生涯に2人に1人がかかる計算です。平成 30 年の死亡数を死因順位別にみると、第1位は悪性新生物<腫瘍>で 37 万 3547 人 (死亡率は 300.7〈人口 10 万対〉)でした。

デンマーク コペンハーゲン発の医療ベンチャー企業Oncology Venture社は、癌のサンプルをスキャンすることで適切な薬をアドバイスする技術を開発し、世界中でサービス展開しています。
世界の死因の第一位である癌を対象にしたサービスは需要も高く、同社は一度にスキャニングできる数を増やすためにシステムの改変を検討していました。
当初は、自社のプラットフォームを運用していましたが、必要なパフォーマンスを得るためのリソースがなく、拡張が課題でした。また、医療業界ではリソースにいかに早く、簡単にアクセスできるかも重要ですが、同社が管理する機密データのセキュリティが最も重要でした。

より多くの癌サンプルを同時にスキャニングするために、コンテナ技術を利用して処理能力の向上を検討し、クラウドの導入を決定。また、従業員が、機密性の高い患者データを危険にさらすことなく、ネットワーク上のあらゆるデバイスからいつでも安全に開発ツール、アプリケーション、データにアクセスできるデジタルワークスペースを導入しました。

デジタルワークスペースとは?
デジタルワークスペースとは、パソコンやモバイルなどデバイスを問わずに、従業員がさまざまなアプリケーションやデータを利用できるようになる、バーチャルな作業環境です。最高の仕事を行えるように、安全で高性能かつ柔軟性が必要とされます。

また、クラウドでの利用が想定されるため、ネットワークやアプリケーションのパフォーマンスを最適化することで、従業員の作業意欲を維持する信頼性の高いエクスペリエンスを実現しワークフローを設計してタスクを簡素化し、生産性を維持することが可能になります。

Oncology Ventureは、シンプルで使いやすいインターフェースのデジタルワークスペースを導入後、従業員オンボーディングがスムーズになり、新入社員でも1日目から即戦力として活躍できる環境の構築につながりました。

3週間かかっていた1,500人のデータ処理を数時間で

クラウド導入後の一番の変化は、データ処理が早くなったことでした。自社のデータセンターで分析を実行していた際は、3週間かかっていた1,500人の患者データ処理が、数時間で実行できるようになり、結果をより早く得て、患者により早く治療を提供できるようになりました。

オートスケール機能を活用することで、使っていないリソースをオフにしコスト削減が実現しただけでなく、ネットワーク管理チームの不安要素も減ったそうです。
テレワーク同様に、コロナ禍で加速した医療業界。オンライン診療だけでなく、さらなるIT化が進めば、医師が重要なデータにシームレス、迅速にアクセスでき、患者とのやり取りに割くことのできる時間が増加するなど、働く医師や看護師の業務の効率化に繋がり、その結果、よりよい医療サービスの提供が可能になるでしょう。
IT部門が計画、関係者との関与、および適切なテクノロジーの選択を行うことにより、より迅速な導入と複雑さの解消、さらにはコスト削減も実現できます。

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世界各国で新型コロナウイルスと戦う医療機関を支援するため、さまざまな企業がITツールの無償化や低コストでの提供を開始しました。日本でもオンライン診療が解禁されるなど、医療現場の負担を減らすため、医療のIT化が急ピッチでスタートしています。

新型コロナウイルスだけではなく、迅速で正確な対応が求められる医療機関は、AIを活用した医療 データマイニングや、解析技術を用いた画像診断などデジタルトランスフォメーションの恩恵を大きく受ける業界の1つです。特に、患者数も多い癌治療の研究開発現場は、IT技術への期待がおおきく、ベンチャー企業も参入している分野です。

癌サンプルをスキャンし、治療薬をアドバイス
厚生労働省は1月、2016年に99万人が新たに癌の診断を受けたと発表しました。癌患者は増え続け、日本人は生涯に2人に1人がかかる計算です。平成 30 年の死亡数を死因順位別にみると、第1位は悪性新生物<腫瘍>で 37 万 3547 人 (死亡率は 300.7〈人口 10 万対〉)でした。

デンマーク コペンハーゲン発の医療ベンチャー企業Oncology Venture社は、癌のサンプルをスキャンすることで適切な薬をアドバイスする技術を開発し、世界中でサービス展開しています。
世界の死因の第一位である癌を対象にしたサービスは需要も高く、同社は一度にスキャニングできる数を増やすためにシステムの改変を検討していました。
当初は、自社のプラットフォームを運用していましたが、必要なパフォーマンスを得るためのリソースがなく、拡張が課題でした。また、医療業界ではリソースにいかに早く、簡単にアクセスできるかも重要ですが、同社が管理する機密データのセキュリティが最も重要でした。

より多くの癌サンプルを同時にスキャニングするために、コンテナ技術を利用して処理能力の向上を検討し、クラウドの導入を決定。また、従業員が、機密性の高い患者データを危険にさらすことなく、ネットワーク上のあらゆるデバイスからいつでも安全に開発ツール、アプリケーション、データにアクセスできるデジタルワークスペースを導入しました。

デジタルワークスペースとは?
デジタルワークスペースとは、パソコンやモバイルなどデバイスを問わずに、従業員がさまざまなアプリケーションやデータを利用できるようになる、バーチャルな作業環境です。最高の仕事を行えるように、安全で高性能かつ柔軟性が必要とされます。

また、クラウドでの利用が想定されるため、ネットワークやアプリケーションのパフォーマンスを最適化することで、従業員の作業意欲を維持する信頼性の高いエクスペリエンスを実現しワークフローを設計してタスクを簡素化し、生産性を維持することが可能になります。

Oncology Ventureは、シンプルで使いやすいインターフェースのデジタルワークスペースを導入後、従業員オンボーディングがスムーズになり、新入社員でも1日目から即戦力として活躍できる環境の構築につながりました。

3週間かかっていた1,500人のデータ処理を数時間で

クラウド導入後の一番の変化は、データ処理が早くなったことでした。自社のデータセンターで分析を実行していた際は、3週間かかっていた1,500人の患者データ処理が、数時間で実行できるようになり、結果をより早く得て、患者により早く治療を提供できるようになりました。

オートスケール機能を活用することで、使っていないリソースをオフにしコスト削減が実現しただけでなく、ネットワーク管理チームの不安要素も減ったそうです。
テレワーク同様に、コロナ禍で加速した医療業界。オンライン診療だけでなく、さらなるIT化が進めば、医師が重要なデータにシームレス、迅速にアクセスでき、患者とのやり取りに割くことのできる時間が増加するなど、働く医師や看護師の業務の効率化に繋がり、その結果、よりよい医療サービスの提供が可能になるでしょう。
IT部門が計画、関係者との関与、および適切なテクノロジーの選択を行うことにより、より迅速な導入と複雑さの解消、さらにはコスト削減も実現できます。

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スマートカードを利用したCitrix Virtual Apps and DesktopsへのSSO(パススルー認証)について https://www.citrix.com/blogs/2020/08/30/virtual-apps-desktops-sso-smart-card-jp%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%89%e3%82%92%e5%88%a9%e7%94%a8%e3%81%97%e3%81%9fcitrix-virtual-apps-and-desktops-sso-smart-card-jp/ Mon, 31 Aug 2020 03:00:30 +0000 /blogs/?p=174247916 はじめまして、Citrixコンサルティングサービスの衛藤と申します。

このBlogを読んでいただいている企業さまの中には、従業員に支給しているパソコンをよりセキュアに利用させるため、証明書を内蔵したスマートカードを使って、支給パソコンのWindowsへログオンを行っている、というケースがあるかと思います。

万が一パソコンが第三者の手に渡ったとしても、社員が携帯する物理的なスマートカードを挿入しない限りWindowsへのログオンができないため、IDとパスワードを使った認証方式より更に強固なセキュリティが期待できる仕組みです。

実際にユーザーがWindowsへログオンを行うときは、物理カードを挿入した上で、予め設定を行ったPINの入力を行うことで、パソコンを利用することが可能となります。

今回のBlogでは、Citrix Virtual Apps and Desktops環境において、そのようなスマートカードを利用したシングルサインオン(パススルー認証)について整理していきます。

まず、CitrixのVirtual Apps and Desktopsによる仮想化環境を導入した場合、ユーザーによる認証作業は一般的に以下の3回必要です。

1回目:クライアント端末(パソコン)へのログオン

2回目:

I.社内ネットワークからアクセスする場合:StoreFrontへのログオン

II.社外ネットワークからアクセスする場合:Citrix Gatewayへのログオン

3回目:仮想リソースを起動する際に行われる、仮想側Windowsへのログオン

※2回目の認証の際、アクセス元が社内ネットワーク経由か社外ネットワーク経由かによって、アクセスして認証を行うコンポーネントが異なります。本Blogではパススルー認証の検証を行うのが趣旨であり、社内ネットワークからのアクセスを前提としているため、シンプルなStoreFrontの構成を採用します。そのためCitrix Gatewayは対象外です。

これら3回のログオンを毎回ユーザーが手動で行うのは煩雑となるため、クライアント端末へのログオンを一度行うだけで、あとの2回目、3回目の認証は不要とする、パススルー認証を実現することが理想です。

また、Windowsのログオンにスマートカードを利用するために、Active Directoryのユーザープロパティーの設定で「対話型ログオン時にはスマートカードが必要」を有効としている場合があります。このときCitrixの仮想デスクトップや仮想アプリケーション(以下、仮想リソース)をユーザーが起動して利用する際の3回目の認証にもスマートカードが必要となる点が特に考慮すべきポイントとなります。

ここまでに記載した考慮点を踏まえて、スマートカードをご利用になる環境ではシングルサインオンとしての「パススルー認証」をどのように実現できるのか、検証結果をまとめていきます。

※本記事の結果は、弊社が準備を行った以下の環境により確認がとれた結果です。実際にご利用になる環境やスマートカードの種類などによって結果の差異が考えられるため、導入前には入念なPoCの実施を強く推奨致します。

<検証環境>

1.Active Directoryドメインに参加したWindows 10クライアント端末

2.Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1912 LTSR

3.YubiKey(擬似的にスマートカードとして利用可能な製品)

→Windowsに特別なドライバーを入れることなく、スマートカードとして利用可能な製品を選択…

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はじめまして、Citrixコンサルティングサービスの衛藤と申します。

このBlogを読んでいただいている企業さまの中には、従業員に支給しているパソコンをよりセキュアに利用させるため、証明書を内蔵したスマートカードを使って、支給パソコンのWindowsへログオンを行っている、というケースがあるかと思います。

万が一パソコンが第三者の手に渡ったとしても、社員が携帯する物理的なスマートカードを挿入しない限りWindowsへのログオンができないため、IDとパスワードを使った認証方式より更に強固なセキュリティが期待できる仕組みです。

実際にユーザーがWindowsへログオンを行うときは、物理カードを挿入した上で、予め設定を行ったPINの入力を行うことで、パソコンを利用することが可能となります。

今回のBlogでは、Citrix Virtual Apps and Desktops環境において、そのようなスマートカードを利用したシングルサインオン(パススルー認証)について整理していきます。

まず、CitrixのVirtual Apps and Desktopsによる仮想化環境を導入した場合、ユーザーによる認証作業は一般的に以下の3回必要です。

1回目:クライアント端末(パソコン)へのログオン

2回目:

I.社内ネットワークからアクセスする場合:StoreFrontへのログオン

II.社外ネットワークからアクセスする場合:Citrix Gatewayへのログオン

3回目:仮想リソースを起動する際に行われる、仮想側Windowsへのログオン

※2回目の認証の際、アクセス元が社内ネットワーク経由か社外ネットワーク経由かによって、アクセスして認証を行うコンポーネントが異なります。本Blogではパススルー認証の検証を行うのが趣旨であり、社内ネットワークからのアクセスを前提としているため、シンプルなStoreFrontの構成を採用します。そのためCitrix Gatewayは対象外です。

これら3回のログオンを毎回ユーザーが手動で行うのは煩雑となるため、クライアント端末へのログオンを一度行うだけで、あとの2回目、3回目の認証は不要とする、パススルー認証を実現することが理想です。

また、Windowsのログオンにスマートカードを利用するために、Active Directoryのユーザープロパティーの設定で「対話型ログオン時にはスマートカードが必要」を有効としている場合があります。このときCitrixの仮想デスクトップや仮想アプリケーション(以下、仮想リソース)をユーザーが起動して利用する際の3回目の認証にもスマートカードが必要となる点が特に考慮すべきポイントとなります。

ここまでに記載した考慮点を踏まえて、スマートカードをご利用になる環境ではシングルサインオンとしての「パススルー認証」をどのように実現できるのか、検証結果をまとめていきます。

※本記事の結果は、弊社が準備を行った以下の環境により確認がとれた結果です。実際にご利用になる環境やスマートカードの種類などによって結果の差異が考えられるため、導入前には入念なPoCの実施を強く推奨致します。

<検証環境>

1.Active Directoryドメインに参加したWindows 10クライアント端末

2.Citrix Virtual Apps and Desktops 7 1912 LTSR

3.YubiKey(擬似的にスマートカードとして利用可能な製品)

→Windowsに特別なドライバーを入れることなく、スマートカードとして利用可能な製品を選択…

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シトリックス、「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2020」WVD & VDI アワードを受賞 https://www.citrix.com/blogs/2020/08/26/microsoft-japan-partner-of-the-year-jp/ Wed, 26 Aug 2020 04:30:41 +0000 /blogs/?p=174247910 シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社は、日本マイクロソフト株式会社の「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2020」において、今年初めて開設された「Windows Virtual Desktop (WVD) & Virtual Desktop Infrastructure (VDI) 」アワードを受賞しました。Windows Virtual Desktop (WVD) & Virtual Desktop Infrastructure (VDI)部門は今年新設され、シトリックスが初めての受賞企業となります。

本アワード プログラムは、 マイクロソフト パートナー ネットワーク参加パートナー企業を対象とし、21 分野のアワードにおいて優れた実績をおさめたパートナー企業を選出するものです。

「Windows Virtual Desktop (WVD) & Virtual Desktop Infrastructure (VDI) 」は、今年初めて開設されたアワードで、Windows …

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シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社は、日本マイクロソフト株式会社の「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2020」において、今年初めて開設された「Windows Virtual Desktop (WVD) & Virtual Desktop Infrastructure (VDI) 」アワードを受賞しました。Windows Virtual Desktop (WVD) & Virtual Desktop Infrastructure (VDI)部門は今年新設され、シトリックスが初めての受賞企業となります。

本アワード プログラムは、 マイクロソフト パートナー ネットワーク参加パートナー企業を対象とし、21 分野のアワードにおいて優れた実績をおさめたパートナー企業を選出するものです。

「Windows Virtual Desktop (WVD) & Virtual Desktop Infrastructure (VDI) 」は、今年初めて開設されたアワードで、Windows …

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重要なお知らせ:シトリックス オンプレミス型ワークスペース永続ライセンスモデルのサービス提供終了につきまして https://www.citrix.com/blogs/2020/08/20/citrix-workspace-perpetual-license-end-jp/ Thu, 20 Aug 2020 05:00:15 +0000 /blogs/?p=174247854 このたび弊社では、2020年10月1日をもって、オンプレミス型デジタルワークスペース永続ライセンスモデルのサービス提供を終了させていただくことになりました。

対象となる製品およびタイムラインにつきましては、こちらをご確認ください。

すべてのオンプレミス型およびクラウド型ワークスペースソリューションを「サブスクリプションモデル」でご利用いただけるようにすることにより、異なるライセンスモデルの複雑性を排除し、お客様にとって、弊社とのビジネス上の取引をより簡素化できるよう努めてまいります。

サービス終了(2020年10月1日)に関する主要な留意事項

カスタマーサクセスサービス – 永続ライセンスを所有している既存のお客様は、既存のライセンスのメンテナンス(カスタマーサクセスサービス)を 引き続き、更新することができます。(今回のお知らせに関して、カスタマーサクセスサービスに対しての変更はありません。)

永続ライセンス – 既存のお客様は、2020年9月30日まで追加の永続ライセンスをご購入いただけます。ただし、見積書およびお申込みにつきましては、処理を確実にするために2020年10月1日より前に承る必要があります。

オンプレミスソリューション – 弊社では引き続きオンプレミスおよびクラウドソリューションへの投資を行ってまいります。 お客様は、2020年6月に弊社が発表した「サブスクリプションモデル」で、オンプレミスとクラウドの両方のソリューションをご購入いただけます。
• ハイブリッドの権利 – オンプレミス型シトリックスソリューションからシトリックスクラウドサービスへの移行をご検討いただいている既存のお客様には、移行期間中は、ハイブリッドの権利の追加特典があります。お客様に、オンプレミス型の展開またはクラウドサービスを実行するソリューションのオプションを提供いたします。

シトリックスネットワーキングソリューション – 今回のシトリックスワークスペース永続ライセンス製品販売終了の発表は、シトリックスネットワーキングソリューションには、影響はありません。 すなわち、現時点で発表されているシトリックスネットワーキングライセンスモデルには変更事項はありません。

本件につきまして、ご不明な点がございましたら、弊社担当者または弊社販売代理店に、お問い合わせください。また、 「サブスクリプションサービス」を利用するためのオプション等のご相談につきましても、弊社担当者もしくは、弊社販売代理店までご連絡ください。

今後とも弊社サービスを末永くご愛顧賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

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このたび弊社では、2020年10月1日をもって、オンプレミス型デジタルワークスペース永続ライセンスモデルのサービス提供を終了させていただくことになりました。

対象となる製品およびタイムラインにつきましては、こちらをご確認ください。

すべてのオンプレミス型およびクラウド型ワークスペースソリューションを「サブスクリプションモデル」でご利用いただけるようにすることにより、異なるライセンスモデルの複雑性を排除し、お客様にとって、弊社とのビジネス上の取引をより簡素化できるよう努めてまいります。

サービス終了(2020年10月1日)に関する主要な留意事項

カスタマーサクセスサービス – 永続ライセンスを所有している既存のお客様は、既存のライセンスのメンテナンス(カスタマーサクセスサービス)を 引き続き、更新することができます。(今回のお知らせに関して、カスタマーサクセスサービスに対しての変更はありません。)

永続ライセンス – 既存のお客様は、2020年9月30日まで追加の永続ライセンスをご購入いただけます。ただし、見積書およびお申込みにつきましては、処理を確実にするために2020年10月1日より前に承る必要があります。

オンプレミスソリューション – 弊社では引き続きオンプレミスおよびクラウドソリューションへの投資を行ってまいります。 お客様は、2020年6月に弊社が発表した「サブスクリプションモデル」で、オンプレミスとクラウドの両方のソリューションをご購入いただけます。
• ハイブリッドの権利 – オンプレミス型シトリックスソリューションからシトリックスクラウドサービスへの移行をご検討いただいている既存のお客様には、移行期間中は、ハイブリッドの権利の追加特典があります。お客様に、オンプレミス型の展開またはクラウドサービスを実行するソリューションのオプションを提供いたします。

シトリックスネットワーキングソリューション – 今回のシトリックスワークスペース永続ライセンス製品販売終了の発表は、シトリックスネットワーキングソリューションには、影響はありません。 すなわち、現時点で発表されているシトリックスネットワーキングライセンスモデルには変更事項はありません。

本件につきまして、ご不明な点がございましたら、弊社担当者または弊社販売代理店に、お問い合わせください。また、 「サブスクリプションサービス」を利用するためのオプション等のご相談につきましても、弊社担当者もしくは、弊社販売代理店までご連絡ください。

今後とも弊社サービスを末永くご愛顧賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

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従来型のVPNではゼロトラストに対応できない理由 https://www.citrix.com/blogs/2020/08/16/traditional-vpns-and-zero-trust-jp/ Sun, 16 Aug 2020 15:00:56 +0000 /blogs/?p=174247820 前回のブログ記事では、 ゼロトラスト・セキュリティの概念と、セキュリティモデルのCitrix製品を用いた実現方法について紹介しました。ブログでは、現実的なゼロトラスト・セキュリティ展開のために設計されているCitrix Workspaceの活用について、Citrix Analytics for SecurityとCitrix Access Controlを連携させることにより、様々な脅威からどのように企業を守ることができるのか解説しています。

今回のブログでは、企業のウェブアプリケーションへの安全なアクセスを、Citrixのソリューションがどのように実現できるかについてさらに詳細に説明します。これは、重要なユースケースのひとつであります。

セキュリティが懸念される一般的な事例のひとつに、テレワーク中の従業員による企業アプリケーションやデータへのアクセスがあります。多くの企業は、セキュリティ向上のために、仮想プライベートネットワーク(VPN)を使用していますが、脅威が進化し、アプリケーションとモビリティーの状況が変化している中においても適切ではないと言われています。

従来のVPNベースのソリューションが持つ限界

VPNは企業の外から企業アプリケーションやデータにアクセスするための手段として使用されてきました。このモデルはエンドユーザーが企業ネットワークにアクセス可能な場合に有効であり、一般には企業が管理する認証済みの機器からのアクセスが認められています。また、エンドユーザーに得られる信頼は、企業ネットワークにアクセスしているという点という条件が付いています。

しかし、アプリケーションがウェブベースに代わり、マルチクラウド環境での展開が進みました。これに伴い、従来のVPNモデルは進化するユースケースからのニーズに十分に応えられず、エンドユーザーの使用エクスペリエンスやセキュリティの要求も満たすことができません。この従来のVPNモデルを使ってゼロトラストソリューションを導入しようとした場合、いくつかの限界が生じます。VPNはユーザーが増えるほどに企業インフラの負荷が増え、帯域の増速やVPNハードウェア強化必要なことは知られていますが、安全性のために使っているVPNの安全性は確かなものではありません。またIT管理者への業務負担も問題になります。テレワーク の本格利用に見えてきた VPNの限界については、こちらのブログをご参照ください。

より良い手段

これらの制約を克服し、セキュリティの確保されたアクセスに伴うニーズの進化により即したソリューションを利用できるとすればどうでしょうか。あるいは、機器ベースのエージェントやクライアントに使用する証明書が不要になったしたらどうでしょうか。または、アプリケーションがデータセンターやパブリッククラウドのどこに置かれているかにかかわらず、エンドユーザーからのアクセスをウェブブラウザー経由で必要なアプリケーションのみに限ることができたとしたら、状況はどのように変わるでしょうか。

アクセスは単にネットワーク経由で行われるだけでなく、エンドユーザーと機器に基づくコンテキスト情報に基づいてコントロールされるようになります。またシステムがエンドユーザーの活動を継続的に監視し、認証情報の確認に加えてユーザーの挙動やパターンを検証することも可能となります。Citrix Access ControlCitrix Analytics for Securityの組み合わせがこのソリューションです。

ソリューションの概要

Citrix Workspaceとは、Citrix Access ControlとCitrix …

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前回のブログ記事では、 ゼロトラスト・セキュリティの概念と、セキュリティモデルのCitrix製品を用いた実現方法について紹介しました。ブログでは、現実的なゼロトラスト・セキュリティ展開のために設計されているCitrix Workspaceの活用について、Citrix Analytics for SecurityとCitrix Access Controlを連携させることにより、様々な脅威からどのように企業を守ることができるのか解説しています。

今回のブログでは、企業のウェブアプリケーションへの安全なアクセスを、Citrixのソリューションがどのように実現できるかについてさらに詳細に説明します。これは、重要なユースケースのひとつであります。

セキュリティが懸念される一般的な事例のひとつに、テレワーク中の従業員による企業アプリケーションやデータへのアクセスがあります。多くの企業は、セキュリティ向上のために、仮想プライベートネットワーク(VPN)を使用していますが、脅威が進化し、アプリケーションとモビリティーの状況が変化している中においても適切ではないと言われています。

従来のVPNベースのソリューションが持つ限界

VPNは企業の外から企業アプリケーションやデータにアクセスするための手段として使用されてきました。このモデルはエンドユーザーが企業ネットワークにアクセス可能な場合に有効であり、一般には企業が管理する認証済みの機器からのアクセスが認められています。また、エンドユーザーに得られる信頼は、企業ネットワークにアクセスしているという点という条件が付いています。

しかし、アプリケーションがウェブベースに代わり、マルチクラウド環境での展開が進みました。これに伴い、従来のVPNモデルは進化するユースケースからのニーズに十分に応えられず、エンドユーザーの使用エクスペリエンスやセキュリティの要求も満たすことができません。この従来のVPNモデルを使ってゼロトラストソリューションを導入しようとした場合、いくつかの限界が生じます。VPNはユーザーが増えるほどに企業インフラの負荷が増え、帯域の増速やVPNハードウェア強化必要なことは知られていますが、安全性のために使っているVPNの安全性は確かなものではありません。またIT管理者への業務負担も問題になります。テレワーク の本格利用に見えてきた VPNの限界については、こちらのブログをご参照ください。

より良い手段

これらの制約を克服し、セキュリティの確保されたアクセスに伴うニーズの進化により即したソリューションを利用できるとすればどうでしょうか。あるいは、機器ベースのエージェントやクライアントに使用する証明書が不要になったしたらどうでしょうか。または、アプリケーションがデータセンターやパブリッククラウドのどこに置かれているかにかかわらず、エンドユーザーからのアクセスをウェブブラウザー経由で必要なアプリケーションのみに限ることができたとしたら、状況はどのように変わるでしょうか。

アクセスは単にネットワーク経由で行われるだけでなく、エンドユーザーと機器に基づくコンテキスト情報に基づいてコントロールされるようになります。またシステムがエンドユーザーの活動を継続的に監視し、認証情報の確認に加えてユーザーの挙動やパターンを検証することも可能となります。Citrix Access ControlCitrix Analytics for Securityの組み合わせがこのソリューションです。

ソリューションの概要

Citrix Workspaceとは、Citrix Access ControlとCitrix …

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新しいボランティアの形 – NPO法人のデジタルトランスフォーメーション https://www.citrix.com/blogs/2020/08/12/global-day-of-impact-japan-npo-jp/ Wed, 12 Aug 2020 07:00:43 +0000 /blogs/?p=174247775

シトリックスでは、「その時間Volunteer活動をする」ことで社会への貢献を形にするーGlobal Day Impact(GDI)を毎年活動しています。従業員は、1年間に16時間の勤務時間をボランティア活動に充てることができる仕組みです。コロナでは、対面でのボランティアが難しいために、新しい試みが行われました。

シトリックス・ジャパンのHRでは、GDIをバーチャル・ボランティアとして7月28日に開催し、第一弾は、北海道のNPO法人である「陽だまりの家」様との協力で実現をしました。

「陽だまりの家」は、子ども、高齢者、ひとり親家庭、ひきこもりや障がいのある方、様々な福祉的困りごとをお持ちの方などを対象にして、「居場所」の提供しており、代表の古山明美氏が、地域での助け合いを目的として、平成29日に設立したNPO法人である。行政の縦割り体制から漏れてしまう人々の受け皿になること目指しています。

シトリックスでは、「その時間Volunteer活動をする」ことで社会への貢献を形にするーGlobal Day Impact(GDI)を毎年活動しています。従業員は、1年間に16時間の勤務時間をボランティア活動に充てることができる仕組みです。コロナでは、対面でのボランティアが難しいために、新しい試みが行われました。

シトリックス・ジャパンのHRでは、GDIをバーチャル・ボランティアとして7月28日に開催し、第一弾は、北海道のNPO法人である「陽だまりの家」様との協力で実現をしました。

「陽だまりの家」は、子ども、高齢者、ひとり親家庭、ひきこもりや障がいのある方、様々な福祉的困りごとをお持ちの方などを対象にして、「居場所」の提供しており、代表の古山明美氏が、地域での助け合いを目的として、平成29日に設立したNPO法人である。行政の縦割り体制から漏れてしまう人々の受け皿になること目指しています。

コロナ禍において、大きなが打撃を受けた「陽だまりの家」。インバウンドが途絶えたことで、販路も少なくなっていまいsた。福祉の仕事は、直接支援(face to face)が基本だそうです。しかし、「会えない」状況をただ見てるのでは、対象者の困りごと(要介護化や孤立化)は、進行してしまう。「陽だまりの家」では、こんな状況だからこそ、子どもや高齢者の居場所を継続してきたといいます。

それでも、足りないことを分かっていた古山様。ピンチをチャンスとして、オンライン・ボランティアを発案し、「何とか、『オンラインを活用した新しい福祉や地域のつながり創出』に取り組みたいと意気込みを見せます。

また、シトリックスとしても、初めてのオンライン・ボランティア。新たなボランティアの形が模索中であるが、「オンラインという形でも、人と人がふれあい、教え教えられ、遜色なくバーチャルでボランティアが出来るということは新発見」という声もあり、新たな従業員エンゲージメントにもつながったと言えるかもしれません。


コラム:インタビュー記事

シトリックス HRの成清さんの声:
陽だまりの家を選択した理由は何ですか。
本社が推奨するバーチャル・ボランティアの活動はいくつかあったのですが、どれも提供できるスキルを事前に提供し、ニーズがあるときにあるときに声がかかる、あるいは、単独で行うものばかり。シトリックスでは、エンゲージメントと所属意識を大切にしています。バーチャルであったとしても、一人ではなく人が集うと環境が提供できないかと探していた時に、「家でも出来る」というフレーズを謳う「陽だまりの家」に出会いました。即問い合わせをさせていただいたところ、代表の古山さんが、「マスク」と「うちわ」だったら個別の作成キットがある、それを使ってパソコンを通して先生の手許を見ながらZOOMを使ってやってみましょう!と話に乗って下さいました。

一番のチャレンジは何でしたか?
ZOOMを使って1対複数人というのが初めての試みだったことでしょうか。例えば白地に縫う糸は教える場合は色のある糸の方が見えやすい、とか、縫い方の説明を最初にやったらもっとわかりやすいかも、などと次回へのヒントも出て来ました。またそれぞれの経験値から作業のスピードにばらつきが出て来るので、次の工程に移るタイミングも難しい部分がありました。

参加者であるシトリックス 小柳津さんの声:
参加をして、どうでしたか?
コロナ禍でテレワーク生活が続き今までよりもコミュニケーションが取りにくい今、オンラインを通じてGDIのボランティア活動に参加できたこと嬉しく思います。陽だまりの家の活動に少しでも貢献でき、一緒に作った作品が少しでも役にたてたことで、参加してよかった。という満足感があります。自らの手でマスクという作品を制作し大変楽しかったです。蒸し暑い午後のひと時夢中になって作り、気が付いたら汗だくで裁縫をしている、、、という姿でした。もっと作りたい。。と思っています。

今回の参加で何か気づきや実現したいことはありますか。
会社で推進しているGDIはとても素晴らしい活動だと思います。こういった社会貢献活動に参加できることで自ら気持ちも前向きになれます。もっと多くのCitrix社員が同様に参加したらいいと思うので、勧誘活動も含めて良さを広げていきたいですね。今回のマスク作りも、作り方を覚えたので、今度チャレンジする方にもレクチャーし私達もサポートできると思います。

初めてのバーチャル・ボランティアということでしたが、それについてはどのように感じましたか。
オンラインという形でも、人と人がふれあい、教え教えられ、遜色なくバーチャルでボランティアが出来るということは新発見でした。家にいながらにしてボランティアに参加できるとは素晴らしいです。リアルの良さには至らなくてもバーチャルの良さってあるんだとしみじみ感じました。

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シトリックスでは、「その時間Volunteer活動をする」ことで社会への貢献を形にするーGlobal Day Impact(GDI)を毎年活動しています。従業員は、1年間に16時間の勤務時間をボランティア活動に充てることができる仕組みです。コロナでは、対面でのボランティアが難しいために、新しい試みが行われました。

シトリックス・ジャパンのHRでは、GDIをバーチャル・ボランティアとして7月28日に開催し、第一弾は、北海道のNPO法人である「陽だまりの家」様との協力で実現をしました。

「陽だまりの家」は、子ども、高齢者、ひとり親家庭、ひきこもりや障がいのある方、様々な福祉的困りごとをお持ちの方などを対象にして、「居場所」の提供しており、代表の古山明美氏が、地域での助け合いを目的として、平成29日に設立したNPO法人である。行政の縦割り体制から漏れてしまう人々の受け皿になること目指しています。

シトリックスでは、「その時間Volunteer活動をする」ことで社会への貢献を形にするーGlobal Day Impact(GDI)を毎年活動しています。従業員は、1年間に16時間の勤務時間をボランティア活動に充てることができる仕組みです。コロナでは、対面でのボランティアが難しいために、新しい試みが行われました。

シトリックス・ジャパンのHRでは、GDIをバーチャル・ボランティアとして7月28日に開催し、第一弾は、北海道のNPO法人である「陽だまりの家」様との協力で実現をしました。

「陽だまりの家」は、子ども、高齢者、ひとり親家庭、ひきこもりや障がいのある方、様々な福祉的困りごとをお持ちの方などを対象にして、「居場所」の提供しており、代表の古山明美氏が、地域での助け合いを目的として、平成29日に設立したNPO法人である。行政の縦割り体制から漏れてしまう人々の受け皿になること目指しています。

コロナ禍において、大きなが打撃を受けた「陽だまりの家」。インバウンドが途絶えたことで、販路も少なくなっていまいsた。福祉の仕事は、直接支援(face to face)が基本だそうです。しかし、「会えない」状況をただ見てるのでは、対象者の困りごと(要介護化や孤立化)は、進行してしまう。「陽だまりの家」では、こんな状況だからこそ、子どもや高齢者の居場所を継続してきたといいます。

それでも、足りないことを分かっていた古山様。ピンチをチャンスとして、オンライン・ボランティアを発案し、「何とか、『オンラインを活用した新しい福祉や地域のつながり創出』に取り組みたいと意気込みを見せます。

また、シトリックスとしても、初めてのオンライン・ボランティア。新たなボランティアの形が模索中であるが、「オンラインという形でも、人と人がふれあい、教え教えられ、遜色なくバーチャルでボランティアが出来るということは新発見」という声もあり、新たな従業員エンゲージメントにもつながったと言えるかもしれません。


コラム:インタビュー記事

シトリックス HRの成清さんの声:
陽だまりの家を選択した理由は何ですか。
本社が推奨するバーチャル・ボランティアの活動はいくつかあったのですが、どれも提供できるスキルを事前に提供し、ニーズがあるときにあるときに声がかかる、あるいは、単独で行うものばかり。シトリックスでは、エンゲージメントと所属意識を大切にしています。バーチャルであったとしても、一人ではなく人が集うと環境が提供できないかと探していた時に、「家でも出来る」というフレーズを謳う「陽だまりの家」に出会いました。即問い合わせをさせていただいたところ、代表の古山さんが、「マスク」と「うちわ」だったら個別の作成キットがある、それを使ってパソコンを通して先生の手許を見ながらZOOMを使ってやってみましょう!と話に乗って下さいました。

一番のチャレンジは何でしたか?
ZOOMを使って1対複数人というのが初めての試みだったことでしょうか。例えば白地に縫う糸は教える場合は色のある糸の方が見えやすい、とか、縫い方の説明を最初にやったらもっとわかりやすいかも、などと次回へのヒントも出て来ました。またそれぞれの経験値から作業のスピードにばらつきが出て来るので、次の工程に移るタイミングも難しい部分がありました。

参加者であるシトリックス 小柳津さんの声:
参加をして、どうでしたか?
コロナ禍でテレワーク生活が続き今までよりもコミュニケーションが取りにくい今、オンラインを通じてGDIのボランティア活動に参加できたこと嬉しく思います。陽だまりの家の活動に少しでも貢献でき、一緒に作った作品が少しでも役にたてたことで、参加してよかった。という満足感があります。自らの手でマスクという作品を制作し大変楽しかったです。蒸し暑い午後のひと時夢中になって作り、気が付いたら汗だくで裁縫をしている、、、という姿でした。もっと作りたい。。と思っています。

今回の参加で何か気づきや実現したいことはありますか。
会社で推進しているGDIはとても素晴らしい活動だと思います。こういった社会貢献活動に参加できることで自ら気持ちも前向きになれます。もっと多くのCitrix社員が同様に参加したらいいと思うので、勧誘活動も含めて良さを広げていきたいですね。今回のマスク作りも、作り方を覚えたので、今度チャレンジする方にもレクチャーし私達もサポートできると思います。

初めてのバーチャル・ボランティアということでしたが、それについてはどのように感じましたか。
オンラインという形でも、人と人がふれあい、教え教えられ、遜色なくバーチャルでボランティアが出来るということは新発見でした。家にいながらにしてボランティアに参加できるとは素晴らしいです。リアルの良さには至らなくてもバーチャルの良さってあるんだとしみじみ感じました。

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Citrix SD-WANによる仮想デスクトップ/アプリケーションのUX改善を測定 https://www.citrix.com/blogs/2020/08/10/measure-ux-improvement-sd-wan-jp/ Tue, 11 Aug 2020 03:00:57 +0000 /blogs/?p=174247759 新型感染症拡大対策としてテレワークが注目され、働き方が大きくシフトしています。また、多くの企業がさまざまなSaaSサービスを利用し、企業の情報系および基幹系システムもクラウドに移行しています。そのような中、セキュリティと同時に頻繁に懸念事項としてあげられるのは、リモートからシステムを利用する上でのユーザエクスペリエンスの低下です。

今回も北米製品担当によるブログの内容を日本語でご紹介します。

WANを介した仮想デスクトップのユーザエクスペリエンス改善手法の一つとしてのSD-WANの効果を、実測値を交えて解説しています。拠点側クライアントがWAN越しにVDAにアクセスする際、WANの回線品質によりどの程度の影響があるか、またSD-WANによりどの程度改善されるかが発表されていますので是非ご一読ください。

計測項目としては、仮想アプリまたはデスクトップセッションにおいてユーザーがコンテンツをリクエストしてから応答が表示されるまでの経過時間であるICA Round Trip Time(RTT)を計測しています。以下3パターンのWAN構成について、遅延や輻輳、パケットドロップなどWANで起こりうる回線品質の低下をシミュレーション条件として追加し、それらがICA RTTにどの程度影響を与えたか観察したところ、非常に興味深い結果となっています。

  • Router+MPLS構成
  • SD-WAN+MPLS構成
  • SD-WAN+MPLS+Internet併用構成

オリジナルコンテンツ(英語)は以下リンクとなります。

https://citrixblogs.wpengine.com/2020/06/15/citrix-sd-wan-measuring-virtual-apps-and-desktops-experience-improvements/


Citrix Virtual Apps and Desktopsのワークロードがクラウドに移行することに伴い、インターネット接続に一般的な問題が発生した状況においても、「応答性」と「快適なユーザーエクスペリエンス」を維持することの重要性が大きく高まってきています。このような課題について、Citrix Tech Zoneチームが最近発表した2つの資料が参考になります。

はじめに参考にしたい資料は、テスト手法でありレポートでもある、 Measuring HDX User Experience Improvements from Citrix SD-WAN Network Performance Enhancementsです。2番目のものはPoCガイド、Citrix SD-WAN Cloud-to-Data-Center Connectivityです。これらの新しい資料は、3月に公開された…

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新型感染症拡大対策としてテレワークが注目され、働き方が大きくシフトしています。また、多くの企業がさまざまなSaaSサービスを利用し、企業の情報系および基幹系システムもクラウドに移行しています。そのような中、セキュリティと同時に頻繁に懸念事項としてあげられるのは、リモートからシステムを利用する上でのユーザエクスペリエンスの低下です。

今回も北米製品担当によるブログの内容を日本語でご紹介します。

WANを介した仮想デスクトップのユーザエクスペリエンス改善手法の一つとしてのSD-WANの効果を、実測値を交えて解説しています。拠点側クライアントがWAN越しにVDAにアクセスする際、WANの回線品質によりどの程度の影響があるか、またSD-WANによりどの程度改善されるかが発表されていますので是非ご一読ください。

計測項目としては、仮想アプリまたはデスクトップセッションにおいてユーザーがコンテンツをリクエストしてから応答が表示されるまでの経過時間であるICA Round Trip Time(RTT)を計測しています。以下3パターンのWAN構成について、遅延や輻輳、パケットドロップなどWANで起こりうる回線品質の低下をシミュレーション条件として追加し、それらがICA RTTにどの程度影響を与えたか観察したところ、非常に興味深い結果となっています。

  • Router+MPLS構成
  • SD-WAN+MPLS構成
  • SD-WAN+MPLS+Internet併用構成

オリジナルコンテンツ(英語)は以下リンクとなります。

https://citrixblogs.wpengine.com/2020/06/15/citrix-sd-wan-measuring-virtual-apps-and-desktops-experience-improvements/


Citrix Virtual Apps and Desktopsのワークロードがクラウドに移行することに伴い、インターネット接続に一般的な問題が発生した状況においても、「応答性」と「快適なユーザーエクスペリエンス」を維持することの重要性が大きく高まってきています。このような課題について、Citrix Tech Zoneチームが最近発表した2つの資料が参考になります。

はじめに参考にしたい資料は、テスト手法でありレポートでもある、 Measuring HDX User Experience Improvements from Citrix SD-WAN Network Performance Enhancementsです。2番目のものはPoCガイド、Citrix SD-WAN Cloud-to-Data-Center Connectivityです。これらの新しい資料は、3月に公開された…

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2020 1st Half Partner Award 表彰 https://www.citrix.com/blogs/2020/07/21/2020-1st-half-partner-award-jp/ Wed, 22 Jul 2020 03:00:32 +0000 /blogs/?p=174247635 シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社パートナー営業本部を担当している本田です。

2020年度はコロナ禍で身の回りの環境が激変し、皆様のビジネスのやり方、勧め方、ITのあり方などが見直されております。今後のデジタルトランスフォーメーションを加速させるべく、ニューノーマル時代の働き方の再定義に力を尽くしたいと思います。

さて、本日は、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下シトリックス)が主催するPartner Xchangeの中で2020年上半期におけるPartner Awardを7月17日(金)に発表したことをお伝えします。

今回は、「Citrix Partner Program」に参加している国内パートナー様の中から営業・SEの方を個人表彰させていただきました。

同表彰は、毎四半期に行っている「Citrix Partner Xchange」と連動し、今回はオンラインで開催いたしました。同イベントでは、Citrix 2020年度下半期に向けてのビジネス戦略、ポストコロナ時代に向けてのソリューションや最近の市場動向やお客様事例などの講演を行い、200名を超えるパートナー様にご参加いただきました。

皆様の上半期での功績を称え、以下の通り表彰させていただきました。

■ 営業部門■
Citrix Best of Partner Sales Award (5名)

2020年上半期において大きな実績をとげられビジネスに貢献いただきました。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

広域・社会インフラ事業グループ 西日本統括本部西日本営業第1部

亀谷 吉彦様

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社

コグニティブビジネスオペレーション統括本部 CBOデリバリー第二本部デリバリーマネージャー

菅谷 道彦様

ネットワンシステムズ株式会社

東日本第2事業本部 第1営業部 営業第1チーム

青山 卓様

富士通株式会社…

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シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社パートナー営業本部を担当している本田です。

2020年度はコロナ禍で身の回りの環境が激変し、皆様のビジネスのやり方、勧め方、ITのあり方などが見直されております。今後のデジタルトランスフォーメーションを加速させるべく、ニューノーマル時代の働き方の再定義に力を尽くしたいと思います。

さて、本日は、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下シトリックス)が主催するPartner Xchangeの中で2020年上半期におけるPartner Awardを7月17日(金)に発表したことをお伝えします。

今回は、「Citrix Partner Program」に参加している国内パートナー様の中から営業・SEの方を個人表彰させていただきました。

同表彰は、毎四半期に行っている「Citrix Partner Xchange」と連動し、今回はオンラインで開催いたしました。同イベントでは、Citrix 2020年度下半期に向けてのビジネス戦略、ポストコロナ時代に向けてのソリューションや最近の市場動向やお客様事例などの講演を行い、200名を超えるパートナー様にご参加いただきました。

皆様の上半期での功績を称え、以下の通り表彰させていただきました。

■ 営業部門■
Citrix Best of Partner Sales Award (5名)

2020年上半期において大きな実績をとげられビジネスに貢献いただきました。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

広域・社会インフラ事業グループ 西日本統括本部西日本営業第1部

亀谷 吉彦様

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社

コグニティブビジネスオペレーション統括本部 CBOデリバリー第二本部デリバリーマネージャー

菅谷 道彦様

ネットワンシステムズ株式会社

東日本第2事業本部 第1営業部 営業第1チーム

青山 卓様

富士通株式会社…

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AnalyticsとAccess Controlによるゼロトラスト・セキュリティで安全なリモートワークを https://www.citrix.com/blogs/2020/06/29/zero-trust-security-access-control-analytics-jp/ Tue, 30 Jun 2020 03:00:22 +0000 /blogs/?p=174247334 全世界のサイバー犯罪による被害額は、2021年までに6兆ドルに上るとみられています。その一方で、新型コロナウイルス感染症への対応でテレワークが定着する中、従業員は会社貸与のPCに加え、会社が管理していないデバイスや、個人用のPC、スマートデバイスなど複数のデバイスで会社のシステムやクラウドサービスにアクセスすることが日常化してきており、それに伴い、セキュリティリスクの高まりが報道されています。

セキュリティリスクは悪意のある内部関係者からの攻撃が最もリスクの高い脅威であるといわれており、企業への攻撃は緊急事態などの 混乱に乗じて3〜4倍に増えることが知られています。そのため、感染症の蔓延や停電などに加え、ハッキング被害など予期せぬ事態にも備えたテレワークを標準として確立するビジネス継続性計画が必要となります。

また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワークが終了し平常時に戻ったとしても、30%の従業員はテレワークを継続するというデータがあるようにサイバー攻撃のリスクが継続することを考慮した安全なリモートワークの手段が必要となります。

しかし、多様なデバイス管理の複雑さと安全なリモートでの業務という相反する要求に対し、どのように企業データを保護すればよいのでしょうか。

この相反する要求を実現する方法として提唱しているのが、「ゼロトラスト・セキュリティ」です。以下の動画で紹介しているように「全て信用しない」というITセキュリティモデルであり、ユーザーが利用するデバイス、社内ネットワーク、ワークスペースなど様々なリソースには標準ではアクセスできないモデルを意味します。この概念がこれほど高まった時期は過去にないのではないでしょうか。

ユーザーは、業務システムへのアクセス許可を受ける前に、事前にID、アクセス時間、デバイス認証などに基づいて認証される必要があります。ゼロトラスト・セキュリティアーキテクチャには、社内サービスやSaaSなどのクラウドサービスのアクセス制御、ユーザーID検証に加え、ワークスペースも含めることができるため、デバイス上のマルウェアやVPN利用違反やアクセス侵害などによるデータの漏えいと機密データへの攻撃を防ぐことができます。

Citrix Workspaceは当初から現実的なゼロトラスト・セキュリティ実現のために設計されており、エンドツーエンドのソリューションを提供します。それにより、現行のセキュリティ対策のように多くのポイントソリューションを混在して利用することによるセキュリティ低下を防ぎます。

Citrix Workspaceは利用者を取り巻くデータやリソースを個別に保護するだけでなく、利用者と実際に作業を行うワークスペース内のアプリも保護することで、攻撃対象を減らし優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。

また、Citrix WorkspaceにはCitrix Access Controlが備わっており、様々なWebサービスに対するシングルサインオンや多要素認証といった従来の技術領域に加え、特定の条件で印刷やコピー、ペーストを無効にする機能など、高度なコンテキストアクセス管理機能を提供します。Citrix Secure Browserは Webブラウザを企業ネットワークから分離することで、企業ネットワークからインターネットのトラフィックを遮断します。また、Citrix Endpoint Managementは、ワークスペースで利用するアプリとコンテンツを個人の領域から分離して保護することで、企業が管理するデバイスの保護だけでなく、個人デバイス上であってもプライバシーを保護しつつ会社領域を安全に保護します。このように、Access Controlは、シングルサインオン、リモートアクセス、コンテンツ検査を単一のソリューションとして統合することで一貫したエクスペリエンスを提供し、エンドツーエンドのアクセス制御を実現します。…

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全世界のサイバー犯罪による被害額は、2021年までに6兆ドルに上るとみられています。その一方で、新型コロナウイルス感染症への対応でテレワークが定着する中、従業員は会社貸与のPCに加え、会社が管理していないデバイスや、個人用のPC、スマートデバイスなど複数のデバイスで会社のシステムやクラウドサービスにアクセスすることが日常化してきており、それに伴い、セキュリティリスクの高まりが報道されています。

セキュリティリスクは悪意のある内部関係者からの攻撃が最もリスクの高い脅威であるといわれており、企業への攻撃は緊急事態などの 混乱に乗じて3〜4倍に増えることが知られています。そのため、感染症の蔓延や停電などに加え、ハッキング被害など予期せぬ事態にも備えたテレワークを標準として確立するビジネス継続性計画が必要となります。

また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワークが終了し平常時に戻ったとしても、30%の従業員はテレワークを継続するというデータがあるようにサイバー攻撃のリスクが継続することを考慮した安全なリモートワークの手段が必要となります。

しかし、多様なデバイス管理の複雑さと安全なリモートでの業務という相反する要求に対し、どのように企業データを保護すればよいのでしょうか。

この相反する要求を実現する方法として提唱しているのが、「ゼロトラスト・セキュリティ」です。以下の動画で紹介しているように「全て信用しない」というITセキュリティモデルであり、ユーザーが利用するデバイス、社内ネットワーク、ワークスペースなど様々なリソースには標準ではアクセスできないモデルを意味します。この概念がこれほど高まった時期は過去にないのではないでしょうか。

ユーザーは、業務システムへのアクセス許可を受ける前に、事前にID、アクセス時間、デバイス認証などに基づいて認証される必要があります。ゼロトラスト・セキュリティアーキテクチャには、社内サービスやSaaSなどのクラウドサービスのアクセス制御、ユーザーID検証に加え、ワークスペースも含めることができるため、デバイス上のマルウェアやVPN利用違反やアクセス侵害などによるデータの漏えいと機密データへの攻撃を防ぐことができます。

Citrix Workspaceは当初から現実的なゼロトラスト・セキュリティ実現のために設計されており、エンドツーエンドのソリューションを提供します。それにより、現行のセキュリティ対策のように多くのポイントソリューションを混在して利用することによるセキュリティ低下を防ぎます。

Citrix Workspaceは利用者を取り巻くデータやリソースを個別に保護するだけでなく、利用者と実際に作業を行うワークスペース内のアプリも保護することで、攻撃対象を減らし優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。

また、Citrix WorkspaceにはCitrix Access Controlが備わっており、様々なWebサービスに対するシングルサインオンや多要素認証といった従来の技術領域に加え、特定の条件で印刷やコピー、ペーストを無効にする機能など、高度なコンテキストアクセス管理機能を提供します。Citrix Secure Browserは Webブラウザを企業ネットワークから分離することで、企業ネットワークからインターネットのトラフィックを遮断します。また、Citrix Endpoint Managementは、ワークスペースで利用するアプリとコンテンツを個人の領域から分離して保護することで、企業が管理するデバイスの保護だけでなく、個人デバイス上であってもプライバシーを保護しつつ会社領域を安全に保護します。このように、Access Controlは、シングルサインオン、リモートアクセス、コンテンツ検査を単一のソリューションとして統合することで一貫したエクスペリエンスを提供し、エンドツーエンドのアクセス制御を実現します。…

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Kubernetes(k8S)環境で活躍するCitrix ADC その2 https://www.citrix.com/blogs/2020/06/18/citrix-adc-kubernetes-environment-part-2-jp/ Fri, 19 Jun 2020 02:00:04 +0000 /blogs/?p=174247258 前回のブログに続き、再度の告知となります。Kubernetes環境におけるADC活用の貴重な実用例についてのセミナーですので、奮ってご参加ください。

2020年06月24日(水) 13:00スタートとなりますので、是非お早めにお申し込み下さい!

https://citrix.omniattend.com/seminar/networkjune24

皆様のご聴講をお待ちしております。


さてこのブログ記事のパート1ではIstio Gateway、仮想サービスリソース、Citrix Istio Adaptor、およびIstioサービスメッシュ内でさまざまな形態のCitirix ADCを、どのようにIngress Gatewayとして展開するかについて学びました。このパート2では、さまざまなアプリケーションにおいてCitrix ADC Ingress Gatewayのコンフィグレーションをどのように設定するかを引き続きUSのブログを日本語化してお届けします。

Istio Ingress GatewayとしてのCitrix ADC:パート2 – コンフィグレーション

https://citrixblogs.wpengine.com/2019/11/14/citrix-adc-as-an-istio-ingress-gateway-part-2-configuration/

Citrix ADCをIngress Gatewayとして動作させるためのリソース展開方法はすでに説明しました。しかしIngress Gatewayデバイス経由でExposeする必要のあるそれぞれのアプリケーションについては、アプリケーションの名前空間内でGatewayとVirtualServiceリソースを作成する必要があります。Citrix ADCのコンフィグレーションにおいては、VirtualServiceについては「gateways」フィールド内で適切なGatewayリソース名を、Gatewayについては「selector」フィールド内で「app: citrix-ingressgateway」を指定します。

HTTPベースとTCPベースの両方のアプリケーションを展開可能です。いずれの場合にもアプリケーションがエンドユーザーのトラフィックに対してExposeするようIngress Gatewayを設定します。またこのアプリケーションはセキュリティが確保された形態と通常の両方でExposeが可能です。言い換えればCitrix ADCはHTTPまたはHTTPSまたはその両方を使ってHTTPベースのアプリケーションをExposeし、TCPベースのアプリケーションはTCPまたはSSL-TCPまたはその両方を使ってExposeします。

HTTPアプリケーションのためのゲートウェイ設定

ここでは事例として、Istio Ingress GatewayとしてのCitirix …

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前回のブログに続き、再度の告知となります。Kubernetes環境におけるADC活用の貴重な実用例についてのセミナーですので、奮ってご参加ください。

2020年06月24日(水) 13:00スタートとなりますので、是非お早めにお申し込み下さい!

https://citrix.omniattend.com/seminar/networkjune24

皆様のご聴講をお待ちしております。


さてこのブログ記事のパート1ではIstio Gateway、仮想サービスリソース、Citrix Istio Adaptor、およびIstioサービスメッシュ内でさまざまな形態のCitirix ADCを、どのようにIngress Gatewayとして展開するかについて学びました。このパート2では、さまざまなアプリケーションにおいてCitrix ADC Ingress Gatewayのコンフィグレーションをどのように設定するかを引き続きUSのブログを日本語化してお届けします。

Istio Ingress GatewayとしてのCitrix ADC:パート2 – コンフィグレーション

https://citrixblogs.wpengine.com/2019/11/14/citrix-adc-as-an-istio-ingress-gateway-part-2-configuration/

Citrix ADCをIngress Gatewayとして動作させるためのリソース展開方法はすでに説明しました。しかしIngress Gatewayデバイス経由でExposeする必要のあるそれぞれのアプリケーションについては、アプリケーションの名前空間内でGatewayとVirtualServiceリソースを作成する必要があります。Citrix ADCのコンフィグレーションにおいては、VirtualServiceについては「gateways」フィールド内で適切なGatewayリソース名を、Gatewayについては「selector」フィールド内で「app: citrix-ingressgateway」を指定します。

HTTPベースとTCPベースの両方のアプリケーションを展開可能です。いずれの場合にもアプリケーションがエンドユーザーのトラフィックに対してExposeするようIngress Gatewayを設定します。またこのアプリケーションはセキュリティが確保された形態と通常の両方でExposeが可能です。言い換えればCitrix ADCはHTTPまたはHTTPSまたはその両方を使ってHTTPベースのアプリケーションをExposeし、TCPベースのアプリケーションはTCPまたはSSL-TCPまたはその両方を使ってExposeします。

HTTPアプリケーションのためのゲートウェイ設定

ここでは事例として、Istio Ingress GatewayとしてのCitirix …

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Kubernetes(k8S)環境で活躍するCitrix ADC その1 https://www.citrix.com/blogs/2020/06/16/citrix-adc-kubernetes-environment-part-1-jp/ Wed, 17 Jun 2020 03:00:52 +0000 /blogs/?p=174247252 アプリケーション開発とサービス提供において、Kubernetesはもはや欠かせないプラットフォームになりつつあります。アプリケーションデリバリーの観点から密接な関係を持つADC(Application Delivery Controller)も、外部へサービス公開する為の重要なコンポーネントとなります。

しかしながら、実際の商用環境においてADCを活用するにはまだポイントがおさえきれず判断に迷うケースもあるのではないでしょうか?Citrixでは、このKubernetes環境においてADCを活用するためのオンラインセミナーを実施いたします。実際にご活用頂いているお客様にもご登壇いただき、最新の情報をお届けいたします。

2020年06月24日(水) 13:00スタートとなりますので、是非お早めにお申し込み下さい!https://citrix.omniattend.com/seminar/networkjune24

皆様のご聴講をお待ちしております。


さて前回、Citrix ADCでのIstio連携についてご紹介しました。

https://citrixblogs.wpengine.com/2020/03/25/citrix-adc-and-istio-jp/

今回は更に一歩踏み込んだ内容につき、USでのブログを日本語化してお届けします。

Istio Ingress GatewayとしてのCitrix ADC:パート1 – 展開

https://citrixblogs.wpengine.com/2019/11/13/citrix-adc-as-an-istio-ingress-gateway-part-1-deployment/

従来はKubernetes環境のIngressリソースがクラスターへの外部トラフィック取り込みを担い、また基本的なL7機能を提供していました。IstioはVirtualServiceと共にさまざまなL4からL7までの機能を提供する、より優れたゲートウェイリソースを備えています。Istio GatewayリソースはTLS認証、ホストとポートのExpose、使用するプロトコルのタイプ、SNIコンフィグレーションなどのL4からL6までの機能のコンフィグレーションに使用されます。VirtualServiceリソースはサービスメッシュ内のルーティング設定に使用されます。ゲートウェイリソースはVirtualServiceと関連付け、Istioにメッシュ内と同一の機能セットをサービスメッシュのエッジ部でも提供させることができます。

Istio GatewayとIstio Ingress Gatewayはそれぞれ別物であることにご注意ください。Istio Ingress Gatewayは(Citrix ADCのような)ロードバランサーであり、Istioサービスメッシュへのフロントエンドのプロキシとして機能します。Istio GatewayはIstio Ingress Gatewayを設定するためのリソースです。

Ingress

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アプリケーション開発とサービス提供において、Kubernetesはもはや欠かせないプラットフォームになりつつあります。アプリケーションデリバリーの観点から密接な関係を持つADC(Application Delivery Controller)も、外部へサービス公開する為の重要なコンポーネントとなります。

しかしながら、実際の商用環境においてADCを活用するにはまだポイントがおさえきれず判断に迷うケースもあるのではないでしょうか?Citrixでは、このKubernetes環境においてADCを活用するためのオンラインセミナーを実施いたします。実際にご活用頂いているお客様にもご登壇いただき、最新の情報をお届けいたします。

2020年06月24日(水) 13:00スタートとなりますので、是非お早めにお申し込み下さい!https://citrix.omniattend.com/seminar/networkjune24

皆様のご聴講をお待ちしております。


さて前回、Citrix ADCでのIstio連携についてご紹介しました。

https://citrixblogs.wpengine.com/2020/03/25/citrix-adc-and-istio-jp/

今回は更に一歩踏み込んだ内容につき、USでのブログを日本語化してお届けします。

Istio Ingress GatewayとしてのCitrix ADC:パート1 – 展開

https://citrixblogs.wpengine.com/2019/11/13/citrix-adc-as-an-istio-ingress-gateway-part-1-deployment/

従来はKubernetes環境のIngressリソースがクラスターへの外部トラフィック取り込みを担い、また基本的なL7機能を提供していました。IstioはVirtualServiceと共にさまざまなL4からL7までの機能を提供する、より優れたゲートウェイリソースを備えています。Istio GatewayリソースはTLS認証、ホストとポートのExpose、使用するプロトコルのタイプ、SNIコンフィグレーションなどのL4からL6までの機能のコンフィグレーションに使用されます。VirtualServiceリソースはサービスメッシュ内のルーティング設定に使用されます。ゲートウェイリソースはVirtualServiceと関連付け、Istioにメッシュ内と同一の機能セットをサービスメッシュのエッジ部でも提供させることができます。

Istio GatewayとIstio Ingress Gatewayはそれぞれ別物であることにご注意ください。Istio Ingress Gatewayは(Citrix ADCのような)ロードバランサーであり、Istioサービスメッシュへのフロントエンドのプロキシとして機能します。Istio GatewayはIstio Ingress Gatewayを設定するためのリソースです。

Ingress

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企業の競争力に貢献するテレワークとは https://www.citrix.com/blogs/2020/06/01/telework-contributes-to-competitiveness-jp/ Tue, 02 Jun 2020 03:00:00 +0000 /blogs/?p=174247132 連日、新型コロナ感染症がビジネスに与える影響が報じられる中、新しい生活様式である「ニューノーマル」という言葉がよく聞かれる様になりました。多くの企業が導入し始めたテレワークは、「ニューノーマル」の一つの要素になりつつあります。

コロナ禍以前のテレワークへの誤解とは?

テレワークの普及と、それが社会に与える影響を考えるにあたり、参考資料として調査会社である「Owl Labs」が新型コロナウイルス感染拡大以前に発表した『State of Remote Work Report for 2019(リモートワークの現状レポート2019年度)』を見てみましょう。

この調査から、コロナ禍よりも以前にテレワークがどの程度普及していたのか、なぜ企業はテレワークの導入をためらっていたのか、また、そのような企業はテレワークに対しどのような誤解を抱いていたのかが明らかになります。

State of Remote Work Report for 2019』ハイライト

  • 38%は、オフィス勤務のみ。
  • 62%は、頻度は異なるものの何らかの形でテレワークに携わっている。
  • 30%は、フルタイムでテレワークを行っている。

【テレワークをしている部下を持つ上司】

  • 約82%は、部下の生産性/エンゲージメントの低下を最大の懸念として挙げている。
  • 約81%は、部下のエンゲージメントと満足度低下を懸念している。

【テレワークしている従業員】

  • 79%は、テレワークによって生産性/集中力が高まったと回答している。
  • 91%はワーク/ライフバランスが改善したと回答している。

【オフィス勤務者との比較】

  • 週あたり40時間以上働いていると答えた数
    テレワーク従業員の比率は、オフィス勤務者を43%上回った。
  • 現在の仕事に満足していると答えた数
    テレワーク従業員の比率はオフィス勤務者を29%上回った。
  • 34%の米国の従業員は、テレワークに移行できるなら給料の5%カットを受け入れると回答した。

生産性やエンゲージメントの低下、退職が牽引されることを懸念しテレワークの導入をためらっていた企業や部署も、近い将来導入に踏み切らざるを得なくなっています。急遽強制的に始まった一斉テレワークの現状 と上記の調査結果を踏まえると、フルタイムとパートタイム両方のテレワークが拡大すると考えられます。

テレワークの効果

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連日、新型コロナ感染症がビジネスに与える影響が報じられる中、新しい生活様式である「ニューノーマル」という言葉がよく聞かれる様になりました。多くの企業が導入し始めたテレワークは、「ニューノーマル」の一つの要素になりつつあります。

コロナ禍以前のテレワークへの誤解とは?

テレワークの普及と、それが社会に与える影響を考えるにあたり、参考資料として調査会社である「Owl Labs」が新型コロナウイルス感染拡大以前に発表した『State of Remote Work Report for 2019(リモートワークの現状レポート2019年度)』を見てみましょう。

この調査から、コロナ禍よりも以前にテレワークがどの程度普及していたのか、なぜ企業はテレワークの導入をためらっていたのか、また、そのような企業はテレワークに対しどのような誤解を抱いていたのかが明らかになります。

State of Remote Work Report for 2019』ハイライト

  • 38%は、オフィス勤務のみ。
  • 62%は、頻度は異なるものの何らかの形でテレワークに携わっている。
  • 30%は、フルタイムでテレワークを行っている。

【テレワークをしている部下を持つ上司】

  • 約82%は、部下の生産性/エンゲージメントの低下を最大の懸念として挙げている。
  • 約81%は、部下のエンゲージメントと満足度低下を懸念している。

【テレワークしている従業員】

  • 79%は、テレワークによって生産性/集中力が高まったと回答している。
  • 91%はワーク/ライフバランスが改善したと回答している。

【オフィス勤務者との比較】

  • 週あたり40時間以上働いていると答えた数
    テレワーク従業員の比率は、オフィス勤務者を43%上回った。
  • 現在の仕事に満足していると答えた数
    テレワーク従業員の比率はオフィス勤務者を29%上回った。
  • 34%の米国の従業員は、テレワークに移行できるなら給料の5%カットを受け入れると回答した。

生産性やエンゲージメントの低下、退職が牽引されることを懸念しテレワークの導入をためらっていた企業や部署も、近い将来導入に踏み切らざるを得なくなっています。急遽強制的に始まった一斉テレワークの現状 と上記の調査結果を踏まえると、フルタイムとパートタイム両方のテレワークが拡大すると考えられます。

テレワークの効果

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テレワーク本格利用により見えてきたVPNの限界 https://www.citrix.com/blogs/2020/05/27/vpn-limitations-and-telework-jp/ Thu, 28 May 2020 03:00:35 +0000 /blogs/?p=174247052 4月7日に緊急事態宣言が発令され、多くの企業がテレワークを導入し、多数の従業員が在宅勤務を開始しました。これまで企業は地震などの自然災害を想定したBCP(事業継続)計画は準備してきたものの、従業員や協力会社の方々がそもそもオフィスに出社できない状況への準備は不十分であったことが明らかになりました。その結果、迅速なテレワークの導入が求められ、容易に導入できるテクノロジーとしてVPN(会社のPCにVPNクライアントをインストールし、それを自宅に持ち帰って利用する)を選択するケースも散見されました。これは企業のセキュリティ担当チームからは決して承認されないはずだった方法ですが、企業は緊急策としてこの方法を選択しました。

従来のVPNが長期のテレワークには不十分な理由
現在のフルタイムでテレワークを行っている現状においては、企業の要求は従来と同じレベルのセキュリティに加え、従業員がオフィスと同等の生産性を発揮することへと移り変わっています。しかし、従来のVPNではセキュリティを犠牲にすることなく、これまでと同等のユーザーエクスペリエンスを提供することは不可能であり、生産性リスクのレベル、および企業の収益性が損なわれています。
テレワークの長期化に伴い、従業員が行う業務の利便性(エクスペリエンス)、セキュリティ、および生産性を中心に、企業はより戦略的に事業継続計画を見直さざるを得なくなるでしょう 。

VPNの問題点とは?
VPNの安全性は高いという印象から、テレワークを一時的なBCP(事業継続)計画として捉えている企業は多いと思います。しかし、攻撃の高度化により誰も何も信頼しない「ゼロトラストセキュリティ」の重要性が高まるなか、テレワークにおける業務アプリケーションやデータの利用の仕方にも、新しい考え方と手法が必要になっています。
長期的にVPNをテレワークのソリューションとして利用するにあたり様々な問題が顕在化してきています。

  1. セキュリティ:従業員がテレワークに慣れることに伴い、プライベートのメール確認、ソーシャルメディアへのアクセスなど、会社支給のノートPCを個人のデバイス同様に扱うようになることで、悪意あるリンクをクリックしたりメールを開いてしまったりするリスクも高まると予想されます。会社のPCはVPN経由で企業ネットワークに直接繋がりますので、クリックひとつにより企業ネットワークが攻撃に曝されるという極めて重大なリスクが生じることになります。またIT部門はセキュリティアップデートを従業員の自宅にあるノートPCに対して速やかに行わなければならず、セキュリティの維持がより困難な状況になります。
  2. 複雑性の軽減: たびたび帯域が不足しがちな会社のネットワーク経由で、OSのアップデート、 アプリケーションのアップデート、セキュリティツールのアップデート、ライセンス登録、パスワードの有効期限切れ対応など、IT担当者が従業員の自宅にあるノートPCに行おうとした場合、様々な困難に直面します。
    アップデート、アプリケーション配信、セキュリティアップデート、あるいはアプリのライセンス登録に失敗すると、PCは検疫機能などのセキュリティ制限でVPNにアクセスできなくなったり、業務に必要なアプリケーションがインストールされず、アップデートもできずに業務継続できない状態に陥ります。
    このような状況でIT部門ができることは、VPN経由のアクセスを許可するためセキュリティレベルを下げる、従業員の自宅に担当者を派遣する貸し出し用PCをユーザーに郵送するなどです。VPN利用の拡大に伴い、企業はインターネット接続用の帯域を増速するための支出拡大、またはVPN用ハードウェアの増設や入れ替えによる支出拡大、あるいはその両方を強いられます。
  3. 規模に応じたユーザーエクスペリエンス:家庭用ルータ/Wi-Fiネットワークの性能は設定や機器の使用年数によって異なり、大容量を必要とするeラーニングアプリケーション(リモート学習の拡大が予想されています)や娯楽(ビデオゲーム、YouTube、Netflixなど)などの家族のインターネット利用と同じネットワークを共有しますので、費用の制約や可用性の問題からすべての従業員は高速インターネットにアクセスできるわけではありません。企業インフラの観点からは、VPNは帯域幅を大きく消費するアプリケーションであることから、VPNユーザーが増えるほどに企業インフラの負荷が増え、帯域の増速やVPNハードウェア強化の投資が必要となります。

このように、常にすべてのアプリケーションがVPN経由で適切に機能するであろう想定を前提にすることはできず、更にスプリットトンネル(一部の企業内通信のみVPNを経由させる方式)を利用しない場合には特に重大な問題となります。

Citrix Workspace はVPNを包含し、より優れた手段を提供する
Citrix Workspaceは、安全性だけでなくユーザーエクスペリエンスを強化することで、生産性にも貢献するリモートワークの環境を提供します。

  1. セキュリティ:Citrix Workspaceは、SaaSアプリケーション、仮想アプリケーションおよび仮想デスクトップ、業務に必要なアプリケーション操作をVPN内にコンテナ化することのできる技術により集中的に、またセキュリティを担保した形で利用者に提供します。このコンテナ化により、従業員の業務活動が、同じPCで行われる「個人」としての環境から切り離され

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4月7日に緊急事態宣言が発令され、多くの企業がテレワークを導入し、多数の従業員が在宅勤務を開始しました。これまで企業は地震などの自然災害を想定したBCP(事業継続)計画は準備してきたものの、従業員や協力会社の方々がそもそもオフィスに出社できない状況への準備は不十分であったことが明らかになりました。その結果、迅速なテレワークの導入が求められ、容易に導入できるテクノロジーとしてVPN(会社のPCにVPNクライアントをインストールし、それを自宅に持ち帰って利用する)を選択するケースも散見されました。これは企業のセキュリティ担当チームからは決して承認されないはずだった方法ですが、企業は緊急策としてこの方法を選択しました。

従来のVPNが長期のテレワークには不十分な理由
現在のフルタイムでテレワークを行っている現状においては、企業の要求は従来と同じレベルのセキュリティに加え、従業員がオフィスと同等の生産性を発揮することへと移り変わっています。しかし、従来のVPNではセキュリティを犠牲にすることなく、これまでと同等のユーザーエクスペリエンスを提供することは不可能であり、生産性リスクのレベル、および企業の収益性が損なわれています。
テレワークの長期化に伴い、従業員が行う業務の利便性(エクスペリエンス)、セキュリティ、および生産性を中心に、企業はより戦略的に事業継続計画を見直さざるを得なくなるでしょう 。

VPNの問題点とは?
VPNの安全性は高いという印象から、テレワークを一時的なBCP(事業継続)計画として捉えている企業は多いと思います。しかし、攻撃の高度化により誰も何も信頼しない「ゼロトラストセキュリティ」の重要性が高まるなか、テレワークにおける業務アプリケーションやデータの利用の仕方にも、新しい考え方と手法が必要になっています。
長期的にVPNをテレワークのソリューションとして利用するにあたり様々な問題が顕在化してきています。

  1. セキュリティ:従業員がテレワークに慣れることに伴い、プライベートのメール確認、ソーシャルメディアへのアクセスなど、会社支給のノートPCを個人のデバイス同様に扱うようになることで、悪意あるリンクをクリックしたりメールを開いてしまったりするリスクも高まると予想されます。会社のPCはVPN経由で企業ネットワークに直接繋がりますので、クリックひとつにより企業ネットワークが攻撃に曝されるという極めて重大なリスクが生じることになります。またIT部門はセキュリティアップデートを従業員の自宅にあるノートPCに対して速やかに行わなければならず、セキュリティの維持がより困難な状況になります。
  2. 複雑性の軽減: たびたび帯域が不足しがちな会社のネットワーク経由で、OSのアップデート、 アプリケーションのアップデート、セキュリティツールのアップデート、ライセンス登録、パスワードの有効期限切れ対応など、IT担当者が従業員の自宅にあるノートPCに行おうとした場合、様々な困難に直面します。
    アップデート、アプリケーション配信、セキュリティアップデート、あるいはアプリのライセンス登録に失敗すると、PCは検疫機能などのセキュリティ制限でVPNにアクセスできなくなったり、業務に必要なアプリケーションがインストールされず、アップデートもできずに業務継続できない状態に陥ります。
    このような状況でIT部門ができることは、VPN経由のアクセスを許可するためセキュリティレベルを下げる、従業員の自宅に担当者を派遣する貸し出し用PCをユーザーに郵送するなどです。VPN利用の拡大に伴い、企業はインターネット接続用の帯域を増速するための支出拡大、またはVPN用ハードウェアの増設や入れ替えによる支出拡大、あるいはその両方を強いられます。
  3. 規模に応じたユーザーエクスペリエンス:家庭用ルータ/Wi-Fiネットワークの性能は設定や機器の使用年数によって異なり、大容量を必要とするeラーニングアプリケーション(リモート学習の拡大が予想されています)や娯楽(ビデオゲーム、YouTube、Netflixなど)などの家族のインターネット利用と同じネットワークを共有しますので、費用の制約や可用性の問題からすべての従業員は高速インターネットにアクセスできるわけではありません。企業インフラの観点からは、VPNは帯域幅を大きく消費するアプリケーションであることから、VPNユーザーが増えるほどに企業インフラの負荷が増え、帯域の増速やVPNハードウェア強化の投資が必要となります。

このように、常にすべてのアプリケーションがVPN経由で適切に機能するであろう想定を前提にすることはできず、更にスプリットトンネル(一部の企業内通信のみVPNを経由させる方式)を利用しない場合には特に重大な問題となります。

Citrix Workspace はVPNを包含し、より優れた手段を提供する
Citrix Workspaceは、安全性だけでなくユーザーエクスペリエンスを強化することで、生産性にも貢献するリモートワークの環境を提供します。

  1. セキュリティ:Citrix Workspaceは、SaaSアプリケーション、仮想アプリケーションおよび仮想デスクトップ、業務に必要なアプリケーション操作をVPN内にコンテナ化することのできる技術により集中的に、またセキュリティを担保した形で利用者に提供します。このコンテナ化により、従業員の業務活動が、同じPCで行われる「個人」としての環境から切り離され

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テレワークに最適なVDI環境 ~無償のワンタイムパスワード~ https://www.citrix.com/blogs/2020/05/26/what-is-the-optimal-vdi-environment-for-telework-jp/ Wed, 27 May 2020 03:00:14 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174231602 テレワークに最適なVDI環境とは

ビジネス継続の為のテレワークソリューションとして、VDIやアプリケーション仮想化がこれまで以上に注目を浴びています。市場には多くのVDIソリューションが氾濫していますが、失敗ないVDIテレワーク環境の導入において、以下の要素を掘り下げて検討することが重要です。

  • セキュリティ
  • コスト
  • 柔軟性
  • 耐障害性

テレワークVDIソリューションの検討で、とりわけ重要なのはセキュティです。中でも認証セキュリティは非常に大切なポイントになります。このシリーズでは認証セキュリティにて、解説してゆきます。

Citrix Workplaceにワンタイムパスワード(OTP)機能がビルドインされています。しかも無償です。

これまでアプライアンス版のCitrix Gatwayに実装されていたワンタイムパスワード機能が、Citrix Cloudにも実装されました。このシンプルOTP機能を使えばワンタイムパスワードを使って仮想デスクトップやアプリケーションだけでなく。Workspaceが提供するWeb、SaaSアプリケーン、ファイル共有サービスなどあらゆるサービスにセキュアにアクセスすることができます。

百聞は一見にしかず

まずはユーザーがワンタイムパスワードを使ってアクセスする様子をご覧ください。

モバイル用の認証トークン利用時

PC用のトークンジェネレーターの利用例

思わず微笑むほどシンプルな設定

ワンタイムパスワード機能(以下OTP機能)を有効にするには、Citrix Cloudの管理コンソール上で2つの設定スイッチをONにするだけです。

サポートされている認証トークンデバイス

認証トークンデバイスはトークンジェネレーターとも呼ばれています。。RFC6238 TOTP generator互換であれば基本的に何でも利用可能です。それらのほとんどは無償で提供されています。以下にはCitrixで検証済みの製品です。

  • Citrix SSO
  • Google Authenticator
  • Microsoft Authenticator
  • Symantec VIP

RFC6238 TOTP generatorにについてはこちらをご覧ください。

ユーザーの初回利用

ユーザーはセルフサービスによって認証アプリの登録をします。実際はCitrixのTOTPサービスから管理者側で設定されたメールアドレスに送られくるトークンIDを認証アプリに登録するだけです。1ユーザーあたり登録できるトークンデバイス、すなわち認証アプリの数は1個になります。ユーザーとはActive Directoryのユーザーを指します。

ユーザー視点で一連の認証トークンデバイス(認証アプリ)のセルフ登録方法を見てみましょう。…

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テレワークに最適なVDI環境とは

ビジネス継続の為のテレワークソリューションとして、VDIやアプリケーション仮想化がこれまで以上に注目を浴びています。市場には多くのVDIソリューションが氾濫していますが、失敗ないVDIテレワーク環境の導入において、以下の要素を掘り下げて検討することが重要です。

  • セキュリティ
  • コスト
  • 柔軟性
  • 耐障害性

テレワークVDIソリューションの検討で、とりわけ重要なのはセキュティです。中でも認証セキュリティは非常に大切なポイントになります。このシリーズでは認証セキュリティにて、解説してゆきます。

Citrix Workplaceにワンタイムパスワード(OTP)機能がビルドインされています。しかも無償です。

これまでアプライアンス版のCitrix Gatwayに実装されていたワンタイムパスワード機能が、Citrix Cloudにも実装されました。このシンプルOTP機能を使えばワンタイムパスワードを使って仮想デスクトップやアプリケーションだけでなく。Workspaceが提供するWeb、SaaSアプリケーン、ファイル共有サービスなどあらゆるサービスにセキュアにアクセスすることができます。

百聞は一見にしかず

まずはユーザーがワンタイムパスワードを使ってアクセスする様子をご覧ください。

モバイル用の認証トークン利用時

PC用のトークンジェネレーターの利用例

思わず微笑むほどシンプルな設定

ワンタイムパスワード機能(以下OTP機能)を有効にするには、Citrix Cloudの管理コンソール上で2つの設定スイッチをONにするだけです。

サポートされている認証トークンデバイス

認証トークンデバイスはトークンジェネレーターとも呼ばれています。。RFC6238 TOTP generator互換であれば基本的に何でも利用可能です。それらのほとんどは無償で提供されています。以下にはCitrixで検証済みの製品です。

  • Citrix SSO
  • Google Authenticator
  • Microsoft Authenticator
  • Symantec VIP

RFC6238 TOTP generatorにについてはこちらをご覧ください。

ユーザーの初回利用

ユーザーはセルフサービスによって認証アプリの登録をします。実際はCitrixのTOTPサービスから管理者側で設定されたメールアドレスに送られくるトークンIDを認証アプリに登録するだけです。1ユーザーあたり登録できるトークンデバイス、すなわち認証アプリの数は1個になります。ユーザーとはActive Directoryのユーザーを指します。

ユーザー視点で一連の認証トークンデバイス(認証アプリ)のセルフ登録方法を見てみましょう。…

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ブランチオフィスのための一体型エッジセキュリティ https://www.citrix.com/blogs/2020/05/20/integrated-edge-security-for-branch-offices-jp/ Thu, 21 May 2020 03:00:00 +0000 /blogs/?p=174246987 CitrixのSD-WANは企業活動の生産性向上を目的として、ユーザーが快適にアプリケーションを使うための工夫が満載ですが、やはりクラウドの時代においてはセキュリティが欠かせません。特に昨今のテレワークが当たり前の状態ではいかに快適かつセキュアに業務が継続できるか、オフィスでも自宅でもその使い勝手の一貫性が鍵になってくると考えられます。

今回は、Citrix SD-WANのセキュリティの進化を先取りするかたちで、北米製品担当の発信をご紹介いたします。

ブランチオフィスのための一体型エッジセキュリティ (Citrix SD-WAN Advanced Edition)


クラウドに移行するアプリケーションが増えると共に、ビジネスクリティカルなデータとアプリケーションのセキュリティを守ることがおそらく人々の最大の関心事項になってきています。しかし残念なことに、アプリケーションに安全にアクセスできることと、従業員がSaaSやクラウド内のアプリケーションに対し、これらがブランチオフィスに置かれているかのように高速、効率的にアクセスできることとは多くの場合に両立しません。

また問題は、これを両立させようとした場合、企業のデータセンターにこれまで使用されてきた何層ものセキュリティ手段を迂回しなければならないことです。

Citrix SD-WANはそれ自体に組み込まれた頑丈なセキュリティを、WANの信頼性と常時接続とを確保しながら提供できるようになりました。トラフィックは複数のトランスポートによって担われるため、帯域幅を最大限に利用できると共にアプリケーションの使用エクスペリエンスが最適化され、またリンクに速度低下や停止が発生した場合にも最短時間でフェールオーバーが行われます。WANエッジでの先進的なセキュリティとネットワークのセキュリティ確保のための選択肢が、クラウドやSaaSに直接ブレークアウトする場合には特に豊富に得られるようになりました。

ICSA認証済みのステートフルなファイアウォールが組み込まれており、ZscalerやPalo Alto Networks Prisma Accessを初めとする複数のクラウドセキュリティプラットフォームのいずれかに自動的に接続するか、あるいはSD-WANブランチアプライアンス上で直接Palo Alto Networks VM-SeriesのようなNGFW VNFsのホスティングを行うことが可能です。

しかしそれだけではありません。Citrix SD-WANには、ユーザーが一切の心配なくインターネットに直接接続できるよう、SD-WANブランチアプライアンス上でWANエッジを直接保護する包括的なエッジセキュリティ機能が搭載されました。

インターネットへの直接接続を保護するフル装備のエッジセキュリティスタック

ネットワーキングとセキュリティを同一のアプライアンスにまとめることにより、セキュリティを犠牲にすることなく最大限のアプリケーション使用エクスペリエンスと信頼性が得られます。クラウドベースの状況を一括して確認できる(single-pane-of-glass)な管理機能を備えたCitrix SD-WANエッジセキュリティスタックは容易に展開と管理が可能なため、複数のベンダーからの複数の製品を展開、コンフィグレーション設定、および管理することに伴う複雑さを軽減することができます。

Citrix SD-WAN OrchestratorがSD-WANと組み込まれたエッジセキュリティスタック両方の集中管理を支援するため、IT部門はセキュリティを犠牲にすることなくアプリケーション使用エクスペリエンスとパフォーマンスに注力することが可能です。アプリケーションがデータセンターとクラウド内のいずれに置かれているかは問題ではなく、またローカルなインターネット接続を経由するかWAN経由のバックホールトラフィックによるかも問題とはなりません。セキュリティ面での要求に応えながら、最高のアプリケーション使用エクスペリエンスと常時オンのネットワークが得られるようになりました。

新しいCitrix SD-WAN Advanced Editionによるエッジセキュリティ

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CitrixのSD-WANは企業活動の生産性向上を目的として、ユーザーが快適にアプリケーションを使うための工夫が満載ですが、やはりクラウドの時代においてはセキュリティが欠かせません。特に昨今のテレワークが当たり前の状態ではいかに快適かつセキュアに業務が継続できるか、オフィスでも自宅でもその使い勝手の一貫性が鍵になってくると考えられます。

今回は、Citrix SD-WANのセキュリティの進化を先取りするかたちで、北米製品担当の発信をご紹介いたします。

ブランチオフィスのための一体型エッジセキュリティ (Citrix SD-WAN Advanced Edition)


クラウドに移行するアプリケーションが増えると共に、ビジネスクリティカルなデータとアプリケーションのセキュリティを守ることがおそらく人々の最大の関心事項になってきています。しかし残念なことに、アプリケーションに安全にアクセスできることと、従業員がSaaSやクラウド内のアプリケーションに対し、これらがブランチオフィスに置かれているかのように高速、効率的にアクセスできることとは多くの場合に両立しません。

また問題は、これを両立させようとした場合、企業のデータセンターにこれまで使用されてきた何層ものセキュリティ手段を迂回しなければならないことです。

Citrix SD-WANはそれ自体に組み込まれた頑丈なセキュリティを、WANの信頼性と常時接続とを確保しながら提供できるようになりました。トラフィックは複数のトランスポートによって担われるため、帯域幅を最大限に利用できると共にアプリケーションの使用エクスペリエンスが最適化され、またリンクに速度低下や停止が発生した場合にも最短時間でフェールオーバーが行われます。WANエッジでの先進的なセキュリティとネットワークのセキュリティ確保のための選択肢が、クラウドやSaaSに直接ブレークアウトする場合には特に豊富に得られるようになりました。

ICSA認証済みのステートフルなファイアウォールが組み込まれており、ZscalerやPalo Alto Networks Prisma Accessを初めとする複数のクラウドセキュリティプラットフォームのいずれかに自動的に接続するか、あるいはSD-WANブランチアプライアンス上で直接Palo Alto Networks VM-SeriesのようなNGFW VNFsのホスティングを行うことが可能です。

しかしそれだけではありません。Citrix SD-WANには、ユーザーが一切の心配なくインターネットに直接接続できるよう、SD-WANブランチアプライアンス上でWANエッジを直接保護する包括的なエッジセキュリティ機能が搭載されました。

インターネットへの直接接続を保護するフル装備のエッジセキュリティスタック

ネットワーキングとセキュリティを同一のアプライアンスにまとめることにより、セキュリティを犠牲にすることなく最大限のアプリケーション使用エクスペリエンスと信頼性が得られます。クラウドベースの状況を一括して確認できる(single-pane-of-glass)な管理機能を備えたCitrix SD-WANエッジセキュリティスタックは容易に展開と管理が可能なため、複数のベンダーからの複数の製品を展開、コンフィグレーション設定、および管理することに伴う複雑さを軽減することができます。

Citrix SD-WAN OrchestratorがSD-WANと組み込まれたエッジセキュリティスタック両方の集中管理を支援するため、IT部門はセキュリティを犠牲にすることなくアプリケーション使用エクスペリエンスとパフォーマンスに注力することが可能です。アプリケーションがデータセンターとクラウド内のいずれに置かれているかは問題ではなく、またローカルなインターネット接続を経由するかWAN経由のバックホールトラフィックによるかも問題とはなりません。セキュリティ面での要求に応えながら、最高のアプリケーション使用エクスペリエンスと常時オンのネットワークが得られるようになりました。

新しいCitrix SD-WAN Advanced Editionによるエッジセキュリティ

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仮想デスクトップでのCAD利用のポイント https://www.citrix.com/blogs/2020/05/12/using-cad-on-virtual-desktops-jp/ Wed, 13 May 2020 03:00:48 +0000 /blogs/?p=174246908 こんにちは。シトリックスのコンサルティングサービス部の佐藤です。

働き方改革、テレワークといったキーワードが流行り言葉に留まらずすっかり定着した昨今、仮想デスクトップや仮想アプリケーションで実現できる業務の幅も、日増しに拡大しています。

数年前までは、CADのようなグラフィックデザインアプリケーションは、仮想化には向いていないというのが定説でした。リソース負荷が高いために集約効率が見込めないことと、画面転送に伴う描画品質やレスポンスなどの操作性低下がその主な理由として挙げられていました。しかしそれは過去の話。現在では、それらを補完する技術の発達により、仮想環境でのCADアプリケーションのパフォーマンスは大きく改善し、実業務への展開も進んでいます。

CADは製造業をはじめとする多くの業種で設計用途に利用されているため、扱うデータは極めてセンシティブなものとなります。仮想化を実現することで、設計データが外部に流出するリスクを低減するメリットも期待できます。今回の記事では、CADアプリケーションを仮想環境で最大限活用いただくために、抑えておくべき技術要素とポイントをご紹介していきたいと思います。

◆GPU
直列処理が基本であるCPUと異なり、並列処理が可能でグラフィック処理やディープラーニング処理のパフォーマンスを大きく向上させるチップセットがGPUです。GPUはCADを業務利用する場合の必須リソースと言えます。しかしCAD仮想化の黎明期には、GPUを論理的に分割することができず、仮想マシン1台に物理GPU1枚を割り当てる方式、すなわちパススルーしか選択肢がありませんでした。これが集約率を大きく低下させる要因でした。

その後、GPUの主要メーカーであるNVIDIA社を皮切りとして、各メーカーがGPUを論理分割する技術をリリースしました。Citrix Hypervisorを含む各ハイパーバイザー、およびCitrix Virtual Apps and Desktop (以下CVAD)もGPU論理分割に最適化するよう追従した結果、現在では仮想環境で高い集約率を実現することが可能となっています。

また、NVIDIA社のGPU論理分割機能(GRID vGPU)では、Equal Share SchedulerとBest Effort Schedulerという2つのモードが選択できるようになっています(※1)。Equal Share SchedulerはGPUの論理分割数に応じて能力を完全等分するモードです。例えばGPUを4分割した場合、各仮想マシンに25%の能力が占有で割り当てられます。そのため、各仮想マシンの性能は保証される一方で、物理GPUとして能力を使い切れない可能性もあります。Best Effort Schedulerは、物理GPUとして余力があれば、等分された能力値を超えて利用することができるモードです。どちらを選択するかはケースバイケースですが、一般的にはGPUの論理分割数が多い場合ほど(目安としては4分割以上)、Best Effort Schedulerの方がGPUの利用効率は上がると言えます。このような論理分割にあたってのオプション機能も、集約率向上に寄与しています。

◆HDX 3D Pro
論理分割されたGPUを仮想デスクトップ環境で最大限活用するため、Citrixが実装した最適化機能がHDX 3D Proです。NVENC、無損失圧縮などの機能から構成されています。

HDX 3D Proは仮想デスクトップを提供するリソース、すなわちVDA(Virtual Delivery Agent)に対して適用されるモードです。なお、CVAD 7.15 LTSR以前のバージョンでは、VDAをインストールする際にHDX 3D Proモードを有効にするオプションがありましたが、CVAD …

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こんにちは。シトリックスのコンサルティングサービス部の佐藤です。

働き方改革、テレワークといったキーワードが流行り言葉に留まらずすっかり定着した昨今、仮想デスクトップや仮想アプリケーションで実現できる業務の幅も、日増しに拡大しています。

数年前までは、CADのようなグラフィックデザインアプリケーションは、仮想化には向いていないというのが定説でした。リソース負荷が高いために集約効率が見込めないことと、画面転送に伴う描画品質やレスポンスなどの操作性低下がその主な理由として挙げられていました。しかしそれは過去の話。現在では、それらを補完する技術の発達により、仮想環境でのCADアプリケーションのパフォーマンスは大きく改善し、実業務への展開も進んでいます。

CADは製造業をはじめとする多くの業種で設計用途に利用されているため、扱うデータは極めてセンシティブなものとなります。仮想化を実現することで、設計データが外部に流出するリスクを低減するメリットも期待できます。今回の記事では、CADアプリケーションを仮想環境で最大限活用いただくために、抑えておくべき技術要素とポイントをご紹介していきたいと思います。

◆GPU
直列処理が基本であるCPUと異なり、並列処理が可能でグラフィック処理やディープラーニング処理のパフォーマンスを大きく向上させるチップセットがGPUです。GPUはCADを業務利用する場合の必須リソースと言えます。しかしCAD仮想化の黎明期には、GPUを論理的に分割することができず、仮想マシン1台に物理GPU1枚を割り当てる方式、すなわちパススルーしか選択肢がありませんでした。これが集約率を大きく低下させる要因でした。

その後、GPUの主要メーカーであるNVIDIA社を皮切りとして、各メーカーがGPUを論理分割する技術をリリースしました。Citrix Hypervisorを含む各ハイパーバイザー、およびCitrix Virtual Apps and Desktop (以下CVAD)もGPU論理分割に最適化するよう追従した結果、現在では仮想環境で高い集約率を実現することが可能となっています。

また、NVIDIA社のGPU論理分割機能(GRID vGPU)では、Equal Share SchedulerとBest Effort Schedulerという2つのモードが選択できるようになっています(※1)。Equal Share SchedulerはGPUの論理分割数に応じて能力を完全等分するモードです。例えばGPUを4分割した場合、各仮想マシンに25%の能力が占有で割り当てられます。そのため、各仮想マシンの性能は保証される一方で、物理GPUとして能力を使い切れない可能性もあります。Best Effort Schedulerは、物理GPUとして余力があれば、等分された能力値を超えて利用することができるモードです。どちらを選択するかはケースバイケースですが、一般的にはGPUの論理分割数が多い場合ほど(目安としては4分割以上)、Best Effort Schedulerの方がGPUの利用効率は上がると言えます。このような論理分割にあたってのオプション機能も、集約率向上に寄与しています。

◆HDX 3D Pro
論理分割されたGPUを仮想デスクトップ環境で最大限活用するため、Citrixが実装した最適化機能がHDX 3D Proです。NVENC、無損失圧縮などの機能から構成されています。

HDX 3D Proは仮想デスクトップを提供するリソース、すなわちVDA(Virtual Delivery Agent)に対して適用されるモードです。なお、CVAD 7.15 LTSR以前のバージョンでは、VDAをインストールする際にHDX 3D Proモードを有効にするオプションがありましたが、CVAD …

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機械翻訳によりドキュメントを多言語でご提供 https://www.citrix.com/blogs/2020/05/05/multilingual-documentation-powered-by-machine-translation-is-here-jp/ Wed, 06 May 2020 03:00:58 +0000 /blogs/?p=174246860 このたび、シトリックスのグローバリゼーションサービスチームが提供する機械翻訳ドキュメントサービスがリリースされ、製品ドキュメントのすべてのコンテンツが、ドイツ語、フランス語、スペイン語、日本語、簡体字中国語でご利用いただけるようになりました。

Citrix製品ドキュメントサイトの刷新に続き、このサービスが、シトリックスの製品ポートフォリオ全体(デジタルワークスペース、ネットワーク、アナリティクス)のグローバル展開を後押しします。

言語の分野においてAIが果たす役割は拡大し、ニューラル機械翻訳は現在、多くの言語で即時かつ高品質な翻訳を提供しています。シトリックスでも1年以上前にニューラル機械翻訳の導入を開始し、各国のお客様にアジャイルかつタイムリーに翻訳コンテンツを提供するプロセスで大きな転換を果たしました。

その結果、シトリックスのドキュメントオファリングは進化を遂げました。これは、翻訳サービスチームとローカリゼーションエンジニアリングチームの緊密なコラボレーションのたまものです。両チームは、エンドツーエンドでの言語の専門知識を生かし、製品ブランディングの一貫性および用語の使用をすべての対象言語で管理することで、高品質のドキュメント翻訳を目指しました。

シトリックスの製品ドキュメントの多言語コンテンツをご利用いただくには、docs.citrix.comのポートフォリオ一覧でご希望の製品を選択し、右上隅で言語を選択してください。コンテンツはニューラル機械翻訳により提供され、次の機能が搭載されています:

  • 言語セレクタ(機械翻訳コンテンツにはアイコン表示)
  • フィードバック送信リンク
  • 英語に戻るボタン
  • 英語の同時表示(テキストの上にマウスポインタを置く)

みなさまからお寄せいただいたご意見は、シトリックスのドキュメントオファリングを引き続き改善するため、大切に活用させていただきます。各種ドキュメントページのフィードバック送信リンクから、コメントや提案をぜひお寄せください。

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このたび、シトリックスのグローバリゼーションサービスチームが提供する機械翻訳ドキュメントサービスがリリースされ、製品ドキュメントのすべてのコンテンツが、ドイツ語、フランス語、スペイン語、日本語、簡体字中国語でご利用いただけるようになりました。

Citrix製品ドキュメントサイトの刷新に続き、このサービスが、シトリックスの製品ポートフォリオ全体(デジタルワークスペース、ネットワーク、アナリティクス)のグローバル展開を後押しします。

言語の分野においてAIが果たす役割は拡大し、ニューラル機械翻訳は現在、多くの言語で即時かつ高品質な翻訳を提供しています。シトリックスでも1年以上前にニューラル機械翻訳の導入を開始し、各国のお客様にアジャイルかつタイムリーに翻訳コンテンツを提供するプロセスで大きな転換を果たしました。

その結果、シトリックスのドキュメントオファリングは進化を遂げました。これは、翻訳サービスチームとローカリゼーションエンジニアリングチームの緊密なコラボレーションのたまものです。両チームは、エンドツーエンドでの言語の専門知識を生かし、製品ブランディングの一貫性および用語の使用をすべての対象言語で管理することで、高品質のドキュメント翻訳を目指しました。

シトリックスの製品ドキュメントの多言語コンテンツをご利用いただくには、docs.citrix.comのポートフォリオ一覧でご希望の製品を選択し、右上隅で言語を選択してください。コンテンツはニューラル機械翻訳により提供され、次の機能が搭載されています:

  • 言語セレクタ(機械翻訳コンテンツにはアイコン表示)
  • フィードバック送信リンク
  • 英語に戻るボタン
  • 英語の同時表示(テキストの上にマウスポインタを置く)

みなさまからお寄せいただいたご意見は、シトリックスのドキュメントオファリングを引き続き改善するため、大切に活用させていただきます。各種ドキュメントページのフィードバック送信リンクから、コメントや提案をぜひお寄せください。

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Citrix Virtual Apps and DesktopsのキーボードとIMEの構成 https://www.citrix.com/blogs/2020/04/22/citrix-virtual-apps-and-desktops-keyboard-and-ime-configurations-jp/ Wed, 22 Apr 2020 08:05:43 +0000 /blogs/?p=174247429 Citrix Virtual Apps and Desktopsでは、言語やプラットフォームなど、ユーザーやIT管理者の要件に対応するために、キーボードや入力システム(IME)に関連する豊富な構成が提供されています。ただし、Citrix WorkspaceアプリのさまざまなクライアントやOSプラットフォームなどの要因により、キーボードとIMEを正しく構成することが難しい場合があります。

この記事では、さまざまな展開シナリオに従ってキーボードとIMEを正しく構成する方法について説明します。「キーボード」という用語は、「キーボードレイアウト」のほか、101キーボード、103キーボード、106キーボードなどの物理キーボードにも使用していますので注意してください。

キーボード同期モード

Citrix Virtual Apps and Desktopsは、クライアント側のキーボードとVDA側のキーボードの両方をサポートしています。よくある問題が1つありますが、それは何でしょうか?それは、どちら側のキーボードが適用されるかという問題です。基本的なルールは次のとおりです:

  1. クライアントがWindows向けCitrix Workspaceアプリの場合、VDA側のキーボードが適用されます。
  2. クライアントがWindows以外(Mac、Linux、iOS、またはAndroid)のCitrix Workspaceアプリの場合、クライアント側のキーボードが適用されます。
  3. ルール#1または#2が機能しない場合、構成が正しくないか、Citrix Virtual Apps and Desktopsがそのタイプのシナリオをサポートしていない可能性があります。このような場合は、 Citrixカスタマーサービスにお問い合わせください。

よくあるもう1つの問題は、ユーザーがセッションにログインまたは再接続するときにVDA側で設定されるキーボードのタイプです。クライアントのキーボードレイアウトを使用していますか?クライアントのキーボードレイアウトを使用していない場合、どのキーボードレイアウトが使用されていますか?これは、キーボード同期モードの設定によって異なります。Citrix Virtual Apps and Desktopsでは、次の4つのキーボード同期モードをサポートしています:

  1. VDAへのログインまたは再接続時にVDA側のデフォルトキーボードを使用する:クライアントがAndroid向けCitrix WorkspaceアプリとiOS向けCitrix Workspaceアプリの場合のデフォルト設定です。この設定は、StoreFrontのクライアント構成ファイルまたはicaファイルを使用して構成できます。クライアント側でのキーボードレイアウトの変更は、セッションではVDA側に同期されません。
  2. VDAへのログインまたは再接続時に特定のキーボードを使用する:VDAへのログインまたは再接続時に、StoreFrontのクライアント構成ファイルまたはicaファイルを使用して特定のキーボードレイアウトを構成できます。クライアント側でのキーボードレイアウトの変更は、セッションではVDA側に同期されません。
  3. VDAへのログインまたは再接続時にのみVDA側のキーボードをクライアントのデフォルトキーボードと同期する:クライアントがWindows、Mac、またはLinux向けCitrix Workspaceアプリの場合のデフォルト設定です。クライアント側でのキーボードレイアウトの変更は、セッションでVDA側に同期されません。
  4. VDAセッションでVDA側のキーボードをクライアントのキーボードと動的に同期する

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Citrix Virtual Apps and Desktopsでは、言語やプラットフォームなど、ユーザーやIT管理者の要件に対応するために、キーボードや入力システム(IME)に関連する豊富な構成が提供されています。ただし、Citrix WorkspaceアプリのさまざまなクライアントやOSプラットフォームなどの要因により、キーボードとIMEを正しく構成することが難しい場合があります。

この記事では、さまざまな展開シナリオに従ってキーボードとIMEを正しく構成する方法について説明します。「キーボード」という用語は、「キーボードレイアウト」のほか、101キーボード、103キーボード、106キーボードなどの物理キーボードにも使用していますので注意してください。

キーボード同期モード

Citrix Virtual Apps and Desktopsは、クライアント側のキーボードとVDA側のキーボードの両方をサポートしています。よくある問題が1つありますが、それは何でしょうか?それは、どちら側のキーボードが適用されるかという問題です。基本的なルールは次のとおりです:

  1. クライアントがWindows向けCitrix Workspaceアプリの場合、VDA側のキーボードが適用されます。
  2. クライアントがWindows以外(Mac、Linux、iOS、またはAndroid)のCitrix Workspaceアプリの場合、クライアント側のキーボードが適用されます。
  3. ルール#1または#2が機能しない場合、構成が正しくないか、Citrix Virtual Apps and Desktopsがそのタイプのシナリオをサポートしていない可能性があります。このような場合は、 Citrixカスタマーサービスにお問い合わせください。

よくあるもう1つの問題は、ユーザーがセッションにログインまたは再接続するときにVDA側で設定されるキーボードのタイプです。クライアントのキーボードレイアウトを使用していますか?クライアントのキーボードレイアウトを使用していない場合、どのキーボードレイアウトが使用されていますか?これは、キーボード同期モードの設定によって異なります。Citrix Virtual Apps and Desktopsでは、次の4つのキーボード同期モードをサポートしています:

  1. VDAへのログインまたは再接続時にVDA側のデフォルトキーボードを使用する:クライアントがAndroid向けCitrix WorkspaceアプリとiOS向けCitrix Workspaceアプリの場合のデフォルト設定です。この設定は、StoreFrontのクライアント構成ファイルまたはicaファイルを使用して構成できます。クライアント側でのキーボードレイアウトの変更は、セッションではVDA側に同期されません。
  2. VDAへのログインまたは再接続時に特定のキーボードを使用する:VDAへのログインまたは再接続時に、StoreFrontのクライアント構成ファイルまたはicaファイルを使用して特定のキーボードレイアウトを構成できます。クライアント側でのキーボードレイアウトの変更は、セッションではVDA側に同期されません。
  3. VDAへのログインまたは再接続時にのみVDA側のキーボードをクライアントのデフォルトキーボードと同期する:クライアントがWindows、Mac、またはLinux向けCitrix Workspaceアプリの場合のデフォルト設定です。クライアント側でのキーボードレイアウトの変更は、セッションでVDA側に同期されません。
  4. VDAセッションでVDA側のキーボードをクライアントのキーボードと動的に同期する

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テレワークに最適なVDI環境 ~Citrix CloudネイティブFASサポート~ https://www.citrix.com/blogs/2020/04/20/optimal-vdi-environment-for-telework-jp/ Mon, 20 Apr 2020 05:00:31 +0000 /blogs/?p=174246565 テレワークに最適なVDI環境とは

ビジネス継続の為のテレワークソリューションとして、VDIが非常に注目を浴びています。世の中には様々なVDIソリューションがありますが、「セキュリティ」「ユーザーエクスペリエンス」「コスト」「スピード」「柔軟性」「耐障害性」などテレワークに最適なVDIの要件は多岐に渡ります。

例えば「VDI上でTeamsなどのオンライン会議システムを安定的に稼働させる為の機能」「労務管理、セキュリティ、トラブルシューテイングの観点からユーザーのアクティブティを効率的に動画で記録する機能」「マルチユーザーOS環境におけるワークフロー機能を備えたペーパーレス・ファイル共有ソリューショとの互換性」などテレワークを意識した、きめ細かな発想が製品機能やソリューションとして実装されているかが、VDIソリューションを選ぶ上での大きなポイントになります。

こういったテレワークやモバイルワークに対する「発想」を持ち合わせないソリューションを導入してしまい、セキュリティリスクを肥大化させたり、ユーザーに負担を強いて生産性を落としたり、要件を満たす為のカスタマイズなどで余計なコストを発生させたり、というようなことがないよう正しい情報収集が必要です。

このシリーズでは「ビジネス継続の為の最適なVDI」をテーマに、関連する情報をシリーズでお届けしたいと思います。

今回はセキュアなVDIテレワーク環境を実現する上で絶対的に欠かせない認証セキュリティについて、最新機能を中心に説明したいと思います。

Citrix VDIは多彩な認証に対応

Citrix のVDIソリューションでは、Cloudサービスの一部として提供される無償のワンタイムパスワードからAzure Active Directory やOKTA, Google Identityといったような主要なIDPによる認証、またCitrix Gatewayとそれに対応するお客様独自の様々な認証ソリューションをサポートすることで、非常に幅広い認証方法に対応します。

Citrix Cloudがサポートする認証の種類やソリューションについては、別のブログで体系的に紹介したいと思います。

今回Citrix CloudでAzure ADを使ったCitrix Cloudの仮想デスクトップ、アプリケーションアクセスの認証機能が大きく進化しましたので、そのアップデート中心に説明します。

まずは百聞は一見に如かず

まずはこれから、紹介するCitrix CloudのAzure Active Directory認証機能の「進化前「と「進化後」の違いを見てみましょう。

進化前

進化後

違いはズバリ認証を2回聞かれるかSSOで仮想デスクトップまでアクセスできるか。従来これを実現する為にはオンプレ(リソースロケーション)側にStoreFrontやCitrix Gatwayアプライアンスの構築が必要でした。当然冗長化構成をすることが推奨されます。またサーバー証明書やグローバルIP、ドメインの登録なども必要でした。この辺りが大幅に改良されていますので、是非続きをお読みください。

Citrix Cloud によるAzure Active Directory認証のネイティブサポート

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テレワークに最適なVDI環境とは

ビジネス継続の為のテレワークソリューションとして、VDIが非常に注目を浴びています。世の中には様々なVDIソリューションがありますが、「セキュリティ」「ユーザーエクスペリエンス」「コスト」「スピード」「柔軟性」「耐障害性」などテレワークに最適なVDIの要件は多岐に渡ります。

例えば「VDI上でTeamsなどのオンライン会議システムを安定的に稼働させる為の機能」「労務管理、セキュリティ、トラブルシューテイングの観点からユーザーのアクティブティを効率的に動画で記録する機能」「マルチユーザーOS環境におけるワークフロー機能を備えたペーパーレス・ファイル共有ソリューショとの互換性」などテレワークを意識した、きめ細かな発想が製品機能やソリューションとして実装されているかが、VDIソリューションを選ぶ上での大きなポイントになります。

こういったテレワークやモバイルワークに対する「発想」を持ち合わせないソリューションを導入してしまい、セキュリティリスクを肥大化させたり、ユーザーに負担を強いて生産性を落としたり、要件を満たす為のカスタマイズなどで余計なコストを発生させたり、というようなことがないよう正しい情報収集が必要です。

このシリーズでは「ビジネス継続の為の最適なVDI」をテーマに、関連する情報をシリーズでお届けしたいと思います。

今回はセキュアなVDIテレワーク環境を実現する上で絶対的に欠かせない認証セキュリティについて、最新機能を中心に説明したいと思います。

Citrix VDIは多彩な認証に対応

Citrix のVDIソリューションでは、Cloudサービスの一部として提供される無償のワンタイムパスワードからAzure Active Directory やOKTA, Google Identityといったような主要なIDPによる認証、またCitrix Gatewayとそれに対応するお客様独自の様々な認証ソリューションをサポートすることで、非常に幅広い認証方法に対応します。

Citrix Cloudがサポートする認証の種類やソリューションについては、別のブログで体系的に紹介したいと思います。

今回Citrix CloudでAzure ADを使ったCitrix Cloudの仮想デスクトップ、アプリケーションアクセスの認証機能が大きく進化しましたので、そのアップデート中心に説明します。

まずは百聞は一見に如かず

まずはこれから、紹介するCitrix CloudのAzure Active Directory認証機能の「進化前「と「進化後」の違いを見てみましょう。

進化前

進化後

違いはズバリ認証を2回聞かれるかSSOで仮想デスクトップまでアクセスできるか。従来これを実現する為にはオンプレ(リソースロケーション)側にStoreFrontやCitrix Gatwayアプライアンスの構築が必要でした。当然冗長化構成をすることが推奨されます。またサーバー証明書やグローバルIP、ドメインの登録なども必要でした。この辺りが大幅に改良されていますので、是非続きをお読みください。

Citrix Cloud によるAzure Active Directory認証のネイティブサポート

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Citrix + Google Chromebook で作る シンプルで快適なテレワーク環境 https://www.citrix.com/blogs/2020/04/13/telework-with-citrix-and-google-chromebook-jp/ Mon, 13 Apr 2020 05:00:06 +0000 /blogs/?p=174246567 みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

テレワークのニーズの高まる今日この頃ですが、ユーザーのエンドポイントデバイスの選択はユーザーの生産性、企業情報を守るためのセキュリティ対策として重要なポイントの1つです。その選択肢は多岐にわたり、 Citrix ソリューションで構築する仮想デスクトップ環境へ接続するエンドポイントして導入する場合、通常のいわゆる FAT 端末のほか、シンクライアント端末(通常のノート PC 型や、 Workspace Hub という選択肢もあります!)を利用しているユーザーもいらっしゃるかと思います。

今回は、その1つの選択肢として Google 社の Chromebook をCitrix の仮想デスクトップで利用する場合、実際にどうなの?といったところを紹介させていただきます。こちらは私とGoogle の Chrome Enterprise 山本様とで共同検証した内容と共にお伝えしたいと思います!

◆ Chromebook について

Chromebook  は Google 社が開発した Chrome OS  を搭載するデバイスです。ハードウェアについては各ハードウェアベンダーが製造を行っており、日本でも日本語キーボードバージョンの  Chromebook  が販売されております(参考リンク)。 Chromebook  の魅力的なポイントはたくさんあるのですが、 Citrix  環境へつなぐエンドポイントデバイスとした場合のメリットは以下があるのではと思います。

セキュリティ:

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みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

テレワークのニーズの高まる今日この頃ですが、ユーザーのエンドポイントデバイスの選択はユーザーの生産性、企業情報を守るためのセキュリティ対策として重要なポイントの1つです。その選択肢は多岐にわたり、 Citrix ソリューションで構築する仮想デスクトップ環境へ接続するエンドポイントして導入する場合、通常のいわゆる FAT 端末のほか、シンクライアント端末(通常のノート PC 型や、 Workspace Hub という選択肢もあります!)を利用しているユーザーもいらっしゃるかと思います。

今回は、その1つの選択肢として Google 社の Chromebook をCitrix の仮想デスクトップで利用する場合、実際にどうなの?といったところを紹介させていただきます。こちらは私とGoogle の Chrome Enterprise 山本様とで共同検証した内容と共にお伝えしたいと思います!

◆ Chromebook について

Chromebook  は Google 社が開発した Chrome OS  を搭載するデバイスです。ハードウェアについては各ハードウェアベンダーが製造を行っており、日本でも日本語キーボードバージョンの  Chromebook  が販売されております(参考リンク)。 Chromebook  の魅力的なポイントはたくさんあるのですが、 Citrix  環境へつなぐエンドポイントデバイスとした場合のメリットは以下があるのではと思います。

セキュリティ:

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Citrix ADCとパブリッククラウドでリモートワークに柔軟性を https://www.citrix.com/blogs/2020/04/12/flexibility-remote-work-citrix-adc-jp/ Sun, 12 Apr 2020 05:00:39 +0000 https://citrixblogs.wpengine.com/?p=174256910 こんにちは、Citrixコンサルタントの滝澤です。

私自身リモートワークを開始して数年経過します。COVID-19の拡大によって自然と働き方がリモートに変化していった従業員です。リモートワークが比較的しやすい業種と自覚していますが、基本的にはオフィスに行きたい派!でした。リモートワークが浸透してきた昨今では、従業員が柔軟にワークプレイスの選択をできる環境を多くの業種の企業で取り入れるようになってきたように思います。

一言にリモートワークと言っても手法は様々ありますが、一定のネットワークセキュリティを確保しながら利用するリモートユーザーと企業ネットワークを快適に繋ぐこと、これが重要度の高い課題となってきます。本ブログは、例としてその企業ネットワークの入口となるCitrix ADCをAzureに配置し、社内のデジタルリソースへのセキュアなリモートアクセスを提供、そしてリモートユーザーの利用状況に合わせてCitrix ADCリソースを流動的に利用できる構成例のご紹介です。

Citrix ADCはロードバランサーの機能だけでなく様々な機能を提供しています。その一つであるCitrix Gateway(SSL-VPN機能)が、 HDX(ICA)通信のみSSL/TLSアクセスに変換するICA Proxyを提供します。ベースとなる通信イメージから見ていきます。

リモートユーザーはCitrix GatewayにSSL/TLS通信によってアクセスします。Citrix Gatewayはリモートユーザーの認証を行い、HDX(ICA)通信をプロキシします。リモートユーザーとCitrix Gatewayのやり取りはSSL/TLSを使用してセキュリティを確保します。

Citrix ADCは物理アプライアンスと仮想アプライアンスがあり、要件に応じて選択していただけます。今回の紹介はAzure環境での構成になりますので、Azureインスタンスでも提供可能な仮想アプライアンスである、Citrix ADC VPXが利用可能です。AzureインスタンスのVPXは、VPX10からVPX5000(2022年3月時点)が利用可能で、この数字がVPXのシステムスループットを表しています。例えば、VPX1000※であれば、1000Mbps相当のシステムスループットを有します。

※Citrix ADCは、Azure NICごとに500Mbpsに制限されています。

※VPX1000以上の場合はAzure上の高速ネットワークの有効化が必要です。

Citrix ADCの構成は、スタンドアロンとして独立したCitrix ADCを並べて導入するか、Citrix ADCの機能でプライマリ機、セカンダリ機の関係性を持ちサービス通信のIPアドレスを共有する高可用性ペアとして導入するか大きく分けられます。今回はスタンドアロンのCitrix ADCを並べて構成する方式を紹介します。

では、このVPXを使用した具体的な構成を見ていきましょう。

Citrix Gatewayは利用ICA接続数(リモートユーザー数)に伴って独立する形で並べます。N+1の考え方から必要スペックと台数を算出します。上図であれば3つのCitrix Gatewayがリモートユーザーからのアクセスを捌く状態です。それぞれのCitrix Gatewayにユーザートラフィックを分散させることと、ユーザーにとっての単一接続点として今回はAzureのサービスであるAzure Load BalancerをCitrix Gatewayの前段に配置します。このAzure LBの送信規則とパーシステンスによって振り分けるCitrix Gatewayを決定します。

振り分けられたCitrix Gatewayでユーザー認証を行います、Citrix …

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こんにちは、Citrixコンサルタントの滝澤です。

私自身リモートワークを開始して数年経過します。COVID-19の拡大によって自然と働き方がリモートに変化していった従業員です。リモートワークが比較的しやすい業種と自覚していますが、基本的にはオフィスに行きたい派!でした。リモートワークが浸透してきた昨今では、従業員が柔軟にワークプレイスの選択をできる環境を多くの業種の企業で取り入れるようになってきたように思います。

一言にリモートワークと言っても手法は様々ありますが、一定のネットワークセキュリティを確保しながら利用するリモートユーザーと企業ネットワークを快適に繋ぐこと、これが重要度の高い課題となってきます。本ブログは、例としてその企業ネットワークの入口となるCitrix ADCをAzureに配置し、社内のデジタルリソースへのセキュアなリモートアクセスを提供、そしてリモートユーザーの利用状況に合わせてCitrix ADCリソースを流動的に利用できる構成例のご紹介です。

Citrix ADCはロードバランサーの機能だけでなく様々な機能を提供しています。その一つであるCitrix Gateway(SSL-VPN機能)が、 HDX(ICA)通信のみSSL/TLSアクセスに変換するICA Proxyを提供します。ベースとなる通信イメージから見ていきます。

リモートユーザーはCitrix GatewayにSSL/TLS通信によってアクセスします。Citrix Gatewayはリモートユーザーの認証を行い、HDX(ICA)通信をプロキシします。リモートユーザーとCitrix Gatewayのやり取りはSSL/TLSを使用してセキュリティを確保します。

Citrix ADCは物理アプライアンスと仮想アプライアンスがあり、要件に応じて選択していただけます。今回の紹介はAzure環境での構成になりますので、Azureインスタンスでも提供可能な仮想アプライアンスである、Citrix ADC VPXが利用可能です。AzureインスタンスのVPXは、VPX10からVPX5000(2022年3月時点)が利用可能で、この数字がVPXのシステムスループットを表しています。例えば、VPX1000※であれば、1000Mbps相当のシステムスループットを有します。

※Citrix ADCは、Azure NICごとに500Mbpsに制限されています。

※VPX1000以上の場合はAzure上の高速ネットワークの有効化が必要です。

Citrix ADCの構成は、スタンドアロンとして独立したCitrix ADCを並べて導入するか、Citrix ADCの機能でプライマリ機、セカンダリ機の関係性を持ちサービス通信のIPアドレスを共有する高可用性ペアとして導入するか大きく分けられます。今回はスタンドアロンのCitrix ADCを並べて構成する方式を紹介します。

では、このVPXを使用した具体的な構成を見ていきましょう。

Citrix Gatewayは利用ICA接続数(リモートユーザー数)に伴って独立する形で並べます。N+1の考え方から必要スペックと台数を算出します。上図であれば3つのCitrix Gatewayがリモートユーザーからのアクセスを捌く状態です。それぞれのCitrix Gatewayにユーザートラフィックを分散させることと、ユーザーにとっての単一接続点として今回はAzureのサービスであるAzure Load BalancerをCitrix Gatewayの前段に配置します。このAzure LBの送信規則とパーシステンスによって振り分けるCitrix Gatewayを決定します。

振り分けられたCitrix Gatewayでユーザー認証を行います、Citrix …

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シトリックスがADCポートフォリオをIstioと連携 https://www.citrix.com/blogs/2020/03/25/citrix-adc-and-istio-jp/ Thu, 26 Mar 2020 03:00:20 +0000 /blogs/?p=174246427 Citrix ADCポートフォリオは、IngressゲートウェイおよびサイドカープロキシとしてIstioと連携可能になりました。これによりCitrix ADCデータプレーンとIstioコントロールプレーンによる、マイクロサービスベースのアプリケーション環境におけるトラフィックの最適化およびセキュリティ強化が可能になっています。

是非最新のUSブログも参照ください。また、Citrix ADCのIstio環境における利用についてはCitrix Githubページにて技術情報を提供しております。あわせて参照ください。

<Citrix Githubページ>


Istioが重要である理由

企業の間では、ビジネスのアジリティーを高めると共に顧客とユーザーのエクスペリエンスを改善するため、自社アプリケーションをターゲットとしたマイクロサービスベースのアーキテクチャー導入が急速に進んでいます。Istioはマイクロサービスベースのアプリケーションを対象として新たに登場してきたオープンソースのコントロールプレーンであり、以下の3つの重要な機能を備えています。

  • トラフィックマネジメントとレジリエンシー(Pilotモジュール)
  • アイデンティティおよびクレデンシャルマネジメント(Citadelモジュール)
  • アクセスコントロールとテレメトリー収集(Mixerモジュール)

Istioは当初Google、Lyft、およびIBMによる共同開発として開始されましたが、現在ではオープンソースのプロジェクトとしてテクノロジーコミュニティから幅広く受け入れられ、またサービスメッシュ環境をコントロールするための一貫したシンプルな手段を求めるユーザーの間で最も人気のある選択肢となっています。

Istioとオープンソースの統合

ユーザーの戦略においては選択の自由、すなわちアプリケーションを必要とする場所に必要とする形で展開し、またどの場所にあるどの機器からもアクセス可能であることが何よりも重要です。今回の統合を通じ、マイクロサービスベースのアプリケーションを対象とした、リッチなCitrix ADCデータプレーンのためのコントロールプレーンとしてIstioを使用できるようになりました。

このIstioとの統合により、現代のアプリケーションアーキテクチャーにおいて使用する、オープンソースのインフラストラクチャースタックへの私たちの取り組みがさらに深いものとなりました。このようなスタックにはPrometheus、Grafana、Spinnaker、ElasticSearch、Fluentd、Kibanaなどをはじめとする数々のソリューションが含まれ、マイクロサービスの監視、トラブルシューティング、およびセキュリティ確保のための選択肢を提供しています。

シトリックスとIstio:相互にメリット

Citrix ADCとIstioの統合には以下の2つの方法があります。

  • サービスメッシュ環境へのIngressゲートウェイとして
  • マイクロサービス間の通信をコントロールするサイドカープロキシとして

どちらの統合手段もそれぞれ独立して使用できますが、両方を組み合わせた統一されたデータプレーンソリューション構築も可能です。

IstioによるIngressゲートウェイは、末端から基幹への(north-south)トラフィックの流入ポイントとして機能し、外部からサービスメッシュへのアクセスについてセキュリティ確保とコントロールを行います。Citrix ADCのシングルコードベースは最も厳しい環境の中で構築されると共に時間を掛けて完成されたものであり、幅広くIstioサポートが可能となっています。マイクロサービスクラスターへのトラフィック流入を対象とした、Istioにより定義されたポリシーに基づくルーティングや負荷分散には、様々な形態のCitrix ADC(MPX、VPX、CPXなど)を利用できます。したがってマイクロサービスをベースとしない他のアプリケーションに対しても、既存のADCインフラストラクチャー(および同じADCデバイス)を利用可能です。

Citrix ADC CPXはコンテナ化された形態を持ち、Istioサービスメッシュ内の各マイクロサービスポッドに付随するサイドカーとして展開し、Istioコントロールプレーンを使うマイクロサービス間通信のためのプロキシとして動作させることができます。このサイドカーはマイクロサービスに出入りするトラフィックを傍受し、Istioにより定義されたトラフィックマネジメントポリシーを適用することによってサービス自体への負担をなくすことができます。…

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Citrix ADCポートフォリオは、IngressゲートウェイおよびサイドカープロキシとしてIstioと連携可能になりました。これによりCitrix ADCデータプレーンとIstioコントロールプレーンによる、マイクロサービスベースのアプリケーション環境におけるトラフィックの最適化およびセキュリティ強化が可能になっています。

是非最新のUSブログも参照ください。また、Citrix ADCのIstio環境における利用についてはCitrix Githubページにて技術情報を提供しております。あわせて参照ください。

<Citrix Githubページ>


Istioが重要である理由

企業の間では、ビジネスのアジリティーを高めると共に顧客とユーザーのエクスペリエンスを改善するため、自社アプリケーションをターゲットとしたマイクロサービスベースのアーキテクチャー導入が急速に進んでいます。Istioはマイクロサービスベースのアプリケーションを対象として新たに登場してきたオープンソースのコントロールプレーンであり、以下の3つの重要な機能を備えています。

  • トラフィックマネジメントとレジリエンシー(Pilotモジュール)
  • アイデンティティおよびクレデンシャルマネジメント(Citadelモジュール)
  • アクセスコントロールとテレメトリー収集(Mixerモジュール)

Istioは当初Google、Lyft、およびIBMによる共同開発として開始されましたが、現在ではオープンソースのプロジェクトとしてテクノロジーコミュニティから幅広く受け入れられ、またサービスメッシュ環境をコントロールするための一貫したシンプルな手段を求めるユーザーの間で最も人気のある選択肢となっています。

Istioとオープンソースの統合

ユーザーの戦略においては選択の自由、すなわちアプリケーションを必要とする場所に必要とする形で展開し、またどの場所にあるどの機器からもアクセス可能であることが何よりも重要です。今回の統合を通じ、マイクロサービスベースのアプリケーションを対象とした、リッチなCitrix ADCデータプレーンのためのコントロールプレーンとしてIstioを使用できるようになりました。

このIstioとの統合により、現代のアプリケーションアーキテクチャーにおいて使用する、オープンソースのインフラストラクチャースタックへの私たちの取り組みがさらに深いものとなりました。このようなスタックにはPrometheus、Grafana、Spinnaker、ElasticSearch、Fluentd、Kibanaなどをはじめとする数々のソリューションが含まれ、マイクロサービスの監視、トラブルシューティング、およびセキュリティ確保のための選択肢を提供しています。

シトリックスとIstio:相互にメリット

Citrix ADCとIstioの統合には以下の2つの方法があります。

  • サービスメッシュ環境へのIngressゲートウェイとして
  • マイクロサービス間の通信をコントロールするサイドカープロキシとして

どちらの統合手段もそれぞれ独立して使用できますが、両方を組み合わせた統一されたデータプレーンソリューション構築も可能です。

IstioによるIngressゲートウェイは、末端から基幹への(north-south)トラフィックの流入ポイントとして機能し、外部からサービスメッシュへのアクセスについてセキュリティ確保とコントロールを行います。Citrix ADCのシングルコードベースは最も厳しい環境の中で構築されると共に時間を掛けて完成されたものであり、幅広くIstioサポートが可能となっています。マイクロサービスクラスターへのトラフィック流入を対象とした、Istioにより定義されたポリシーに基づくルーティングや負荷分散には、様々な形態のCitrix ADC(MPX、VPX、CPXなど)を利用できます。したがってマイクロサービスをベースとしない他のアプリケーションに対しても、既存のADCインフラストラクチャー(および同じADCデバイス)を利用可能です。

Citrix ADC CPXはコンテナ化された形態を持ち、Istioサービスメッシュ内の各マイクロサービスポッドに付随するサイドカーとして展開し、Istioコントロールプレーンを使うマイクロサービス間通信のためのプロキシとして動作させることができます。このサイドカーはマイクロサービスに出入りするトラフィックを傍受し、Istioにより定義されたトラフィックマネジメントポリシーを適用することによってサービス自体への負担をなくすことができます。…

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テレワークで再認識すべきサイバー空間の職場という概念 https://www.citrix.com/blogs/2020/03/18/the-show-must-go-on-jp/ Wed, 18 Mar 2020 05:00:01 +0000 /blogs/?p=174246364 新型コロナウイルス(COVID-19) 感染の“急速”な拡大は企業の働き方に変革を促すことになり、海外のメディアが日本や韓国企業の感染拡大防止のための対策について取り上げています。

多くの企業が、従業員の命を優先し、感染拡大防止に努め、困難に立ち向かいながらも事業継続性を維持する様々な取り組みを行っています。歴史的にみて、危機や脅威は常に人の変革を促してきましたが、今回の事態も企業に変化をもたらす大きな試練となったのかもしれません。

連日、新型コロナウイルスによる様々なビジネスへの影響が、多くのメディアで取り上げられています。その中でも、長く保たれてきた企業の働き方の変貌に関する記事がありました。海外のメディアが、日本企業の職場で長時間働くという働き方の変化について取り上げていることが印象に残りました。

Fortuneは次のように述べています。「何万人ものスタッフにテレワークを義務付けたり、推奨したりしている企業がますます増えています。パナソニック、NEC、および三菱もその一部です。こうした変化は、日本国内の企業が、柔軟な業務形態を今後も取り入れていくのか試しているようです。何十年にもわたり、生産性や効率性以上に重視されてきた“物理的な職場にいること”、“忍耐強く長時間働くこと”という働き方の通念を覆しています。」

日本は、間もなく東京オリンピックを迎えます。多くの企業が再びテレワークによって、交通混雑の緩和に協力することでしょう。日本の働き方は大きな変革期を迎えているのかもしれません。

お隣の韓国でも、これまで従業員は“職場”で大半の時間を費やしてきました。部下は、上司より先に退社してはいけないという長時間労働につながるルールが韓国の企業文化の一つとして多くの企業に存在していたようです。
The Korea Herald誌は、新型コロナウイルスの発生により、一時的にせよ、韓国の職場に劇的な変化が起きていると報道しました。Samsung、LG、KTを始めとする主要企業の多くは、従業員に自宅で仕事をする事やフレックスタイム制を推奨しています。

日本や韓国では“職場”で働くことが長らく当たり前とされてきました。しかしこうした慣習は一部地域に限られるものではなく、実は世界に共通しているものなのです。コンサルティング会社のPwCは最近、事業継続性を維持するために企業が取り得る手段に注目しているようです。そこから得られた教訓は、前述の課題への対応方法によっては、将来、その企業を成功に導く可能性があるということです。さらに、Harvard Business Reviewは、企業が大きな混乱に対処できる5つのステップを紹介しています。その最初のステップは、「すべてまたは一部の従業員はリモートで働く必要があると認識する」こととしています。もはやテレワークができる環境を用意することはすべての企業にとって必須といえるかもしれません。

今回、一時的な措置としてテレワークの導入を行った企業も多いと思いますが、有効性が分かった今、恒久的な対策として普及することが予想されます。

今後もこうした環境をいつでも利用できるようにすることが今後のチャレンジでしょう。情報システム部門など一部の部門が不眠不休で緊急対策に窮することなく、いつでも柔軟に対応できるようにしておくことが大切です。特にテクノロジーを有効活用するテレワークの場合、情報セキュリティ面での安全性を十分に考慮しておかなければなりません。テレワークにおける“新しい職場”は、情報=データを中心にしたインターネットにつながるサイバー空間です。テレワーク中であったとしても、情報漏えい事故の発生はあってはなりません。

企業と従業員を守るには“安全なデジタルワークスペース”が重要です。

シトリックスは、従業員が自宅で仕事をする際にデータやアプリケーションに“安全に”アクセスできる環境を実現します。従業員が、それぞれ離れた場所で働いていても、チームとして作業できるセキュリティが高い環境、つまり“安全なデジタルワークスペース”を提供します。デバイスと、データとの間に、安全なデジタル境界線を引くことで、どのようなデバイスでも安全に作業できます。

安全なデジタルワークスペースでセキュリティを守ることは“人を守る”ことにもつながります。今後テレワークを定着させるなら、“職場“が「サイバー空間」まで広がっていることを認識しつつ環境をご用意ください。

シトリックスがお客様の事業継続性の維持を支援する方法(英語)へのリンクをご参考までに掲載します。また、事業継続性計画(BCP)のベストプラクティス、およびシトリックスの安全なデジタルワークスペースを提供するテクノロジーを説明しているホワイトペーパーを提供していますので、ぜひご覧ください。

最後に新型コロナウイルスが一日も早く終息することを心より祈っております。…

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新型コロナウイルス(COVID-19) 感染の“急速”な拡大は企業の働き方に変革を促すことになり、海外のメディアが日本や韓国企業の感染拡大防止のための対策について取り上げています。

多くの企業が、従業員の命を優先し、感染拡大防止に努め、困難に立ち向かいながらも事業継続性を維持する様々な取り組みを行っています。歴史的にみて、危機や脅威は常に人の変革を促してきましたが、今回の事態も企業に変化をもたらす大きな試練となったのかもしれません。

連日、新型コロナウイルスによる様々なビジネスへの影響が、多くのメディアで取り上げられています。その中でも、長く保たれてきた企業の働き方の変貌に関する記事がありました。海外のメディアが、日本企業の職場で長時間働くという働き方の変化について取り上げていることが印象に残りました。

Fortuneは次のように述べています。「何万人ものスタッフにテレワークを義務付けたり、推奨したりしている企業がますます増えています。パナソニック、NEC、および三菱もその一部です。こうした変化は、日本国内の企業が、柔軟な業務形態を今後も取り入れていくのか試しているようです。何十年にもわたり、生産性や効率性以上に重視されてきた“物理的な職場にいること”、“忍耐強く長時間働くこと”という働き方の通念を覆しています。」

日本は、間もなく東京オリンピックを迎えます。多くの企業が再びテレワークによって、交通混雑の緩和に協力することでしょう。日本の働き方は大きな変革期を迎えているのかもしれません。

お隣の韓国でも、これまで従業員は“職場”で大半の時間を費やしてきました。部下は、上司より先に退社してはいけないという長時間労働につながるルールが韓国の企業文化の一つとして多くの企業に存在していたようです。
The Korea Herald誌は、新型コロナウイルスの発生により、一時的にせよ、韓国の職場に劇的な変化が起きていると報道しました。Samsung、LG、KTを始めとする主要企業の多くは、従業員に自宅で仕事をする事やフレックスタイム制を推奨しています。

日本や韓国では“職場”で働くことが長らく当たり前とされてきました。しかしこうした慣習は一部地域に限られるものではなく、実は世界に共通しているものなのです。コンサルティング会社のPwCは最近、事業継続性を維持するために企業が取り得る手段に注目しているようです。そこから得られた教訓は、前述の課題への対応方法によっては、将来、その企業を成功に導く可能性があるということです。さらに、Harvard Business Reviewは、企業が大きな混乱に対処できる5つのステップを紹介しています。その最初のステップは、「すべてまたは一部の従業員はリモートで働く必要があると認識する」こととしています。もはやテレワークができる環境を用意することはすべての企業にとって必須といえるかもしれません。

今回、一時的な措置としてテレワークの導入を行った企業も多いと思いますが、有効性が分かった今、恒久的な対策として普及することが予想されます。

今後もこうした環境をいつでも利用できるようにすることが今後のチャレンジでしょう。情報システム部門など一部の部門が不眠不休で緊急対策に窮することなく、いつでも柔軟に対応できるようにしておくことが大切です。特にテクノロジーを有効活用するテレワークの場合、情報セキュリティ面での安全性を十分に考慮しておかなければなりません。テレワークにおける“新しい職場”は、情報=データを中心にしたインターネットにつながるサイバー空間です。テレワーク中であったとしても、情報漏えい事故の発生はあってはなりません。

企業と従業員を守るには“安全なデジタルワークスペース”が重要です。

シトリックスは、従業員が自宅で仕事をする際にデータやアプリケーションに“安全に”アクセスできる環境を実現します。従業員が、それぞれ離れた場所で働いていても、チームとして作業できるセキュリティが高い環境、つまり“安全なデジタルワークスペース”を提供します。デバイスと、データとの間に、安全なデジタル境界線を引くことで、どのようなデバイスでも安全に作業できます。

安全なデジタルワークスペースでセキュリティを守ることは“人を守る”ことにもつながります。今後テレワークを定着させるなら、“職場“が「サイバー空間」まで広がっていることを認識しつつ環境をご用意ください。

シトリックスがお客様の事業継続性の維持を支援する方法(英語)へのリンクをご参考までに掲載します。また、事業継続性計画(BCP)のベストプラクティス、およびシトリックスの安全なデジタルワークスペースを提供するテクノロジーを説明しているホワイトペーパーを提供していますので、ぜひご覧ください。

最後に新型コロナウイルスが一日も早く終息することを心より祈っております。…

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Citrix Partner Award発表 https://www.citrix.com/blogs/2020/02/15/citrix-partner-award-jp/ Sat, 15 Feb 2020 22:00:59 +0000 /blogs/?p=174246054 シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社の小柳津裕子です。本年からエグゼクティブ・エンゲージメント担当として、エグゼクティブ・ブリーフィング・センターの運用のみならず、お客様に寄り添いながらセミナーやイベントを支援しております。

さて、本日は、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下シトリックス)が主催する「Citrix Japan Partner Award」を2月14日(金)に発表しましたのでお伝えします。

「Citrix Japan Partner Award 」は、シトリックスのパートナー制度である「Citrix Partner Program」に参加している国内パートナーを対象にした年次の表彰制度であり、今年で、10年目となるパートナー様の祭典です。

同表彰は、毎年2月に開催されており、パートナー様への最新情報を提供するイベント「Citrix Partner Xchange」と連動して行われ、今年は赤坂インターシティで開催されました。同イベントでは、Citrix 2020年度のビジネス戦略、Citrix本社の年次イベントであるCitrix Summit 2020のハイライトなどシトリックスが提案する「Future of Work」をテーマに講演を行い、250名を超えるパートナー様にお越しいただきました。

IDC Japanは2019年12月に、「2020年 国内IT市場 10大予測」を発表し、「Future of Work」の重要性が増大すると提言されています。これは、シトリックスが提唱する「Future of Work」も同じ方向性であり、従業員視エンゲージメントとキーワードとし、時間と場所を自ら選び、より効率的に、スマートに、また柔軟に働けるようになることを意味しています。

「Citrix Japan Partner Award 」では、1)売上規模部門、2)大型案件部門、3)ストラテジック・ソリューション部門、4)パートナー・プログラム部門、5)エデュケーションの5つの分野において15のアワードを用意し、以下のパートナー様の功績を称え、以下の通りに表彰させていただきました。

■ 売上規模部門(8社)■
Distributor Sales of the Year…

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シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社の小柳津裕子です。本年からエグゼクティブ・エンゲージメント担当として、エグゼクティブ・ブリーフィング・センターの運用のみならず、お客様に寄り添いながらセミナーやイベントを支援しております。

さて、本日は、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下シトリックス)が主催する「Citrix Japan Partner Award」を2月14日(金)に発表しましたのでお伝えします。

「Citrix Japan Partner Award 」は、シトリックスのパートナー制度である「Citrix Partner Program」に参加している国内パートナーを対象にした年次の表彰制度であり、今年で、10年目となるパートナー様の祭典です。

同表彰は、毎年2月に開催されており、パートナー様への最新情報を提供するイベント「Citrix Partner Xchange」と連動して行われ、今年は赤坂インターシティで開催されました。同イベントでは、Citrix 2020年度のビジネス戦略、Citrix本社の年次イベントであるCitrix Summit 2020のハイライトなどシトリックスが提案する「Future of Work」をテーマに講演を行い、250名を超えるパートナー様にお越しいただきました。

IDC Japanは2019年12月に、「2020年 国内IT市場 10大予測」を発表し、「Future of Work」の重要性が増大すると提言されています。これは、シトリックスが提唱する「Future of Work」も同じ方向性であり、従業員視エンゲージメントとキーワードとし、時間と場所を自ら選び、より効率的に、スマートに、また柔軟に働けるようになることを意味しています。

「Citrix Japan Partner Award 」では、1)売上規模部門、2)大型案件部門、3)ストラテジック・ソリューション部門、4)パートナー・プログラム部門、5)エデュケーションの5つの分野において15のアワードを用意し、以下のパートナー様の功績を称え、以下の通りに表彰させていただきました。

■ 売上規模部門(8社)■
Distributor Sales of the Year…

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テレワークに最適なVDI環境 ~Azure VDIでの最適なプロファイル環境とは~ https://www.citrix.com/blogs/2020/02/14/deploying-vdi-on-azure-jp/ Sat, 15 Feb 2020 04:00:49 +0000 /blogs/?p=174245915 このブログは、NetApp UK のKirk Ryan氏、Fujitsu UKのAndi Kelcher氏の許諾およびネットアップ合資会社の協力を頂き、以下の記事をベースに執筆、投稿しています。

Azure Virtual Desktop (and Citrix) with FSLogix
https://kirkryan.co.uk/2019/12/12/windows-virtual-desktop-and-citrix-with-fslogix/amp/


テレワークの普及やビジネスの海外展開などに伴い、Azureデータセンター上にVDIを展開するケースが非常に増えています。オンプレミス環境と比べ、低コストで柔軟かつスピーディにVDIを展開できるのが大きなポイントです。

特にテレワークは新しいワークスタイルの標準になりつつあり、クラウドベースのVDIも、更に安全に、低コストで常にユーザーに最高のエクスペリエンスを提供し続ける環境である必要があります。

今後クラウドVDIを展開する上でのいくつかポイントを紹介していきたいと思いますが、今回はクラウドVDIでの重要な検討項目であるプロファイルやデータの保存場所について考えてみたいと思います。

Azure VDI環境の最適なプロファイルの置き場所は?

テレワークの普及やビジネスの海外展開などに伴い、Azureデータセンター上にVDIを展開するケースが非常に増えています。オンプレミス環境と比べ、低コストで柔軟かつスピーディにVDIを展開できるのが大きなポイントです。特にテレワークは新しいワークスタイルの標準になりつつあり、クラウドベースのVDIもより安全に、より低いコストでユーザーに最高のエクスペリエンスを提供し続ける必要があります。。

Azure上でVDIを展開する際に課題となるのが、プロファイルやユーザーデータなどの格納場所です。

キオスク端末など特定の用途を除けばプール型やWindows 10マルチセッションに代表されるセッション共有型のVDIでは、移動ユーザープロファイルの利用が必須です。すなわち最適な移動ユーザープロファイル方式や保存場所、更にユーザーデータ含めたデータの格納場所の選定が重要となってきます。

ここでは少しユーザープロファイルにスポットをあてて、FSLogixについて説明したいと思います。

2018 年 11 月 19 日、Microsoft 社は FSLogix 社を買収しました。 2019年9月30日のAzure Virtual Desktop のGAに合わせて、Microsoft社としてのFSLogixがGAになりました。

FSLogixには下記の5つの主要な機能がありますが、特に移動ユーザープロファイルに関わるのは太字の3つです。…

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このブログは、NetApp UK のKirk Ryan氏、Fujitsu UKのAndi Kelcher氏の許諾およびネットアップ合資会社の協力を頂き、以下の記事をベースに執筆、投稿しています。

Azure Virtual Desktop (and Citrix) with FSLogix
https://kirkryan.co.uk/2019/12/12/windows-virtual-desktop-and-citrix-with-fslogix/amp/


テレワークの普及やビジネスの海外展開などに伴い、Azureデータセンター上にVDIを展開するケースが非常に増えています。オンプレミス環境と比べ、低コストで柔軟かつスピーディにVDIを展開できるのが大きなポイントです。

特にテレワークは新しいワークスタイルの標準になりつつあり、クラウドベースのVDIも、更に安全に、低コストで常にユーザーに最高のエクスペリエンスを提供し続ける環境である必要があります。

今後クラウドVDIを展開する上でのいくつかポイントを紹介していきたいと思いますが、今回はクラウドVDIでの重要な検討項目であるプロファイルやデータの保存場所について考えてみたいと思います。

Azure VDI環境の最適なプロファイルの置き場所は?

テレワークの普及やビジネスの海外展開などに伴い、Azureデータセンター上にVDIを展開するケースが非常に増えています。オンプレミス環境と比べ、低コストで柔軟かつスピーディにVDIを展開できるのが大きなポイントです。特にテレワークは新しいワークスタイルの標準になりつつあり、クラウドベースのVDIもより安全に、より低いコストでユーザーに最高のエクスペリエンスを提供し続ける必要があります。。

Azure上でVDIを展開する際に課題となるのが、プロファイルやユーザーデータなどの格納場所です。

キオスク端末など特定の用途を除けばプール型やWindows 10マルチセッションに代表されるセッション共有型のVDIでは、移動ユーザープロファイルの利用が必須です。すなわち最適な移動ユーザープロファイル方式や保存場所、更にユーザーデータ含めたデータの格納場所の選定が重要となってきます。

ここでは少しユーザープロファイルにスポットをあてて、FSLogixについて説明したいと思います。

2018 年 11 月 19 日、Microsoft 社は FSLogix 社を買収しました。 2019年9月30日のAzure Virtual Desktop のGAに合わせて、Microsoft社としてのFSLogixがGAになりました。

FSLogixには下記の5つの主要な機能がありますが、特に移動ユーザープロファイルに関わるのは太字の3つです。…

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年頭所感 https://www.citrix.com/blogs/2020/01/07/people-centric-computing-jp/ Wed, 08 Jan 2020 04:00:12 +0000 /blogs/?p=174245617 2020年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2019年はテクノロジーにとって驚くべき年でした。ソフトウェアアズサービス(SaaS)、人工知能、拡張現実、新たなソーシャルプラットフォームだけでなく、全く新しいビジネスモデルの爆発的普及を通じて、世界中の経済に変化が起こりました。

シトリックスも、Citrix Workspaceに業務におけるノイズを排除し本来の業務に集中できる新機能を追加しました。働き方の柔軟性に加え従業員の生産性とエンゲージメントを高めるWorkspaceを提供することで、生産性の向上を支援するツールとして大きく進化を遂げました。

今後は、テクノロジー中心となるのではなく、個人がどのように働きたいかに焦点を合わせ、雇用ライフサイクルを通じてその人に合わせた環境が提供される「人々中心のコンピューティング」に移行していきます。

これまで焦点になっていたカスタマーエクスペリエンスから、従業員エクスペリエンスに焦点が変わることが予想されています。 シトリックスの調査によれば、従業員エクスペリエンスを改善することでカスタマーエクスペリエンスが改善するだけでなく、人材獲得において極めて重要な要素だということが判明しています。

2020年は夏に予想される東京都内の交通混雑への対策として、働き方をより一層変えるチャンスです。推奨されているテレワークをきっかけに、多くの方がそのメリットに気づく年になると思います。シトリックスは、その変化を一時的なものでなく、長期的に経営に貢献できるソリューションを提供いたします。

新しい年が、皆様にとりまして素晴らしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社

代表取締役社長 尾羽沢 功

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2020年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2019年はテクノロジーにとって驚くべき年でした。ソフトウェアアズサービス(SaaS)、人工知能、拡張現実、新たなソーシャルプラットフォームだけでなく、全く新しいビジネスモデルの爆発的普及を通じて、世界中の経済に変化が起こりました。

シトリックスも、Citrix Workspaceに業務におけるノイズを排除し本来の業務に集中できる新機能を追加しました。働き方の柔軟性に加え従業員の生産性とエンゲージメントを高めるWorkspaceを提供することで、生産性の向上を支援するツールとして大きく進化を遂げました。

今後は、テクノロジー中心となるのではなく、個人がどのように働きたいかに焦点を合わせ、雇用ライフサイクルを通じてその人に合わせた環境が提供される「人々中心のコンピューティング」に移行していきます。

これまで焦点になっていたカスタマーエクスペリエンスから、従業員エクスペリエンスに焦点が変わることが予想されています。 シトリックスの調査によれば、従業員エクスペリエンスを改善することでカスタマーエクスペリエンスが改善するだけでなく、人材獲得において極めて重要な要素だということが判明しています。

2020年は夏に予想される東京都内の交通混雑への対策として、働き方をより一層変えるチャンスです。推奨されているテレワークをきっかけに、多くの方がそのメリットに気づく年になると思います。シトリックスは、その変化を一時的なものでなく、長期的に経営に貢献できるソリューションを提供いたします。

新しい年が、皆様にとりまして素晴らしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社

代表取締役社長 尾羽沢 功

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物理的なオフィス環境の重要性 https://www.citrix.com/blogs/2019/12/12/work-physical-office-environment-jp/ Fri, 13 Dec 2019 04:00:38 +0000 /blogs/?p=174245454 シトリックスでは、総務省や東京都が主導する「テレワーク・デイズ2019」(7月22日(月)~9月6日(金)実施期間)」に参加し、自宅、カフェ、コワーキングスペースなどで自社の製品を使った仕組みを活用したテレワークを実施していました。

テレワークにより、フレキシブルな働き方の制度が浸透する一方、テレワークを実施する場所もこれまでの「自宅」と「会社」の2択から、カフェ・飲食店などの「オープンスペース」や共同で場所を借りて利用する「サテライトオフィス」など従業員の働く場所に多様化が見られるようになってきました。デジタルワークプレイスが進むほど、働く場所の定義が変わって行くことでしょう。シトリックスでは、「ワークプレイス・エクスペリエンス」というコンセプトを提唱しており、従業員のエクスペリエンスを向上させるには、デジタル、リアル、プロセス、文化を総合的にとらえたワークプレイスが重要であるという考えです。

例えば、リアルの環境において、出社して仕事をする従業員のエクスペリエンスも高められるよう、社内のファシリティにも様々な工夫を盛り込んでいます。

一部の従業員には固定席を割り当て、従来型の会議室も用意する一方で、オフィススペースのかなりの部分を、大きく3つのエリアで構成しています。第1のエリアは自分の仕事に没頭できるエリアです。ここでは昇降式で自分の好みの高さが選べるデスクに、2枚のディスプレイが配置されています。また電話や遠隔会議を使用する時に声が漏れないよう、個室も用意しています。集中や音の配慮の上、設計をされたエリアです。

第2は複数のテーブルや椅子が配置された、ディスカッションのためのスペース。そして第3がオープンな多目的スペースです。これらのスペースには、移動可能なパーティションが用意されており、必要に応じて空間を区切ることができます。加えて、マジョリティが「テレワーク」を利用する場合のコミュニケーションの在り方に不安を感じる声も聞こえるようになっており、個人の生産性を保ち、チームとしてコラボレーションを維持する新たなルール作りや文化づくりが必要になってくると考えられます。

これらのスペースで特筆すべきなのは、音に対する配慮を徹底していることです。例えばディスカッションスペースを複数チームが利用している場合、他のチームの声が気になって議論が進まない、といったことが起こりがちです。このようなことを避けるため行っているのが「サウンドマスキング」です。これは、天井裏にスピーカーを設置して特殊な音を出すことで、周囲の音が心理的に「言葉として聞こえない」状況を作り出す仕組みです。

このような音への配慮は、会議室でも実施されています。ここで採用されているのが「スラブトゥスラブ」という手法です。オフィスビルの壁は床から天井までのものが一般的であり、上階のスラブ(構造上の床板)から天井の間(天井裏)と、床からスラブの間(床下)は、空いた状態になっています。そのため他の部屋の音が、天井裏や床下を通って伝わりやすいのです。スラブトゥスラブとは、壁を上下のスラブまで延長するという建築的な手法であり、これによって天井裏や床下を伝わる音を遮断します。

これだけ音に配慮しているのは、人の集中力が音によって大きく左右されるからです。オフィス内でパフォーマンスを最大化するには、ファシリティにも徹底したこだわりが必要なのです。なお音だけではなく、室内の配色にも工夫を凝らしています。従業員が落ち着いて仕事に集中できるよう、ねずみ色や小豆色、抹茶色といった和の色を、積極的に採用しています。

すべては「従業員エクスペリエンス」の向上のために

シトリックスがこのような形でIT環境やファシリティを用意しているのは、「従業員エクスペリエンス」を向上させるために他なりません。働き方改革を確実に推進していくには、働き方に対するビジョンやそれを達成するための制度設計が欠かせません。しかしそれらと同等、あるいはそれ以上に、IT環境やファシリティの整備も重要なのです。

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シトリックスでは、総務省や東京都が主導する「テレワーク・デイズ2019」(7月22日(月)~9月6日(金)実施期間)」に参加し、自宅、カフェ、コワーキングスペースなどで自社の製品を使った仕組みを活用したテレワークを実施していました。

テレワークにより、フレキシブルな働き方の制度が浸透する一方、テレワークを実施する場所もこれまでの「自宅」と「会社」の2択から、カフェ・飲食店などの「オープンスペース」や共同で場所を借りて利用する「サテライトオフィス」など従業員の働く場所に多様化が見られるようになってきました。デジタルワークプレイスが進むほど、働く場所の定義が変わって行くことでしょう。シトリックスでは、「ワークプレイス・エクスペリエンス」というコンセプトを提唱しており、従業員のエクスペリエンスを向上させるには、デジタル、リアル、プロセス、文化を総合的にとらえたワークプレイスが重要であるという考えです。

例えば、リアルの環境において、出社して仕事をする従業員のエクスペリエンスも高められるよう、社内のファシリティにも様々な工夫を盛り込んでいます。

一部の従業員には固定席を割り当て、従来型の会議室も用意する一方で、オフィススペースのかなりの部分を、大きく3つのエリアで構成しています。第1のエリアは自分の仕事に没頭できるエリアです。ここでは昇降式で自分の好みの高さが選べるデスクに、2枚のディスプレイが配置されています。また電話や遠隔会議を使用する時に声が漏れないよう、個室も用意しています。集中や音の配慮の上、設計をされたエリアです。

第2は複数のテーブルや椅子が配置された、ディスカッションのためのスペース。そして第3がオープンな多目的スペースです。これらのスペースには、移動可能なパーティションが用意されており、必要に応じて空間を区切ることができます。加えて、マジョリティが「テレワーク」を利用する場合のコミュニケーションの在り方に不安を感じる声も聞こえるようになっており、個人の生産性を保ち、チームとしてコラボレーションを維持する新たなルール作りや文化づくりが必要になってくると考えられます。

これらのスペースで特筆すべきなのは、音に対する配慮を徹底していることです。例えばディスカッションスペースを複数チームが利用している場合、他のチームの声が気になって議論が進まない、といったことが起こりがちです。このようなことを避けるため行っているのが「サウンドマスキング」です。これは、天井裏にスピーカーを設置して特殊な音を出すことで、周囲の音が心理的に「言葉として聞こえない」状況を作り出す仕組みです。

このような音への配慮は、会議室でも実施されています。ここで採用されているのが「スラブトゥスラブ」という手法です。オフィスビルの壁は床から天井までのものが一般的であり、上階のスラブ(構造上の床板)から天井の間(天井裏)と、床からスラブの間(床下)は、空いた状態になっています。そのため他の部屋の音が、天井裏や床下を通って伝わりやすいのです。スラブトゥスラブとは、壁を上下のスラブまで延長するという建築的な手法であり、これによって天井裏や床下を伝わる音を遮断します。

これだけ音に配慮しているのは、人の集中力が音によって大きく左右されるからです。オフィス内でパフォーマンスを最大化するには、ファシリティにも徹底したこだわりが必要なのです。なお音だけではなく、室内の配色にも工夫を凝らしています。従業員が落ち着いて仕事に集中できるよう、ねずみ色や小豆色、抹茶色といった和の色を、積極的に採用しています。

すべては「従業員エクスペリエンス」の向上のために

シトリックスがこのような形でIT環境やファシリティを用意しているのは、「従業員エクスペリエンス」を向上させるために他なりません。働き方改革を確実に推進していくには、働き方に対するビジョンやそれを達成するための制度設計が欠かせません。しかしそれらと同等、あるいはそれ以上に、IT環境やファシリティの整備も重要なのです。

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Citrix Ready “Zoom Meeting” で 快適なコミュニケーションを! https://www.citrix.com/blogs/2019/11/25/citrix-ready-zoom-meeting-jp/ Tue, 26 Nov 2019 04:00:37 +0000 /blogs/?p=174245291 みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

働き方改革、テレワークのニーズの高まる昨今、「場所を問わない働き方」を実現するために解決するべき課題の一つが、コミュニケーションです。その一つのソリューションとしてテレビ会議機能や資料共有機能を提供するオンラインミーティングツールの利活用は、企業の生産性を左右する重要なファクターであるといえます。

今回はシトリックスの認定ディストリビューターであります日商エレクトロニクス様、アプリケーション提供元のZoom社様のご協力のもと、Citrix Readyとしてもご登録いただいている「Zoom Meeting」を、Citrix仮想化環境でお使いいただく場合の展開方法やメリットについてご紹介させていただきます。

◆Zoom Meetingについて 

(以下、日商エレクトロニクス様からのご紹介です)
Zoomは、オンライン上でミーティングを開催できるWeb会議システムです。誰でも簡単でも使いこなせる簡単さ、優れた圧縮技術による高品質、利用者の利用状況の可視化やリアルタイムでサポートできる管理機能が高く評価され、多くの企業で導入されています。すでに全世界で100万人以上のユーザーに利用されており、日本でも急速に普及しています。個人に配るZoom Meeting , 会議室に設置するZoom Roomを組み合わせる事で場所、端末、参加する人数に合わせてワンクリックで会議に参加することが可能です。

日商エレクトロニクス様:Zoom meeting 紹介サイト:https://zoom.nissho-ele.co.jp/

◆仮想化環境でオンラインミーティングツールを利用する必要性と課題

テレワークなどで自宅や出張先から会社の環境へ接続する際、「会社PCを持ち出してVPNで接続」も一つの手段としてありますが、持ち出したPCの紛失や盗難が発生した際、ローカルに保存したデータの漏洩といったリスクがあります。Citrixが提供しているような画面転送方式の仮想デスクトップ環境を導入し、エンドポイントのデバイスへのデータ保存を禁止するポリシーを設定することで、前述のVPN方式で発生するリスクを無くすことができます。また、エンドポイントのデバイスを選ばないので、会社PCを持ち帰る必要がなく、例えば自宅のPCや出張先のホテルのPCから、安全に会社でいつも使用しているデスクトップを利用することでき、利便性、セキュリティ面ともに最適であると言えます。

こうした環境では、社員同士のテレビ会議や資料共有もVDI上で起動したオンラインミーティングツールを利用することになりますが、この後ご紹介する最適化ツールを導入することでより快適に利用することができます。

◆アーキテクチャと機能

仮想デスクトップ環境でZoom Meetingをご利用いただく場合、下記サイトにてZoom社が提供いただいております最適化モジュールをお使いいただくことが推奨されます。仮想デスクトップ側で実行される処理の一部(Audio/Videoなど)をローカル側で実行する事により、高品質のストリーミングビデオを提供します。(こちらは一対一接続の場合に機能します)

◆最適化モジュールの導入手順

仮想デスクトップ側(VDI側)とローカル側とでそれぞれモジュールをインストールします。

[VDI側]

1.Zoom社 ホームページにアクセスします。
2.[Getting Started] -> [Installation] -> [Getting Started with VDI]に
  アクセスします。

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みなさん、こんにちは。シトリックスのパートナーSE部の櫻井です。

働き方改革、テレワークのニーズの高まる昨今、「場所を問わない働き方」を実現するために解決するべき課題の一つが、コミュニケーションです。その一つのソリューションとしてテレビ会議機能や資料共有機能を提供するオンラインミーティングツールの利活用は、企業の生産性を左右する重要なファクターであるといえます。

今回はシトリックスの認定ディストリビューターであります日商エレクトロニクス様、アプリケーション提供元のZoom社様のご協力のもと、Citrix Readyとしてもご登録いただいている「Zoom Meeting」を、Citrix仮想化環境でお使いいただく場合の展開方法やメリットについてご紹介させていただきます。

◆Zoom Meetingについて 

(以下、日商エレクトロニクス様からのご紹介です)
Zoomは、オンライン上でミーティングを開催できるWeb会議システムです。誰でも簡単でも使いこなせる簡単さ、優れた圧縮技術による高品質、利用者の利用状況の可視化やリアルタイムでサポートできる管理機能が高く評価され、多くの企業で導入されています。すでに全世界で100万人以上のユーザーに利用されており、日本でも急速に普及しています。個人に配るZoom Meeting , 会議室に設置するZoom Roomを組み合わせる事で場所、端末、参加する人数に合わせてワンクリックで会議に参加することが可能です。

日商エレクトロニクス様:Zoom meeting 紹介サイト:https://zoom.nissho-ele.co.jp/

◆仮想化環境でオンラインミーティングツールを利用する必要性と課題

テレワークなどで自宅や出張先から会社の環境へ接続する際、「会社PCを持ち出してVPNで接続」も一つの手段としてありますが、持ち出したPCの紛失や盗難が発生した際、ローカルに保存したデータの漏洩といったリスクがあります。Citrixが提供しているような画面転送方式の仮想デスクトップ環境を導入し、エンドポイントのデバイスへのデータ保存を禁止するポリシーを設定することで、前述のVPN方式で発生するリスクを無くすことができます。また、エンドポイントのデバイスを選ばないので、会社PCを持ち帰る必要がなく、例えば自宅のPCや出張先のホテルのPCから、安全に会社でいつも使用しているデスクトップを利用することでき、利便性、セキュリティ面ともに最適であると言えます。

こうした環境では、社員同士のテレビ会議や資料共有もVDI上で起動したオンラインミーティングツールを利用することになりますが、この後ご紹介する最適化ツールを導入することでより快適に利用することができます。

◆アーキテクチャと機能

仮想デスクトップ環境でZoom Meetingをご利用いただく場合、下記サイトにてZoom社が提供いただいております最適化モジュールをお使いいただくことが推奨されます。仮想デスクトップ側で実行される処理の一部(Audio/Videoなど)をローカル側で実行する事により、高品質のストリーミングビデオを提供します。(こちらは一対一接続の場合に機能します)

◆最適化モジュールの導入手順

仮想デスクトップ側(VDI側)とローカル側とでそれぞれモジュールをインストールします。

[VDI側]

1.Zoom社 ホームページにアクセスします。
2.[Getting Started] -> [Installation] -> [Getting Started with VDI]に
  アクセスします。

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Office 365ネットワークパートナーにCitrix SD-WANが認定 https://www.citrix.com/blogs/2019/11/13/citrix-sd-wan-office-365-network-partner-jp/ Thu, 14 Nov 2019 04:00:29 +0000 /blogs/?p=174245172 11月4日にマイクロソフトのブログにてOffice 365のネットワークパートナーシップに関する発表がありました。

Office 365、ネットワーク接続関連の新たなイノベーションとパートナーシップを発表

モダンなワークスペースを実現するためには優れたユーザーエクスペリエンスが不可欠です。クライアントとOffice 365サービスのフロントドアとの間における、ネットワークの信頼性を確保するために、既にMicrosoftはOffice 365のためのネットワーク接続の原則を作成しています。

今回の発表では、主に以下3つについて触れられています。
・Office 365ネットワーキングパートナープログラム
・Microsoft 365でのネットワークパフォーマンス管理ツール(2020年プレビュー予定)
・ISPピアリングサービス(プレビュー)

Citrix SD-WANのOffice 365連携がパートナープログラム認定

Citrixは従来からMicrosoftとの強力なパートナーシップにより、APIによるURL/IPアドレスの自動更新などOffice 365ネットワーク要件に早くから対応していました。Citrix SD-WANはOffice 365ネットワーク認定パートナーとして一番に列挙されています。Microsoftのテスト要件・プログラム要件を満たし、またMicrosoftが推奨するベストプラクティスに基づいてOffice 365ローカルインターネット接続を提供し最高のパフォーマンスと信頼性を担保するオフィシャルパートナーとなります。

また、今年7月にCitrixのSD-WANプロダクトマーケティング担当より弊社ブログ上にてOffice 365を快適に利用するためのネットワークについて触れられています。

日本語概要を以下にご紹介しますので、是非あわせてご参照ください。


Citrix SD-WANがOffice 365アプリケーションのエクスペリエンスを改善

デレク・ソースランド(Derek Thorslund)

今年初めのCitrix SD-WAN 10.2のリリース以来、マイクロソフトが定める「Office 365ネットワーク接続の原則」の遵守が非常に容易になり、世界中の数多くブランチオフィスに勤務するユーザーがその恩恵を受けています。以前の記事

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11月4日にマイクロソフトのブログにてOffice 365のネットワークパートナーシップに関する発表がありました。

Office 365、ネットワーク接続関連の新たなイノベーションとパートナーシップを発表

モダンなワークスペースを実現するためには優れたユーザーエクスペリエンスが不可欠です。クライアントとOffice 365サービスのフロントドアとの間における、ネットワークの信頼性を確保するために、既にMicrosoftはOffice 365のためのネットワーク接続の原則を作成しています。

今回の発表では、主に以下3つについて触れられています。
・Office 365ネットワーキングパートナープログラム
・Microsoft 365でのネットワークパフォーマンス管理ツール(2020年プレビュー予定)
・ISPピアリングサービス(プレビュー)

Citrix SD-WANのOffice 365連携がパートナープログラム認定

Citrixは従来からMicrosoftとの強力なパートナーシップにより、APIによるURL/IPアドレスの自動更新などOffice 365ネットワーク要件に早くから対応していました。Citrix SD-WANはOffice 365ネットワーク認定パートナーとして一番に列挙されています。Microsoftのテスト要件・プログラム要件を満たし、またMicrosoftが推奨するベストプラクティスに基づいてOffice 365ローカルインターネット接続を提供し最高のパフォーマンスと信頼性を担保するオフィシャルパートナーとなります。

また、今年7月にCitrixのSD-WANプロダクトマーケティング担当より弊社ブログ上にてOffice 365を快適に利用するためのネットワークについて触れられています。

日本語概要を以下にご紹介しますので、是非あわせてご参照ください。


Citrix SD-WANがOffice 365アプリケーションのエクスペリエンスを改善

デレク・ソースランド(Derek Thorslund)

今年初めのCitrix SD-WAN 10.2のリリース以来、マイクロソフトが定める「Office 365ネットワーク接続の原則」の遵守が非常に容易になり、世界中の数多くブランチオフィスに勤務するユーザーがその恩恵を受けています。以前の記事

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アプリケーション開発エコシステムのADC https://www.citrix.com/blogs/2019/11/05/adc-in-the-application-ecosystem-jp/ Tue, 05 Nov 2019 06:00:15 +0000 /blogs/?p=174244992 これまで「負荷分散装置」としてサーバやアプリケーションの耐障害性向上、SSL暗号パフォーマンスの向上、サーバ追加・削除時の運用性向上などに貢献してきたロードバランサですが、近年はADC (Application Delivery Controller) として更にセキュリティや認証、トラフィックコントロールなど様々な付加機能が活用されています。今後は更に、クラウド化されたシステムにあわせて「クラウドネイティブ」なADC運用がもとめられている事は間違いありません。弊社お客様でもコンテナプラットフォームでの活用を始めるケースも出てきています。

今回はCitrixのヨーロッパでプロダクトチームに所属しているDavidの見方をご紹介します。以下オリジナル記事もご参照ください。

https://citrixblogs.wpengine.com/2019/08/22/the-adc-revolution-is-here/


新しいアプリケーションデリバリーコントローラーがやってきた

19世紀には馬が荷車や人の乗り物を牽いていました。馬には餌をやり、手入れし、馬小屋を用意しなければならず、また車両のメンテナンスも必要でした。自動車の登場によって旅行ははるかに速く、信頼でき、また便利なものとなりました。また駆動力にも革命的変化がもたらされました。馬が荷物を牽引する力に基づいて定められた馬力は、車とは直接関係しない数字から車両の設計に不可欠な要素へと変化を遂げました。

同様な革命が現在、アプリケーション開発とアプリケーションデリバリー最適化においても生じています。アプリケーションデリバリーコントローラー(ADC)はかつて独立した、当初は物理的、後には仮想的なものを含めたネットワークコンポーネントであり、ネットワーク担当部署によって管理され、アプリケーションのパフォーマンスとセキュリティを最適化するためサーバーファームの前に置かれていました。この状況はDevOpsとアジャイル開発によって根本的に変わり、ADCはアプリケーション自体に含まれるクリティカルな構成要素となりました。

従来のウォーターフォール型アプリケーション開発では、四半期あるいは長ければ1年サイクルでアプリケーションの作成や更新を行うのに対し、アジャイル型開発では所要期間が数週間の開発スプリントにまで短縮されます。また同時にアプリケーション開発と運用を一体化したDevOpsによって展開に必要な時間が短縮され、最終的には継続的インテグレーションと継続的デリバリー(CI/CD)が実現しました。

この劇的な高速化によってアプリケーション開発とアプリケーション展開との境界が消失し、開発後に求められるアプリケーションのパフォーマンス最適化、高度なアベイラビリティー、セキュリティ、および回復力を確保するための、ADCアプライアンス展開とコンフィグレーションも独立した作業ではなくなりました。開発者はアプリケーションの変更をほぼ瞬時に実施するようになり、またパフォーマンス、アベイラビリティー、セキュリティ、回復力などに関する問題については開発者自身による対応が求められるようになりました。セキュリティ分野の人々の間では、この移行に伴う変化のひとつが「シフトレフト」と呼ばれています。このシフトレフトによってアプリケーションのセキュリティは開発チームの責任となりました。したがってセキュリティは独立したアプリケーションファイアウォールやその他のセキュリティソリューションに委ねるのではなく、設計自体に組み込むことが求められるようになりました。

これと同じ原則がADCによるすべての最適化にも適用されます。ADCは単にネットワーク担当部署がアプリケーションを高速化し、その信頼性を高めるためのハードウェアではなくなりました。ADCはCI/CDパイプラインの一部となり、データセンターに独立して置かれるアプライアンスではなく、アプリケーションインフラストラクチャの一部となりました。

今日のADCには、Kubernetesなどの展開およびオーケストレーション用ツールと一体化され、SpinnakerやKayentaのようなツールを使って継続的展開をサポートし、またPrometheusやGrafanaなどのイベント監視ソフトウェアと容易に連携し、また同時に最小限の作業で他のツールと迅速かつ容易に一体化できる柔軟性が求められています。設計したアプリケーションが優れたパフォーマンス、アベイラビリティー、およびセキュリティを備えていることを確認するために必要な視認性と最適化は、高度な一体化によってのみ得られます。

このような作業にオープンソースのツールを好んで使用するDevOpsチームも存在します。このようなアプローチにはメリットも存在しますが、アプリケーション開発競争において重要となる強みを提供できるのは、Citrix ADCをはじめとした市場をリードする商用ADCソリューションです。開発者はこのようなADCソリューションを通じ、充実したレポートツールを使用する高度なセキュリティとパフォーマンスを備えたソリューションにおいて、一体化やメンテナンスの負担を共通のツールチェーンに任せることによるカスタマーエクスペリエンス改善を目的とした、新しい機能や能力の提供に注力できるようになります。これによって人気のあるサードパーティー製ソリューションをベースとしてあらかじめ構築されたソリューションと、必要なインフラストラクチャの管理に伴う労力を減らすすべてのAPIとテンプレート化された環境が得られることによって管理の負担が軽減されます。

これらのADCソリューションはまた、あらかじめ定義された便利なサービスをCustom Resource Definitions(CRD)として提供します。このようなCRDは一般的なシナリオ展開を簡素化し、またDevOpsチームがたとえばKubernetesのためのIngressプロキシサービスなど、新しいアプリケーションを顧客により迅速、安全に提供することを支援し、それぞれのマイクロサービスが自らのプロキシを短時間のうちに取得すると共に、セキュリティ管理とアプリケーションのパフォーマンス向上を実現するリッチなLayer 7ポリシーをサポートすることを可能とします。

まとめ

ADCはラックに設置されてネットワーク担当部署により管理されるハードウェアアプライアンスから、外部のトラフィック配分だけではなくモダンなアプリケーションのさまざまなコンポーネント間のコミュニケーションの管理も担い、継続的開発サイクルに組み込まれることによってアジャイルなアプリケーション開発に数多くの付加価値をもたらすソフトウェアへと進化しました。極めて急速に進展するデジタルなビジネスにおいては、Citrix ADCをはじめとする包括的かつ豊富なAPIを備えたイングレスソリューションにより、企業はビジネス高速化するだけでなく、最適化されたパフォーマンス、高度なアベイラビリティー、および強固なセキュリティを持つ、ビジネス価値を真に拡大するアプリケーションを作成できるようになります。ADCはモダンなアプリケーションにのため、それに内蔵される「馬力」を提供します。

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これまで「負荷分散装置」としてサーバやアプリケーションの耐障害性向上、SSL暗号パフォーマンスの向上、サーバ追加・削除時の運用性向上などに貢献してきたロードバランサですが、近年はADC (Application Delivery Controller) として更にセキュリティや認証、トラフィックコントロールなど様々な付加機能が活用されています。今後は更に、クラウド化されたシステムにあわせて「クラウドネイティブ」なADC運用がもとめられている事は間違いありません。弊社お客様でもコンテナプラットフォームでの活用を始めるケースも出てきています。

今回はCitrixのヨーロッパでプロダクトチームに所属しているDavidの見方をご紹介します。以下オリジナル記事もご参照ください。

https://citrixblogs.wpengine.com/2019/08/22/the-adc-revolution-is-here/


新しいアプリケーションデリバリーコントローラーがやってきた

19世紀には馬が荷車や人の乗り物を牽いていました。馬には餌をやり、手入れし、馬小屋を用意しなければならず、また車両のメンテナンスも必要でした。自動車の登場によって旅行ははるかに速く、信頼でき、また便利なものとなりました。また駆動力にも革命的変化がもたらされました。馬が荷物を牽引する力に基づいて定められた馬力は、車とは直接関係しない数字から車両の設計に不可欠な要素へと変化を遂げました。

同様な革命が現在、アプリケーション開発とアプリケーションデリバリー最適化においても生じています。アプリケーションデリバリーコントローラー(ADC)はかつて独立した、当初は物理的、後には仮想的なものを含めたネットワークコンポーネントであり、ネットワーク担当部署によって管理され、アプリケーションのパフォーマンスとセキュリティを最適化するためサーバーファームの前に置かれていました。この状況はDevOpsとアジャイル開発によって根本的に変わり、ADCはアプリケーション自体に含まれるクリティカルな構成要素となりました。

従来のウォーターフォール型アプリケーション開発では、四半期あるいは長ければ1年サイクルでアプリケーションの作成や更新を行うのに対し、アジャイル型開発では所要期間が数週間の開発スプリントにまで短縮されます。また同時にアプリケーション開発と運用を一体化したDevOpsによって展開に必要な時間が短縮され、最終的には継続的インテグレーションと継続的デリバリー(CI/CD)が実現しました。

この劇的な高速化によってアプリケーション開発とアプリケーション展開との境界が消失し、開発後に求められるアプリケーションのパフォーマンス最適化、高度なアベイラビリティー、セキュリティ、および回復力を確保するための、ADCアプライアンス展開とコンフィグレーションも独立した作業ではなくなりました。開発者はアプリケーションの変更をほぼ瞬時に実施するようになり、またパフォーマンス、アベイラビリティー、セキュリティ、回復力などに関する問題については開発者自身による対応が求められるようになりました。セキュリティ分野の人々の間では、この移行に伴う変化のひとつが「シフトレフト」と呼ばれています。このシフトレフトによってアプリケーションのセキュリティは開発チームの責任となりました。したがってセキュリティは独立したアプリケーションファイアウォールやその他のセキュリティソリューションに委ねるのではなく、設計自体に組み込むことが求められるようになりました。

これと同じ原則がADCによるすべての最適化にも適用されます。ADCは単にネットワーク担当部署がアプリケーションを高速化し、その信頼性を高めるためのハードウェアではなくなりました。ADCはCI/CDパイプラインの一部となり、データセンターに独立して置かれるアプライアンスではなく、アプリケーションインフラストラクチャの一部となりました。

今日のADCには、Kubernetesなどの展開およびオーケストレーション用ツールと一体化され、SpinnakerやKayentaのようなツールを使って継続的展開をサポートし、またPrometheusやGrafanaなどのイベント監視ソフトウェアと容易に連携し、また同時に最小限の作業で他のツールと迅速かつ容易に一体化できる柔軟性が求められています。設計したアプリケーションが優れたパフォーマンス、アベイラビリティー、およびセキュリティを備えていることを確認するために必要な視認性と最適化は、高度な一体化によってのみ得られます。

このような作業にオープンソースのツールを好んで使用するDevOpsチームも存在します。このようなアプローチにはメリットも存在しますが、アプリケーション開発競争において重要となる強みを提供できるのは、Citrix ADCをはじめとした市場をリードする商用ADCソリューションです。開発者はこのようなADCソリューションを通じ、充実したレポートツールを使用する高度なセキュリティとパフォーマンスを備えたソリューションにおいて、一体化やメンテナンスの負担を共通のツールチェーンに任せることによるカスタマーエクスペリエンス改善を目的とした、新しい機能や能力の提供に注力できるようになります。これによって人気のあるサードパーティー製ソリューションをベースとしてあらかじめ構築されたソリューションと、必要なインフラストラクチャの管理に伴う労力を減らすすべてのAPIとテンプレート化された環境が得られることによって管理の負担が軽減されます。

これらのADCソリューションはまた、あらかじめ定義された便利なサービスをCustom Resource Definitions(CRD)として提供します。このようなCRDは一般的なシナリオ展開を簡素化し、またDevOpsチームがたとえばKubernetesのためのIngressプロキシサービスなど、新しいアプリケーションを顧客により迅速、安全に提供することを支援し、それぞれのマイクロサービスが自らのプロキシを短時間のうちに取得すると共に、セキュリティ管理とアプリケーションのパフォーマンス向上を実現するリッチなLayer 7ポリシーをサポートすることを可能とします。

まとめ

ADCはラックに設置されてネットワーク担当部署により管理されるハードウェアアプライアンスから、外部のトラフィック配分だけではなくモダンなアプリケーションのさまざまなコンポーネント間のコミュニケーションの管理も担い、継続的開発サイクルに組み込まれることによってアジャイルなアプリケーション開発に数多くの付加価値をもたらすソフトウェアへと進化しました。極めて急速に進展するデジタルなビジネスにおいては、Citrix ADCをはじめとする包括的かつ豊富なAPIを備えたイングレスソリューションにより、企業はビジネス高速化するだけでなく、最適化されたパフォーマンス、高度なアベイラビリティー、および強固なセキュリティを持つ、ビジネス価値を真に拡大するアプリケーションを作成できるようになります。ADCはモダンなアプリケーションにのため、それに内蔵される「馬力」を提供します。

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シトリックスの働き方とそれを支えているもの https://www.citrix.com/blogs/2019/10/31/how-citrix-works-jp/ Fri, 01 Nov 2019 01:00:09 +0000 /blogs/?p=174244988 日本ではここ数年で、働き方改革への取り組みが急速に進みつつあります。特に、2019年4月から働き方改革関連法案が施行されたことにより、働き方の多様化が着実に進展していると言えるでしょう。また、人口減少への対策、地方創生、通勤混雑の緩和など社会的な要請により、従業員の多様な働き方を推進する方法として「テレワーク」がマスメディアに登場することが多くなりました。総務省が公表した「平成30年通信利用動向調査」によれば、2018年の時点でテレワークを導入している企業は19.1%であり緩やかに増加傾向にあることが見て取れます。(http://www.soumu.go.jp/main_content/000622147.pdf

シトリックスでは、2000年代から、従業員が自分の仕事内容や生活スタイルに最適な働き方を自ら選択できるよう、様々な取組を推進してきましたが、「テレワーク」もその一つです。テレワークの効果が、「通勤や移動の負担削減」のみならず、「業務に対する効率化」や「柔軟なアイデア」など、イノベーションに関する項目も注目されるようになってきています。

働き方改革に取組む多くの企業は、長時間労働の是正に焦点を当てており、それ以外の領域への取り組みはそれほど進んでいないように見受けられます。働き方改革の本質は、単に労働時間を短縮することではありません。従業員が自分の仕事内容や生活スタイルに最適な働き方を自ら選択し、パフォーマンスを最大化することにあります。これによって高い生産性と、これからの競争力強化に欠かせないイノベーションが実現できるようになります。

テレワーク推進は「従業員エクスペリエンス」向上の手段

ここで重要なことは、「従業員エクスペリエンス」を高めることが、企業業績に直接的な影響を及ぼすということです。これについてはすでに「従業員エクスペリエンスはなぜ重要か」というブログ記事で紹介しています。移動時間の有効活用や柔軟な働き方の実現が容易になり、従業員のパフォーマンスを引き出しやすくなることは確かです。

また、英国 The Economistの下部機関である ザ・エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)とシトリックスが経営者層に共同で行った調査では、回答者の40%が「リモート・ワーク」の許容が従業員の仕事への取り組みに好影響を及ぼすと答えています。

その一方でテレワークを選択しない方が、生産性が向上する業務も存在します。必要なことは働き方を画一的に変化させることではなく、状況に応じて最適なものを選択できるようにすることなのです。

では具体的にどのような働き方があり得るのでしょうか。そしてそれらを実現するにはどうすればいいのでしょうか。よくイメージできないという方も多いはずです。そこでシトリックスは「Citrix Future of Work~働き方の未来を拓く」というブローシャを作成・公開しました。

このブローシャの最大の目的は、シトリックスで行われている多様な働き方を知っていただくことです。そのために所属部署や職種の異なる5名の従業員に登場してもらい、それぞれの働き方について座談会形式で語ってもらいました。また最後のページでは、これらの働き方を分析した上で、働き方改革に関する3つのテーマを提示、それらに対するアプローチについても解説しています。

ぜひご覧ください。

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日本ではここ数年で、働き方改革への取り組みが急速に進みつつあります。特に、2019年4月から働き方改革関連法案が施行されたことにより、働き方の多様化が着実に進展していると言えるでしょう。また、人口減少への対策、地方創生、通勤混雑の緩和など社会的な要請により、従業員の多様な働き方を推進する方法として「テレワーク」がマスメディアに登場することが多くなりました。総務省が公表した「平成30年通信利用動向調査」によれば、2018年の時点でテレワークを導入している企業は19.1%であり緩やかに増加傾向にあることが見て取れます。(http://www.soumu.go.jp/main_content/000622147.pdf

シトリックスでは、2000年代から、従業員が自分の仕事内容や生活スタイルに最適な働き方を自ら選択できるよう、様々な取組を推進してきましたが、「テレワーク」もその一つです。テレワークの効果が、「通勤や移動の負担削減」のみならず、「業務に対する効率化」や「柔軟なアイデア」など、イノベーションに関する項目も注目されるようになってきています。

働き方改革に取組む多くの企業は、長時間労働の是正に焦点を当てており、それ以外の領域への取り組みはそれほど進んでいないように見受けられます。働き方改革の本質は、単に労働時間を短縮することではありません。従業員が自分の仕事内容や生活スタイルに最適な働き方を自ら選択し、パフォーマンスを最大化することにあります。これによって高い生産性と、これからの競争力強化に欠かせないイノベーションが実現できるようになります。

テレワーク推進は「従業員エクスペリエンス」向上の手段

ここで重要なことは、「従業員エクスペリエンス」を高めることが、企業業績に直接的な影響を及ぼすということです。これについてはすでに「従業員エクスペリエンスはなぜ重要か」というブログ記事で紹介しています。移動時間の有効活用や柔軟な働き方の実現が容易になり、従業員のパフォーマンスを引き出しやすくなることは確かです。

また、英国 The Economistの下部機関である ザ・エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)とシトリックスが経営者層に共同で行った調査では、回答者の40%が「リモート・ワーク」の許容が従業員の仕事への取り組みに好影響を及ぼすと答えています。

その一方でテレワークを選択しない方が、生産性が向上する業務も存在します。必要なことは働き方を画一的に変化させることではなく、状況に応じて最適なものを選択できるようにすることなのです。

では具体的にどのような働き方があり得るのでしょうか。そしてそれらを実現するにはどうすればいいのでしょうか。よくイメージできないという方も多いはずです。そこでシトリックスは「Citrix Future of Work~働き方の未来を拓く」というブローシャを作成・公開しました。

このブローシャの最大の目的は、シトリックスで行われている多様な働き方を知っていただくことです。そのために所属部署や職種の異なる5名の従業員に登場してもらい、それぞれの働き方について座談会形式で語ってもらいました。また最後のページでは、これらの働き方を分析した上で、働き方改革に関する3つのテーマを提示、それらに対するアプローチについても解説しています。

ぜひご覧ください。

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企業のデジタルトランスフォーメーションをささえるハイブリッド・マルチクラウド https://www.citrix.com/blogs/2019/09/17/hybrid-multi-cloud-supports-digital-transformation-jp/ Tue, 17 Sep 2019 05:00:45 +0000 /blogs/?p=174244478 少し前のお話しになりますが、5月に北米ジョージア州アトランタにて弊社年次イベントであるSynergy 2019が開催されました。世界各国から集まったCitrixファンに交じって日本からもたくさんのお客様にご来場いただきました。

イベント期間を通してITが支える未来の働く環境は実はもう目の前にせまっているという事を表すプレゼンテーションやデモが多く発表される中で、アプリケーションを支えるネットワークインフラの重要性についても触れられました。弊社Citrix ADCの製品責任者である、アビラシュ・ヴェルマ(Abhilash Verma)の「推し」のセッション2つをご紹介します。なんと日本からのお客様もスピーカーとして登壇くださり、ひとしきり感動の時間でした。

来年はフロリダ州オーランドでの開催となります。皆様のお越しをお待ちしております。


ハイブリッドクラウドへのカスタマージャーニー

シトリックスのお客様は、オンプレミスからハイブリッド型のマルチクラウドモデルへの移行を通じ、エンドユーザーエクスペリエンス、応答時間、アプリケーションのアベイラビリティーと拡張性、コスト効率、およびコンプライアンスの改善を経験してきておられます。Microsoft AzureとAzure Stackはこのようなクラウドの事例です。これらによって企業には一貫したハイブリッドクラウド環境が実現し、したがってユーザーにはオンプレミスかオフかに関わらず同一のエクスペリエンスが得られます。今日ではパブリッククラウドを提供する主要なインフラストラクチャプロバイダーとして、それぞれ得意分野を持つ5社が存在します。エンタープライズクラウドにおいては、マルチクラウドソリューションを使用すべき以下の理由が存在します。

  • ベストオブブリードのテクノロジーを使用
  • 特定ベンダーへのロックインを回避
  • 展開時の柔軟性を確保
  • コンプライアンスのためのローカルなデータストア
  • ローカルなインフラストラクチャによるパフォーマンス
  • クラウド全体にわたるディザスタリカバリー
  • 信頼性と攻撃からの防御
  • コスト面での優位性と総所有コストの低さ

セッション:SYN114: Simplify the transition to hybrid multi-cloud infrastructure with Citrix ADCでは、ハイブリッド型マルチクラウドインフラストラクチャへの移行を簡素化するCitrix ADCのソリューションが紹介されました。

ハイブリッド型マルチクラウド環境でアプリケーションを展開するにあたっては、Citrix ADCを使用することによりネットワークとクラウドのいずれにおいても最高のアプリケーションエクスペリエンスが得られ、またアプリケーションとAPIのセキュリティが保護されると共に、環境全体にわたる自動化と視認性が実現します。

セキュアなアプリケーションとワークスペースの提供

一般の人々との接点を持つアプリケーションを展開する企業は、自らの資産を保護し、リスクを軽減することが求められます。アプリケーションやAPIには、DDoSやDNSなどの攻撃や、アプリケーションロジックへの攻撃のリスクが存在します。アプリケーションとAPIへの攻撃においてはボットが最新の媒体となっており、これに対抗するため、IT部門はインフラストラクチャへの人/顧客以外からのリクエストの処理にさらに多くのリソースを投入しなければならなくなる可能性があります。

シトリックスはCitrix ADCの一環として、DRとDDoSに対して防御する…

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少し前のお話しになりますが、5月に北米ジョージア州アトランタにて弊社年次イベントであるSynergy 2019が開催されました。世界各国から集まったCitrixファンに交じって日本からもたくさんのお客様にご来場いただきました。

イベント期間を通してITが支える未来の働く環境は実はもう目の前にせまっているという事を表すプレゼンテーションやデモが多く発表される中で、アプリケーションを支えるネットワークインフラの重要性についても触れられました。弊社Citrix ADCの製品責任者である、アビラシュ・ヴェルマ(Abhilash Verma)の「推し」のセッション2つをご紹介します。なんと日本からのお客様もスピーカーとして登壇くださり、ひとしきり感動の時間でした。

来年はフロリダ州オーランドでの開催となります。皆様のお越しをお待ちしております。


ハイブリッドクラウドへのカスタマージャーニー

シトリックスのお客様は、オンプレミスからハイブリッド型のマルチクラウドモデルへの移行を通じ、エンドユーザーエクスペリエンス、応答時間、アプリケーションのアベイラビリティーと拡張性、コスト効率、およびコンプライアンスの改善を経験してきておられます。Microsoft AzureとAzure Stackはこのようなクラウドの事例です。これらによって企業には一貫したハイブリッドクラウド環境が実現し、したがってユーザーにはオンプレミスかオフかに関わらず同一のエクスペリエンスが得られます。今日ではパブリッククラウドを提供する主要なインフラストラクチャプロバイダーとして、それぞれ得意分野を持つ5社が存在します。エンタープライズクラウドにおいては、マルチクラウドソリューションを使用すべき以下の理由が存在します。

  • ベストオブブリードのテクノロジーを使用
  • 特定ベンダーへのロックインを回避
  • 展開時の柔軟性を確保
  • コンプライアンスのためのローカルなデータストア
  • ローカルなインフラストラクチャによるパフォーマンス
  • クラウド全体にわたるディザスタリカバリー
  • 信頼性と攻撃からの防御
  • コスト面での優位性と総所有コストの低さ

セッション:SYN114: Simplify the transition to hybrid multi-cloud infrastructure with Citrix ADCでは、ハイブリッド型マルチクラウドインフラストラクチャへの移行を簡素化するCitrix ADCのソリューションが紹介されました。

ハイブリッド型マルチクラウド環境でアプリケーションを展開するにあたっては、Citrix ADCを使用することによりネットワークとクラウドのいずれにおいても最高のアプリケーションエクスペリエンスが得られ、またアプリケーションとAPIのセキュリティが保護されると共に、環境全体にわたる自動化と視認性が実現します。

セキュアなアプリケーションとワークスペースの提供

一般の人々との接点を持つアプリケーションを展開する企業は、自らの資産を保護し、リスクを軽減することが求められます。アプリケーションやAPIには、DDoSやDNSなどの攻撃や、アプリケーションロジックへの攻撃のリスクが存在します。アプリケーションとAPIへの攻撃においてはボットが最新の媒体となっており、これに対抗するため、IT部門はインフラストラクチャへの人/顧客以外からのリクエストの処理にさらに多くのリソースを投入しなければならなくなる可能性があります。

シトリックスはCitrix ADCの一環として、DRとDDoSに対して防御する…

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従業員エクスペリエンスはなぜ重要か https://www.citrix.com/blogs/2019/08/27/%e5%be%93%e6%a5%ad%e5%93%a1%e3%82%a8%e3%82%af%e3%82%b9%e3%83%9a%e3%83%aa%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e9%87%8d%e8%a6%81%e3%81%8b/ Wed, 28 Aug 2019 03:00:15 +0000 /blogs/?p=174244239 エンゲージメントのレベルの高い人々が多い職場ほど、それらの人々がその組織の成功に貢献することは周知の事実です。しかし現代の従業員エクスペリエンスを高める要素とは何でしょうか?また従業員によるエンゲージメントのレベルを保ち、企業が最高の人材を惹き付けると共に維持するため、テクノロジーはどのような貢献をなし得るでしょうか?

シトリックスでは、総務省や東京都が主導する「テレワーク・デイズ2019」(7月22日(月)~9月6日(金)実施期間)」に賛同し、従業員にテレワークを呼びかけ、期間中の5日間以上の参加、また、2020年のオリンピック開会式にあたる24日(水)には従業員約100人を対象に、自宅、カフェ、コワーキングスペースなどで自社の製品を使った仕組みを活用したテレワークを実施しています。

シトリックスは、テクノロジーの役割は従業員が最大のパフォーマンスを発揮することであると考え、いつでも、どこでも、デバイスを選ばず仕事ができる仕組みを提供し、人材の採用や定着に不可欠な従業員エクスペリエンスを高めています。今回、「テレワーク・デイズ2019」に参加することで、日本におけるテレワークに対する理解の促進に努め、市場に新たな価値を生み出すことができると考えています。

テクノロジーと生産性については、面白いデータがあります。シトリックスは過去数か月にわたり、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットと共に、

The Experience of Work: The Role of Technology in Productivity and Engagement(仕事のエクスペリエンス:生産性とエンゲージメントにおいてテクノロジーが果たす役割))』を調査してきました。ここでは以下の項目について把握を進めるため、日本を含め、8か国のさまざまな業界から1,100名を超えるテクノロジーとその他の分野のシニアリーダーを対象としてインタビューと調査が行われました。

より優れた従業員エクスペリエンス=より優れた業績

より良い従業員エクスペリエンスと業績改善との間に直接的な関係があることは、さまざまな地域や業界分野にわたる企業によって認識されると共に立証されています。この調査に回答した1,100名を超える人々のうち、43%はより優れた従業員エクスペリエンスがより優れた生産性をもたらすことを期待あるいは体験し、41%は従業員の生産性が向上し、36%は顧客のエクスペリエンスと満足度が向上し、また31%は利益率が改善したと述べています。この調査では、日本の回答者の48%は、従業員がよりよいエクスペリエンスを得られることで、従業員の生産性が向上すると回答しています。

仕事を容易にするものが実際に役立つテクノロジー

テクノロジーの過剰と複雑さは従業員エクスペリエンスを損ない、また従業員エンゲージメントに悪影響を及ぼす場合があります。そこでこの調査では、どのような要素が従業員のエンゲージメントと生産性を高めるかについて尋ねました。大半の人々は従業員のエンゲージメントを高める最大の要素として仕事に必要な情報とアプリケーションへのアクセスの容易さを挙げ、テレワークがそれに続きました(43%)。従業員エクスペリエンスとエンゲージメント向上に貢献するその他の項目としては、デバイスの選択肢の広さ、およびそれらの使いやすさが挙げられました。テレワークについては日本の回答者は、44%と全体の数字(43%)より高い数字でした。

ITと人事が交わるところ

従業員エクスペリエンスの向上はITだけの領域ではありません。これには「未来のリーダー」としての心構えとアプローチが求められ、ユーザーのニーズに答えたテクノロジーが導入され、またそれが人事やセキュリティ面でのポリシーに即したものであるよう、IT部門と人事部門の最高責任者が協力する必要があります。

この調査に回答したITと人事部門責任者のうち、それぞれ74%と75%が自らの組織における、あるいは全社的な従業員エクスペリエンスの向上を自分自身の責任であると捉えていました。しかしこれらの部門の間の協力には障壁も存在し、回答者の34%は相互の理解と成果を測定する指標の欠落が最大の課題だと述べています。しかしこの面では、ITと人事の両方が共通して使用できる従業員エクスペリエンス指標などのイニシアティブが役立つと期待されます(優れた成果を収めている組織の回答者の43%はこのような指標を導入していると述べています)。

従業員の能力を最大限に引き出す

これまでテクノロジーは、従業員の能力を最大限に引き出すためのツールとなってきました。人材獲得のための競争が激しくなり、従業員のエンゲージメントレベルが低くなっている現在、企業は従業員エクスペリエンスに対する視点を生産性向上だけのものを超えて拡げなければならないことを認識し始めています。

人材を惹き付け、そのエンゲージメントを高めるにあたり、テクノロジーが果たすべき役割人々から最高のものを引き出すことです。職場のテクノロジーは情報やアプリケーションへのアクセスを容易にし、1日の仕事から「ノイズ」や妨げとなるものを除去し、従業員が最高の成果を挙げられるよう適切なインサイトとアプリケーションを提供する必要があります。このような人工知能や機械学習をガイドとする仕事の進め方を統一された形で利用できることによって、従業員によるイノベーションには劇的に迅速化され、また拡大される可能性が生まれます。仕事の未来はここにあり、また企業や組織は仕事の意味を捉え直し、従業員が求めるエクスペリエンスを提供することによって業績を改善することが可能になります。…

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エンゲージメントのレベルの高い人々が多い職場ほど、それらの人々がその組織の成功に貢献することは周知の事実です。しかし現代の従業員エクスペリエンスを高める要素とは何でしょうか?また従業員によるエンゲージメントのレベルを保ち、企業が最高の人材を惹き付けると共に維持するため、テクノロジーはどのような貢献をなし得るでしょうか?

シトリックスでは、総務省や東京都が主導する「テレワーク・デイズ2019」(7月22日(月)~9月6日(金)実施期間)」に賛同し、従業員にテレワークを呼びかけ、期間中の5日間以上の参加、また、2020年のオリンピック開会式にあたる24日(水)には従業員約100人を対象に、自宅、カフェ、コワーキングスペースなどで自社の製品を使った仕組みを活用したテレワークを実施しています。

シトリックスは、テクノロジーの役割は従業員が最大のパフォーマンスを発揮することであると考え、いつでも、どこでも、デバイスを選ばず仕事ができる仕組みを提供し、人材の採用や定着に不可欠な従業員エクスペリエンスを高めています。今回、「テレワーク・デイズ2019」に参加することで、日本におけるテレワークに対する理解の促進に努め、市場に新たな価値を生み出すことができると考えています。

テクノロジーと生産性については、面白いデータがあります。シトリックスは過去数か月にわたり、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットと共に、

The Experience of Work: The Role of Technology in Productivity and Engagement(仕事のエクスペリエンス:生産性とエンゲージメントにおいてテクノロジーが果たす役割))』を調査してきました。ここでは以下の項目について把握を進めるため、日本を含め、8か国のさまざまな業界から1,100名を超えるテクノロジーとその他の分野のシニアリーダーを対象としてインタビューと調査が行われました。

より優れた従業員エクスペリエンス=より優れた業績

より良い従業員エクスペリエンスと業績改善との間に直接的な関係があることは、さまざまな地域や業界分野にわたる企業によって認識されると共に立証されています。この調査に回答した1,100名を超える人々のうち、43%はより優れた従業員エクスペリエンスがより優れた生産性をもたらすことを期待あるいは体験し、41%は従業員の生産性が向上し、36%は顧客のエクスペリエンスと満足度が向上し、また31%は利益率が改善したと述べています。この調査では、日本の回答者の48%は、従業員がよりよいエクスペリエンスを得られることで、従業員の生産性が向上すると回答しています。

仕事を容易にするものが実際に役立つテクノロジー

テクノロジーの過剰と複雑さは従業員エクスペリエンスを損ない、また従業員エンゲージメントに悪影響を及ぼす場合があります。そこでこの調査では、どのような要素が従業員のエンゲージメントと生産性を高めるかについて尋ねました。大半の人々は従業員のエンゲージメントを高める最大の要素として仕事に必要な情報とアプリケーションへのアクセスの容易さを挙げ、テレワークがそれに続きました(43%)。従業員エクスペリエンスとエンゲージメント向上に貢献するその他の項目としては、デバイスの選択肢の広さ、およびそれらの使いやすさが挙げられました。テレワークについては日本の回答者は、44%と全体の数字(43%)より高い数字でした。

ITと人事が交わるところ

従業員エクスペリエンスの向上はITだけの領域ではありません。これには「未来のリーダー」としての心構えとアプローチが求められ、ユーザーのニーズに答えたテクノロジーが導入され、またそれが人事やセキュリティ面でのポリシーに即したものであるよう、IT部門と人事部門の最高責任者が協力する必要があります。

この調査に回答したITと人事部門責任者のうち、それぞれ74%と75%が自らの組織における、あるいは全社的な従業員エクスペリエンスの向上を自分自身の責任であると捉えていました。しかしこれらの部門の間の協力には障壁も存在し、回答者の34%は相互の理解と成果を測定する指標の欠落が最大の課題だと述べています。しかしこの面では、ITと人事の両方が共通して使用できる従業員エクスペリエンス指標などのイニシアティブが役立つと期待されます(優れた成果を収めている組織の回答者の43%はこのような指標を導入していると述べています)。

従業員の能力を最大限に引き出す

これまでテクノロジーは、従業員の能力を最大限に引き出すためのツールとなってきました。人材獲得のための競争が激しくなり、従業員のエンゲージメントレベルが低くなっている現在、企業は従業員エクスペリエンスに対する視点を生産性向上だけのものを超えて拡げなければならないことを認識し始めています。

人材を惹き付け、そのエンゲージメントを高めるにあたり、テクノロジーが果たすべき役割人々から最高のものを引き出すことです。職場のテクノロジーは情報やアプリケーションへのアクセスを容易にし、1日の仕事から「ノイズ」や妨げとなるものを除去し、従業員が最高の成果を挙げられるよう適切なインサイトとアプリケーションを提供する必要があります。このような人工知能や機械学習をガイドとする仕事の進め方を統一された形で利用できることによって、従業員によるイノベーションには劇的に迅速化され、また拡大される可能性が生まれます。仕事の未来はここにあり、また企業や組織は仕事の意味を捉え直し、従業員が求めるエクスペリエンスを提供することによって業績を改善することが可能になります。…

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WANの最適化によりクラウドのセキュリティとパフォーマンスの信頼度を高める https://www.citrix.com/blogs/2019/08/15/improve-performance-wan-optimization/ Fri, 16 Aug 2019 01:00:49 +0000 /blogs/?p=174244145 企業のコンピューティングリソースがクラウドへとシフトするとともに、そのクラウド基盤への通信経路となるネットワークの重要性が高まりを見せています。より信頼性の高い通信経路を確保し、ユーザーのアプリケーション利用度合いを正確に把握しながら将来の柔軟な投資計画につなげられるようなネットワークが、競争の激しいビジネス環境においては非常に重要になってくるのではないでしょうか。

今回はシトリックスSD-WANが提供する価値について、北米の弊社担当者コメントを紹介させて頂きます。

公式サイト:https://citrixblogs.wpengine.com/2019/06/19/optimize-your-wan-for-reliable-security-and-performance-in-the-cloud/


失敗は許されません。多数の企業との激しい競争が展開されている今日の市場では、業務の障害となるレベルのパフォーマンスは許容されません。年中無休、1日24時間ベースで持続するパフォーマンスが必要です。またネットワークにはフルタイムのセキュリティも必要です。しかし企業には自然災害、予定外のシステムダウン、突然の停電などのリスクが存在し、わずかな業務中断であっても顧客からの信頼や自社ブランドは大きく損なわれます。

IT部門が持つディザスタリカバリー(DR)プランの大半はデータセンターの保護を中心としています。ビジネスクリティカルなアプリケーション、データ、およびコラボレーションツールのためにサーバーのアベイラビリティーを維持するには、ネットワークの継続的運用もDRプランに組み込む必要があります。最高のパフォーマンスを示すリンクをリアルタイムで使用することにより、自社ネットワーク上のアプリケーションについて常時オンのアベイラビリティーを確保するには、ソフトウェア定義の仮想WAN、すなわちレイテンシー、ジッター、損失、および混雑状態を測定するSD-WANが必要です。これは問題となり得る個所を特定し、実際に損害が発生する以前にそれらに迅速に対応し、解決するうえでの鍵となります。

クラウドへのアプリケーションの移行を検討している、あるいはすでに移行した企業においては、複数の地域や拠点にわたるコネクティビティーへの要求増大への対処が必要となり得ます。Citrix SD-WANはまさにこのためのソリューションであり、また最大限のコネクティビティー、パフォーマンス、およびセキュリティを実現するためのプラットフォームとしてMicrosoft Azureが推奨されます。

シームレスなアプリケーションエクスペリエンスを得る

Citrix SD-WAN on Azureはネットワークリンクがダウンした場合、あるいはリンクの状態が劣化した場合は、利用可能な最善の接続へとトラフィックを自動的にリダイレクトします。このような状況下においても、アプリケーションやデータにアクセスするユーザーがルート変更に気付くことはありません。SD-WANは損失に敏感な音声通話、HDX、およびSCADAトラフィックに最速のルートを提供できるよう、複数のリンクにわたりパケットを同時に複製する能力を備えています。このような複製により、ひとつのリンクに障害が発生した場合にも、少なくとも1つのリンクがエンドポイントに到達することが保証されます。

より大きな帯域幅と視認性を実現

ユーザー、アプリケーション、ビデオ、SaaS、およびより多くのWANリンクを使用するビッグデータの増大に伴い、ネットワークの帯域幅拡大への要求が高まってきていますが、単に既存のリンクに帯域幅を追加するだけでは不十分です。これではリンクの障害やダウンなどのような問題は解決できません。Citrix SD-WANは、MPLS、ブロードバンド、および4G/LTEのようなそれぞれ独立したリンクを論理的に結合し、アグリゲーションを通じて帯域幅を拡大します。これによりリンクはリアルタイムでアクティブな状態を維持し、監視にも対応することができます。またQuality of Experienceを監視するダッシュボードには、ブランチでのユーザーエクスペリエンスへの視認性を得るためHDXセッションの品質が表示されます。状況やトラフィックについてさらに深いインサイトを得るため、カスタマイズ可能なダッシュボードも用意されています。

1秒以内のシームレスなフェールオーバーを実現

Citrix SD-WANは常に接続状況を監視することにより、複数のネットワーク中断が発生した場合においても接続を維持します。これにより次善のWANパスに対し、1秒以内でシームレスなフェールオーバーが実現します。エンドユーザーが仮想セッションやアプリケーションの再起動、再接続、再起動、またはログインを余儀なくされることはありません。このSD-WAN アプライアンスは、接続が復帰したときには直ちにそれを検出可能です。リルートされたトラフィックは回復したパスにシームレスに復帰します。

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企業のコンピューティングリソースがクラウドへとシフトするとともに、そのクラウド基盤への通信経路となるネットワークの重要性が高まりを見せています。より信頼性の高い通信経路を確保し、ユーザーのアプリケーション利用度合いを正確に把握しながら将来の柔軟な投資計画につなげられるようなネットワークが、競争の激しいビジネス環境においては非常に重要になってくるのではないでしょうか。

今回はシトリックスSD-WANが提供する価値について、北米の弊社担当者コメントを紹介させて頂きます。

公式サイト:https://citrixblogs.wpengine.com/2019/06/19/optimize-your-wan-for-reliable-security-and-performance-in-the-cloud/


失敗は許されません。多数の企業との激しい競争が展開されている今日の市場では、業務の障害となるレベルのパフォーマンスは許容されません。年中無休、1日24時間ベースで持続するパフォーマンスが必要です。またネットワークにはフルタイムのセキュリティも必要です。しかし企業には自然災害、予定外のシステムダウン、突然の停電などのリスクが存在し、わずかな業務中断であっても顧客からの信頼や自社ブランドは大きく損なわれます。

IT部門が持つディザスタリカバリー(DR)プランの大半はデータセンターの保護を中心としています。ビジネスクリティカルなアプリケーション、データ、およびコラボレーションツールのためにサーバーのアベイラビリティーを維持するには、ネットワークの継続的運用もDRプランに組み込む必要があります。最高のパフォーマンスを示すリンクをリアルタイムで使用することにより、自社ネットワーク上のアプリケーションについて常時オンのアベイラビリティーを確保するには、ソフトウェア定義の仮想WAN、すなわちレイテンシー、ジッター、損失、および混雑状態を測定するSD-WANが必要です。これは問題となり得る個所を特定し、実際に損害が発生する以前にそれらに迅速に対応し、解決するうえでの鍵となります。

クラウドへのアプリケーションの移行を検討している、あるいはすでに移行した企業においては、複数の地域や拠点にわたるコネクティビティーへの要求増大への対処が必要となり得ます。Citrix SD-WANはまさにこのためのソリューションであり、また最大限のコネクティビティー、パフォーマンス、およびセキュリティを実現するためのプラットフォームとしてMicrosoft Azureが推奨されます。

シームレスなアプリケーションエクスペリエンスを得る

Citrix SD-WAN on Azureはネットワークリンクがダウンした場合、あるいはリンクの状態が劣化した場合は、利用可能な最善の接続へとトラフィックを自動的にリダイレクトします。このような状況下においても、アプリケーションやデータにアクセスするユーザーがルート変更に気付くことはありません。SD-WANは損失に敏感な音声通話、HDX、およびSCADAトラフィックに最速のルートを提供できるよう、複数のリンクにわたりパケットを同時に複製する能力を備えています。このような複製により、ひとつのリンクに障害が発生した場合にも、少なくとも1つのリンクがエンドポイントに到達することが保証されます。

より大きな帯域幅と視認性を実現

ユーザー、アプリケーション、ビデオ、SaaS、およびより多くのWANリンクを使用するビッグデータの増大に伴い、ネットワークの帯域幅拡大への要求が高まってきていますが、単に既存のリンクに帯域幅を追加するだけでは不十分です。これではリンクの障害やダウンなどのような問題は解決できません。Citrix SD-WANは、MPLS、ブロードバンド、および4G/LTEのようなそれぞれ独立したリンクを論理的に結合し、アグリゲーションを通じて帯域幅を拡大します。これによりリンクはリアルタイムでアクティブな状態を維持し、監視にも対応することができます。またQuality of Experienceを監視するダッシュボードには、ブランチでのユーザーエクスペリエンスへの視認性を得るためHDXセッションの品質が表示されます。状況やトラフィックについてさらに深いインサイトを得るため、カスタマイズ可能なダッシュボードも用意されています。

1秒以内のシームレスなフェールオーバーを実現

Citrix SD-WANは常に接続状況を監視することにより、複数のネットワーク中断が発生した場合においても接続を維持します。これにより次善のWANパスに対し、1秒以内でシームレスなフェールオーバーが実現します。エンドユーザーが仮想セッションやアプリケーションの再起動、再接続、再起動、またはログインを余儀なくされることはありません。このSD-WAN アプライアンスは、接続が復帰したときには直ちにそれを検出可能です。リルートされたトラフィックは回復したパスにシームレスに復帰します。

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PowerShellとAlexaで実現するVirtual Apps and Desktops超簡単オペレーション https://www.citrix.com/blogs/2019/08/07/powershell-alexa-virtual-apps-and-desktops/ Thu, 08 Aug 2019 03:30:07 +0000 /blogs/?p=174244056 こんにちは、シトリックスのパートナーSE部でマネージャーをしております佐藤紀之(さとうのりゆき)です。

今年5月に開催された年次プライベートイベント「Synergy」には多くのパートナー様が米国・アトランタにお越しいただきました。「Synergy」にはデモ見学があり、Amazon Echoといった音声認識システムとWorkspace連携の実演もありましたが、今回のブログでは、シトリックスの認定ディストリビューターである株式会社ネットワールドの海野航(うんのわたる)さんより寄稿いただいた『PowerShellとAlexaで実現するVirtual Apps and Desktopsの超簡単オペレーション』をご紹介させていただきます。

【PowerShellとAlexaで実現するVirtual Apps and Desktopsの超簡単オペレーション】

こんにちは、ネットワールドの海野です。
2013年のネットワールド入社以来、Citrix製品を担当しており、さまざまなお客様へのご提案や実環境の設計・構築、トラブルシューティングのご相談などを承っています。
2019年からはソリューションアーキテクトとして、EUC以外にもハイパーコンバージド製品やクラウドソリューション、バックアップ製品などを担当しています。
また、ネットワールドではCitrix製品をはじめとする各種取扱製品のセミナーを開催しており、そのセミナーで登壇することも多々あります。

◆はじめに

Citrix Virtual Apps and Desktops のソフトウェア開発キット「Delivery Controller SDK 」を利用することにより、繰り返し行う複雑なタスクを自動化できます。
<https://docs.citrix.com/ja-jp/citrix-virtual-apps-desktops/sdk-api.html>
この記事ではこのSDKとAmazon Echo (*1) を組み合わせて、ちょっとユニークなVirtual Desktopsの展開方法をご紹介します。

◆Amazon Alexa を使ったMCS展開

みなさまもご存知のAmazon Alexa (*2) ですが、開発者が独自に機能を持たせたスキルを作成することができます。ここではCITRIXという独自スキルを作成し、「MCSの展開」、「仮想マシンの再起動」、「メンテナンスモードの有効化・無効化」を操作できます。

デモ動画もご覧ください。

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こんにちは、シトリックスのパートナーSE部でマネージャーをしております佐藤紀之(さとうのりゆき)です。

今年5月に開催された年次プライベートイベント「Synergy」には多くのパートナー様が米国・アトランタにお越しいただきました。「Synergy」にはデモ見学があり、Amazon Echoといった音声認識システムとWorkspace連携の実演もありましたが、今回のブログでは、シトリックスの認定ディストリビューターである株式会社ネットワールドの海野航(うんのわたる)さんより寄稿いただいた『PowerShellとAlexaで実現するVirtual Apps and Desktopsの超簡単オペレーション』をご紹介させていただきます。

【PowerShellとAlexaで実現するVirtual Apps and Desktopsの超簡単オペレーション】

こんにちは、ネットワールドの海野です。
2013年のネットワールド入社以来、Citrix製品を担当しており、さまざまなお客様へのご提案や実環境の設計・構築、トラブルシューティングのご相談などを承っています。
2019年からはソリューションアーキテクトとして、EUC以外にもハイパーコンバージド製品やクラウドソリューション、バックアップ製品などを担当しています。
また、ネットワールドではCitrix製品をはじめとする各種取扱製品のセミナーを開催しており、そのセミナーで登壇することも多々あります。

◆はじめに

Citrix Virtual Apps and Desktops のソフトウェア開発キット「Delivery Controller SDK 」を利用することにより、繰り返し行う複雑なタスクを自動化できます。
<https://docs.citrix.com/ja-jp/citrix-virtual-apps-desktops/sdk-api.html>
この記事ではこのSDKとAmazon Echo (*1) を組み合わせて、ちょっとユニークなVirtual Desktopsの展開方法をご紹介します。

◆Amazon Alexa を使ったMCS展開

みなさまもご存知のAmazon Alexa (*2) ですが、開発者が独自に機能を持たせたスキルを作成することができます。ここではCITRIXという独自スキルを作成し、「MCSの展開」、「仮想マシンの再起動」、「メンテナンスモードの有効化・無効化」を操作できます。

デモ動画もご覧ください。

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ハイブリッド・マルチクラウド環境でADCが果たす役割 https://www.citrix.com/blogs/2019/07/30/role-of-adc-in-hybrid-multi-cloud-environment/ Tue, 30 Jul 2019 04:30:08 +0000 /blogs/?p=174243980 アプリケーションインフラ構築において、ADC(Application Delivery Controller)が果たす役割は非常に大きくなっています。ハイブリッド・マルチクラウドがNew normalとなってきている環境においては、柔軟なライセンス体系、セキュリティ、自動化・可視化が、今後更に重要な要素になってきます。このあたりを少し以下ご紹介させて頂きます。

Citrix ADCが提供する「ポータビリティ」

従来、ネットワーク機器のライセンス形態はオンプレミスで購入した場合は、その物理マシンを利用し続けるしかありませんでした。しかし、ハイブリッド・マルチクラウド利用が当たり前となりつつある昨今、購入時の利用形態に縛られるライセンス形態は柔軟性に欠けると言わざるを得ません。Citrix ADCの柔軟で新しいライセンス体系Pooled Capacityは、オンプレミス環境でもクラウド環境でも、任意のADCフォームファクターで、インスタンスやキャパシティの移動が可能です。必要な時に必要なパフォーマンスを活用することで、これまでのピークトラフィックを意識した余剰なサイジングによる設備投資を回避し、オンプレ・クラウド等の場所にとらわれない無駄の無いインフラ構築が実現できます。このように、今後は柔軟にキャパシティ移動ができる「ポータビリティ」が重要になってくるでしょう。

セキュアなアプリケーションネットワーキング

アプリケーションとAPIは、組織にとって最も価値があり最も脆弱な資産の1つです。Citrix ADCのレイヤー3からレイヤー7の統合型セキュリティは、従来型アプリケーションとクラウドネイティブアプリケーションの両方を保護します。Webアプリケーションファイアウォール、DDoS保護、TLS/SSL、コンテンツインスペクション、Rate limitingを組み合わせて、アプリケーションとAPIを安全に保護します。ハイブリッド・マルチクラウドインフラストラクチャ全体での一貫したセキュリティにより、導入と管理がはるかに簡単で効率的になります。今後は、挙動ベースの検出を含むボット管理ソリューションも提供予定です。ハイブリッドクラウドの展開が成功するか否かは、こういったセキュリティに関する戦略、および複雑さをどのように管理するかも重要な要素の一つです。

Citrix Application Delivery Management (Citrix ADM)による自動化・可視化

Citrix Application Delivery Management (Citrix ADM)はネットワーク管理、アナリティクス、およびオーケストレーションのための集中化されたソリューションです。オンプレミス・クラウド問わず、Citrix ADCの管理、監視、およびトラブルシューティングを単一のプラットフォーム上で行います。例えば、Citrix ICAプロトコルの可視性を実現することにより、Citrix Virtual Apps and Desktops配信を最適化するための洞察提供をしたり、データセンターからブランチオフィスまでグローバルなアプリケーション配信の管理、監視、およびトラブルシューティングが行えます。煩雑だったSSL証明書の管理にも非常に有効です。単一のコンソールから、証明書管理ポリシーを定義して自動化し、未使用または失効の近い証明書を監視したり、証明書の発行者、鍵の強度、暗号化アルゴリズムの適正をチェックすることができます。Citrix 

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アプリケーションインフラ構築において、ADC(Application Delivery Controller)が果たす役割は非常に大きくなっています。ハイブリッド・マルチクラウドがNew normalとなってきている環境においては、柔軟なライセンス体系、セキュリティ、自動化・可視化が、今後更に重要な要素になってきます。このあたりを少し以下ご紹介させて頂きます。

Citrix ADCが提供する「ポータビリティ」

従来、ネットワーク機器のライセンス形態はオンプレミスで購入した場合は、その物理マシンを利用し続けるしかありませんでした。しかし、ハイブリッド・マルチクラウド利用が当たり前となりつつある昨今、購入時の利用形態に縛られるライセンス形態は柔軟性に欠けると言わざるを得ません。Citrix ADCの柔軟で新しいライセンス体系Pooled Capacityは、オンプレミス環境でもクラウド環境でも、任意のADCフォームファクターで、インスタンスやキャパシティの移動が可能です。必要な時に必要なパフォーマンスを活用することで、これまでのピークトラフィックを意識した余剰なサイジングによる設備投資を回避し、オンプレ・クラウド等の場所にとらわれない無駄の無いインフラ構築が実現できます。このように、今後は柔軟にキャパシティ移動ができる「ポータビリティ」が重要になってくるでしょう。

セキュアなアプリケーションネットワーキング

アプリケーションとAPIは、組織にとって最も価値があり最も脆弱な資産の1つです。Citrix ADCのレイヤー3からレイヤー7の統合型セキュリティは、従来型アプリケーションとクラウドネイティブアプリケーションの両方を保護します。Webアプリケーションファイアウォール、DDoS保護、TLS/SSL、コンテンツインスペクション、Rate limitingを組み合わせて、アプリケーションとAPIを安全に保護します。ハイブリッド・マルチクラウドインフラストラクチャ全体での一貫したセキュリティにより、導入と管理がはるかに簡単で効率的になります。今後は、挙動ベースの検出を含むボット管理ソリューションも提供予定です。ハイブリッドクラウドの展開が成功するか否かは、こういったセキュリティに関する戦略、および複雑さをどのように管理するかも重要な要素の一つです。

Citrix Application Delivery Management (Citrix ADM)による自動化・可視化

Citrix Application Delivery Management (Citrix ADM)はネットワーク管理、アナリティクス、およびオーケストレーションのための集中化されたソリューションです。オンプレミス・クラウド問わず、Citrix ADCの管理、監視、およびトラブルシューティングを単一のプラットフォーム上で行います。例えば、Citrix ICAプロトコルの可視性を実現することにより、Citrix Virtual Apps and Desktops配信を最適化するための洞察提供をしたり、データセンターからブランチオフィスまでグローバルなアプリケーション配信の管理、監視、およびトラブルシューティングが行えます。煩雑だったSSL証明書の管理にも非常に有効です。単一のコンソールから、証明書管理ポリシーを定義して自動化し、未使用または失効の近い証明書を監視したり、証明書の発行者、鍵の強度、暗号化アルゴリズムの適正をチェックすることができます。Citrix 

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Citrix Cloudステップ・バイ・ステップ評価・導入ガイド日本語版リリース https://www.citrix.com/blogs/2019/07/22/citrix-cloud-evaluation-and-deployment-guide/ Mon, 22 Jul 2019 05:00:32 +0000 /blogs/?p=174243843 Citrix Cloudのステップ・バイ・ステップ導入ガイドが日本語化されました。

Special thanks to: Claudia and Sara of Cloud Success Team 🙂 


分かりやすい手順書が欲しい

「Citrix Cloudサービスを試してみたいが、マニュアルを見ても良く分からない。」「検証を行うのに事前に何を準備するのか分からない。」などCitrix Cloudサービスに関して様々なお問い合わせを頂きます。

以前紹介したCloud Success CenterではCitrix Cloudサービスの評価、導入、展開、運用に関する分かりやすい技術リソースを提供しています。

ここでは特にリクエストを多かったCitrix Cloudサービスの「ステップ・バイ・ステップの導入手順書」の日本語化の紹介と共に、Citrix Cloudサービス評価、導入で非常に有用なドキュメントをより具体的いくつかご紹介いたします。

日本語版のダウンロードリングはページ最後になります。(近日公開)


Cloud Success Centerは6つのステップ(5の導入ステップと1つの運用ステップ)で構成されています。ステップごとに関連するワークブックやチュートリアルビデオ、技術ドキュメントが表示されます。

Plan(計画)

ここで提供されるのは主にCitrix Cloud成功の為のワークブックになります。対話形式でワークブック進めることで、プロジェクトの目的や必要なリソース、タイムスケジュールなどを明確することで検証、導入のブループリントが自動的に作成されます。ここでは詳細は割愛しますが、是非一度お試しください。

評価、導入、展開、運用に関する分かりやすい技術リソース

ここからはPrepare(準備)、Build(構築)、Roll out(展開)、Manage and optimize(運用と最適化)の各ステップにフォーカスして、どのようなコンテンツが提供されているか見てみましょう。

(注)これらのコンテンツは常に更新されています。

Prepare(準備)

このセクションで提供される主なコンテンツはCitrix Virtual …

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Citrix Cloudのステップ・バイ・ステップ導入ガイドが日本語化されました。

Special thanks to: Claudia and Sara of Cloud Success Team 🙂 


分かりやすい手順書が欲しい

「Citrix Cloudサービスを試してみたいが、マニュアルを見ても良く分からない。」「検証を行うのに事前に何を準備するのか分からない。」などCitrix Cloudサービスに関して様々なお問い合わせを頂きます。

以前紹介したCloud Success CenterではCitrix Cloudサービスの評価、導入、展開、運用に関する分かりやすい技術リソースを提供しています。

ここでは特にリクエストを多かったCitrix Cloudサービスの「ステップ・バイ・ステップの導入手順書」の日本語化の紹介と共に、Citrix Cloudサービス評価、導入で非常に有用なドキュメントをより具体的いくつかご紹介いたします。

日本語版のダウンロードリングはページ最後になります。(近日公開)


Cloud Success Centerは6つのステップ(5の導入ステップと1つの運用ステップ)で構成されています。ステップごとに関連するワークブックやチュートリアルビデオ、技術ドキュメントが表示されます。

Plan(計画)

ここで提供されるのは主にCitrix Cloud成功の為のワークブックになります。対話形式でワークブック進めることで、プロジェクトの目的や必要なリソース、タイムスケジュールなどを明確することで検証、導入のブループリントが自動的に作成されます。ここでは詳細は割愛しますが、是非一度お試しください。

評価、導入、展開、運用に関する分かりやすい技術リソース

ここからはPrepare(準備)、Build(構築)、Roll out(展開)、Manage and optimize(運用と最適化)の各ステップにフォーカスして、どのようなコンテンツが提供されているか見てみましょう。

(注)これらのコンテンツは常に更新されています。

Prepare(準備)

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Citrix Cloudの評価、導入を成功に導く為の統合支援ポータル Cloud Success Center 2.0 https://www.citrix.com/blogs/2019/07/17/introducing-citrix-cloud-success-center/ Thu, 18 Jul 2019 03:30:30 +0000 /blogs/?p=174243800 ここでは2019年6月にリニューアルされたCitrix Cloud Success Center 2.0を紹介します。


Cloud Success Centerについて

Cloud Success Centerは、Citrixのクラウドアーキテクト及びコンサルタントから構成されるエキスパートによってデザインされた、Citrix Cloudの導入を成功に導く為の統合支援ポータルになります。

Citrix Cloudの評価、導入、運用に必要な様々なリソースやプロジェクトを成功に導くためのワークブックが用意されてます。MyCitrixのアカウントをお持ちであればどのなたでも、無償でご利用頂けます。

具体的にどのようなリソースが提供されていますか?

各ステップで関連した様々なリソースが提供されますが代表的なコンテンツを紹介すると

  • Your Cloud Success Plan(Citrx Cloud導入成功への為の計画書)・・・対話形式のワークブックを進めることでプロジェクトのブループリントが作成されます。
  • Your pre-implementation checklist(事前技術要件チェックリスト)・・・Citrix Cloudの評価、導入の為の技術要件を一括して事前に確認することができます。)
  • Reference Architectures(リファレンスアーキテクチャ)・・・代表的な構成例を紹介しています。
  • Implementation guides(ステップ・バイ・ステップ形式の導入ガイド)・・・スクリーンキャプチャーを多用した、わかりやすい構築ガイドです。日本語版も提供されています。
  • Your Adoption Kit(ユーザー向けの利用ガイド)・・・実際の利用者向けのわかりやすいマニュアル

注目

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ここでは2019年6月にリニューアルされたCitrix Cloud Success Center 2.0を紹介します。


Cloud Success Centerについて

Cloud Success Centerは、Citrixのクラウドアーキテクト及びコンサルタントから構成されるエキスパートによってデザインされた、Citrix Cloudの導入を成功に導く為の統合支援ポータルになります。

Citrix Cloudの評価、導入、運用に必要な様々なリソースやプロジェクトを成功に導くためのワークブックが用意されてます。MyCitrixのアカウントをお持ちであればどのなたでも、無償でご利用頂けます。

具体的にどのようなリソースが提供されていますか?

各ステップで関連した様々なリソースが提供されますが代表的なコンテンツを紹介すると

  • Your Cloud Success Plan(Citrx Cloud導入成功への為の計画書)・・・対話形式のワークブックを進めることでプロジェクトのブループリントが作成されます。
  • Your pre-implementation checklist(事前技術要件チェックリスト)・・・Citrix Cloudの評価、導入の為の技術要件を一括して事前に確認することができます。)
  • Reference Architectures(リファレンスアーキテクチャ)・・・代表的な構成例を紹介しています。
  • Implementation guides(ステップ・バイ・ステップ形式の導入ガイド)・・・スクリーンキャプチャーを多用した、わかりやすい構築ガイドです。日本語版も提供されています。
  • Your Adoption Kit(ユーザー向けの利用ガイド)・・・実際の利用者向けのわかりやすいマニュアル

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SD-WANによるブランチオフィスのOffice 365利用 https://www.citrix.com/blogs/2019/07/08/sd-wan-office-365-branch-office/ Mon, 08 Jul 2019 06:45:59 +0000 /blogs/?p=174243726 昨今ますます加速するクラウド利用において、ネットワークが果たす役割もますます重要になってきています。従業員の生産性を最大限に高めるためには、働く場所を問わず、また社員の勤務地・拠点を問わずアプリケーションを快適に利用できるITインフラであることが、今後も引き続き重要だと考えます。

今回、マイクロソフト Office 365の利用におけるシトリックスSD-WANについて、北米の製品担当者のブログを日本語でご紹介します。同サイトでは動画もありますので、是非以下公式サイトもご覧ください。

公式サイト:
https://citrixblogs.wpengine.com/2019/01/02/accelerate-the-microsoft-office-365-user-experience-at-branch-offices/


ブランチオフィスでの快適なネットワーク環境を構築するには

Microsoft Ignite 2018で浮き彫りにされたように、多くの組織では依然としてレガシーのネットワークアーキテクチャが一般的に用いられており、ブランチオフィスのOffice 365クラウドサービスのユーザーはあまりクイックでないOutlookでのファイル検索、Microsoft OneDrive for Business やMicrosoft SharePoint Onlineでの非常に長い時間のかかるファイルのダウンロード、Microsoft TeamsやSkype for Business Onlineで起こる音ズレや度重なる接続の中断など、パフォーマンスに関してさまざまな苦痛に耐えなければなりません。こうした問題の最大の原因は、ブランチオフィスのすべてのOffice 365トラフィックが、何百マイルも離れたデータセンターに中継されるため、遅延が大きくなり過ぎることにあります。また、データセンターが何千マイルも離れた場所にあることさえあります。

ブランチオフィスで働く人たちのユーザーエクスペリエンスを最適化するために、Microsoftは積極的にOffice 365のネットワーク接続の原則と新しいAPIの導入を推進しています。Microsoft のパートナーとして長年、密接に連携してきたCitrixは、双方のお客様に対してこうした原則を簡単に採用でき、遅延の影響を受けやすいOffice 365アプリケーションについてブランチオフィスのユーザーエクスペリエンスを最適化するソフトウェア定義の最新のネットワーキングソリューションを提供できます。

Citrix SD-WANはMicrosoft REST APIを活用して、さまざまなタイプのOffice 365トラフィックを即座に特定し、分類します。信頼性が高く、遅延感度の高いトラフィックは自動的に最も近い場所にあるOffice 365の「フロントドア」に、通常ブランチオフィスから30ミリ秒以内でルーティングされます。

Citrix SD-WANを使ってOffice 365のトラフィックを管理する利点は、Teams callやMicrosoft OneDriveのダウンロード、Microsoft Exchange Onlineでの検索について導入の前と後とを比較すれば明らかであり、その様子が簡単にまとめたのがこのビデオです。

しかも、Citrix …

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昨今ますます加速するクラウド利用において、ネットワークが果たす役割もますます重要になってきています。従業員の生産性を最大限に高めるためには、働く場所を問わず、また社員の勤務地・拠点を問わずアプリケーションを快適に利用できるITインフラであることが、今後も引き続き重要だと考えます。

今回、マイクロソフト Office 365の利用におけるシトリックスSD-WANについて、北米の製品担当者のブログを日本語でご紹介します。同サイトでは動画もありますので、是非以下公式サイトもご覧ください。

公式サイト:
https://citrixblogs.wpengine.com/2019/01/02/accelerate-the-microsoft-office-365-user-experience-at-branch-offices/


ブランチオフィスでの快適なネットワーク環境を構築するには

Microsoft Ignite 2018で浮き彫りにされたように、多くの組織では依然としてレガシーのネットワークアーキテクチャが一般的に用いられており、ブランチオフィスのOffice 365クラウドサービスのユーザーはあまりクイックでないOutlookでのファイル検索、Microsoft OneDrive for Business やMicrosoft SharePoint Onlineでの非常に長い時間のかかるファイルのダウンロード、Microsoft TeamsやSkype for Business Onlineで起こる音ズレや度重なる接続の中断など、パフォーマンスに関してさまざまな苦痛に耐えなければなりません。こうした問題の最大の原因は、ブランチオフィスのすべてのOffice 365トラフィックが、何百マイルも離れたデータセンターに中継されるため、遅延が大きくなり過ぎることにあります。また、データセンターが何千マイルも離れた場所にあることさえあります。

ブランチオフィスで働く人たちのユーザーエクスペリエンスを最適化するために、Microsoftは積極的にOffice 365のネットワーク接続の原則と新しいAPIの導入を推進しています。Microsoft のパートナーとして長年、密接に連携してきたCitrixは、双方のお客様に対してこうした原則を簡単に採用でき、遅延の影響を受けやすいOffice 365アプリケーションについてブランチオフィスのユーザーエクスペリエンスを最適化するソフトウェア定義の最新のネットワーキングソリューションを提供できます。

Citrix SD-WANはMicrosoft REST APIを活用して、さまざまなタイプのOffice 365トラフィックを即座に特定し、分類します。信頼性が高く、遅延感度の高いトラフィックは自動的に最も近い場所にあるOffice 365の「フロントドア」に、通常ブランチオフィスから30ミリ秒以内でルーティングされます。

Citrix SD-WANを使ってOffice 365のトラフィックを管理する利点は、Teams callやMicrosoft OneDriveのダウンロード、Microsoft Exchange Onlineでの検索について導入の前と後とを比較すれば明らかであり、その様子が簡単にまとめたのがこのビデオです。

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グローバル化による新たな機会と課題 https://www.citrix.com/blogs/2019/06/20/opportunities-challenges-of-globalization/ Fri, 21 Jun 2019 00:00:35 +0000 /blogs/?p=174243379 グローバル化による新たな機会と課題

輸送や技術の進歩により世界は狭くなりました。私は海外と仕事を日常的にしていますが、今日では東京で朝食をとり、飛行機に飛び乗ってフロリダ本社で午後からミーティングをし、クライアントと夕食を取ることも可能です。コミュニケーションも場所を選ばず誰とでも瞬時に行えるようになりました。しかし、このような進歩によって最も大きな影響を受けるのはビジネスの世界です。ほとんどの企業がグローバル化できるようになりましたが、企業組織はこのグローバル化を進めるにあたり、それに伴う現実と課題を認識することが求められています。

時間と距離の壁をのり超える

まず第1の現実として、企業は新たな市場に対して、以前よりはるかに効率的且つ、迅速にアクセスできるようになりました。大半の企業はその規模にかかわらず時間と距離の壁を超えることで潜在的な顧客基盤を大きく拡大しています。実際に中小企業の58%がすでに海外に顧客を有していると回答しています。しかし海外市場への拡大には課題も伴います。顧客が企業と同じ地域に限られている場合は、会話や協業が比較的容易であり顧客との契約変更、パートナー企業との機密保持契約締結、あるいはベンダーへの発注などは、それぞれのオフィスに立ち寄るだけで完了します。しかし顧客、パートナー、あるいはベンダーが遠く離れた場所に存在する場合は、それほど簡単ではなくなってしまいます。

最高の人材を獲得、維持する

シトリックスのコンテンツコラボレーションはご存知でしょうか。コンテンツコラボレーションを使用することによってシンプルかつセキュリティの確保されたファイル共有が可能となり、FTPサイト、USBメモリ、CDなどが不要になります。また、Office 365との統合によって円滑なドキュメントの共同作成も可能です。ワークフローを使えばエンドユーザーが社内と社外を問わず相手からフィードバックと承認を得ることもでき、e-メールによるやり取りも不要となります。このようなドキュメントコラボレーションのためのツールを組み合わせて活用することで、相手が誰であろうとも、どこにいようとも、実際に会って話すような容易なものにすることができます。

第2の現実は、グローバル化は地理的な制限を超えてその人材プールを拡大することができるという点です。専門性持つ人材を必要とする企業にとって、必要とする人材を採用ができないと、それは成長を妨げる大きな要因となり得ます。リモートワークの拡大にはテクノロジーが貢献してきました。例えば、企業が他では得られないようなスキルセットを持つ人材が通勤可能な範囲にいなくても、彼らを採用し維持することを可能にしてきました。これは企業に戦略と考え方を変えるよう要求しているといえます。第一印象を与えることは一度しかできないため、新しいリモートワーカーの採用や研修などのプロセスをさらに改善、強化することは、企業イメージを高め、最高の人材を確保するうえで極めて重要になっています。

コンテンツコラボレーションは次のような場面でも活用できます。例えば、人事部は統合された電子署名機能を活用することで、署名されたオファーレターの取得プロセスをデジタル化することができます。署名されたオファーレターを受け取るとその後の作業は自動化されたワークフローが担い、新規採用者が記入すべき書類や各種案内なども自動的に送信されます。コンテンツコラボレーションによって、企業はリモートワーカーとして採用した人材を歓迎し、またパーソナライズしたかたちで研修提供することができるのです。

データの保護と規制への遵守

第3の現実として、グローバル進出する企業は、各国の規制やコンプライアンス要件が母国のものとは異なることを認識しなければなりません。これらの規制に従わなかった場合には大きなリスクが生じます。たとえばEU一般データ保護規則(GDPR)に基づく罰金は企業の売上高の最高4%または2,000万ユーロに達することがあり、これは企業にとって大きな損害となりえます。しかし課題は機会であるという側面もあります。多くの企業はGDPRへのコンプライアンスを自社のデータ保持と所在関連のポリシーを精査するだけでなく、プロセスを最適化し、セキュリティ全体を強化する機会だと考えています。

コンテンツコラボレーションを活用すれば、データは移動中も保存中にも暗号化されます。送信者は、意図した受信者が安全にファイルを受け取れるよう、また不正な配布を防ぐためにInformation Rights Management機能を使って権利を守ることができます。またIT部門はデータ損失防止システムを統合することでGDPRへのコンプライアンスに貢献できます。またコラボレーションの入り口となるコントロールプレーンが米国とEU内に存在しても、データはクラウド、またはオンプレミスで保存できるため、データ主権に関する要件も満たすことが可能です。

シトリックスのコンテンツコラボレーションがどうグローバルへ拡大戦略に貢献できるのかについてはこちらをご覧ください。

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グローバル化による新たな機会と課題

輸送や技術の進歩により世界は狭くなりました。私は海外と仕事を日常的にしていますが、今日では東京で朝食をとり、飛行機に飛び乗ってフロリダ本社で午後からミーティングをし、クライアントと夕食を取ることも可能です。コミュニケーションも場所を選ばず誰とでも瞬時に行えるようになりました。しかし、このような進歩によって最も大きな影響を受けるのはビジネスの世界です。ほとんどの企業がグローバル化できるようになりましたが、企業組織はこのグローバル化を進めるにあたり、それに伴う現実と課題を認識することが求められています。

時間と距離の壁をのり超える

まず第1の現実として、企業は新たな市場に対して、以前よりはるかに効率的且つ、迅速にアクセスできるようになりました。大半の企業はその規模にかかわらず時間と距離の壁を超えることで潜在的な顧客基盤を大きく拡大しています。実際に中小企業の58%がすでに海外に顧客を有していると回答しています。しかし海外市場への拡大には課題も伴います。顧客が企業と同じ地域に限られている場合は、会話や協業が比較的容易であり顧客との契約変更、パートナー企業との機密保持契約締結、あるいはベンダーへの発注などは、それぞれのオフィスに立ち寄るだけで完了します。しかし顧客、パートナー、あるいはベンダーが遠く離れた場所に存在する場合は、それほど簡単ではなくなってしまいます。

最高の人材を獲得、維持する

シトリックスのコンテンツコラボレーションはご存知でしょうか。コンテンツコラボレーションを使用することによってシンプルかつセキュリティの確保されたファイル共有が可能となり、FTPサイト、USBメモリ、CDなどが不要になります。また、Office 365との統合によって円滑なドキュメントの共同作成も可能です。ワークフローを使えばエンドユーザーが社内と社外を問わず相手からフィードバックと承認を得ることもでき、e-メールによるやり取りも不要となります。このようなドキュメントコラボレーションのためのツールを組み合わせて活用することで、相手が誰であろうとも、どこにいようとも、実際に会って話すような容易なものにすることができます。

第2の現実は、グローバル化は地理的な制限を超えてその人材プールを拡大することができるという点です。専門性持つ人材を必要とする企業にとって、必要とする人材を採用ができないと、それは成長を妨げる大きな要因となり得ます。リモートワークの拡大にはテクノロジーが貢献してきました。例えば、企業が他では得られないようなスキルセットを持つ人材が通勤可能な範囲にいなくても、彼らを採用し維持することを可能にしてきました。これは企業に戦略と考え方を変えるよう要求しているといえます。第一印象を与えることは一度しかできないため、新しいリモートワーカーの採用や研修などのプロセスをさらに改善、強化することは、企業イメージを高め、最高の人材を確保するうえで極めて重要になっています。

コンテンツコラボレーションは次のような場面でも活用できます。例えば、人事部は統合された電子署名機能を活用することで、署名されたオファーレターの取得プロセスをデジタル化することができます。署名されたオファーレターを受け取るとその後の作業は自動化されたワークフローが担い、新規採用者が記入すべき書類や各種案内なども自動的に送信されます。コンテンツコラボレーションによって、企業はリモートワーカーとして採用した人材を歓迎し、またパーソナライズしたかたちで研修提供することができるのです。

データの保護と規制への遵守

第3の現実として、グローバル進出する企業は、各国の規制やコンプライアンス要件が母国のものとは異なることを認識しなければなりません。これらの規制に従わなかった場合には大きなリスクが生じます。たとえばEU一般データ保護規則(GDPR)に基づく罰金は企業の売上高の最高4%または2,000万ユーロに達することがあり、これは企業にとって大きな損害となりえます。しかし課題は機会であるという側面もあります。多くの企業はGDPRへのコンプライアンスを自社のデータ保持と所在関連のポリシーを精査するだけでなく、プロセスを最適化し、セキュリティ全体を強化する機会だと考えています。

コンテンツコラボレーションを活用すれば、データは移動中も保存中にも暗号化されます。送信者は、意図した受信者が安全にファイルを受け取れるよう、また不正な配布を防ぐためにInformation Rights Management機能を使って権利を守ることができます。またIT部門はデータ損失防止システムを統合することでGDPRへのコンプライアンスに貢献できます。またコラボレーションの入り口となるコントロールプレーンが米国とEU内に存在しても、データはクラウド、またはオンプレミスで保存できるため、データ主権に関する要件も満たすことが可能です。

シトリックスのコンテンツコラボレーションがどうグローバルへ拡大戦略に貢献できるのかについてはこちらをご覧ください。

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Citrix Ready Workspace Hub “Atrust t32C ” 登場! https://www.citrix.com/blogs/2019/05/16/workspacehub-atrust/ Fri, 17 May 2019 03:30:43 +0000 /blogs/?p=174242924 みなさん、こんにちは。パートナーSE部の櫻井です。

先日、当社のパートナー様であるアセンテック株式会社様より、Citrix Ready WorkspaceHub(ワークスペースハブ)「Atrust t32C 」発売について発表がありました。

今回は同製品について、アセンテック社のSE 植田 誠様のご協力を得て紹介させていただきます。記事作成にご協力いただき、誠にありがとうございます!

 

ワークスペースハブとは?

まず、あまり馴染みのない方は「ワークスペースハブってなに?」ってなりますよね。Web上の情報などを探すと以下のような製品だと言っています。

  • ThinClient(Raspberry pi)
  • Proximity Reader(Citrix Casting)
  • IoT Hub
  • VoIP Phone(Skype for Business)

うーん、これだけだと少しわかりにくいですね・・・。

改めて、ワークスペースハブとは

簡潔に言うと、ワークスペースハブは特殊な鍵が付いた入り口(Citrix Virtual Apps & Desktops 等への入り口)を提供してくれるフラッグシップデバイスとなります。この入り口を開けるための鍵となるのがスマートフォンなどのWorkspace appモバイルデバイスになります。

では、特殊な鍵が付いた入り口はどのように開けることができるのでしょうか。

認証方法とCitrix Casting

特殊な鍵を開けるための方法としては、以下の2つの方法が提供されています。

  • QRコード認証
  • 近接認証(ビーコン検出)

※近接認証は …

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みなさん、こんにちは。パートナーSE部の櫻井です。

先日、当社のパートナー様であるアセンテック株式会社様より、Citrix Ready WorkspaceHub(ワークスペースハブ)「Atrust t32C 」発売について発表がありました。

今回は同製品について、アセンテック社のSE 植田 誠様のご協力を得て紹介させていただきます。記事作成にご協力いただき、誠にありがとうございます!

 

ワークスペースハブとは?

まず、あまり馴染みのない方は「ワークスペースハブってなに?」ってなりますよね。Web上の情報などを探すと以下のような製品だと言っています。

  • ThinClient(Raspberry pi)
  • Proximity Reader(Citrix Casting)
  • IoT Hub
  • VoIP Phone(Skype for Business)

うーん、これだけだと少しわかりにくいですね・・・。

改めて、ワークスペースハブとは

簡潔に言うと、ワークスペースハブは特殊な鍵が付いた入り口(Citrix Virtual Apps & Desktops 等への入り口)を提供してくれるフラッグシップデバイスとなります。この入り口を開けるための鍵となるのがスマートフォンなどのWorkspace appモバイルデバイスになります。

では、特殊な鍵が付いた入り口はどのように開けることができるのでしょうか。

認証方法とCitrix Casting

特殊な鍵を開けるための方法としては、以下の2つの方法が提供されています。

  • QRコード認証
  • 近接認証(ビーコン検出)

※近接認証は …

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Citrix Virtual Apps and Desktopsで Windows Inkのリダイレクションが可能になりました https://www.citrix.com/blogs/2019/04/18/windowsink/ Fri, 19 Apr 2019 02:00:02 +0000 /blogs/?p=174242610 はじめまして。金融業界向けのSEを担当している國分と申します。

2019年3月にCitrix Virtual Apps and Desktops 7.1903をリリースし、このバージョンに「Windows Ink」対応のアプリケーションをサポートする新機能が追加されました。これは、より安全かつシンプルなペーパーレス業務を実現可能とするものであり、金融業界をはじめ、様々な業務への貢献(働き方改革も)が期待できる機能であるため、少々解説させていただきます。

近年は金融業界においては長引く低金利などの理由と、取り扱える金融商品の増加により渉外業務(社外での販売業務)が盛んに行われており、業務のペーパーレス化により、生命保険の募集や金融商品販売、各種手続きなどをタブレット上で行うケースが増えております。

このようなペーパーレス化された業務の安全性を高める基盤として大きな貢献を果たしているのが、Citrix Virtual Apps and Desktopsです。この製品は端末上には一切情報を持つことなく、データセンターで稼働する契約アプリケーションなどを遠隔操作することにより、お客様契約に付帯する様々な情報を安全に保護します。

しかし、これまではタブレット画面に対するペンの筆圧などの情報を仮想側に送信できなかったため、契約者本人であることの証跡が求められる契約業務などはクレジットカード決済などの署名に使用されるサインパッドを持参し、USBデバイスとして仮想アプリケーション側に認識させて署名データを取得する対応が必要でした。ただ、サインパッドは外付けデバイスであり、常に紛失や落下破損の問題がつきまとっていました。


この問題を解決するのが、2019年3月にCitrix Virtual Apps and Desktopsに追加したWindows Inkのリダイレクト機能であり、「Microsoft Surface Pro」および「Surface Book」などに代表されるWindows Inkが利用できるWindowsタブレットで利用可能です。これは日本国内の複数のお客様から頂いたご要望をもとに、マイクロソフト社様にも新APIの準備などのご協力を頂き、標準機能として実装した日本発の機能です。

この機能により、タブレット画面に直接書いたペン操作情報をWindows Ink機能を経由して、仮想アプリケーション・デスクトップ環境に転送することが可能になります。Windows Inkに対応したWindowsタブレットであれば幅広い機器で利用することができ、外付けのサインパッドも不要となり、契約などに必要な証跡の筆跡情報を社外で安全に取得できるようになります。これまで以上に、安全かつシンプルなペーパーレス化が可能になります。

さらに、ペンとタッチ操作の識別が行えるようになりますので、年配の方に多いようですが、紙のようにタブレット画面に手をついてサインを行えるようになります。

蛇足ですが、XenDesktop7.5以降では物理端末のGPS情報や端末のカメラを仮想アプリケーション側にリダイレクトする機能が利用できますので、下図のようにサインした場所や本人確認書類を契約書に合わせて埋め込むことで更に有効性を補強する方法も採ることができます。

このように、Citrixは今後も安全で利便性の高い技術基盤の提供を通じて、金融業界をはじめ、皆様の働き方改革の推進とビジネス課題解決に貢献して参ります。

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はじめまして。金融業界向けのSEを担当している國分と申します。

2019年3月にCitrix Virtual Apps and Desktops 7.1903をリリースし、このバージョンに「Windows Ink」対応のアプリケーションをサポートする新機能が追加されました。これは、より安全かつシンプルなペーパーレス業務を実現可能とするものであり、金融業界をはじめ、様々な業務への貢献(働き方改革も)が期待できる機能であるため、少々解説させていただきます。

近年は金融業界においては長引く低金利などの理由と、取り扱える金融商品の増加により渉外業務(社外での販売業務)が盛んに行われており、業務のペーパーレス化により、生命保険の募集や金融商品販売、各種手続きなどをタブレット上で行うケースが増えております。

このようなペーパーレス化された業務の安全性を高める基盤として大きな貢献を果たしているのが、Citrix Virtual Apps and Desktopsです。この製品は端末上には一切情報を持つことなく、データセンターで稼働する契約アプリケーションなどを遠隔操作することにより、お客様契約に付帯する様々な情報を安全に保護します。

しかし、これまではタブレット画面に対するペンの筆圧などの情報を仮想側に送信できなかったため、契約者本人であることの証跡が求められる契約業務などはクレジットカード決済などの署名に使用されるサインパッドを持参し、USBデバイスとして仮想アプリケーション側に認識させて署名データを取得する対応が必要でした。ただ、サインパッドは外付けデバイスであり、常に紛失や落下破損の問題がつきまとっていました。


この問題を解決するのが、2019年3月にCitrix Virtual Apps and Desktopsに追加したWindows Inkのリダイレクト機能であり、「Microsoft Surface Pro」および「Surface Book」などに代表されるWindows Inkが利用できるWindowsタブレットで利用可能です。これは日本国内の複数のお客様から頂いたご要望をもとに、マイクロソフト社様にも新APIの準備などのご協力を頂き、標準機能として実装した日本発の機能です。

この機能により、タブレット画面に直接書いたペン操作情報をWindows Ink機能を経由して、仮想アプリケーション・デスクトップ環境に転送することが可能になります。Windows Inkに対応したWindowsタブレットであれば幅広い機器で利用することができ、外付けのサインパッドも不要となり、契約などに必要な証跡の筆跡情報を社外で安全に取得できるようになります。これまで以上に、安全かつシンプルなペーパーレス化が可能になります。

さらに、ペンとタッチ操作の識別が行えるようになりますので、年配の方に多いようですが、紙のようにタブレット画面に手をついてサインを行えるようになります。

蛇足ですが、XenDesktop7.5以降では物理端末のGPS情報や端末のカメラを仮想アプリケーション側にリダイレクトする機能が利用できますので、下図のようにサインした場所や本人確認書類を契約書に合わせて埋め込むことで更に有効性を補強する方法も採ることができます。

このように、Citrixは今後も安全で利便性の高い技術基盤の提供を通じて、金融業界をはじめ、皆様の働き方改革の推進とビジネス課題解決に貢献して参ります。

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日本におけるIT環境の複雑性を発行するにあたって https://www.citrix.com/blogs/2019/03/27/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8bit%e7%92%b0%e5%a2%83%e3%81%ae%e8%a4%87%e9%9b%91%e6%80%a7%e3%82%92%e7%99%ba%e8%a1%8c%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%ab%e3%81%82%e3%81%9f%e3%81%a3%e3%81%a6/ Wed, 27 Mar 2019 22:00:30 +0000 /blogs/?p=174242220 今日の企業や組織のエグゼクティブは、かつてない難問に直面しています。

現在、あらゆる産業は目まぐるしい変化に直面しており、業務をより迅速に、効率的に、そして柔軟性をもって対応することができるIT 環境の構築が求められています。このようなビジネス環境の変化に対応するにあたり、会社や組織には、従業員の生産効率化を図り創造力を最大化させるツールの提供が望まれています。また、優秀な人材の確保、従業員の定着化、優れた人材開発のような人的戦略に成功している組織は、規制ツールとしてテクノロジーを捉えるのではなく、業務や働き方を支援するツールとして利用しています。

Forbesによれば、従業員の幸福度は生産性と重要な因果関係があることが分かっており、上記でも示したように、使い勝手のよいツールそしてわかりやすいプロセスは、生産性に大きく関与します。従業員の幸福が向上することで生産性や株価が上がるという調査報告もでています。

IT部門のリーダーは、単にITサービスを提供するだけでなく、事業収益への貢献も求められます。また、IT部門は複雑性を理解し状況を簡素化することで、働きやすい環境を従業員に提供し、組織データや知的財産を安全に管理することは可能となります。

シトリックスでは、アジア太平洋日本地域における多数の企業や政府機関の上級管理者およびIT マネー ジャーを対象に、2018 年7 月23 日から8 月31 日にわたり、「日本におけるIT 環境の複雑性」につ いて調査を実施しました。「日本におけるIT環境の複雑性」を通じて、組織内で感じられる複雑性のレベルとIT環境の相関関係、事業への俊敏な対応、デジタルへの移行、クラウド化への移行状況、規制要件への対応状況について明らかにしています。

企業および行政機関の組織が、IT 環境の複雑性についてオーナーシップを持ち、効率性と生産性の向 上を目的とした柔軟性に富んだ安全なデジタルワークスペースを提供できるためのインサイトや戦略 を提示しています。ぜひご一読ください。

2018年7月23日から8月31日にわたり、シトリックス社(業務委託先:The Glass Elevator)が実施。

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今日の企業や組織のエグゼクティブは、かつてない難問に直面しています。

現在、あらゆる産業は目まぐるしい変化に直面しており、業務をより迅速に、効率的に、そして柔軟性をもって対応することができるIT 環境の構築が求められています。このようなビジネス環境の変化に対応するにあたり、会社や組織には、従業員の生産効率化を図り創造力を最大化させるツールの提供が望まれています。また、優秀な人材の確保、従業員の定着化、優れた人材開発のような人的戦略に成功している組織は、規制ツールとしてテクノロジーを捉えるのではなく、業務や働き方を支援するツールとして利用しています。

Forbesによれば、従業員の幸福度は生産性と重要な因果関係があることが分かっており、上記でも示したように、使い勝手のよいツールそしてわかりやすいプロセスは、生産性に大きく関与します。従業員の幸福が向上することで生産性や株価が上がるという調査報告もでています。

IT部門のリーダーは、単にITサービスを提供するだけでなく、事業収益への貢献も求められます。また、IT部門は複雑性を理解し状況を簡素化することで、働きやすい環境を従業員に提供し、組織データや知的財産を安全に管理することは可能となります。

シトリックスでは、アジア太平洋日本地域における多数の企業や政府機関の上級管理者およびIT マネー ジャーを対象に、2018 年7 月23 日から8 月31 日にわたり、「日本におけるIT 環境の複雑性」につ いて調査を実施しました。「日本におけるIT環境の複雑性」を通じて、組織内で感じられる複雑性のレベルとIT環境の相関関係、事業への俊敏な対応、デジタルへの移行、クラウド化への移行状況、規制要件への対応状況について明らかにしています。

企業および行政機関の組織が、IT 環境の複雑性についてオーナーシップを持ち、効率性と生産性の向 上を目的とした柔軟性に富んだ安全なデジタルワークスペースを提供できるためのインサイトや戦略 を提示しています。ぜひご一読ください。

2018年7月23日から8月31日にわたり、シトリックス社(業務委託先:The Glass Elevator)が実施。

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Citrix、Windows Virtual Desktopの パブリックプレビューをサポート https://www.citrix.com/blogs/2019/03/26/citrix%e3%80%81windows-virtual-desktop%e3%81%ae-%e3%83%91%e3%83%96%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%92%e7%a5%9d%e3%81%86-jp/ Wed, 27 Mar 2019 00:00:13 +0000 /blogs/?p=174242476 Citrixは、アムステルダムにおいて本日、Microsoftと共にIgnite | The Tourにおいて、Windows Virtual Desktopのパブリックプレビューを披露しました。Windows Virtual Desktopの利点は、Citrix Virtual Apps and Desktopsサービスを含むCitrix Workspaceを活用することによってさらに拡大し、この新しいプラットフォームに堅牢な管理機能が加わります。

Windows Virtual DesktopはAzureからのみ提供され、Office 365 ProPlusに最適化されたマルチセッションのWindows10を提供する、唯一のクラウドベースのサービスです。企業や組織のIT管理者は、Citrix Virtual Apps and DesktopsサービスをWindows Virtual Desktopに組み込むことにより、先進的なネットワーク機能、堅牢な管理ツール、および高度なユーザーエクスペリエンス最適化を活用できるようになります。Citrixを利用することにより、これらの新しいアプリケーションやデスクトップのワークロードを既存のオンプレミスでの展開と並行して管理できるため、クラウド導入において最大限の柔軟性が得られます。

CitrixとMicrosoftは両社のお客様のため、Azureでの仮想アプリケーションとデスクトップ提供を簡素化し、加速します。

Windows Virtual Desktopのアーリープレビュー

Citrixは公式リリースに向けMicrosoftとの協力を進めると共に、お客様がWindows Virtual Desktopのパブリックプレビューを自ら試し、これが自社のクラウド戦略にどのように合致するか確認することをお勧めしています。この新しいプラットフォームはWindowsオペレーティングシステムにマルチセッションの拡張性をもたらし、仮想化環境においてアプリケーションの互換性とユーザーエクスペリエンスを向上させます。

Citrix …

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Citrixは、アムステルダムにおいて本日、Microsoftと共にIgnite | The Tourにおいて、Windows Virtual Desktopのパブリックプレビューを披露しました。Windows Virtual Desktopの利点は、Citrix Virtual Apps and Desktopsサービスを含むCitrix Workspaceを活用することによってさらに拡大し、この新しいプラットフォームに堅牢な管理機能が加わります。

Windows Virtual DesktopはAzureからのみ提供され、Office 365 ProPlusに最適化されたマルチセッションのWindows10を提供する、唯一のクラウドベースのサービスです。企業や組織のIT管理者は、Citrix Virtual Apps and DesktopsサービスをWindows Virtual Desktopに組み込むことにより、先進的なネットワーク機能、堅牢な管理ツール、および高度なユーザーエクスペリエンス最適化を活用できるようになります。Citrixを利用することにより、これらの新しいアプリケーションやデスクトップのワークロードを既存のオンプレミスでの展開と並行して管理できるため、クラウド導入において最大限の柔軟性が得られます。

CitrixとMicrosoftは両社のお客様のため、Azureでの仮想アプリケーションとデスクトップ提供を簡素化し、加速します。

Windows Virtual Desktopのアーリープレビュー

Citrixは公式リリースに向けMicrosoftとの協力を進めると共に、お客様がWindows Virtual Desktopのパブリックプレビューを自ら試し、これが自社のクラウド戦略にどのように合致するか確認することをお勧めしています。この新しいプラットフォームはWindowsオペレーティングシステムにマルチセッションの拡張性をもたらし、仮想化環境においてアプリケーションの互換性とユーザーエクスペリエンスを向上させます。

Citrix …

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スマートな工場に求められるスマートなネットワーク https://www.citrix.com/blogs/2018/10/22/%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%aa%e5%b7%a5%e5%a0%b4%e3%81%ab%e6%b1%82%e3%82%81%e3%82%89%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%aa%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%af-j/ Mon, 22 Oct 2018 23:00:47 +0000 /blogs/?p=174240765 IIoT(Industrial Internet of Things)とも呼ばれる生産プロセスのデジタル化は、企業ネットワークにまったく新しい課題をもたらしています。デジタル化された生産ライン、機械、システムには、最適なデータ転送パフォーマンスを保証し、新たな要件に柔軟に対応するネットワーク、SD-WAN(ソフトウェア・デファインドWAN)が必要です。

デジタル化は、スピードアップと柔軟性向上という2つの効果をもたらします。たとえば、メーカーはデジタル化によってメンテナンスの手間が最小化されることを期待します。機械のセンサーデータの評価にビッグデータ分析や人工知能を用いれば、故障リスクが統計的に高くなる前に摩耗部品をジャストインタイムで交換するなど、予測的なメンテナンスが可能になります。同時に、メーカーは柔軟性の向上と、ソフトウェアを利用した機械の迅速化(バッチサイズ1製品まで)も求めます。

どちらの面でも、ネットワークに求められることは大幅に増加します。膨大な量のセンサーデータをできるだけ迅速に転送し、多くの場合はネットワークのエッジにあるサイトでリアルタイムに分析する必要があります(「エッジコンピューティング」と呼ばれます)。同時に、企業データセンター内の分析およびトレンディング用データを収集する一方で、別のデータプールをパブリッククラウドサービスと共有させることが重要になります。より柔軟な生産とは、ネットワークコンポーネントポリシーのはるかに頻繁かつ迅速な変更を意味します。

このように多くの課題を抱えるネットワーク要件に従来のネットワーク機器で対応するには、多大な労力が必要です。そのために、WANは先見の明のある企業がすでにデータセンターで採用している方法で進化しようとしています。現在、データセンターではソフトウェア・デファインド・ネットワーク(SDN)が利用されています。IIoT時代には、柔軟でシンプルなソフトウェア・デファインド管理が、データセンター内に限らず、生産ライン、小売店舗、病院で使用される映像装置など、クラウドからデータセンター、エッジにいたるあらゆる場所で必要になります。

SD-WANでは、ネットワークトラフィックの処理方法をポリシーによってアプリケーション別に定義できます。インシデント(帯域幅ボトルネックやケーブル障害など)の発生時は、ネットワークチームは別のルートを指定できます。SD-WANソリューションは、中断のないフェイルオーバーだけでなく、転送経路間でのアプリケーション要件に応じた継続的かつインテリジェントな負荷分散も提供します。重要なデータトラフィックは、サービス品質メカニズムを使って優先させることができます。同時に、SD-WANアプライアンスは、データ圧縮、重複排除、ネットワークプロトコルレベルでの最適化によってデータトラフィックを迅速化します。これは、既存のルーティングトポロジとシームレスに統合され、クラウド経由でどこからでも管理できます。

SD-WANテクノロジーでもう1つ重要なことは、ネットワークチームが必要に応じてセキュアな仮想サブネットを作成し、データトラフィックをセグメント化できることです。たとえば、小売チェーンのIT部門は、ブランチオフィスのゲスト用VLANを仮想ルーティング/フォワーディング(VRF)によって一元的な場所からセットアップできます。ネットワークのセグメント化は、製造施設や病院でも同様に有用であり重要です。この場合も、ネットワーク変更の実装に必要な柔軟性がVRFによって提供され、ネットワーク管理者やセキュリティチームが必要とするリアルタイムの概要がアナリティクス機能によって提供されます。

デジタル化時代には、ソフトウェア・デファインド・ネットワークはデータセンター内にとどまらず、エッジにまで拡張されなければなりません。スマートなIIoT機器にはスマートなネットワークが必要です。シトリックスがCitrix SD-WANによって提供するSD-WANは、今求められている制御、スピード、柔軟性を企業ネットワーク全体に確実に提供することができます。

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IIoT(Industrial Internet of Things)とも呼ばれる生産プロセスのデジタル化は、企業ネットワークにまったく新しい課題をもたらしています。デジタル化された生産ライン、機械、システムには、最適なデータ転送パフォーマンスを保証し、新たな要件に柔軟に対応するネットワーク、SD-WAN(ソフトウェア・デファインドWAN)が必要です。

デジタル化は、スピードアップと柔軟性向上という2つの効果をもたらします。たとえば、メーカーはデジタル化によってメンテナンスの手間が最小化されることを期待します。機械のセンサーデータの評価にビッグデータ分析や人工知能を用いれば、故障リスクが統計的に高くなる前に摩耗部品をジャストインタイムで交換するなど、予測的なメンテナンスが可能になります。同時に、メーカーは柔軟性の向上と、ソフトウェアを利用した機械の迅速化(バッチサイズ1製品まで)も求めます。

どちらの面でも、ネットワークに求められることは大幅に増加します。膨大な量のセンサーデータをできるだけ迅速に転送し、多くの場合はネットワークのエッジにあるサイトでリアルタイムに分析する必要があります(「エッジコンピューティング」と呼ばれます)。同時に、企業データセンター内の分析およびトレンディング用データを収集する一方で、別のデータプールをパブリッククラウドサービスと共有させることが重要になります。より柔軟な生産とは、ネットワークコンポーネントポリシーのはるかに頻繁かつ迅速な変更を意味します。

このように多くの課題を抱えるネットワーク要件に従来のネットワーク機器で対応するには、多大な労力が必要です。そのために、WANは先見の明のある企業がすでにデータセンターで採用している方法で進化しようとしています。現在、データセンターではソフトウェア・デファインド・ネットワーク(SDN)が利用されています。IIoT時代には、柔軟でシンプルなソフトウェア・デファインド管理が、データセンター内に限らず、生産ライン、小売店舗、病院で使用される映像装置など、クラウドからデータセンター、エッジにいたるあらゆる場所で必要になります。

SD-WANでは、ネットワークトラフィックの処理方法をポリシーによってアプリケーション別に定義できます。インシデント(帯域幅ボトルネックやケーブル障害など)の発生時は、ネットワークチームは別のルートを指定できます。SD-WANソリューションは、中断のないフェイルオーバーだけでなく、転送経路間でのアプリケーション要件に応じた継続的かつインテリジェントな負荷分散も提供します。重要なデータトラフィックは、サービス品質メカニズムを使って優先させることができます。同時に、SD-WANアプライアンスは、データ圧縮、重複排除、ネットワークプロトコルレベルでの最適化によってデータトラフィックを迅速化します。これは、既存のルーティングトポロジとシームレスに統合され、クラウド経由でどこからでも管理できます。

SD-WANテクノロジーでもう1つ重要なことは、ネットワークチームが必要に応じてセキュアな仮想サブネットを作成し、データトラフィックをセグメント化できることです。たとえば、小売チェーンのIT部門は、ブランチオフィスのゲスト用VLANを仮想ルーティング/フォワーディング(VRF)によって一元的な場所からセットアップできます。ネットワークのセグメント化は、製造施設や病院でも同様に有用であり重要です。この場合も、ネットワーク変更の実装に必要な柔軟性がVRFによって提供され、ネットワーク管理者やセキュリティチームが必要とするリアルタイムの概要がアナリティクス機能によって提供されます。

デジタル化時代には、ソフトウェア・デファインド・ネットワークはデータセンター内にとどまらず、エッジにまで拡張されなければなりません。スマートなIIoT機器にはスマートなネットワークが必要です。シトリックスがCitrix SD-WANによって提供するSD-WANは、今求められている制御、スピード、柔軟性を企業ネットワーク全体に確実に提供することができます。

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SD-WAN = サイト間でのビジネスプロセスの最適化 https://www.citrix.com/blogs/2018/10/22/sd-wan-%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e9%96%93%e3%81%a7%e3%81%ae%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%bb%e3%82%b9%e3%81%ae%e6%9c%80%e9%81%a9%e5%8c%96-jp/ Mon, 22 Oct 2018 23:00:28 +0000 /blogs/?p=174240763 ほぼすべての産業でデジタル化が進む中で、企業本社、パブリッククラウドサービス、リモートロケーション間の通信の重要性が飛躍的に高まっています。SD-WAN(ソフトウェア・デファインドWAN)は、企業データセンター、クラウド、ブランチオフィス間のスムーズなデータトラフィックを確実に実現します。

ほとんどの企業では、デジタル化によって膨大な量のデータが収集されます。ただし、効率の改善、顧客満足度の向上、新規ビジネスモデルの実現を図るために、このデータの評価は、自社サイト、プライベートデータセンター、クラウドといった複数の異なる場所で行われています。小売チェーンは店舗内の顧客の行動に関するデータを収集し、ロジスティクス企業は個々のバッチの移動データを収集し、メーカーはメンテナンスの問題をできるだけ早急に特定できるように機械とシステムからのセンサーデータを収集します。このような状況では、本社、ブランチオフィス、クラウドの間を流れるデータの量が膨大になっても不思議はありません。

この膨大なデータトラフィックの処理を、スピードを重視しながら高い信頼性と効率をもって実行することはとても大変な作業です。そのために、革新的なIT組織はSD-WANと呼ばれるテクノロジーを使ってスイッチとルーターを強化しています。

SD-WANは、データトラフィックをネットワークおよびアプリケーションレベルで最適化することでアプリケーションの高い可用性とパフォーマンスを実現します。IT組織は、データトラフィックのアプリケーション別の処理方法をポリシーによってネットワークに指定します。SD-WANは、ネットワークセグメント内の問題を高い信頼性で検出し、データトラフィックを自動的に別のルートにリダイレクトすることで中断を回避します。

シームレスフェイルオーバー以外にも、SD-WANはデータパス間での継続的かつインテリジェントな負荷分散も確実に行います。これにより、トラフィックのオーバーロード、パケット喪失、ネットワークレイテンシー(遅延)、ジッターによって生じるパフォーマンスの問題が回避されます。ビジネスに特に重要なアプリケーションはサービス品質メカニズムを使って優先的に処理されます。これは、VoIPデータストリームのようにレイテンシが重視されるデータトラフィックでも同様です。

さらに、高ネットワークパフォーマンスが求められる場合は、SD-WANソリューションはデータ圧縮、データ重複排除、ネットワークプロトコルレベルの最適化によってアプリケーションパフォーマンスを高速化します。また、これは既存のネットワークトポロジーに簡単に統合されます。

このアプローチでは、MPLS、DSL、4Gなどの各種WANテクノロジーを柔軟に利用できるため、新規ロケーションの導入時間が短縮されます。ITチームは、最初は既存の接続(インターネットまたは4G)を使用し、後から必要に応じてMPLSなどの追加のネットワーキングテクノロジーを、運用を中断することなく簡単に統合できます。このように、SD-WANはデジタル転換プロジェクトの迅速化も果たします。IT部門は、ビジネスに重要な既存のアプリケーションやプロセスを中断させることなく新しいアプリケーションを既存のITランドスケープに組み込むことができるため、これらのプロジェクトの進行が迅速化されます。

Citrix SD-WANのような先進のSD-WANソリューションは、WAN上を流れるアプリケーションデータの高い可視性を提供します。これには、各種WANセグメントのパフォーマンスと使用率に関するエンドツーエンドのレポート機能も含まれます。

SD-WANインフラストラクチャのクラウドベースの一元的オーケストレーションにより、運用コストの低減と、移動、追加、変更の迅速化を図ることができます。マルチテナント機能は、高レベルのセキュリティと柔軟性を保証します。IT組織は、個々の顧客ネットワークまたはサブネットをセキュアに分離できます。たとえば、自動車メーカーは各種サプライヤーとの接続を個別に用意でき、小売チェーンのITチームは店舗内のゲスト用個別Wi-Fiネットワークを一元的な場所から確立できます。

SD-WANを利用することで、IT組織はネットワークダウンタイムの最小化、サービスコストの削減、従業員の生産性向上、セキュリティレベルの改善を図ることができます。このような理由から、デジタルトランスフォーメーション時代のサイトの相互接続においてはSD-WANが最適なテクノロジーとなります。

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ほぼすべての産業でデジタル化が進む中で、企業本社、パブリッククラウドサービス、リモートロケーション間の通信の重要性が飛躍的に高まっています。SD-WAN(ソフトウェア・デファインドWAN)は、企業データセンター、クラウド、ブランチオフィス間のスムーズなデータトラフィックを確実に実現します。

ほとんどの企業では、デジタル化によって膨大な量のデータが収集されます。ただし、効率の改善、顧客満足度の向上、新規ビジネスモデルの実現を図るために、このデータの評価は、自社サイト、プライベートデータセンター、クラウドといった複数の異なる場所で行われています。小売チェーンは店舗内の顧客の行動に関するデータを収集し、ロジスティクス企業は個々のバッチの移動データを収集し、メーカーはメンテナンスの問題をできるだけ早急に特定できるように機械とシステムからのセンサーデータを収集します。このような状況では、本社、ブランチオフィス、クラウドの間を流れるデータの量が膨大になっても不思議はありません。

この膨大なデータトラフィックの処理を、スピードを重視しながら高い信頼性と効率をもって実行することはとても大変な作業です。そのために、革新的なIT組織はSD-WANと呼ばれるテクノロジーを使ってスイッチとルーターを強化しています。

SD-WANは、データトラフィックをネットワークおよびアプリケーションレベルで最適化することでアプリケーションの高い可用性とパフォーマンスを実現します。IT組織は、データトラフィックのアプリケーション別の処理方法をポリシーによってネットワークに指定します。SD-WANは、ネットワークセグメント内の問題を高い信頼性で検出し、データトラフィックを自動的に別のルートにリダイレクトすることで中断を回避します。

シームレスフェイルオーバー以外にも、SD-WANはデータパス間での継続的かつインテリジェントな負荷分散も確実に行います。これにより、トラフィックのオーバーロード、パケット喪失、ネットワークレイテンシー(遅延)、ジッターによって生じるパフォーマンスの問題が回避されます。ビジネスに特に重要なアプリケーションはサービス品質メカニズムを使って優先的に処理されます。これは、VoIPデータストリームのようにレイテンシが重視されるデータトラフィックでも同様です。

さらに、高ネットワークパフォーマンスが求められる場合は、SD-WANソリューションはデータ圧縮、データ重複排除、ネットワークプロトコルレベルの最適化によってアプリケーションパフォーマンスを高速化します。また、これは既存のネットワークトポロジーに簡単に統合されます。

このアプローチでは、MPLS、DSL、4Gなどの各種WANテクノロジーを柔軟に利用できるため、新規ロケーションの導入時間が短縮されます。ITチームは、最初は既存の接続(インターネットまたは4G)を使用し、後から必要に応じてMPLSなどの追加のネットワーキングテクノロジーを、運用を中断することなく簡単に統合できます。このように、SD-WANはデジタル転換プロジェクトの迅速化も果たします。IT部門は、ビジネスに重要な既存のアプリケーションやプロセスを中断させることなく新しいアプリケーションを既存のITランドスケープに組み込むことができるため、これらのプロジェクトの進行が迅速化されます。

Citrix SD-WANのような先進のSD-WANソリューションは、WAN上を流れるアプリケーションデータの高い可視性を提供します。これには、各種WANセグメントのパフォーマンスと使用率に関するエンドツーエンドのレポート機能も含まれます。

SD-WANインフラストラクチャのクラウドベースの一元的オーケストレーションにより、運用コストの低減と、移動、追加、変更の迅速化を図ることができます。マルチテナント機能は、高レベルのセキュリティと柔軟性を保証します。IT組織は、個々の顧客ネットワークまたはサブネットをセキュアに分離できます。たとえば、自動車メーカーは各種サプライヤーとの接続を個別に用意でき、小売チェーンのITチームは店舗内のゲスト用個別Wi-Fiネットワークを一元的な場所から確立できます。

SD-WANを利用することで、IT組織はネットワークダウンタイムの最小化、サービスコストの削減、従業員の生産性向上、セキュリティレベルの改善を図ることができます。このような理由から、デジタルトランスフォーメーション時代のサイトの相互接続においてはSD-WANが最適なテクノロジーとなります。

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Citrix Workspace 新着情報 2018年6月 https://www.citrix.com/blogs/2018/07/12/whats-new-with-citrix-workspace-in-june-2018-jp/ Thu, 12 Jul 2018 11:10:47 +0000 /blogs/?p=174239374 このブログはCitrix Workspace TeamのWhat’s New with Citrix Workspace in June 2018の日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

今月の「Citrix Workspace 新着情報」をお届けします。このシリーズでは、当社のお客様、パートナー、アナリスト、業界リーダーの方々に、XenApp、XenDesktop、 XenMobile、XenServer、そしてShareFileを構成要素とする Citrix Workspaceがもたらす最新のイノベーションに関する概要を提供しています。

シトリックス本社のある北半球では、バーベキューや家族旅行に出かける準備を整える、本格的な夏の始まりまであと僅かになりました。しかし、多くの人が長い休暇を利用する最中に、我々シトリックスでは、素晴らしい新機能を作り上げ、競争を優位に進めるために、日々忙しく働いています。

当社はCitrix Synergy 2018において、皆様にご紹介したあらゆるものを90日以内に提供開始することを発表しましたが、これはもちろん冗談ではありません。XenAppおよびXenDesktop 7.18のリリースが最近公表された直後に、Citrix Workspace関連の多くの機能がこの6月にリリースされます。このリリースには、ユーザーエクスペリエンスの改善だけでなく、管理者のエクスペリエンス改善も含まれています。

これらのリリースに関して、以下に詳しく説明します。

Microsoft Azureでのアプリケーションとデスクトップの配備を高速化

約1年前、シトリックスは、XenAppおよびXenDesktopサービスを使用してAzure Governmentに対するVDAのプロビジョニングを行う機能に関するテックプレビュー版を発表しました。皆様はすでに、オンプレミスやクラウドインフラストラクチャにおけるMachine Creation …

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このブログはCitrix Workspace TeamのWhat’s New with Citrix Workspace in June 2018の日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

今月の「Citrix Workspace 新着情報」をお届けします。このシリーズでは、当社のお客様、パートナー、アナリスト、業界リーダーの方々に、XenApp、XenDesktop、 XenMobile、XenServer、そしてShareFileを構成要素とする Citrix Workspaceがもたらす最新のイノベーションに関する概要を提供しています。

シトリックス本社のある北半球では、バーベキューや家族旅行に出かける準備を整える、本格的な夏の始まりまであと僅かになりました。しかし、多くの人が長い休暇を利用する最中に、我々シトリックスでは、素晴らしい新機能を作り上げ、競争を優位に進めるために、日々忙しく働いています。

当社はCitrix Synergy 2018において、皆様にご紹介したあらゆるものを90日以内に提供開始することを発表しましたが、これはもちろん冗談ではありません。XenAppおよびXenDesktop 7.18のリリースが最近公表された直後に、Citrix Workspace関連の多くの機能がこの6月にリリースされます。このリリースには、ユーザーエクスペリエンスの改善だけでなく、管理者のエクスペリエンス改善も含まれています。

これらのリリースに関して、以下に詳しく説明します。

Microsoft Azureでのアプリケーションとデスクトップの配備を高速化

約1年前、シトリックスは、XenAppおよびXenDesktopサービスを使用してAzure Governmentに対するVDAのプロビジョニングを行う機能に関するテックプレビュー版を発表しました。皆様はすでに、オンプレミスやクラウドインフラストラクチャにおけるMachine Creation …

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7.18でのHDXグラフィックの改良点 https://www.citrix.com/blogs/2018/07/12/hdx-graphics-goodies-in-7-18-jp/ Thu, 12 Jul 2018 11:07:07 +0000 /blogs/?p=174239178 このブログはCitrix 開発部門Muhammad Dawoodの執筆したのHDX Graphics Goodies in 7.18!日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

H.264ロスレス構築

「ロスレス構築」という表示品質のポリシー設定は、私がICA/HDXに携わるようになってからずっと使用されてきました。それは本当に長い期間になります。このポリシーを有効にすることで、Thinwire(弊社のグラフィックスリモート処理テクノロジー)は、医療用画像の操作など、最終的にピクセルが完全な画像を必要とする、3Dタイプのワークロードに最適化されたモードになります。

ロスレス構築の背景にある考え方はシンプルです。ユーザー入力の際には最適なインタラクティブ機能を提供し、アクティビティが終了したときにはロスレス品質まで鮮明に表示するというものです。インタラクティブフェーズでは、最大限のフレームレートを維持するために、利用可能なリソースに応じて画質を下げます。さらに、「割り込み可能な」方法で(部分ごとに)表示を鮮明化することで、ユーザーが途中で表示を取り消した場合のセッションのインタラクティブ性を維持します。

新機能

これまで使用してきた可変品質のJPEGは、ほとんどのシナリオでは適切に処理されますが、帯域幅が限られていたり、遅延が高い場合は品質がかなり低下します。7.18では、ロスレス構築の新しい機能拡張として、H.264がサポートされるようになりました。お客様がWindowsまたはLinux Receiverを使用している場合、インタラクティブフェーズではJPEGの代わりにH.264が使用され、ロスレス構築にはこれまでと同じ「割り込み可能な」鮮明化方式が使用されます。さらに、H.264品質が採用される方法も変更され、最終的な結果のインタラクティブ性が、特にWANのシナリオ(1~20 Mbps、40~250 ms)において大幅に向上しました。ぜひご自身でご確認ください。

この機能拡張を活用するために、新しいポリシーやReceiverのアップグレードは必要ありません。「Use Video Codec」(ビデオコーデックの使用)ポリシーを、「Use when preferred」(必要に応じて使用する)(デフォルト)または「For actively changing regions」(アクティブに変化する領域用)に設定するだけです。ロスレス構築にJPEGを使用する設定に戻す場合は、このポリシーを「Do not use」(使用しない)に設定します。

プログレッシブ表示

帯域幅が狭い接続や遅延が高い接続では、画面の応答時間が大きな影響を受ける場合があります。以前は、Webページをスクロールしても、画面の表示が切り替わらず、画像が読み込まれ、テキストが表示されるまで待機するという状況でした。HDX(実際にはあらゆるリモート処理プロトコル)では、ユーザー入力(マウスホイールでのスクロールなど)に応じて画面がすばやく更新されないことに対するフラストレーションが大きくなっています。

7.17までは、セッションの画質を「Low」(低)に構成するか、色深度を低く設定する(16または8ビットグラフィックス)ことによって、インタラクティブ性を向上させることが可能です。これはいずれも帯域幅の消費量を下げ、ポリシーで設定することができます。この方法の問題は、管理者がユーザーの接続の品質が低いことをあらかじめ把握している必要があることです。現在、Thinwireでネットワークの状態に基づいて動的に品質を調整する方法はありません。

新機能

プログレッシブ表示では、品質の低いネットワークの状況を検知し、ユーザーアクティビティの実行中の画像とテキストの表示品質を下げて対応することで、このフラストレーションをいくらか緩和しようとしています。操作が完了すると、画像とテキストは徐々にロスレス品質で表示されます。これにより、長期的には帯域幅の使用量が若干増加しますが、インタラクティブ性(応答時間)が問題である場合は大幅に改善されます。

プログレッシブ表示はデフォルトでは「スタンバイモード」になっており、H.264ロスレス構築と同様に、利用するためにReceiverのアップグレードや新しいポリシー設定は必要ありません。

また本機能の制御を行う場合はVDA側のレジストリで設定します。

[REG_DWORD] HKLM\Software\Citrix\Graphics\ProgressiveDisplay

  • 0: 無効
  • 1: 自動

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このブログはCitrix 開発部門Muhammad Dawoodの執筆したのHDX Graphics Goodies in 7.18!日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

H.264ロスレス構築

「ロスレス構築」という表示品質のポリシー設定は、私がICA/HDXに携わるようになってからずっと使用されてきました。それは本当に長い期間になります。このポリシーを有効にすることで、Thinwire(弊社のグラフィックスリモート処理テクノロジー)は、医療用画像の操作など、最終的にピクセルが完全な画像を必要とする、3Dタイプのワークロードに最適化されたモードになります。

ロスレス構築の背景にある考え方はシンプルです。ユーザー入力の際には最適なインタラクティブ機能を提供し、アクティビティが終了したときにはロスレス品質まで鮮明に表示するというものです。インタラクティブフェーズでは、最大限のフレームレートを維持するために、利用可能なリソースに応じて画質を下げます。さらに、「割り込み可能な」方法で(部分ごとに)表示を鮮明化することで、ユーザーが途中で表示を取り消した場合のセッションのインタラクティブ性を維持します。

新機能

これまで使用してきた可変品質のJPEGは、ほとんどのシナリオでは適切に処理されますが、帯域幅が限られていたり、遅延が高い場合は品質がかなり低下します。7.18では、ロスレス構築の新しい機能拡張として、H.264がサポートされるようになりました。お客様がWindowsまたはLinux Receiverを使用している場合、インタラクティブフェーズではJPEGの代わりにH.264が使用され、ロスレス構築にはこれまでと同じ「割り込み可能な」鮮明化方式が使用されます。さらに、H.264品質が採用される方法も変更され、最終的な結果のインタラクティブ性が、特にWANのシナリオ(1~20 Mbps、40~250 ms)において大幅に向上しました。ぜひご自身でご確認ください。

この機能拡張を活用するために、新しいポリシーやReceiverのアップグレードは必要ありません。「Use Video Codec」(ビデオコーデックの使用)ポリシーを、「Use when preferred」(必要に応じて使用する)(デフォルト)または「For actively changing regions」(アクティブに変化する領域用)に設定するだけです。ロスレス構築にJPEGを使用する設定に戻す場合は、このポリシーを「Do not use」(使用しない)に設定します。

プログレッシブ表示

帯域幅が狭い接続や遅延が高い接続では、画面の応答時間が大きな影響を受ける場合があります。以前は、Webページをスクロールしても、画面の表示が切り替わらず、画像が読み込まれ、テキストが表示されるまで待機するという状況でした。HDX(実際にはあらゆるリモート処理プロトコル)では、ユーザー入力(マウスホイールでのスクロールなど)に応じて画面がすばやく更新されないことに対するフラストレーションが大きくなっています。

7.17までは、セッションの画質を「Low」(低)に構成するか、色深度を低く設定する(16または8ビットグラフィックス)ことによって、インタラクティブ性を向上させることが可能です。これはいずれも帯域幅の消費量を下げ、ポリシーで設定することができます。この方法の問題は、管理者がユーザーの接続の品質が低いことをあらかじめ把握している必要があることです。現在、Thinwireでネットワークの状態に基づいて動的に品質を調整する方法はありません。

新機能

プログレッシブ表示では、品質の低いネットワークの状況を検知し、ユーザーアクティビティの実行中の画像とテキストの表示品質を下げて対応することで、このフラストレーションをいくらか緩和しようとしています。操作が完了すると、画像とテキストは徐々にロスレス品質で表示されます。これにより、長期的には帯域幅の使用量が若干増加しますが、インタラクティブ性(応答時間)が問題である場合は大幅に改善されます。

プログレッシブ表示はデフォルトでは「スタンバイモード」になっており、H.264ロスレス構築と同様に、利用するためにReceiverのアップグレードや新しいポリシー設定は必要ありません。

また本機能の制御を行う場合はVDA側のレジストリで設定します。

[REG_DWORD] HKLM\Software\Citrix\Graphics\ProgressiveDisplay

  • 0: 無効
  • 1: 自動

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Citrix Virtual Apps and Desktops Service on Azure解説その2:リソースレイヤーの考慮事項 https://www.citrix.com/blogs/2018/07/10/cloud-guidepost-citrix-virtual-apps-and-desktops-service-on-azure-part-2-jp/ Tue, 10 Jul 2018 14:29:59 +0000 /blogs/?p=174239255 このブログはCitrix Cloud SuccessチームのCloud Guidepost: Citrix Virtual Apps and Desktops Service on Azure (Part 2)の日本語翻訳に加筆修正したものです。

SalesforceのCEO兼会長であるMarc Benioff氏はかつて「クラウドはすべての人のものです。クラウドはデモクラシーなのです」と述べていました。私はこの言葉が完全に正しいと強く信じていますが、私たちITの専門家は、従来のオンプレミス的な考え方を拡張して、クラウドテクノロジーを取り入れたり、学んだりすることを苦手としているのもまた事実です。

Citrix Apps and Desktops ServiceとMicrosoft Azureの組み合わせについて理解を深め、導入作業を支援するための方法として、このブログシリーズのその2では、お客様独自の環境を実装する際に、検討や計画が必要となる具体的なAzureコンポーネントのいくつかについて説明します。

作業を進める前に、弊社のエンタープライズアーキテクトであるKevin Nardoneによる、こちらの記事こちらの記事をお読みになることをお勧めします。これらの記事では、Microsoft Azureでシトリックスのワークロードを展開する際に役立つすばらしいヒントやコツが紹介されています。既にこれらの記事を読まれた方もいらっしゃるでしょうか。答えが「はい」なら、これ以上の説明は不要なので、さっそくこのトピックの説明に入りましょう。

Azure環境の計画

1 Azureのサブスクリプション

サブスクリプションは、Microsoftの1つまたは複数のクラウドプラットフォームやサービスを利用するための、Microsoftとの契約であり、ユーザーごとのライセンスまたはクラウドベースのリソースの使用量に基づいて料金が発生します。Azureのサブスクリプションには、特に、さまざまなワークロードを組み合わせた非常に大規模な環境を展開する場合には、管理が難しくなる制限値があります。これは、シトリックスのワークロードを展開する際には問題になる可能性があります。最終的に、Microsoftに連絡してvCPU、VM、ストレージの制限値を大きくすることが必要になる可能性があるためです。できる限り、シトリックスのワークロード専用のサブスクリプションを利用することを検討してください。…

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このブログはCitrix Cloud SuccessチームのCloud Guidepost: Citrix Virtual Apps and Desktops Service on Azure (Part 2)の日本語翻訳に加筆修正したものです。

SalesforceのCEO兼会長であるMarc Benioff氏はかつて「クラウドはすべての人のものです。クラウドはデモクラシーなのです」と述べていました。私はこの言葉が完全に正しいと強く信じていますが、私たちITの専門家は、従来のオンプレミス的な考え方を拡張して、クラウドテクノロジーを取り入れたり、学んだりすることを苦手としているのもまた事実です。

Citrix Apps and Desktops ServiceとMicrosoft Azureの組み合わせについて理解を深め、導入作業を支援するための方法として、このブログシリーズのその2では、お客様独自の環境を実装する際に、検討や計画が必要となる具体的なAzureコンポーネントのいくつかについて説明します。

作業を進める前に、弊社のエンタープライズアーキテクトであるKevin Nardoneによる、こちらの記事こちらの記事をお読みになることをお勧めします。これらの記事では、Microsoft Azureでシトリックスのワークロードを展開する際に役立つすばらしいヒントやコツが紹介されています。既にこれらの記事を読まれた方もいらっしゃるでしょうか。答えが「はい」なら、これ以上の説明は不要なので、さっそくこのトピックの説明に入りましょう。

Azure環境の計画

1 Azureのサブスクリプション

サブスクリプションは、Microsoftの1つまたは複数のクラウドプラットフォームやサービスを利用するための、Microsoftとの契約であり、ユーザーごとのライセンスまたはクラウドベースのリソースの使用量に基づいて料金が発生します。Azureのサブスクリプションには、特に、さまざまなワークロードを組み合わせた非常に大規模な環境を展開する場合には、管理が難しくなる制限値があります。これは、シトリックスのワークロードを展開する際には問題になる可能性があります。最終的に、Microsoftに連絡してvCPU、VM、ストレージの制限値を大きくすることが必要になる可能性があるためです。できる限り、シトリックスのワークロード専用のサブスクリプションを利用することを検討してください。…

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Citrix Virtual Apps and Desktops Service on Azure解説その3:環境の実装 https://www.citrix.com/blogs/2018/07/10/cloud-guidepost-citrix-virtual-apps-and-desktops-service-on-azure-part-3-environment-implementation-jp/ Tue, 10 Jul 2018 14:26:28 +0000 /blogs/?p=174239453 このブログはCitrix Cloud SuccessチームのCloud Guidepost: Citrix Virtual Apps and Desktops Service on Azure (Part 3) – Environment Implementationの日本語翻訳に加筆修正したものです。

コスタリカに旅行したことがある人なら、飛行機がセントラルバレーに着陸する前に分厚い雲を通り抜けなければならないことはご存知でしょう。あの雲はいつもあそこにあるのです。Citrix Cloud Successでも、「雲(クラウド)」が実に多く登場しますが、このシリーズの3番目(最後)の記事では、Microsoft Azure Cloudと組み合わせてCitrix Virtual Apps and Desktops Serviceを実際に実装する手順について説明します。

説明を進める前に、まだお読みになっていない場合は、このブログシリーズのパート1パート2をぜひお読みになることをお勧めします。

  1. サンプルのアーキテクチャ図

大規模な展開では特に、環境をモデル化した図を作成することは非常に重要です。これによって、展開に必要な主なコンポーネントを検討することができます。必要なコンポーネントを計画したり、コンポーネントの可用性を高めるために活用できるAzureの機能を検討する場合、実にクリエイティブな作業が可能であるということを覚えておいてください。したがって、次の例は、これを実行する唯一の方法というわけではなく、数多くある方法の1つに過ぎません。

  1. Azureディスクの構成

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このブログはCitrix Cloud SuccessチームのCloud Guidepost: Citrix Virtual Apps and Desktops Service on Azure (Part 3) – Environment Implementationの日本語翻訳に加筆修正したものです。

コスタリカに旅行したことがある人なら、飛行機がセントラルバレーに着陸する前に分厚い雲を通り抜けなければならないことはご存知でしょう。あの雲はいつもあそこにあるのです。Citrix Cloud Successでも、「雲(クラウド)」が実に多く登場しますが、このシリーズの3番目(最後)の記事では、Microsoft Azure Cloudと組み合わせてCitrix Virtual Apps and Desktops Serviceを実際に実装する手順について説明します。

説明を進める前に、まだお読みになっていない場合は、このブログシリーズのパート1パート2をぜひお読みになることをお勧めします。

  1. サンプルのアーキテクチャ図

大規模な展開では特に、環境をモデル化した図を作成することは非常に重要です。これによって、展開に必要な主なコンポーネントを検討することができます。必要なコンポーネントを計画したり、コンポーネントの可用性を高めるために活用できるAzureの機能を検討する場合、実にクリエイティブな作業が可能であるということを覚えておいてください。したがって、次の例は、これを実行する唯一の方法というわけではなく、数多くある方法の1つに過ぎません。

  1. Azureディスクの構成

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Citrix Virtual Apps and Desktops Service on Azure解説その1:管理プレーンの概要とアクセスレイヤーの計画 https://www.citrix.com/blogs/2018/07/02/cloud-guidepost-understanding-the-control-plane-and-planning-the-access-layer-jp/ Mon, 02 Jul 2018 23:00:14 +0000 /blogs/?p=174238978 このブログはCitrix Cloud SuccessチームのCloud Guidepost: Understanding the Control Plane and Planning the Access Layer の日本語翻訳に加筆修正したものです。

ヨーロッパ人以外で初めてノーベル文学賞を受賞したRabindranath Tagore(ラビンドラナート・タゴール)氏は、著書『Stray Birds(迷い鳥たち)』に「私の人生に雲が浮かんでくる。それはもはや雨を降らせるためでもなく、嵐を呼ぶためでもなく、ただ私の夕暮れ時の空に彩りを添えるためにだ」と記しています。この偉大な作家といわゆる「クラウド」とは何の関係もないことはよくわかっていますが、彼のこの名言は私にとって非常に興味深いものです。それはおそらく、私はクラウドテクノロジーの専門家であり、これらに関するあらゆるものが好きだからでしょう。また、既によくご存知だと思いますが、パブリッククラウドの利用はますます一般的になっています。Citrix Cloud Successでは、Citrix Virtual Apps and Desktop ServiceをMicrosoft Azureと組み合わせて展開したいというお客様がたくさんいらっしゃいました。「夕暮れ時の空に彩りを添える」ために、この分野で私が学んできたことを共有しながら、お客様が最適な環境を実現できるように支援したいと考えています。これによって、お客様ご自身の環境を展開する際の作業が少しでも簡単になれば幸いです。

このブログは3つのパートから成り、このパート1では、Citrix Cloud管理プレーン、リソースロケーション、アクセスレイヤーの考慮事項について説明します。

Citrix Cloud管理プレーン

Microsoft Azureに展開する必要があるコンポーネントを理解し、正しく計画するには、Citrix Virtual Apps and Desktops …

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このブログはCitrix Cloud SuccessチームのCloud Guidepost: Understanding the Control Plane and Planning the Access Layer の日本語翻訳に加筆修正したものです。

ヨーロッパ人以外で初めてノーベル文学賞を受賞したRabindranath Tagore(ラビンドラナート・タゴール)氏は、著書『Stray Birds(迷い鳥たち)』に「私の人生に雲が浮かんでくる。それはもはや雨を降らせるためでもなく、嵐を呼ぶためでもなく、ただ私の夕暮れ時の空に彩りを添えるためにだ」と記しています。この偉大な作家といわゆる「クラウド」とは何の関係もないことはよくわかっていますが、彼のこの名言は私にとって非常に興味深いものです。それはおそらく、私はクラウドテクノロジーの専門家であり、これらに関するあらゆるものが好きだからでしょう。また、既によくご存知だと思いますが、パブリッククラウドの利用はますます一般的になっています。Citrix Cloud Successでは、Citrix Virtual Apps and Desktop ServiceをMicrosoft Azureと組み合わせて展開したいというお客様がたくさんいらっしゃいました。「夕暮れ時の空に彩りを添える」ために、この分野で私が学んできたことを共有しながら、お客様が最適な環境を実現できるように支援したいと考えています。これによって、お客様ご自身の環境を展開する際の作業が少しでも簡単になれば幸いです。

このブログは3つのパートから成り、このパート1では、Citrix Cloud管理プレーン、リソースロケーション、アクセスレイヤーの考慮事項について説明します。

Citrix Cloud管理プレーン

Microsoft Azureに展開する必要があるコンポーネントを理解し、正しく計画するには、Citrix Virtual Apps and Desktops …

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シトリックスのパートナー、カスタムソリューションでShareFileのビジネスを拡大 https://www.citrix.com/blogs/2018/07/01/citrix-partner-grows-sharefile-business-with-custom-solution-jp/ Sun, 01 Jul 2018 23:00:48 +0000 /blogs/?p=174239177 このCitrix本社製品担当のEric KennyのCitrix Partner Grows ShareFile Business with Custom Solutionの日本語訳を加筆修正したものになります。

ドイツに本拠地を置く、シトリックスの長年にわたるパートナーであるSchuster & WaltherのBernd Dausch氏と彼の同僚は、法律分野の多くの顧客が共通のビジネスの課題に直面していることに気づきました。

「ファイル共有の方法が非効率的だったのです」と、Dausch氏は語りました。「ファイルを安全に保管する必要があるため、顧客はファイルをブリーフケースに入れて、クライアントや裁判所に車で運び、ファイルを渡して、オフィスに帰る必要がありました。このプロセスには何時間もかかる場合がありました」

顧客は機密性の高い法律関係の書類を扱っているため、顧客の多くはファイルをクラウドに移行することをためらっていました。また、ファイルをクラウドに移行するには、顧客から追加の同意を得る必要があり、これによりSchuster & Waltherと顧客の両方にとって作業の複雑さが増します。

顧客にとって考えられる最善のソリューションを見つけるための努力を続ける中で、Schuster & Waltherではさまざまなファイル同期および共有ソリューションを研究しました。既知のクラウドベースのファイル共有ツールについても、それがクライアントに最適であるかどうかを把握するためにテストしました。

「あるソリューションは個人的な使用には問題ありませんでしたが、弊社の顧客が直面しているビジネスの課題は解決されませんでした」と、彼は説明しています。

代わりに、同社ではCitrix ShareFileに救いを求めて、ソリューションを編み出したのです。

Schuster & Waltherはすぐに、データストレージの柔軟性が顧客にとって重要な価値を創造する基になることを認識しました。データをオンプレミスまたはクラウドに格納するオプションによって、顧客の条件どおりにデータを格納することができました。

ShareFile APIを使用して、Schuster & Waltherは法律事務所向けのカスタムソリューションを構築しました。同社独自のツールによって顧客はShareFileで紙の書類をスキャンすることができます。ShareFileは、自動的に文書をそのアカウントの適切なフォルダに移動します。

ただし、これで終わりではありません。Schuster & Waltherは、ShareFileのワークフローを活用して、文書を読み取り、自動的に処理します。この使用事例では、顧客への請求書をデジタル化することです。このワークフローでは、手動だった手順を自動化することで、時間を短縮し、人為的なミスを削減します。…

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このCitrix本社製品担当のEric KennyのCitrix Partner Grows ShareFile Business with Custom Solutionの日本語訳を加筆修正したものになります。

ドイツに本拠地を置く、シトリックスの長年にわたるパートナーであるSchuster & WaltherのBernd Dausch氏と彼の同僚は、法律分野の多くの顧客が共通のビジネスの課題に直面していることに気づきました。

「ファイル共有の方法が非効率的だったのです」と、Dausch氏は語りました。「ファイルを安全に保管する必要があるため、顧客はファイルをブリーフケースに入れて、クライアントや裁判所に車で運び、ファイルを渡して、オフィスに帰る必要がありました。このプロセスには何時間もかかる場合がありました」

顧客は機密性の高い法律関係の書類を扱っているため、顧客の多くはファイルをクラウドに移行することをためらっていました。また、ファイルをクラウドに移行するには、顧客から追加の同意を得る必要があり、これによりSchuster & Waltherと顧客の両方にとって作業の複雑さが増します。

顧客にとって考えられる最善のソリューションを見つけるための努力を続ける中で、Schuster & Waltherではさまざまなファイル同期および共有ソリューションを研究しました。既知のクラウドベースのファイル共有ツールについても、それがクライアントに最適であるかどうかを把握するためにテストしました。

「あるソリューションは個人的な使用には問題ありませんでしたが、弊社の顧客が直面しているビジネスの課題は解決されませんでした」と、彼は説明しています。

代わりに、同社ではCitrix ShareFileに救いを求めて、ソリューションを編み出したのです。

Schuster & Waltherはすぐに、データストレージの柔軟性が顧客にとって重要な価値を創造する基になることを認識しました。データをオンプレミスまたはクラウドに格納するオプションによって、顧客の条件どおりにデータを格納することができました。

ShareFile APIを使用して、Schuster & Waltherは法律事務所向けのカスタムソリューションを構築しました。同社独自のツールによって顧客はShareFileで紙の書類をスキャンすることができます。ShareFileは、自動的に文書をそのアカウントの適切なフォルダに移動します。

ただし、これで終わりではありません。Schuster & Waltherは、ShareFileのワークフローを活用して、文書を読み取り、自動的に処理します。この使用事例では、顧客への請求書をデジタル化することです。このワークフローでは、手動だった手順を自動化することで、時間を短縮し、人為的なミスを削減します。…

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Citrix Cloudを日本語でご利用いただけます! https://www.citrix.com/blogs/2018/06/20/citrix-cloud%e3%82%92%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e%e3%81%a7%e3%81%94%e5%88%a9%e7%94%a8%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%a0%e3%81%91%e3%81%be%e3%81%99%ef%bc%81/ Thu, 21 Jun 2018 00:00:20 +0000 /blogs/?p=174239153 今年初めに導入されたドイツ語、フランス語、スペイン語サービスに続いて、いよいよCitrix Cloudを日本語でご利用いただけるようになりましたことをお知らせいたします。日本語ユーザーの皆様は、より快適な操作環境でCitrix Cloudをお楽しみください。日本語のサポートは、最近本サービスが導入されたAP-S地域をはじめ、すべての地域でご利用いただけます。

シトリックスのグローバリゼーション担当グループの責任者として、Citrix Cloudのユーザーエクスペリエンスを飛躍的に向上させるためには、管理者が母国語で操作できることが必須であることを十分に理解しております。ローカル言語を使用することで、仮想ソリューションをより簡単に管理できるようになることは言うまでもありません。このことを踏まえ、私たちグローバリゼーション担当グループは、Citrix Cloudの言語サポートをさらに拡大して、世界中で一貫した操作体験を提供できるよう尽力してまいります。

以下は、Citrix Cloudを日本語で使用するための手順です。

  • 日本語を選択するには、右上のドロップダウンメニューをクリックし、言語リンクを選択します

  • Choose your language]メニューで日本語を選択し、[Change Language]をクリックします。更新には数秒かかります

  • この選択は、セッションの間中変更されることはありません。またいつでも選択を変更できます。

サービスごとに利用できる言語

サービス 言語サポート
Citrix Cloud AdminWeb UI  

日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語

ShareFileサービス
XenMobileサービス

上記以外のCitrix Cloudサービスは、現在英語でのみ利用可能です。

シトリックスは、さらに多くのCitrix Cloudサービスをご利用いただけるように、ローカル言語のサポート拡大に取り組んでおります。お客様の言語での利用が開始され次第、順次お知らせいたします。

Citrix Cloudサービスについて詳しくは、https://www.citrix.com/cloud

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今年初めに導入されたドイツ語、フランス語、スペイン語サービスに続いて、いよいよCitrix Cloudを日本語でご利用いただけるようになりましたことをお知らせいたします。日本語ユーザーの皆様は、より快適な操作環境でCitrix Cloudをお楽しみください。日本語のサポートは、最近本サービスが導入されたAP-S地域をはじめ、すべての地域でご利用いただけます。

シトリックスのグローバリゼーション担当グループの責任者として、Citrix Cloudのユーザーエクスペリエンスを飛躍的に向上させるためには、管理者が母国語で操作できることが必須であることを十分に理解しております。ローカル言語を使用することで、仮想ソリューションをより簡単に管理できるようになることは言うまでもありません。このことを踏まえ、私たちグローバリゼーション担当グループは、Citrix Cloudの言語サポートをさらに拡大して、世界中で一貫した操作体験を提供できるよう尽力してまいります。

以下は、Citrix Cloudを日本語で使用するための手順です。

  • 日本語を選択するには、右上のドロップダウンメニューをクリックし、言語リンクを選択します

  • Choose your language]メニューで日本語を選択し、[Change Language]をクリックします。更新には数秒かかります

  • この選択は、セッションの間中変更されることはありません。またいつでも選択を変更できます。

サービスごとに利用できる言語

サービス 言語サポート
Citrix Cloud AdminWeb UI  

日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語

ShareFileサービス
XenMobileサービス

上記以外のCitrix Cloudサービスは、現在英語でのみ利用可能です。

シトリックスは、さらに多くのCitrix Cloudサービスをご利用いただけるように、ローカル言語のサポート拡大に取り組んでおります。お客様の言語での利用が開始され次第、順次お知らせいたします。

Citrix Cloudサービスについて詳しくは、https://www.citrix.com/cloud

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Citrix Workspace App — 皆さまの疑問にお答えします! https://www.citrix.com/blogs/2018/06/20/citrix-workspace-app-answers-to-your-burning-questions-jp/ Wed, 20 Jun 2018 23:00:40 +0000 /blogs/?p=174239156 このブログは2018年6月にCitrix 本社XenMobile 部門プリンシパル・プロダクトマーケティングマネージャーのKevin Binder が執筆したブログ「Citrix Workspace App – Answers to Your Burning Questions」を日本語訳(意訳含む)したものです。

本記事の内容は正式提供前の機能・サービスに関するものを含んでおり、今後変更される可能性がある事を予めご了承ください。

■サマリー

  • Citrix は2018年5月に開催されたCitrix Synergy 2018において「Citrix Workspace app」 を発表しました。Citrix Workspace app はすべてのWorkspace Service に対する統一されたエントリーポイントとして利用します。
  • このBlogではCitrix Workspace app の発表後に寄せられた多くの質問の中からよく聞かれるものをピックアップしてお答えします。

■以下本文

私はできるだけ早くこのブログ記事を書いています。なぜなら、Citrix Synergy 2018 …

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このブログは2018年6月にCitrix 本社XenMobile 部門プリンシパル・プロダクトマーケティングマネージャーのKevin Binder が執筆したブログ「Citrix Workspace App – Answers to Your Burning Questions」を日本語訳(意訳含む)したものです。

本記事の内容は正式提供前の機能・サービスに関するものを含んでおり、今後変更される可能性がある事を予めご了承ください。

■サマリー

  • Citrix は2018年5月に開催されたCitrix Synergy 2018において「Citrix Workspace app」 を発表しました。Citrix Workspace app はすべてのWorkspace Service に対する統一されたエントリーポイントとして利用します。
  • このBlogではCitrix Workspace app の発表後に寄せられた多くの質問の中からよく聞かれるものをピックアップしてお答えします。

■以下本文

私はできるだけ早くこのブログ記事を書いています。なぜなら、Citrix Synergy 2018 …

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SaaS、エンタープライズWeb、VDIアプリケーションへのセキュアなシングルサインオンを提供するゲートウェイサービスを発表 https://www.citrix.com/blogs/2018/06/12/citrix-unveils-secure-gateway-service-with-single-sign-on-to-saas-enterprise-vdi-apps-jp/ Tue, 12 Jun 2018 23:00:11 +0000 /blogs/?p=174238946 このブログはCitrix 製品部門Akhilesh Dhawanの執筆したCitrix Unveils Gateway Service with Secure and Single Sign-On to SaaS, Enterprise Web & VDI Appsの日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

昨年、シトリックスは、仮想化およびアプリケーション配信サービスへのセキュアなリモートアクセスを提供する、ICAプロキシサービスを発表しました。このクラウドサービスとしてのICA/HDXプロキシにより、クラウドベースのサービスの採用を検討しているお客様に対して、SaaSとしてのゲートウェイソリューションの提供が約束されていました。

ほとんどの企業がクラウドへの移行を進めているか、クラウドへの移行を計画しています。移行を進める際に、IT担当者はハイブリッドインフラストラクチャを利用して、一部のワークロードは引き続きデータセンター内で処理し、その他のワークロードをクラウドに移行しています。弊社の最初の一歩は、お客様のクラウドへの移行を可能にするサービスを提供することでお客様の要件を満たすことでした。次の一歩は、ハイブリッド環境をサポートすることにより、お客様がSharePointやOutlookなどのホステッドWebアプリケーション、Citrix XenAppやCitrix XenDesktopなどのホステッド仮想アプリケーション、およびOffice 365やSalesforceなどのSaaSアプリケーションを引き続き使用できるようにすることです。

ハイブリッドインフラストラクチャの使用をサポートするために、シトリックスではクラウドサービス(Citrix Gateway Service:CGS)をリリースしています。このサービスは、シトリックスの仮想化クラウドサービスだけでなく、オンプレミスに展開されたすべてのSaaS、Web、またはCitrix仮想化製品へのシングルサインオン(SSO)を提供します。このサービスを使用する場合、利用するSaaSやWebアプリケーションについて追加のアクセス管理は必要ありません。オンプレミスで展開されるアプリケーション、クラウド内のアプリケーション、SaaSとして配信されるアプリケーションのすべてのワークロードに対して、1つのSSOサービスで対応できるようになりました。ゲートウェイサービスの主なメリットのいくつかを以下に示します。

  1. ホステッドWebSaaS、およびシトリックスの仮想化アプリケーションへのシングルサインオン

Citrix Gateway Serviceは、オンプレミス展開、クラウド内、SaaSとして配信のいずれの環境でもすべてのアプリケーションに対してSSOを提供します。これにより、すべてのアプリケーションで必要な唯一のアクセス管理ソリューションを提供します。単一のアクセス管理ソリューションを用意することで、セキュリティやアクセス制御ポリシーを一貫してタイムリーに適用することができます。…

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このブログはCitrix 製品部門Akhilesh Dhawanの執筆したCitrix Unveils Gateway Service with Secure and Single Sign-On to SaaS, Enterprise Web & VDI Appsの日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

昨年、シトリックスは、仮想化およびアプリケーション配信サービスへのセキュアなリモートアクセスを提供する、ICAプロキシサービスを発表しました。このクラウドサービスとしてのICA/HDXプロキシにより、クラウドベースのサービスの採用を検討しているお客様に対して、SaaSとしてのゲートウェイソリューションの提供が約束されていました。

ほとんどの企業がクラウドへの移行を進めているか、クラウドへの移行を計画しています。移行を進める際に、IT担当者はハイブリッドインフラストラクチャを利用して、一部のワークロードは引き続きデータセンター内で処理し、その他のワークロードをクラウドに移行しています。弊社の最初の一歩は、お客様のクラウドへの移行を可能にするサービスを提供することでお客様の要件を満たすことでした。次の一歩は、ハイブリッド環境をサポートすることにより、お客様がSharePointやOutlookなどのホステッドWebアプリケーション、Citrix XenAppやCitrix XenDesktopなどのホステッド仮想アプリケーション、およびOffice 365やSalesforceなどのSaaSアプリケーションを引き続き使用できるようにすることです。

ハイブリッドインフラストラクチャの使用をサポートするために、シトリックスではクラウドサービス(Citrix Gateway Service:CGS)をリリースしています。このサービスは、シトリックスの仮想化クラウドサービスだけでなく、オンプレミスに展開されたすべてのSaaS、Web、またはCitrix仮想化製品へのシングルサインオン(SSO)を提供します。このサービスを使用する場合、利用するSaaSやWebアプリケーションについて追加のアクセス管理は必要ありません。オンプレミスで展開されるアプリケーション、クラウド内のアプリケーション、SaaSとして配信されるアプリケーションのすべてのワークロードに対して、1つのSSOサービスで対応できるようになりました。ゲートウェイサービスの主なメリットのいくつかを以下に示します。

  1. ホステッドWebSaaS、およびシトリックスの仮想化アプリケーションへのシングルサインオン

Citrix Gateway Serviceは、オンプレミス展開、クラウド内、SaaSとして配信のいずれの環境でもすべてのアプリケーションに対してSSOを提供します。これにより、すべてのアプリケーションで必要な唯一のアクセス管理ソリューションを提供します。単一のアクセス管理ソリューションを用意することで、セキュリティやアクセス制御ポリシーを一貫してタイムリーに適用することができます。…

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Citrix Secure Browser Standard Service:1つのブラウザで世界をよりセキュアに https://www.citrix.com/blogs/2018/06/11/making-the-world-more-secure-one-browser-at-a-time-jp/ Mon, 11 Jun 2018 23:00:17 +0000 /blogs/?p=174238943 このブログはCitrix 製品部門Kireeti Valicherlaの執筆したMaking the World More Secure, One Browser at a Time!の日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

1つのブラウザで世界をよりセキュアにするCitrix Secure Browser Standard ServiceがCitrix Cloudより利用できるようになりました。ランサムウェア、マルウェア、データ窃盗攻撃が、インターネットをブラウジングしているユーザーから実行されることが多くなり、組織はハイリスクなWebトラフィックとWebコードの実行を、内部の信頼済みのネットワークから分離する新しい方法を必要としています。そのソリューションがCitrix Secure Browser Standard Serviceです。

Secure Browser Standard Serviceは、Webブラウジングを企業ネットワークから分離することによって、企業ネットワークをブラウザベースの攻撃から保護します。ユーザーのインターネットアクセスは生産的である必要があります。また、管理者はユーザーのブラウジング操作がネットワークのセキュリティを侵害しないように保護する必要があります。Citrix Secure Browser Standard Serviceを使用することで、この両方を実現できます。

Secure Browser Standard Serviceを使用すると、従業員は生産性を下げることなくインターネットにアクセスできますが、従業員が使用するWebブラウザは企業ネットワークからは完全に分離されており、パブリッククラウドでホストされます。クラウドでホストされるWebブラウザ内で、ユーザーが誤ってリスクのあるWebサイトにアクセスしたり、危険なリンクをクリックした場合でも、潜在的に危険なアクションは完全に企業ネットワークから分離されたままです。

このソリューションはCitrix

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このブログはCitrix 製品部門Kireeti Valicherlaの執筆したMaking the World More Secure, One Browser at a Time!の日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

1つのブラウザで世界をよりセキュアにするCitrix Secure Browser Standard ServiceがCitrix Cloudより利用できるようになりました。ランサムウェア、マルウェア、データ窃盗攻撃が、インターネットをブラウジングしているユーザーから実行されることが多くなり、組織はハイリスクなWebトラフィックとWebコードの実行を、内部の信頼済みのネットワークから分離する新しい方法を必要としています。そのソリューションがCitrix Secure Browser Standard Serviceです。

Secure Browser Standard Serviceは、Webブラウジングを企業ネットワークから分離することによって、企業ネットワークをブラウザベースの攻撃から保護します。ユーザーのインターネットアクセスは生産的である必要があります。また、管理者はユーザーのブラウジング操作がネットワークのセキュリティを侵害しないように保護する必要があります。Citrix Secure Browser Standard Serviceを使用することで、この両方を実現できます。

Secure Browser Standard Serviceを使用すると、従業員は生産性を下げることなくインターネットにアクセスできますが、従業員が使用するWebブラウザは企業ネットワークからは完全に分離されており、パブリッククラウドでホストされます。クラウドでホストされるWebブラウザ内で、ユーザーが誤ってリスクのあるWebサイトにアクセスしたり、危険なリンクをクリックした場合でも、潜在的に危険なアクションは完全に企業ネットワークから分離されたままです。

このソリューションはCitrix

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Citrix Workspaceで実現する次世代Web分離ソリューション https://www.citrix.com/blogs/2018/06/07/citrix-workspace-embedded-browser-vs-secure-browser-service-vs-secure-browsing-jp/ Thu, 07 Jun 2018 23:00:34 +0000 /blogs/?p=174238691 このブログはCitrix開発部門Jeroen van RotterdamのCitrix Workspace: Embedded Browser vs Secure Browser Service vs Secure Browsingの日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

5月に開催されたCitrix Synergy 2018において、当社は、仮想、SaaS、Web、モバイルなどのあらゆるアプリケーションでまったく新しいユーザーエクスペリエンスを実現するCitrix Workspaceを発表しました。オープニングのキーノートセッションで、主としてエンドユーザーエクスペリエンスを紹介しましたが、実はこのソリューションの背後では、いくつかの技術の優れた連携が行われています。

Citrix Workspace内でWebアプリケーションやSaaSアプリケーションがどのように取り扱われるかということは非常に興味深いです。Citrix Workspaceは、それ自体がまったく新しい機能であるだけではなく、エンドユーザーや管理者をはじめ貴社のセキュリティチームやコンプライアンスチームにも多くの価値をもたらします。

Citrix Workspaceを使うと、セキュリティを高め、より効果的にデータの損失を回避し、SaaSおよびWebアプリケーションのエンドユーザーの生産性を大幅に向上させることができます。通常、企業ポリシーを実施すると生産性が低下しますが、Citrix Workspaceでは、セキュリティと生産性の両方を向上させることにより、この問題を解決しています。

なぜこのソリューションが重要なのでしょうか

CIOとして:Citrix Workspaceを使うと、企業はあらゆるSaaSアプリケーションを採用できるようになります。SaaSアプリケーションをCitrix Workspaceに追加すると、認証経路を制御できるようになるだけでなく、企業ポリシーを実施し企業資産を保護することにより、それらのアプリケーションのデータも制御できるようになります。企業でのSaaSの採用にブレーキをかけるのではなく、CIOとして完全な制御権を握った上で、SaaSソリューションのビジネスでの採用を推進できます。

管理者として:管理者の仕事は劇的に簡単になります。Citrix Workspaceを使うと、管理者は、仮想化、SaaS、自社製、Web、モバイルを含むあらゆるアプリケーションを通じてポリシーを設定できるようになります。また、シトリックスはCitrix Analyticsをバックグラウンドで使用することにより、異常を検知し、自動的にアクションを実施し、アプリケーション環境内で発生した事象に関して深い分析結果を提供します。…

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このブログはCitrix開発部門Jeroen van RotterdamのCitrix Workspace: Embedded Browser vs Secure Browser Service vs Secure Browsingの日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

5月に開催されたCitrix Synergy 2018において、当社は、仮想、SaaS、Web、モバイルなどのあらゆるアプリケーションでまったく新しいユーザーエクスペリエンスを実現するCitrix Workspaceを発表しました。オープニングのキーノートセッションで、主としてエンドユーザーエクスペリエンスを紹介しましたが、実はこのソリューションの背後では、いくつかの技術の優れた連携が行われています。

Citrix Workspace内でWebアプリケーションやSaaSアプリケーションがどのように取り扱われるかということは非常に興味深いです。Citrix Workspaceは、それ自体がまったく新しい機能であるだけではなく、エンドユーザーや管理者をはじめ貴社のセキュリティチームやコンプライアンスチームにも多くの価値をもたらします。

Citrix Workspaceを使うと、セキュリティを高め、より効果的にデータの損失を回避し、SaaSおよびWebアプリケーションのエンドユーザーの生産性を大幅に向上させることができます。通常、企業ポリシーを実施すると生産性が低下しますが、Citrix Workspaceでは、セキュリティと生産性の両方を向上させることにより、この問題を解決しています。

なぜこのソリューションが重要なのでしょうか

CIOとして:Citrix Workspaceを使うと、企業はあらゆるSaaSアプリケーションを採用できるようになります。SaaSアプリケーションをCitrix Workspaceに追加すると、認証経路を制御できるようになるだけでなく、企業ポリシーを実施し企業資産を保護することにより、それらのアプリケーションのデータも制御できるようになります。企業でのSaaSの採用にブレーキをかけるのではなく、CIOとして完全な制御権を握った上で、SaaSソリューションのビジネスでの採用を推進できます。

管理者として:管理者の仕事は劇的に簡単になります。Citrix Workspaceを使うと、管理者は、仮想化、SaaS、自社製、Web、モバイルを含むあらゆるアプリケーションを通じてポリシーを設定できるようになります。また、シトリックスはCitrix Analyticsをバックグラウンドで使用することにより、異常を検知し、自動的にアクションを実施し、アプリケーション環境内で発生した事象に関して深い分析結果を提供します。…

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シトリックス、Radicati Market Quadrant 2018の統合エンドポイント管理区分でトッププレイヤーに位置づけられる https://www.citrix.com/blogs/2018/06/06/citrix-positioned-as-a-top-player-in-the-radicati-unified-endpoint-management-market-quadrant-2018-jp/ Wed, 06 Jun 2018 23:00:57 +0000 /blogs/?p=174238835 このブログはCitrix 製品部門Cynthia GonzalezのCitrix Positioned as a Top Player in the Radicati Unified Endpoint Management – Market Quadrant 2018の日本語翻訳になります。

シトリックスは、Radicati Market Quadrant:統合エンドポイント管理で「トッププレイヤー」に選定されました。この評価では、シトリックスがアプリケーション、データ、ユーザー、およびエンドポイントへのアクセスと管理を一元的に簡単に行えるようにするなど、ユーザーと管理者のエクスペリエンスの向上が明確に示されています。

Radicatiは次のように述べています。「シトリックスは、エンドユーザーと管理者ユーザーのエクスペリエンスを重視しています。エンドユーザーには、XenMobileが、シームレスなエクスペリエンスのために、設定なしですぐに使える密接に統合されたシングルサインオン(SSO)対応のXenMobileアプリケーションスイートを提供します。XenMobile管理コンソールは、統合エンドポイント管理プラットフォームを提供し、IT管理者が単一画面を使用してモバイルデバイス、デスクトップ、アプリケーション、およびデータにポリシーを適用できるようにします。」

シトリックスがRadicati Market Quadrantre – UEMで「トッププレイヤー」に位置づけられた理由として、次のことが挙げられます。

The post シトリックス、Radicati Market Quadrant 2018の統合エンドポイント管理区分でトッププレイヤーに位置づけられる first appeared on Citrix Blogs.

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このブログはCitrix 製品部門Cynthia GonzalezのCitrix Positioned as a Top Player in the Radicati Unified Endpoint Management – Market Quadrant 2018の日本語翻訳になります。

シトリックスは、Radicati Market Quadrant:統合エンドポイント管理で「トッププレイヤー」に選定されました。この評価では、シトリックスがアプリケーション、データ、ユーザー、およびエンドポイントへのアクセスと管理を一元的に簡単に行えるようにするなど、ユーザーと管理者のエクスペリエンスの向上が明確に示されています。

Radicatiは次のように述べています。「シトリックスは、エンドユーザーと管理者ユーザーのエクスペリエンスを重視しています。エンドユーザーには、XenMobileが、シームレスなエクスペリエンスのために、設定なしですぐに使える密接に統合されたシングルサインオン(SSO)対応のXenMobileアプリケーションスイートを提供します。XenMobile管理コンソールは、統合エンドポイント管理プラットフォームを提供し、IT管理者が単一画面を使用してモバイルデバイス、デスクトップ、アプリケーション、およびデータにポリシーを適用できるようにします。」

シトリックスがRadicati Market Quadrantre – UEMで「トッププレイヤー」に位置づけられた理由として、次のことが挙げられます。

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Citrix Workspace 新着情報 2018年5月 https://www.citrix.com/blogs/2018/06/04/whats-new-with-citrix-workspace-in-may-2018-jp/ Mon, 04 Jun 2018 23:00:19 +0000 /blogs/?p=174238797 このブログはCitrix Workspace TeamのWhat’s New with Citrix Workspace in May 2018の日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

今月の「Citrix Workspace 新着情報」をお伝えします。このシリーズでは、当社のお客様、パートナー、アナリスト、業界リーダーの方々に、XenApp、XenDesktop、XenMobile、XenServer、そしてShareFileを構成要素とするCitrix Workspaceがもたらす最新のイノベーションに関する概要をお知らせします。

2018年5月は、シトリックスにとってエキサイティングな月となりました。同月に開催されたSynergy 2018は、当社の最新の製品および機能を展示するために最適な時間と場所を提供するものでした。世界中のお客様、パートナー様、Citrix従業員がこのビッグイベントのために集まり、同イベントはこれらの人々の期待に応えました。(エンゼルスの大谷翔平選手も我々の期待に十分応えてくれました。)

今回の記事では、Synergyの開催後に入って来た最新情報を紹介します。

Citrix WorkspaceのエクスペリエンスをオンプレミスのXenAppおよびXenDesktopサイトに提供

Citrix Synergyで、当社は、Citrix Cloudサービスのお客様全員にとって利用可能となる新しいCitrix Workspace App のデモを実施しました。その際、当社は、多くのお客様から、自分が保有しているオンプレミスのXenAppおよびXenDesktopをCitrix Workspaceエクスペリエンスへと統合することに関して質問を受けました。現時点ではテクニカルプレビュー版としての提供ですが、既存のCitrix Cloud XenAppおよびXenDesktopのお客様は、トライアル版のお客様と同様に、バージョン7.x(または6.5でもOK)を稼働させている各自のオンプレミスサイトをCitrix Workspaceエクスペリエンス内に集約できます。詳細についてはdocs.citrix.comのSite Aggregationセクション

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このブログはCitrix Workspace TeamのWhat’s New with Citrix Workspace in May 2018の日本語翻訳を元に加筆修正したものになります。

今月の「Citrix Workspace 新着情報」をお伝えします。このシリーズでは、当社のお客様、パートナー、アナリスト、業界リーダーの方々に、XenApp、XenDesktop、XenMobile、XenServer、そしてShareFileを構成要素とするCitrix Workspaceがもたらす最新のイノベーションに関する概要をお知らせします。

2018年5月は、シトリックスにとってエキサイティングな月となりました。同月に開催されたSynergy 2018は、当社の最新の製品および機能を展示するために最適な時間と場所を提供するものでした。世界中のお客様、パートナー様、Citrix従業員がこのビッグイベントのために集まり、同イベントはこれらの人々の期待に応えました。(エンゼルスの大谷翔平選手も我々の期待に十分応えてくれました。)

今回の記事では、Synergyの開催後に入って来た最新情報を紹介します。

Citrix WorkspaceのエクスペリエンスをオンプレミスのXenAppおよびXenDesktopサイトに提供

Citrix Synergyで、当社は、Citrix Cloudサービスのお客様全員にとって利用可能となる新しいCitrix Workspace App のデモを実施しました。その際、当社は、多くのお客様から、自分が保有しているオンプレミスのXenAppおよびXenDesktopをCitrix Workspaceエクスペリエンスへと統合することに関して質問を受けました。現時点ではテクニカルプレビュー版としての提供ですが、既存のCitrix Cloud XenAppおよびXenDesktopのお客様は、トライアル版のお客様と同様に、バージョン7.x(または6.5でもOK)を稼働させている各自のオンプレミスサイトをCitrix Workspaceエクスペリエンス内に集約できます。詳細についてはdocs.citrix.comのSite Aggregationセクション

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